ナオミウェルカム

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ナオミ1988

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2007.12.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類


それぞれの自転車に乗った
親子が走って行った。

小学校低学年に見える女の子が
道路に立っているポールに足を引っ掛け
自転車ごと、横に倒れた。

娘と二人、「あっ!」と
声を上げた。

ぶつかった勢いからしても
足を強打しているだろう。

自転車を止めて
倒れている女の子の所に
行ったお母さんの言葉は
「ズボンが破れているわ!」だった。

その後の言葉の中にも
子供の怪我を気遣うものはなかった。

最初の一声にも驚いたが
ズボンが破れたことを
叱り続けていることに驚いた。

女の子は泣くこともなく
膝をさすりながら
自転車に再び乗り、走り出した。

それでも、お母さんは
ずっと、ズボンを破れたことを
叱っている。

見ていた娘が
「怪我の心配が先なのに・・・
あの子、怪我をしているわ」と。

少し先まで歩いて行くと
先ほどよりも勢いを増した大きな声で
ズボンを破ったこと怒っている
お母さんの声が聞こえてきた。

まだ、怒り続けているのかと
びっくりした。

怒りというのは
エネルギーのいるものだ。

怒られ続けているというのは
大きなストレスになる。

怒りは時として必要なものだと思う。

的外れの怒りは、罪になる。









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Last updated  2012.11.24 02:06:24


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