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8月19日、京セラ美術館でやってる ポンポン展に行きました。 20日から非常事態宣言下になる京都、 今のところ、京セラ美術館は会期中はやるということみたいだけど、 いつどーなるかはわからないので、 チケット持ってるし、 今日しかない!と思って行きました。 雨が止むまで待って午後から。 全然知らない人だったけど、 知人からおすすめされたので。 ロダンのもとで学んで、 最初は人の顔の彫像だったけど、 その後、動物をいっぱいつくったひと。 農村で飼われてる鳥、豚などから、 動物園で見る北極ぐま、ヒョウ、ペリカンなど。 大きいものと小さいものとある。 大きいものだと、10年ほどかかってる。 ロダンのもとにいた時に学んだこととして、 彫刻は、ヴォリュームとムーブだそうで。 そうなんだ〜と思って見た。 動き出しそうな動物たち。 さわったらもちろんダメだけど、 すごくさわりたくなるような質感に見える。 知人のチョコレート工場の社長さんの飼い犬、パグかフレンチブルドッグみたいな犬、 後ろ足がピンと伸びて、力がみなぎっててかわいい。 国が買い入れたという、四角い石から切り出していった感じが残っているフクロウも 目がくりぬいてあるのも面白い。 大きいものもすごい、面白いと思うけど、 やっぱり小さいサイズのものがいいなあって思うよね。飾っておきたいというような。 最後のほうにあった、飛ぶ猪というのが 顔が笑ってるようで、足もピンとしてて すごくかわいい。 犬はあったけど、猫はなくて、 黒豹が猫みたいに遊んでるのがあった。 隣ではドラえもん展。 改装された市立美術館の京セラ美術館。 裏にあった庭が、中からよく見えるようになったのがとてもよい感じ。 屋上のようなテラスもあって、 東山がよく見える。 ソファや椅子のあるところがあって、 そこは古い内装を見ることもできて、 ちょっと休憩。 窓から見える景色というのが好きなんだなあ。 ソファに座って、電灯を見上げる。 階段というのも好きなんです。 意外に、そこそこの人出で、 大学生って夏休みなんだね、 カップルとか友達同士できてる若い人が多かった。 下のカフェも、ちょっと待つ感じで、 いっぱい。 なので、また今度、空いてそうな時でいいや となりました。
2021年08月20日
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6月6日で終わる、 伊勢丹京都の「えき」美術館での 田中一村展へ行きました。 小さい頃から絵がうまくて、 すごく勢いのあるタッチで、 うわあっと描いてあるなあと思って、 初期の南画の時代の絵も見ました。 南画というのは、水墨画というわけではなく、色もついてる。題材が、植物とかが多いなど、中国の南宗画より影響を受けているものの、江戸時代、日本で独特に発展したそう。 東京藝大に入ったものの、違うとおもったのか、すぐ退学し、また日展などにはなかなか入選せず苦労したものの、 支持する人たちも多かったような感じです。 千葉で、風景や動植物の写生に明け暮れたと チラシに書いてありました。 その後、50歳で奄美大島へ渡り、 亡くなるまで、奄美の亜熱帯の動植物を独特の画風で描いていて、とても惹きつけられます。 奄美時代のはとても色彩豊かであり、 赤い実や緑の実、葉っぱ、根っこ、 鳥など、構図と色の組み合わせが魅力的なんだけど、 千葉時代の襖絵もいいなと思った。 黒の濃淡がいいなあ。 動植物や風景が多いんだけど、 千葉にいた頃の絵で、 農村の庭先を描いたものがあって、 村の人たちが集まってるところの人の形が 人形みたいというか、小さすぎで笑 人に関心はあまりないんだなと感じた。 奄美時代、大島紬の染色工としてバイトしながら、絵を描いていたということで、 訪れたカメラマンが、絵そのものとともに、 その絵に対するのめり込み方に感銘を受けたということで、ご本人の写真もありました。 ご本人の物も展示されており、 奄美に渡る前には、 カメラを持って四国や九州などにスケッチに出かけ、写真を撮って、絵の参考にしたようです。 そのカメラと共に、JALの旅行カバンも展示されてたんだけど、 このJALのグレーの四角いカバン、 実家にもあったやつだー😅 うちのは、使ってないみたいできれいだけど、 要る人っているもんかな。 (と絵の話からズレる💦) 奄美大島にある、田中一村記念美術館、 行ってみたい。 なかなかお金かかってそうな建物&施設😅ですが。 まあ、この建物もだけど、 奄美大島、行ってみたいなあ。
2021年06月05日
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〈もう2ヶ月近く前のことです!〉 3月3日、仕事の前に、見に行きました。やっと。 チケット持ってたので、行けてよかったあ。 7日まででした💦 分離派というのは、クリムトなどのオーストリアの分離派宣言、分離派が有名ですが、 今回展示のこれは、直接はオーストリアとは関係なく、 大正9年・1920年、当時の東京大学建築学科の学生6人で、構造グループと意匠グループを超えて集まって展覧会をするというところから始まったそう。 日本橋の白木屋デパートに場所を借りて、 名前も、オーストリアの、美術界の古い体制から分離して新組織をつくったという分離派にシンパシーもあったのか、影響をうけて 過去の建築から分離するんだ、という意欲でもって、 宣言も出したり、本も出したりして 立ち上げたんだそうです。 その後、東大生だけでなく、外から 加わったメンバーもいて、 今も残る有名な建物がたくさん建てられた。 例えば、京都だったら、 京都帝国大学農学部正門、京都帝国大学学友会館(森田慶一)とか、 湯川記念館もそうだとか。 大分前に通りがかったときに撮った写真。2018年かな。農学部の門。 ちょっと変わった感じがしたので撮ったんだと思う。 旧京都中央電話局西陣分局(岩本祿)も見ていたなあ。 写真も自分で撮っていた(2016年)のがあったんだけど、 もうパソコンに入っているので、うまくアップできません。 どうやって回転させたらいいのか分からないので、このままで。 首を曲げてみてね。 東京朝日新聞社社屋、白木屋百貨店、御茶の水駅の聖橋、 大阪だと大阪市立電気科学館など、メンバーが設計した建物だそう。 展示は、メンバーが設計した建物の写真とか、設計図とかが中心。 個人のお宅もあって、知的な階級の家庭のモダンなお宅の写真や模型とか。 会場が、木のパネルというのか、板で仕切られて、学校みたいな雰囲気がつくられていた。 ちょっと芸祭とか学祭の雰囲気というのかな。 結成からちょっとずつ時間の経過とともに、 メンバーの指向するものが変わっていったとか、はっきりしてきたとか、 世の中の変化があったり、立場が変わってきたりというのが わかるような展示でした。 一番大きかったのは、 関東大震災なんだろうか。 会場に、毎日新聞社が作ったフイルムが ずっと映し出されてたんだけど、 思わず全部見てしまった。 ドラマでよくあるみたいに、 大八車に家財道具を載せて、人がどんどん道に溢れてるとか、火災が起こってるとか、 男の人は着物の裾をたくし上げてるとか、 銀座の八角形のビルが崩れていくところとか (前に読んだ、伊藤博文とシャーロックホームズの本に出てきたなあと思って。 違ったかな、山田風太郎だったかな。とにかく、あれかあと思って見た)。 大変だったんだなあというのを ひしひしと感じた。 沢山の人が道に押し出されかのように集まってて、 子供が迷子になったり泣いたり、遊んだり、 大人もどうしたらいいのか、何が何だかという様子で、 そんなのを延々見てると、 なんだか身につまされてきて。 朝ドラの「ごちそうさん」でも言ってたけど、 関東大震災を経験して、 コンクリートの建物が急がれたとか、 変わったんだなと思った。 会場でもらった、Y田Y子作『マンガで見る!分離派建築会実録エピソード』 というのが分かりやすくて面白かった。 🌸 🌙 ⭐️ この後、新しくなった京セラ美術館に行ってランチしてから 仕事行こうと思ってたら、時間がないことが判明・・・。 スタバでコーヒー買って、パンを食べたのかな。 もはや、どこで何を食べたか覚えていない・・・。
2021年05月30日
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下呂温泉に行く途中に、 多治見のモザイクミュージアムへ行きました。 この建物、よくネットで見ますし、 タイルも、マジョリカタイルもあるということですし、以前、名古屋で楊輝荘のボランティアの人にもお勧めされたので、行ってみました。 近づいて見ると、花柄に見えた模様は、 陶器の破片のようなものを並べてあるのがわかる。 建設は、建設史家・建築家の藤森照信氏。 (この前、誠友社で買った本の人) ラコリーナもそうなんですね。似てるね。 階段がすてきです。 長い階段と壁と、その先の出口の光を見るのは、 なんだか登窯の中にいるかのようでもあり。 見上げたところもいいし、 手すりも。 到着した、ちょっと屋上みたいなところ。 陶器の破片がつなげてある。 中に入ると、 白いタイルの壁に、 モザイクタイルの絵が色々。 お風呂屋さんの壁のタイル絵とか、 モザイクタイルより大きめの、 陶板のようなタイルに描かれた絵とか。 他に、住宅の浴室とかトイレとか、 かまどとかに使われたタイル。 昔、実家の浴室、タイルの壁に タイルの床だったなあ。 緑色だった。細長い円形みたいなのとか、丸とかが組み合わさってたような気がする。 ちょっと冷える感じを思い出す。 一つ下の階に行くと、 この地、笠原町(合併して多治見市になった)で、大正、昭和初期くらいから盛んだったタイル産業の紹介。 特にマジョリカタイルの輸出が 盛んだったことの説明や、 インドで人気だったマジョリカタイルがあった。 ちょっと大きめで、絵が描かれてる感じのものだった。 その金型も展示されていた。 インド人が好む、インドの神様の絵が彫られていた。 どんなのが好まれるか、現地のマッチとかカレンダーを見てよく研究して、 せっせと作って輸出されていたんだなあ。 ほかに、 現在も、笠原はタイル生産のまちだけど、 その工業化の進展の説明なども。 釉薬を自動的にかけるとか、 シールのようなシートの上にタイルをザーッと流してから、 手で直すとか、 色々変化してきてるようす。 元々、美濃焼の産地で、 陶器生産の家の息子さんの山内逸三氏が、 京都市立陶磁器講習所に勉強しに行ってて 当時、京都のその陶磁器講習所は陶磁器製の建築装飾開発に力を入れてきた 研究所だったようで、 山内氏は、施釉磁器モザイクタイルの開発と工業化に初めて成功した功労者。 山内氏の写真を実寸大にしたパネルもあった^^; 鉄道も敷いてあったらしい。 戦争を経て、戦後、昭和30年代、 よく売れたらしい。 一般住宅でよく使われるようになったということで。 いっぱい展示はあったんだけど、 段々写真を撮るのも疲れてきて😅 この程度ですが、 新製品の展示コーナーもあって、 商談コーナーもありました。 さて、一階に戻って、 予約していた体験コーナー。 30分くらいで500円。 写真立てとか、椅子型の飾り台とか、 ハンガーの形の飾りとかにタイルを貼ります。 これが結構楽しい。 無心になれていいですよ。 ロビーにこんな車もありました。 なかなかすごい。見ていて楽しいです。 それにしても、タイルの柄って いくらでもあるというか、 絵画的なものに仕上げているものもあるけど、 モザイクタイルを並べたり、その色合いや柄、形というのは、 また絵とは違う感覚で作られてるのかなという印象。 『スカーレット』の八郎さんが 信楽を離れて、名古屋の陶磁器メーカーに勤めたなんて話があったけど、 もしかしたら、こういうタイルとかの関係だったのかも。 釉薬の研究してたもんね。 (脚本の段階では何という設定はなかったそうですが^^)
2020年12月01日
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昨年2019年12月、クリスマスイブの頃行った東京の記録です。23日の夜、内幸ホールにてヤンさんのFEMALE 14thを観た翌日、原美術館にも行きました。大崎駅から歩いて行きました。駅からちょっと行って目黒川を渡ると、坂道の住宅街。もっと上っていくと、ありました。入り口も、門から入って玄関のところの車がつくところも、いい感じですね~~。階段は本当に魅力的です。展示では、奈良美智の小部屋みたいなところがあって、そこは撮影禁止だったのですが、そこがすごく好きでした。何があったか、既に忘れていますが、いいなー、ここと思ったのを覚えています。そのときは、結構必死で覚えようとしたんだけど^^;ちょうど紅葉もきれいでした。曲線の壁がずっと続く感じもすてきです。そのタイルの色もいいなと思ったものです。こうやって画像でみると、ドアや窓のさんみたいな三本の棒みたいなのも玄関の飛び出たひさしみたいなところの半円の薄さがなんとなくいい感じ。庭に面したテラスを増築した感じがしたのですが、そこがカフェになっていました。リゾット。ショップになっている部屋も落ち着く感じの部屋でした。お土産もいろいろありました。あんまり原美術館と関係ない、リサ・ラーソンの手ぬぐいカレンダーを買いました。
2020年05月26日
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緊急事態宣言以降なのか、いつからかは知らなかったが、休止されていた佐川美術館が再開されたので、金曜日、出かけてみた。 いつからなのか覚えていないが、 ジェイアールの電車に広告が張ってあって、 いいなあと思っていたので、 再開されて見に行けてよかった。 ジブリの「もののけ姫」「ラピュタ」、アニメの「じゃりン子チエ」「時をかける少女」ほか、ゲームの背景画など、さまざまな背景画、景色の絵です。 5月中は、平日のみ。 6月は未定とのこと。 マスクをして、入り口で検温。 矢印や立ち位置、待っている場所シールがいっぱい床に貼られていて、 場内でも、時折、注意書きを持った人が歩いて回る。 この準備が大変だったろうな。 来てる人は、そんなにいないけど、 まあ、ぱらぱらという感じかな。 海や空のさまざまなブルーに、 シダや木々の深い緑がとてもきれいで、 色んな物語を、登場人物はなくても思い出させ、その世界にひたらせてくれる。 作品によって色合いの雰囲気が変わってるのも、職人的なところなのかなと思った。 何になるわけでもないけど、 絵を見るのはやっぱりいいなあと思った。 心に。 🔼は、三井寺の写真ですが、 木々の緑や石のある風景は、 忘れがちだけど、結構身近にあるもの。 コロナのことは、全く気にしない、忘れてしまうというのもアレだけど、 必要以上に、個人が情報をあさって怯えてもしょうがないような気がする。 ま、人それぞれですけどね。個人の部分は。 自分ができることって、 手洗いしっかりとか、人がいるところではマスクするとか、栄養と睡眠しっかりとか、 体調悪いなら家にいるとか、いつもどおりで変わらないけど、 多分、人づきあいは大幅に減るだろうなという気がする。 今のところ、声かけて顰蹙買うのも嫌だしという読めない部分も多いし、 これを機に、大して楽しくない人たちとの集まりは断れるという波はあるし😉 自分もどっちの立場にもなりうる。 それがいいかどうかは知らないけど、 なんとなく世の中的には低調になるんだろうなという気はする。 でも。 新しい発想のできる人たちっているからね😊 自分も何かしら動くことが大事かな、 やっぱり。
2020年05月23日
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阪急百貨店でやってる「ポーの一族」展、行ってきましたよ!夏だっけ、東京で先にあって、Wちゃんが出張の帰りに行ってきたのよね。デザートも食べて、相席した、静岡から来たというファンの人と静かに盛り上がったのよね、という、待ちに待った展覧会。ま、これは出た最後のところにこういうコーナーもあったということで、基本は漫画の原画展示がメインです。堪能しちゃいましたね。私自身は、中学生当時それほど「ポー」に熱狂した人ではなかったけど、あの時の女子中学生、高校生が、いつでも、あの時の自分に戻れる、そこに中高生の自分がいると思える漫画だなと思った。その原画が、たくさん展示してある。原画を見ると、絵の構成がすごいなと思う。1コマにあたる絵の中での画面構成もだし、何コマかある1ページの構成は、映画のカメラがアップにしていく感じや離れていって全体を捉えている感じになって、その流れが絶妙。その流れによって、背景や言われなかった思いなど、見えないものが見えてくる気がする。池田理代子の原画展でも、生き生きとした原画に驚いたもので、それぞれどちらも魅力的だけど、何をアップにするかとかは違うなあと思った。また、ネームと言われる部分にあたるのか、書かれた言葉もじっくり味わいたいもので、読み応えがあると改めて思った。グレンスミスの日記のところだったかな、「生きてるってねーー」のセリフ、おーい、景子たん、思いっきり影響受けてる?とちょっと思った😉青い薔薇の妖精のエリュさんの世界は、「ポーの一族」の世界観を引きついでるところがあるんだね。というか、「ポーの一族」は、永遠の時を生きるエドガーを描きつつも、時の流れの中で生きるしかない普通の人間の、はかないけれど、それぞれの人生でいろんなことが起こり、苦しみや悲しみだけでなく、もっと複雑な思いや、中途半端な理解や感情に覆われたまま人生が終わっていく、でも、時を超えて誰かがまた引き継ぐかのようなことも、どこかでひっそりあるかもしれないというような、時間や時代、時に左右される人の一生への感慨を持っているよね。そういうところに感動するようなタイプの人がというか、そういう思いを持って「青い薔薇の~」も大切につくられたんだろうなと思ったり。話を戻して。バンパネラ、時を超えて生き続けるーーと言われると、なんとなくイメージできるような、できないような、でも、あんなものか(?!)という気もしてたんだけど、割に最近😉読み返した時に、エドガーを拾ってくれた老ハンナの顔の描き方や、エドガーがだんだんバンパネラになっていくシーンの、身体が途中で切れてるみたいな絵を見た時、時空に落ち込むみたいな感覚ーーって知らないけどーーかなと、はたと思った。まあ、みりおちゃんじゃないけど、エドガー、今頃どこで何をしているのでしょう😉しかし、やはりみりおちゃんのエドガーはすごかったなと改めて思ったりもした。見た目の再現性はもちろんのこと、孤独な心、一人じゃ寂しいからのところ、強気に出るときの顔、メリーベルへの思いなど、漫画の意図をよく把握して、膨らませて生き生きとやってたよなあと思って。れいちゃんのアランと2人のところも、ほんとよかった。(ぶれてる・・・)この展覧会の入り口ところに、レースのついた窓に、ヒューという風の音に窓がぱたんと開く仕掛けがあるんですよね。そして、展示場の中の壁の一画には、原画を見て振り返れば、鏡があるんですよね〜。他に、出口付近には、ファンの人が書いたポーの一族関係図というのがあって、すごいなー、ファンだなあー、さすがだなと思ったのでした!さて、物販。ファイルや栞は、すでにWちゃんにプレゼントしてもらっていたので、またもやマスキングテープと図録をかったのでした。図録ーー、手に取ったら、戻して帰ることはできません!・・・でした。シュウちゃんと萩尾望都先生との対談はそっかー、結構ページあるなあ、でも、大体話は見たことあるかかなーと思ってたんだけど、さらに!みりおちゃんとの鼎談もあったんですよねー。3人の写真見たら、みりおちゃん自体のこの世のものではなさを実感いたします。🥀 🥀 🌹 🌹 🥀 🥀ちょっと話はずれるんだけど、物販で、Tシャツも売ってたんですよ。今回のTシャツは買わなかったけど、ホントはそういう絵のTシャツ欲しいなとは思ってるんです。多分、漫画だったら、『エロイカより愛を込めて』のTシャツがあったら、買うと思う😘ということで、次の予定があるから慌てて見る!なんて事態にならず、ゆっくり見られて良かった展覧会でした。
2019年12月13日
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豊田市立美術館で10月14日まで開催の クリムト展に行きました。 10月2日です。既にひと月以上前。 名古屋駅から名鉄バスで美術館近くまで行けるので、 それに間に合うようにのぞみで行きました。 平日なのに、そこそこな人出のクリムト展でした。 有名な、金色のも、青いのも、 また、ベートーベンフリーズ複製も ウィーン大学に依頼されて、結局引き上げたという、学問と人間のも写真であったし、 晩年の、「女の三世代」や「家族」も 鬼気迫る感じがして良かったし、 いろんなクリムトが楽しめた。 やっぱり 《ユディトI》は圧巻だなと思った。 近くで見ると、金の部分が結構分厚い気がした。 でも、金色の下の部分のブルーグレーのような、 複雑な色合いのところがいいなと思った。 川の向こうの建物の屋根が印象的な風景画や 姪御さんだったっけ、白い衣装のおかっぱの横顔の女の子の肖像画もきれいで、 魅力的でした。 デッサンとか下書きもあったけど、 色が薄すぎで驚き!見えないくらい😉 ざっと、力入れずに描いてるのかな? Sちゃんとも言ってたのは、 大学生のころ、 クリムト、流行ってたよねー、何でだ? 世紀末が流行ってたからかな。 アール・ヌーボー、アール・デコ、 学生は好きでしたよね。 今から思うと、気づいてないこともいっぱいあったと思うけど、 古典派とか印象派とかだけじゃないものへの興味や関心、 貴族とかじゃなくて、普通の――というのも変だが、 まあ市民の生活の向上とか意識に興味があったのかなと思う。 そこから生まれた、個人的なものへの傾倒に共感するところがあったのかな、 自分や自分の周辺では。 あの頃は、でも、まだ元祖サブカルってイメージ、立ち位置だった気はする。 学生の印象では。 さて、 到着するなり、時間も考えて美術館のカフェでランチ。 あとデザートとコーヒーもありました。 美味しかったですよ。 クリムト展を見る前に行って、 名前を書いて、30分くらい待ちましたが、 その間に漆の展示の方を見ました。 こちらはこちらで凝ってて、きれいで、 素晴らしかった。 帰りは、またもや物販を楽しんだけど、 買ったのは、魔除けになるんじゃ?!というような、 縦長のお札みたいな大きさのマグネットと、金色の付箋とはがき。 金色の。 青いの。「ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)」魔除けのお札^_^
2019年11月12日
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伊丹市立美術館でやっている ルート・ブリュック展へ行きました。 フィンランドの女性の陶芸家。 アラビア社に所属するデザイナーで、 器もあるけど、 こういう陶板のような作品が多くて、 まずもって、その自由さに魅力を感じました。 木の上のザアカイ。 ザアカイって、 なーんか忘れられないところがある。 建物。家の形になってるところが とってもテンション上がる^_^ 橋。 脱獄のシーンを思い出す人!!😉 鳥や蝶、花や草。 これは、小さなブロックのようなタイルのようなものを組み合わせて抽象的な作品をつくっていった際のタイルを、 娘さんが並べたもの。 なんかきれいで、見飽きなかったです。 地下の展示は、抽象的な柄の作品が多かったのですが、こちらは撮影できません。 フィンランド大統領の私邸に飾られた、 流氷をあらわした作品は、 写真と映像、また下絵があったが、 いいなあと思った。 色もきれいで、かつ複雑な色合いもあって、 そして、 自由な伸びやかな発想に 心惹かれる展覧会でした。 出口。
2019年10月27日
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今週は、久々に遊び連発ウィークなのです🎉火曜日には、伊勢丹京都展で岩合さんの『こねこ展』へ。ひとこと、可愛いーーー可愛いーーー。もう、それ以外に言葉はない。会場で漏れ聞こえた会話「私な、家に猫、いるのに、外の猫を見に来て、そのたびに罪悪感を覚えるねん」。そうそう😅😌家にいるんやけどねーー。そして、物販を楽しみにするもういっぱい持ってるんやけどね、ほんま、いったい何なんでしょう💦ま、今回はハガキと小さいファイルにしときました。いずれ、絵はがき、写真はファイルして、死の床、まあ、出歩けなくなった時の慰めにするつもりです。今は壁の額に挟んで飾ってます。他にも飾っていまして、ついでに次女にさらっと描いてといって、やっと描いてもらったミャオ。よく似てます。太ってる胴体も🙀
2019年08月24日
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京都国立近代美術館で開かれている、 河井寛次郎展に行きました。 民藝のっていうのが有名だけど、 大正10年、11年頃の最初の頃のすてきだなーと思った。 特に青いのに、真ん中より下の辺か中央あたりが赤い花瓶とか、 白い、インド風の花模様の四角い花瓶とか。 うっすらした三彩の、割に小さめのお皿も感じよかった。 民藝運動に取り組む中で 色合いとか模様とか、形や大きさが変わっていくのも面白いなあと思った。 戦後、さらに自由な気持ちで、新しいものにと向かっているのが、なんだか驚きでもあった。 戦時中に、筆で書かれた手紙も展示されてたけど、字の詰まった感じが印象に残った。 壺、花瓶の形が変わった形で、 ゲームに出てくる宇宙人みたいな😅🙏 形だと思ったりしだけど、面白かったし、 色が薄いピンクがかったりしたものとか、青い灰色みたいなのとか、複雑な色合いになってるのが、すごいなと。 大きい皿とか壺を作るって、 最初から最後までのことを考えると、やっぱり気力、体力、つまりエネルギーのいることなんだなとつくづく思う。 🌹 🌹 🌹 美術館出てから、ロームシアターのところの蔦屋に寄って、イングリッシュガーデンと妖精みたいな、綺麗な本があって、 思わず買いそうになった😉 屋根の庇の部分の反り具合3種😁
2019年05月16日
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水曜日、細見美術館に「石本藤雄展 マリメッコの花から陶の実へ-琳派との対話-」を見にいきました。マリメッコのデザイナーだったり、アラビアでも陶作をしていたという氏が、琳派の画家の絵からイメージして作った陶のものとか染色のものがあった。明るい感じで、へーって楽しくなる雰囲気。妹と行ったんだけど、平日の午前中、そこそこな人出、似たような😉、ちょっと上かな、年かっこうの婦人で賑わってました。近代美術館のポスターを見ると、河井寛次郎展だったのでいいなと思ったら、4月26日からでした。残念。その後、市立動物園へ。アムールタイガーやおじいさんライオン、ジャガーなんかも見たんだけど、今は何と言っても、ゴリラの赤ちゃん!お母さんにずっと抱き抱えられていてでも、大きい目を開けて、こちらを見たりしてとっても可愛い。お兄ちゃんが、ずっとそばにいて、赤ちゃんの手をちょっと触ったり、見てるのも可愛い。そのたびに、お母さんに、「さわったらあかん」って手を払われてるのも面白かった。お父さんのモモタローは、離れたところにいて、じーっとしてる。小さいムシロみたいなのをかぶってるんだけど、笑える。なんで?!どういう気分なわけ?ってね。しばらくしたら、奥に歩いていって、正面に顔を向けてポーズをとってくれました。ムシロかぶったまま。ずーっと見てられる感じ。ずーっと張り付いて見てる人も何人かいました。動画撮ったりしてね。でも、小さい子も見たいだろうし、後ろのことも気にしてねと思いましたけどね💦最前列に行けたら、後ろの人のためにしゃがんでねとか😉ということで、私は自分は撮り忘れた😅今思えば、1枚くらいサッと撮れば良かったなと思うけど、動物園のウエブサイトで見られますので。ランチは、観峰会館の近くの、観峰会館関連のカフェにて。カフェ・ロクジアンすぐ入れるところが良かったので。キーマカレーとコーヒー。美味しかった。出てきたとき、隣の建物の窓から猫が見えたので、寄っていって見て話しかけたら、えらく反応して返事してくれた。細見美術館の横の疎水のところ。もうほぼ終わりかけの桜白川沿いの桜帰り道の猫。地下鉄乗る前に、古川商店街あがったところの、うどん屋屋島で久々にうどんを2玉買って帰った。だしとネギつき。
2019年04月20日
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阪急百貨店で開かれている「ムットーニシアター」の招待券を次女から何枚かもらったので、行ってみました。ムットーニシアター IN HANKYU初めて見たけど面白かった。光の当て方によって見え方が変わって、そうやって見えなかったものが見えてくる驚きがあるんだなあ。からくり人形みたいというか、箱が開いたり、扉みたいなのが開いて人形が出てきて動くという仕組みはどれも同じなんだけど、そこに、音楽がついて、設定があって、1つの世界がつくられて、映像にもなったりして、その人形の世界とわかってのぞいてるだけなのに、何だか取り込まれたような気持ちになる。からくりの世界を順番に見た後、入り口の方にあった油画を見ると、その絵がものすごく躍動感があるというか、人形の世界、普通の世界では隠れて見えない世界の住人が絵に閉じ込められたような、そこにいるんだというように見えた。音楽はクラシックの曲とか、ジャズ、ブラジルの音楽?など聴き馴染みのある曲なんだけど、人形の動きとよくあって、人形が歌ってる感じがすごくして、センス良いなあって感じ。シアターと名付けられていることもあって、宝塚のショーやレヴューを思い出した。宝塚はナマの舞台で、ダンスが繰り広げられるけど、その独自の世界観を持ってそこだけの舞台、世界をつくって、人の心をとりこにしてるというところが似てるかなと思った。センター・ステージの「摩天楼」「ギフト・フロム・ダディ」メイン・ステージの「ジャングル・パラダイス」「カンターテ・ドミノ」「ヘル・パラダイス」ナイト・エレメント「ラジオ・ノアール」なんかが特に好きだったな。見るのに時間がかかるから、さーっと流して見るというわけにはいかない展示です。
2019年04月05日
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何度か行ってるけど、 最近はいってなかった万博公園内にある 民博。 久々に行きました。 建築は、黒川紀章さんだそうです。 中に入ると、明るくて、階段も広々してて 気持ち良いですよね。 しかし、以前も何度か来てるのに、あまり階段の記憶は無いのです😅 上の窓ガラスの向こうには、 👇のような、庭?というか、野外劇場の 客席みたいな感じになっています。 出られませんが。 以前、民博の名誉教授だった、文化人類学の学者の話を聞いて、 民博ができたころの 文化人類学者たちの闘争というか問題とか、展示にまつわるこだわり、また、軋轢などかあることを初めて知ったのでした。 確かに、展示を見てて思ったのは、 世界の、珍しくて、古い民具を集めて並べてるだけじゃないんだな ということです。 今の常設展では、 祈り(宗教的な)、生活の楽しみ、他の地域と交わり変化していくこと、という視点があった。 今の生活のあり方や、普通と思ってる道具も、絶対ではないというのを つくづく感じる。 集落のジオラマみたいなのとか、家の原寸大の再現がとっても興味深い。 写真はどこか忘れたけど 中央アジアのどこかかな、 女の人の住む住居だったと思う。 棚が壁の中に造られていて、 飾るものの形に枠がついてるのが可愛い。 コタツみたいなのがあるお部屋。 縁側みたいなのとか、小さなお庭がついてたり、とっても居心地良さそう。 韓国の家が、下の段の右側の写真。 人が入れるような大きさで、外にあったけど、今は入れないようになってました。 下の左は、中国の村か集落のジオラマみたいなもの。 写真にはないけど、モンゴルのパオもあった。これは、以前に来たときもあって すごく感激した記憶があります。 他にも中国の少数民族の人の 二階に家族で住むおうちが 原寸大であって、面白かった。 アイドルののりぴーのポスターが貼ってあったりして、どんなふうに生活してるのか、 家族の会話などが、ちょっと想像できそうなのがよいですよね。 帰りにレストランで、ランチ。 カレーは売り切れててました。 それなりに賑わってました。 楽しかった😊
2019年02月14日
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10月連休の3日目、比叡山延暦寺に行ってみました。 京都にいても、滋賀にいても、 いつも比叡山を見てるような気がする。 いる場所によって、見え方がちょっと変わるのが 比叡山の役に立つところ。 比叡山ドライブウェイから見た景色。 国宝堂で至宝展を見る。 玄関過ぎたすぐのところにあった、木造釈迦如来坐像。 ここだけ、撮影可。 こちらはなんと、焼き討ちのときだったか、 この大きな仏像を避難させようと、 対岸の草津にある芦浦観音堂に船で運ぼうとしたが、 ひっくり返って、水没したとき 戻ってきた(!)んだそうです。 ややうる覚え(^^; 中には、平安時代や鎌倉時代、もっと後のも含めて、 色々、四天王立像、薬師如来坐像など色々あった。 出展リスト 平安時代など古い方の、15番、 階段上がった部屋の、室町以降の32番だったかな、 それらが特にいいなあと思った。 ひだが深くていいなあと思ったのかな。 千手観音も飾りがなんだかユニークに見えた。 国宝堂を出て、根本中堂へ向かう道を振り返って。 杉の大木が気持ち良いです。 根本中堂は修理中。滋賀県が。 ちょうど中で、護摩焚きされていた。 またまた歩いて、東塔エリアをいくつか。 広い。 じゃ、帰ろうということで、比叡山散策終わり(^.^) 浜大津の中華、●●さんのなんとかとかいう 街の中華で酢豚ランチ。 近所にあったら安くて普通に美味しいお店で、 使いやすいだろうな。 帰宅して仕事と犬の散歩。
2018年10月14日
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最終日の8月21日、グランフロント南館にある LIXILギャラリーに見に行きました。 「海を渡ったニッポンの家具 豪華絢爛仰天手仕事」ということで、 箱根の寄木細工の大きな家具、芝山細工、仙台箪笥、青貝細工、横浜彫刻家具、 明治以降、西洋に輸出された日本の家具。 一種の超絶技巧というか。 象嵌も含めて、貝や動物の骨などを削ったり、細かくしたりして敷き詰めて光る模様にしたり、絵のようにして装飾した家具。 すごーいとしか言いようのない、きれいな家具でした。 箱根の寄木細工も、見たことある模様、作りもあれば、 こんなのもあるんだーというような部分もあった。 青貝細工は、京都に本店があったと書いてあった。長崎から輸出してる。 この前見た花組ショー「Beautiful garden」のような箱があった。 仙台箪笥は、第二次大戦後、駐留したアメリカ軍人も帰国の際、買って帰ったと書いてあった。 グランフロントのこちら側、ちょっと穴場ね。 🌝 🌙 🌝 🌙 梅田吸気塔というのを知って、見に行ってみました。 何となくあれかな?というのは思い出せたのですが、 じっくり見たことがなかったので。 昭和38年、建築家村野藤吾が設計したものだそうです。 地下街ホワイティ梅田の吸気に関するものなんですって。 ステンレス製の板みたいなのが張ってあって、 ジプシーのおじいさんが金物を直すのに、金槌で トンテンたたいた感じが(^^;する 塔が5つあって、太いニョロニョロみたいなのが 新しくなった阪神百貨店を見てるみたい。 阪神百貨店のデッキのところから見る景色も、 なんだか珍しい。 こんなふうに、ここらあたりのビルを眺めたことがなかったので。 夜はライトアップされている感じがする。 なんとなく見たことがある気もするし、 ないかもしれない(^^; この後、阪神百貨店の3階のコスメキッチン?カフェ? でスムージー。Sちゃんはパフェ。 美容にいいらしい味だった。
2018年08月23日
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初めて訪れた伊丹美術館、ニューヨークの伝説の写真家といわれるソール・ライター展を見ました。1950年代より、ニューヨークでファッション誌で活躍したカメラマンのソールライター。ニューヨークの街の中で、アパートの前で、店で、通りで見かける人々の写真、仕事で撮られたファッション誌のモデルの写真、女友達の写真といろいろあるけれども、とにかくニューヨーク。そして、雨とか雪とか、ぬれている窓ガラスから見た人と街。それがとってもいい感じで、こんなふうに撮れるんだねー。白黒写真も多いけれども、カラー写真もあって、雪の日の黄色い傘の男、雪の日の赤い傘の人が歩くというのが印象的。ソールライターが言った言葉というのが、写真の横に紹介されていてそれもおもしろかった。誰かが、宝塚の正塚先生のセリフっぽいとか言っていたな^^ほんと、そうですね。世界の裏に行かなくても、そこにドラマがあるというか、絵になるというか。どう見るかが大事だということが書かれていましたけれども、そんなことが表れている写真でした。(でも、それはニューヨークだからじゃ?という気もする^^;)ニューヨークのソールライターの部屋を撮った写真も好きだった。窓辺に長椅子と細長いテーブルがあって、そこで絵を描きもし、食事もしたのかな。窓辺から外を見ていたんですね。伊丹の美術館、周辺もあわせてよいところでした。近衛家の荘園にあたるところで、古くから酒造業が盛んだったよう。田辺聖子のおうちがあって、とっても住みやすいところと書かれていたのを思い出しました。
2018年05月17日
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いつのまにか紅葉のシーズンぽいですね。 12月かなとなんとなく思っていたので、 あわてちゃう。 せっかく青空で、あたたかいのにこもってるのも なんなんで、 龍谷ミュージアムの「地獄絵ワンダーランド」に行きました。 国宝展に行かないところが私らしい😁 なんて思わなくもないのですが、 まあ、京都駅から西本願寺のほうに 向かって歩くのは、そんなに混んでないので、 普通に楽に歩けます。 http://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/pdf/list_170923_j.pdf 出展目録。 東京しか展示されてないのもあるんだなあ。 小野篁を描いたものとか、ちょっと見たかったような。 上の目録で確認するとよいのですが、 いいなと思ったのは 永観堂の十全図 黄色い雲みたいなのが真ん中より少し下らへんにあったのが、いい感じだった。 いろんな十全図が出てるんだけど、 しゃれてるっていうか。 愛知県 寺の木像の等身大の閻魔像 ムッチャ怖かった。 普通のえんまさまの顔じゃない。 暴走族とか半グレ?みたいな人たちの中でも 一番悪そうな怖そうなタイプの顔立ちだった。 というのも含めて、 こわっというのを大事にしてるよね、なんて。 そして、それだけじゃなくて、 地獄に落ちたら、どんだけ恐ろしいか、大変かというより、あんな酷いやつはこうなるんだーーっっ という念を感じた。 江戸時代の本に描かれてる絵も すさまじくておもしろかった。 芸大生の漫画みたいだった。 だんだん江戸時代になると、 描いてる人に余裕が出てきてるようなというか。 あと、園城寺の絵巻だったかな、 これも漫画みたいで、ちょっと笑えた。 水木しげるの、解説漫画みたいな絵も同時に 展示してあって、わかりやすくなっていた。 そこそこ人、多かったです。
2017年11月16日
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隙間に伊勢丹でやってる「ねこと京都展」に行きました。 平日午後だったので、まあまあの人出で 見やすかったです。 先日、テレビで放送されたやつですよね。 まだ途中までしか見てないけど、 梅宮大社、祇園の置屋、美山のおじいさんのところはテレビで見ました。 ねこもいいけど、やっぱり京都は絵になるなー と思いますねー。 真っ赤な紅葉の中の黒猫、大きなパネルで綺麗でした。 美山のおじいさんと橋を渡る義経というねこの写真、いいですよね。 舞妓さんのもしっとりしてて、静かでいいけど、 この美山シリーズ、好きだなあ。 コタツで寝てるのも。 ねこと人のやりとりというか、 言葉のない交流が見えるようで、 ねこの気持ちが伝わるようで、 ホントねこって可愛いと思えます。 河合寛次郎館のねこもいました。 ムッチャ贅沢にくつろぐねこさんですよね。 買ったファイル。 このねこちゃんが、石のねこの上にのってる写真もありました。 あー可愛い。
2017年05月27日
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京都の高島屋で開かれている 「デビュー50周年記念展 池田理代子 ーー「ベルばら」とともにーー」へ。 ベルサイユのばらを中心とした原画展 だけど、 宝塚歌劇団も全面協力という感じで、 何度も何度も演じられてきたベルばらの 舞台写真のパネルもたくさんありました。 ヤンさんのオスカルも1枚だけありました(*^^*) もっとあったかな?^^; お衣装も。 大学2年でかき出して、貸本で描いてたというのも 初めて知りました。 貸本時代の最後のほうだったのですかね。 原画はどれも本当にうまくて、 綺麗で、見とれてしまいます。 バンと大きく、そのページの中心となる人物が 描かれて、そしてコマ割りがされて周りや 前後の状況や流れが説明されてて すごく説得力ある漫画だなあと つくづく思った。 原画で見ると、特に印象的。 そして、意思の強そうな理知的な瞳、 細くて長い足の線が魅力ですよね、やっぱり。 「おにいさまへ」「クロディーヌ」は 読んでましたし、結構読んでるほうだと思うけど、 私がはまったのは、ベルばらも好きだけど、 「オルフェウスの窓」のほうです。 なんせ、レーゲンスブルグへ行って、 川の近くの音楽学校を探して、中を見学までさせてもらいましたからねーー^^; 1987年かな。 その頃はまだ、オル窓詣ではなかったころで、 私はきっと先駆者だっ(笑)自慢(*^^*) 実はこれも、宝塚で舞台化されてて 観に行きましたねーー。 瀬戸内美八さんのサヨナラで、イザークをルミさん。峰さを理さんがユリウス、榛名由梨さんがクラウス、但馬久美さんがダーヴィッド。 それなりに面白かったんだけど、 私としてはもっとこうしたほうが・・・という気持ちもあって、自分なりにセットとか考えてました^^; 好きだったんですねーー。 今回の展示では、原画以外に、 ダーヴィッドのモデルと言われているデヴィッドボウイの絵(これが油彩だったかは記憶にない) ピアニストのティンマーマン(ツィンメルマン)の油彩もありました。 物販も色々ありましたけど、 私はオル窓のファイルを買いました(*^^*) ここでは売ってなかったベルばらものを一つ。 これは大劇場限定だったのかな?^^;
2017年04月19日
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大阪の国際美術館でやっている 「クラーナハ展」を観に行きました。 昔はクラナッハって言ってたように思うけど 今はクラーナハ。 約500年前の、北方ルネサンス、ドイツ・ルネサンスを代表する画家で、 私としては、『エロイカより愛をこめて』を 思い出す。 いやいや^^; 「パリスの審判」の3人の、小さい胸の裸体の女神の絵が有名だし、 他にも、イタリアの豊満な美女とは違うタイプの美女、静かに絵の中からの見つめられているような 気のする美女の絵、 それに、教科書のルターの顔でもお馴染みかも。 板に描かれた肖像画も迫力あったけど、 聖書や伝説の場面を描いた版画がすごかった。 「龍と闘う大天使ミカエル」「聖ゲオルギウスと龍」「聖ヨハネス・グリュソストモスの改悛」 などは、スペクタクルで、おもしろくて、 テンション上がる。 大胆な構図と細部の細かさ、 見惚れる。 ほんとうまい!って、超失礼ですが^^; ルターとか宗教家の肖像画の版画も 宗教改革には重要だったということですが、 こんな顔だったんだろうなあと思えた。 たくさんの肖像画に囲まれて、 いろんな人の物語にちょっと触れてしまったような そんな濃厚な時間だった。 追記 ・「子どもたちを祝福するキリスト」 というのがあって、イエスが幼児とその母親に囲まれて、子どもたちに祝福している絵なのですが、 左端には、最初祝福を求めてきた母親たちを 叱りつけて、 追い返そとした使徒たちがかかれています。 おっさんが3列くらいに2人ずつ固まってるですが、一番後ろのおっさんは、 禿頭が手前の人の顔の間から少し見えるだけ(^.^) 笑える^^; ちょっと隙間が空いてさみしかったんかな、 なーんて(笑) ・修復されて、色がとても美しくて魅せられます。 特にベルベットのようなえんじ色、ブルーが きれいです。 カタログは、その修復された本物ほどの色では ないです。 国際美術館って初めて行ったけど、 外観とか入り口入ったところ、エスカレーターの ところなど、なんか万博のパビリオンみたい^^; でも、展覧会場は階段とかもなくフラットで 狭くもなく見やすかったです(o^^o)
2017年02月27日
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9月に入った平日、愛知県豊田市の豊田市美術館のジブリの立体構造物展へ行きました。 結構な人出だったけど、 ちょうど昼時に入ったから、まだマシだったような気がする。 展示は、たくさんの作品に登場する 建物を初め、建造物のデッサンやラフな図、 指示が書き込まれた図、きっちりとした絵になった背景図のほか、ジオラマや大きなサイズでつくられた模型みたいなものとたくさんあって みどころ、満載。 絵を見てると、映画を見たときに感じたことを 思い出すし、 また、映画とは別に、詳細な建物や建物の中の絵から、人の暮らしが見えてくる感じがして 離れがたくなる。 それに、ジオラマってやっぱり楽しい(*^◯^*) 最初の方に、「アルプスの少女ハイジ」の 山の家が天辺にあって、ヤギを放牧している斜面、冬の家、ペーターたちの住む村、汽車の走る線路、アルプスの谷が表現された、大きなジオラマがあって、テンション、上がる(≧∇≦) こんなふうになってるのかー!! とにかく、一つの建物、誰かの家、店、 魅力的な建物がそれぞれの作品には 登場するけれども、 その建物について、細かく描いてるというだけではなく、 その建物をそこに存在させるために、 その周辺の様子、どんなものが周りにあるか のほかに、どんな集落、街になっているか、 どんなふうに生活が成り立っているか、 まで考えて決めてるーーということがわかり、 改めて納得、感動した。 「千と千尋の」の油屋の模型がやっぱり圧巻だったかなあ。太鼓橋みたいな、正面の朱色の橋を支えるコンクリートの橋脚のところとか、 何か不思議なリアリティがある。 ぐるっと回って見られるので、建物下部の裏側にある従業員の住む部屋の窓とか、 さらに建物の下の方にを走る電車とか、 見飽きない。 時々建物の中の灯りがついたり、段々暗くなって消えたり、また音が鳴ったりして、 とても面白い。 立体ものの展示では、 「もののけ姫」のたたらのムラ、 「トトロ」の草壁家のあのおうち、 「崖の上のポニョ」の宗介の家もあって、 こういう家っていいなあっていう気持ちになって、見た。 「トトロ」の、引っ越ししてきたときに 2人の子供が見上げた真っ暗な階段の再現もあった。上られないんだけど、うわーっ(≧∇≦)て 気持ちになりました。 また、会場に入ってすぐには 「千と千尋」のお父さんたちが豚になった 食堂街、「ハウル」の帽子屋さんの作業台の 模型というか、再現もあった。 「ハウル」のあの帽子屋さんの作業台、 映画を見たときから、すっごく好きだった。 ああいうところで仕事したいって思ってたけど、立体物を見たら、やっぱりいいなあ、 真似したいって思った。 外も見ながら、自分の好きなもの、必要なもの を並べて、ささやかでも仕事していけるっていうのは、何か心、落ち着かせるものがあるのかなあ、なんて。 ジオラマはなかったけど、絵でいいなあ と思うのもあった。 どの作品だったか、はっきり覚えてないけど、 お寺か何か、日本の古い建物の鉛筆デッサン。 狸のだったかな。 単純にうまくて、すごいーーって思いました、 エラソーな言い方でスンマセン💦 それに、「ラピュタ」の中の絵で スラッグ渓谷のところ。建物の間を汽車が走ってるもの。特に縦の絵、ぐっとくる。 建物と汽車・電車って、好きだなあ。 映画は、そういう背景図も含めて、色んなシーンや建物、もちろん人物にストーリーが積み重なって私たちに何かを伝え、思いを抱かせるけど、建物や背景の絵、模型だけを見て、 いろんなことを思えるーー映画を思い出すのもあるけどーーのってすごいなぁ。 じゃあ、みんな、ジブリが好きで、 その建物がステキでみんな、喜ぶからって、 誰かがアトラクションみたいに、 まあ、映画村みたいに、そんなテーマパークを 作ったとしたら、 それはどうなんだろう。 そっくりに出来上がってるねっていう以外に 何か心に残るものってできるんだろうか。 ちょっと私には想像できないけど。 ホンモノみたいに細かく描くということには、 その周りについても調べて、考えてということがあって、それがジブリの魅力なんだろうなぁと思いました。 だから、単純に建物再現っていうので哲学がないなら、あんまり💦かもしれない。 儲かるかもしれないけど(^^;; 🏡 🏡 🏡 さて、豊田市美術館を出て、 あっつい中、歩いて!!豊田市駅まで戻り 名古屋市内へ。 ちょっとだけ観光?ぶらぶら?しました。 その話は次回(*^◯^*)
2016年09月04日
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滋賀県立近代美術館でやっている生誕130年バーナード・リーチ展に行きました。イギリス人の陶芸家というか、香港で生まれ、日本とのかかわりの深い、そして日本の陶芸、民藝の世界に影響を及ぼした人。白樺派の人たちとの写真や書簡なども展示されており、じっくり読んでないけど、何やら相当、交流があったことが感じられました。ロンドンの美術学校では最初、エッチングを習ったのか、エッチングの作品も展示されていて、こういう額に入れると映えるんだーってちょっと失礼ですが、額がすてきだなと思った(^^;;もう一つ、卵の殻で細工された額もあってこれもいいなあと思いました。額の製作は、リーチじゃないですけどね(^^;;一つ、リーチのお皿だったか、茶碗だったか、グレーっぽい色のでいいなあと思うのがあった。棚に飾ってある湯呑みとかも良かったけど、もっと棚とかテーブルとか、家具と一緒に飾ってあったら、もっと味わえたかもしれないと思った。鉄砂なんとかーーという作品の色が好きだったかなあ、私は。会場の最後に年表があって、何人か人がじーっと見てるんです。結構詳しく書いてあるから、みんな、読んじゃうんだけど、二十二、三あたりで結婚した従姉妹と59歳で離婚して、61で再婚ってあって、何となく、あれまぁと思ったのでした(^^;;あら、下世話(≧∇≦)でも、案外多くの人がちらっと思ったんじゃないかなと。大正時代、そして戦後に日本によく来られてたということがわかりました。東京の日本民藝館は行ってみたいなあと思いました。
2016年08月19日
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27日に終了のビアズリー展に行ってきました。滋賀県立美術館。ビアズリーといえば大学生のころ丸善の上の方でやってた展示即売会で初めてみて、知ったのを思い出す。好きだったなあ。ビアズリーが日本で紹介されたのが雑誌「白樺」だったそうで、日本の知識層には好意的に受け入れられたとありました。ビアズリーもジャポニズムの影響を受けたということで、そういう影響を受けた、与えたのところも一緒に展示してあります。サロメの挿絵は何度かどこかで見た記憶もあるし絵はがきも何枚か持ってるのだけど、「たまゆらのピエロ」の挿絵が好きだった。ピエロと後ろの茂みがいい感じで惹かれた。ものすごく細かくてねー。ビアズリーは25歳の若さで亡くなったのだけど、若くないと絶対描けない、できない細かさですね。まず、目の点でね(≧∇≦)展示されている、影響を受けたという日本や西洋の画家たちの絵では、インスピレーションを得てその人の個性があらわれてるものもあればそれは、同じようにやってみた?って言いたくなるのもあった。やっぱり、上手に真似して描いてあるものより、変でもその人独自の描きたいもの、世界観があらわれてるもののほうがたとえ、こちらには理解できないものであっても面白いなと思った。常設展では、志村ふくみの着物も四、五点ありコラージュのお部屋もピカソやラウシェンバーグ、あと、なんとなく聞いたことある名前という人たちの作品がありました。どう受け取っていいかわからないけど、何か言いたげ、っていうのはなんとなく伝わるっていう程度の理解しか私もできませんけど、そんな理解でも、まあ、いいんじゃないでしょうかと思っております(^^;;滋賀県立美術館はジェイアール瀬田駅からバスに乗ってこれますけど、車の方がやっぱり便利かな。でも、バスも本数はそこそこありますし、のんびり自然も楽しめる文化ゾーン(笑)(誰がつけたんや、こんな名前💦)へゼヒ。次回は、秋のバーナード・リーチ展が良さそうです。
2016年03月27日
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2日目はまず、イサムノグチ庭園美術館へ。ここは、屋島よりちょっと西側に位置するところにあります。牟礼というところ。琴電志度線に乗って行きました。ちょっと簡単には行けない美術館。まずは、往復はがきで申し込みし、返信のほうのはがきを持って指定された時間に行きます。週に3日ほどしか開いてない^_^;そして、入場料も2千円とちょっと高額?でも、海外から来る特別展で千幾らだからそれより少し高いくらい、とも言える。とにかく、ハードル高いんで見たいと強く思ってるひとばかりなのでいい感じに見学できます。一言で言えばとっても良かった!現代彫刻とかって、大体ふーん、大きいなって思うくらいでとまどうこともあるのだけどそんなことなかった。つるつる、ざらざら、ピシッとしたエッジもあれば丸くきれいに彫られたところ、まっすぐかと思ったらねじれた側面があったり、なんかおもしろく、これ、好き〜と思ったり。内部は全て写真禁止なのでバンフで。イサムノグチは、まずこの土地の石で塀をぐるっと作ったそうです。そして、自分の作りかけの作品をその中に丸くまわりにおいてそれに囲まれて制作したそうですよ。そこは「まる」といったそうですが、その発想というか、志向に次女は受けてました(-_^)お庭の中には、道具を置いたり雨の日の作業場になる納屋と、奥には、愛媛の造り酒屋の蔵を移築した展示場となる建物がありました。「エナジーヴォイド」という作品を置くために、被せるように蔵を移設したそうです。この蔵がまたいい感じ。座ってゆっくり見るのこともできます。上の方から日の光が差し込んできて、あとはちょっと暗い中でみるとホントに落ち着きます。その建物の前の木少し花がついてたように思います。あれ、桜の一種だと思ったけど、大きな梅かな^_^;鶯もないてのどか。屋島と五剣山がそれぞれ左右に見えてまるで山々に囲まれてるよう。五剣山で石を削る音が響く。ここで、春とか秋とか季節のいい時に来て、作業をしたそうですよ。まるのゾーンを出たら、県の文化財に指定されている住居も、格子から見せてもらいます。彼の照明器具がかけられていてそれはそれはすてきですよ。かつて段々畑だったところを買い取った小山、丘がそばにあります。その上から月見やお花見をしたそうですよ。その山の上から水が流れてくる様子を石であらわしたところがあります。上の方は小石、下に流れてくるにしたがって大きくなってくる。人が作ろうと思ってつくったものと自然にあるもの、できたものの差があるのかないのか、なんて感じたりして、なんかちょっと神妙な、不思議な気になったりしました。去りがたい気持ちになりながらも、約1時間で解散って感じでした。
2016年03月15日
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遡り記事ですが、4月30日、ゴールデンウィーク中というか、合間に奈良にちょこっと行きました。奈良県立美術館の「アメリカ現代美術の巨匠達」展興福寺宝物館を見ました。奈良県立美術館の「アメリカ現代美術の巨匠達」展ではこんな大きな絵がありました。写真OKということだったんで、撮ってみました。いろいろあるんだなーという感想というか^^;この2つは大きいのもあるし、近寄ったり、ソファに座ってみたりしてじっくり見ました。(それくらいのんびり見られる♪)何だったか忘れましたが、そんなふうに描いてるのねーというのがわかって楽しかったですよ。絵の横に作者の紹介が掲示してあるのですが、芸術大学、美術学校の出身という人もいるけれども史部、哲学専攻という人が何人かいて、ちょっとおもしろいと思った。奈良公園を通って興福寺へ。東金堂と国宝館か宝物館へ。東博で修復後展示されたときすごい人出だったという阿修羅像などもある宝物館。にぎわってますけど、まあちゃんと、それなりにゆっくり見られます。一番大きい千手観音立像(国宝)は、ほんとに立派で高貴で、ありがたい感じがして思わず手を合わせてしまいますね。ご利益というより、心穏やかになれる仏像です。乾漆八部衆立像(国宝)の一つ阿修羅像は、やはり美しい。ほかのもそれぞれおもしろくて、鳥の顔をしてるのを見て、大学生のころに見たときすごく印象に残っていたことを思い出しました。あのころの国宝館はほんとに倉庫みたいで、誰もいなくて寒かったなあ。一緒に行った次女は、板彫十二神将像(国宝)を見て、一つ一つにセリフをつけてました^^;おもしろい表情と恰好をしてるのよね。なかなかセンスのよい(笑)セリフでした。 興福寺って藤原家ゆかりの大きなお寺。昔から南都の、むっちゃ権力あるお寺・・・という雰囲気がやっぱりただよってます^^悪左府といわれた頼長様は、宇治からここを目指して逃げている途中に死んでしまったのよね。オウムが逃げてね。近鉄で京都から奈良に向かう途中は緑も濃く、ちょうど宇治を過ぎて城陽、田辺・・・と続くあたりを通ると、ああ、この辺で・・・なんて思ったのでありました。田んぼに畑というのもあるけど、低い山が近いのよね。山背というだけあるなあって思います。あ~観光♪昼は、興福寺を出て商店街のほうへ。銀行の前のイタリアンでランチ。これが結構当たりでした。駅でお約束の柿の葉寿司を買って帰宅。
2014年05月17日
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ゴールデンウィーク中に滋賀県立美術館の展覧会に一つ行きました。『装いとしつらえの四季 志村ふくみの染織と日本画工芸名品選』志村さんの植物から染めた糸で織られた着物と近代の日本画や工芸品の組み合わせを四季に合わせて展示してあります。その取り合わせとか、微妙な色の美しさとかとっても気持ちよく、穏やか~な気持ちになります。こういう四季に合わせたしつらえの中で生活したい。展示替えがあったようで、今は後半の展示になっているようです。もう一度行きたいな~。相変わらず空いてますのでそれもあってとってもよい感じです今年の滋賀県立美術館の展覧会もいろいろおもしろそうですが、秋には民芸展があるようですよ。楽しみ。
2013年05月19日
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実は3月30日に伊勢丹美術館で見た展覧会です^^;ミュシャといえば、アールヌーボーのデザインというかお花とか植物と女性のポスターのようなものという印象があったけれども、この展覧会では、デッサンや油画もあってそれがまた力強く、すばらしかった。モラヴィア出身のミュシャは成功後母国やスラブ民族のための絵やポスターもたくさん描きました。スラブの民族衣装を着た女性の絵やポスター。「南西モラヴィア挙国一致宝くじ」のポスター・・・宝くじを買って社会のために使えるお金をってことなんだろうけど、ポスターの子供が笑顔なくペンとノートを持ってるのが印象的だった。とっても見ごたえがあって、ちょっと興奮しました。現在開催している広島は7月15日まで。7月20日から9月1日まで福井。9月7日から10月14日まで名古屋。10月19日から12月1日まで横浜。名古屋と横浜は、京都と同様デパートで。おすすめです。
2013年05月01日
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次女の学校帰り&私の仕事帰りに待ち合わせして夜間のある日に行ってきました。ぶどうさんも好きだとおっしゃってたオーラス・ヴェルネの「死の天使」ちょっと今風のイラストめいたところもあるんだけど、やっぱりトートはいたんだ!みたいな(笑)何が怖いというか、すごいというか、ぞっとするかといえばこの天使のわしのような羽には影があるということです。次女が発見して(大層な^^;)ちょっと2人で興奮してしまいました。次に、クロード=ジョゼフ・ヴェルネの「パレルモ港の入り口、月夜」遠い船の感じ、距離感と月の位置とかが魅力的で見入ってしまいます。もうひとつ月の素敵なのがあって、ライト・オブ・ダービーの「外から見た鍛冶屋の光景」というの。月のあかりと鍛冶で明るくなってるのとが違ってておもしろい。画像はめんどくさいので、パス。18世紀のコーナーではユベール・ロベールの「古代ローマの公衆浴場跡」というのもとっても大きい絵で、まるでその場にいるような錯覚に陥る感じが楽しく好きでした。それから、私、案外17世紀のオランダ絵画が好きなんですが、犬とか猫も人のまわりをうろちょろしてるのがあって楽しいんですよ。もちろん、特に目が行くのが猫。今回もいくつか猫が描かれてるのがありましたが、タイトルにもなっているのがダーフィト・ライカールト「農婦と猫」しわしわのおばあさんが、布にまかれた猫にスプーンか何かで食べさせてるの図。たぶん寒くて弱ってて、雨にぬれたりしてたのをおばあさんが助けてあげたんだろうなあという感じ。よく見ると 猫は大きな目なんだけどちょっと情けなさそうな顔してる。でも、おばあさんはにこやかでうれしそう。まあ命に別状はなさそうなのかな・・・なんてね。・・・とちょっと?な感じがしつつも通り過ぎたのですが、さっきネットでいろいろ回ってみたところ、あのおばあさん、どうやらあかんぼのつもりで?人形のつもりで?布でくるんで面倒を見てるつもりらしい・・・猫が情けなさそう顔をしてるのも道理で^^;布がきっちり巻かれてあるのも妙だもんね。ウィレム・クラースゾーン・ヘダ「蟹のある食卓」これも好き。ほかには17世紀のコーナーではヤコブ・イザークスゾーン・ファン・ライスダールの「海岸」も構図がすっごく好みでした。19世紀のコーナーではカミーユ・コローの「森の中の沼」が好きでした。コローの絵はなぜか立ち去りがたいんです。印象派の絵がこの後登場するのですが次女が「うわー、不安!!」といって嫌がったのが印象的(笑)確かにそうだよね・・・。目、悪い?みたいな・・・。私は自分自身、近現代の絵が好きなのかと思ってたけどこの展覧会では17世紀、18世紀の絵が楽しくて、おもしろくてわくわくして、自分でも発見でした。やっぱり非日常だからかな。夜の美術館っていいな~。帰りは、細見美術館の下のカフェキューブでちょっとだけ。ミュージックチャージもとられちゃったけど、まあいいか。
2012年10月28日
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17日の金曜日の夕方、岡崎の近代美術館へ。金曜日は夜間開館をしています。混んではいないけど、まあ夜にしたら多いのかな?と思わなくもない程度の人でした。日本の型紙によるデザインがヨーロッパの美術にも影響を与えてたということで、以前にも見たイギリスののアーツアンドクラフトとか、アールヌーボーとかのテキスタイルなどのデザインとの比較がされていました。上の段に日本の型紙、下の段にその影響を受けたヨーロッパのデザイン「なるほど~」と思えて楽しかったですよ。花が日本ではおなじみでも、ヨーロッパでは珍しいものはそこの国でおなじみのものに変わってるのかなあという気はした。イギリスのはアーモンドの花、というのが多かった。桜みたいな花に見えました。菖蒲はアイリスだから同じような感じか。小菊というのが、イギリスだったかドイツだったか忘れたけれど菊の御紋みたいなのになってたのはちょっと笑えましたが^^;イギリスのアーツアンドクラフトのところだったと思うけれど、紺地に白の小花のカップ・ソーサーあって、これに似たのを昔、アフタヌンティーかどこかで買ったなあというのを思い出しました。もちろん、私が買ったのは真似シーのやつですけどね。最初のほうにあった、江戸時代の浴衣がとっても渋くて素敵でした。 帰り道、7時過ぎてたんだけれどだいぶ暗くなってきて、時折雷で空に稲光。商店の暗い明かりと信号くらいで、なぜか人や車も少なく風もそこそこ強く、ラーメン屋のちょうちんなんかが揺れ、東山通りの田中人形店の旗がビルの上で揺れているのが時々見えるのが なんとも不思議な感じ。ちょっと怖い感じもしてワクワク繁華街じゃないし、こんな時間にこのあたりを歩くこともないのでおもしろい散歩でした。あ、ひとつ新しいカフェ発見。疎水の向かい側、新しいカフェができてましたよ。noma cafeだったかな。7時には閉まってました(笑)ワインとかもあったような気がします。こちらも更新
2012年08月19日
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相国寺の承天閣美術館でやっている『ハンブルク浮世絵コレクション展』へ行きました。沢山あったのですがやっぱり好きだな~思ったのは北斎でした。「百物語 さらやしき」やゴッホが模写したという「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」それに吉原の二階(?)の格子から猫が外見てるっていうの。これは 一筆箋がショップであったので買いました他の人でも猫があったなー。女の人が抱いてる猫で、顔をそらしてるのを正面から描いてるの。変わった方向から描いてるな・・去年の『にゃんとも猫だらけ』の時も浮世絵の中の猫をたくさん見たけれど猫、かわいいーって思うなあ^^;浮世絵の初期の頃のは女の人が沢山出てくる絵が多かったのですがどれも着物の柄や帯が凝ってる!色の組み合わせも柄もなんだかおもしろくて、じーっと見てしまいました。校合摺、版下絵、画稿というものもあり興味深かった。 それにしても 思ったより人多くて驚きました。暑かったしなあ。どこか出かけたいけど暑い・・となったら美術館に行こうか・・ってなるんだろうな^^;相国寺の敷地の中では人が多いとは思わなかったですけどね。立派なお寺だなあ・・とつくづく思う。 ランチは 烏丸今出川のタイ料理「イーサン」にて。先日Mちゃんたちとタイ料理食べてから タイ料理食べたい!が復活したから。それなのに私は辛くないパッタイ(焼きそば)を^^;そうそう、旧「わびすけ」の前を通ったらすっかり建物がなくなっていて背後の建物が見えてました。薄い建物だったんだなと改めて思いました。
2011年08月29日
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寒いっ!またもや 冬のダウンコート出してきて着ました。今日は 高校の説明会があったので次女と一緒にお出かけ。その前に 京都の近代美術館の『パウル・クレー展』に行こうかと。久々のお出かけだけど・・なんだか気が重い・・東京の、小さいお子さんをお持ちのお母さん方不安でしょうね・・小さくなくても 子供がいれば心配。行きの地下鉄の中でも 60代くらいのおばさんたちが水の話をしてました。娘さんに送ったとか送るとかいう話。実家が関西とかならば、一時帰った方が精神的にもいいかもしれない・・と思うけどそうできる人ばかりじゃないものね。京都の美術館近辺、それなりの人出でした。いつも通りの平日の様子。美術館も ゴッホ展とかルノアール展ほどの混雑ではないけど、わりに多い?って思いました。国立近代美術館、夜の営業は当面中止ってありましたよ。地震の影響で・・って ちょっと不思議な気もするが・・クレー展にちなんだロビーコンサートは演奏者が来られないので中止とありました。誰かわからないけれど こちらはなんとなくわかる・・ クレーの絵は 初めて見たときなんだか好きだなあと思って、それ以来好きな画家です。今日見た感じはなんだかとても不安な感じ。とりあえず 今日のところの感想はそんな感じ^^;で終わらせまして(笑)ショップで買ったもの。【送料無料】クレーの食卓まだぱらぱらっとしか見てないけどおもしろそう。料理が好きだったそうですよ。ドイツっぽい料理だけどおいしそうですよ。写真も充実してます。
2011年03月24日
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今週末で終わる滋賀県立美術館の展覧会に暑い中行きました。家にずっといる長女もつれて。ロトチェンコさんとステパーノワさんというロシア構成主義の画家夫婦の展覧会です。ロシア構成主義、ロシアアバンギャルドともういうそうで1910年代半ばに始まった ソ連における芸術運動。絵だけじゃなく、版画、建築、ポスター、織物、写真・・いろいろあります。http://www.museum-cafe.com/special/2451.html最初のほうの絵は未来派の影響を受けてるということで未来派~って感じの^^;自画像。長女はどんな絵を見に行くかもわからず来ただけの人なので「うわーなんやーこれはー。こわいー。うわーいややー。○○ちゃん(いつまで○○ちゃんと自称するのだろう)にはこれ無理!」すいてますからね、このくらいのリアクションOKです。すぐに ロトチェンコの線ばっかりの版画?絵?(よく確認してません)が続きまして、まあやっぱり驚きますよ。定規できっちり線を引いて、それを縦横ななめ組み合わせたりが画面のいろんなところでためされてる。定規できっちり引いた線とコンパスできれいに描いた丸の組み合わせそれで人を描いてる絵もありますが段々そればっかりになってきてなんかようわからんけど、圧倒されるというのはある^^;奥さんの方のステパーノワのは色がきれいなので普通に楽しめますよ。ソ連時代のデパートのポスターとか建築、照明器具、演劇の舞台などの絵になると長女の気持ちも落ち着き(笑)「これなら安心してみてられる」そうで。最後は写真で、こちらもアングルがおもしろいなと。下か上から撮ってるんだろうな、というのが多いんだけど被写体は紙に対して斜めにまっすぐおかれてる感じ。こういうのが好きなんやろな、と・・芸術家に対して馴れ馴れしい感想^^;を持ちました。 暑くてぼんやりしてる目と頭に刺激を与えてくれる展覧会でした。ロトチェンコの作品で黒の線の積み重ねというかちょっと立体ぽい版画か絵で一つ、これ家に飾ったらカッコいいだろうなーおしゃれだなーというのがありまして^^;「一つどれでもくれるって言われたらどれもらう?」という美術展ではおなじみの会話をまたもやしてきました。長女は ステパーノワの最初の方にあったグリーンの人の絵ぽいのを選んでました。・・誰もくれませんて(爆)しかし。やっぱり暑かった!美術館ついたら、まず涼んで、ジュース飲みましたよ。当分、どっこも行けないなーこれは。
2010年08月26日
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大津市の滋賀県立美術館でこんな展覧会やってます。http://www.shiga-kinbi.jp/exhibition/exhibition_database/pressrelease/exhibition_10-1.html 絵本で見たことがあるかどうか、記憶にないのですが絵本を知らないひとでも充分楽しめる展覧会でした。一言で言えば、ものすごく細かくて、色がきれい。銅版画が最初の方、若い頃のがあったのですが細い細い線で、細かく細かく描くというか作りこんでいってるのがすさまじくて驚きます。そして「不思議の国のアリス」や「アンデルセン童話集」の絵本原画は 淡い色の重なり具合がとっても美しく不思議な世界です。日本でも出版されている絵本「不思議の国のアリス」は矢川澄子訳であるそうですが、いまやファン垂涎の一品だそうで^^ 県立図書館の蔵書も展示されておりました。(これは手にとって見られます)映画「アリス・イン・ワンダーランド」よりも不思議さを感じられます^^;絵本や銅版画、油絵だけでなく、切手のデザイン、アニメの原画いろいろやる人みたいで沢山展示されていますが画家の一番最初の絵というか子供の頃の絵も展示されていまして。絵が小さい頃から好きだった、ということですがうまい!です、やはり。家とか身近な動物とかですが丁寧な線、形。雑なところが一切ない。すごいなーと思います。展示は 他にカーライの教え子でもあるスロヴァキアや日本の若手・中堅画家の挿絵原画もあります。こちらも きれいな色でイマジネーションの膨らむものがありました。 県立近代美術館の催し物は結構ユニークなものが多いんですよ。次は「ロトチェンコ+ステパノーワーロシア構成主義のまなざし」http://www.shiga-kinbi.jp/exhibition/exhibition_database/pressrelease/exhibition_10-2.htmlまーったく知らないものですがなんだかおもしろそうですよ関連のコンサートや講演会もありますし。美術館の発行する 美術館ニュース「フラミンゴ」には2010年度の県立近代美術館の企画展のテーマは「変動する時代と美術」ということで、近い過去に大きな激動を経験した東欧やロシアに焦点を当てたと書いてあります。でも、秋以降は「出光美術館展」と「生誕100年特別展白洲正子展」「襖と屏風 日本の大画面」という日本物。激動する現代日本と(の?^^;)美術、美術館をあらわす展覧会ですよね。公立美術館としてものすごくご苦労されてる&がんばってる感じがする滋賀県立美術館。一県民、応援してます
2010年06月11日
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先週の火曜日、ミュウままさんと神戸の博物館へ。「トリノ・エジプト展」にアスパラクラブのご招待日にあたったということで、お相伴させていただきましたいろいろ展示物はありましてほほーなるほど!と思うし珍しくて面白いのですがミュウままさんも、私も一番いいわん♪というか親近感を持ったのが「ライオン頭のセメクト女神座像」「同・立像」。ま、早い話がミュージカルなんかの世界でおなじみということでしょうか^^;ツタンカーメンが神様のかたに手をかけてる大きな像、というのもありました。これは神様より下ですよ、ということを表してるのであって馴れ馴れしいわけではないで、これはちょっと・・と思ったのが ミイラ。これはいかんでしょう、と。こんな異国の地に持ってきて見せたらだめだーと私たちは思ったのでした。とはいえ、すでにトリノの博物館にあるものなんですよね・・まあ、全般的にヨーロッパ人の古代エジプト発掘への野望、執念を感じました。インディージョーンズを思い浮かべたりして。 博物館を出て、「カフェ・セントラル」へ。ここは「神戸は私のお庭」^^のエーラムさんお勧めのカフェ。古いビルの1階で照明の具合とソファの感じがとても良くて長居したくなるお店でした。エーラムさん、ありがとう~店の名前は思い出したものの場所がわからなかったので、博物館の受付のお姉さんにお聞きしました。観光地図を下さって、印もつけていただきました。ありがとうございます三宮のチケットショップで帰りのJR昼特切符を買い帰りました。(滋賀で買うより安い!)雨の神戸でした。
2010年03月29日
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京都国立博物館で開催中の「THE ハプスブルク展」へ行きました。 長く中欧で栄えた王家のもつ絵画が中心で見覚えのある、有名な絵も。もっともおもしろいのがハプスブルク家の肖像画と武具コレクションコーナー。ベラスケスの「白衣の王女マルガリータ・テレサ」や「皇太子フェリペ・プロスペロ」は幼い王女や皇太子の姿が描かれている肖像画で 豪華で、色白の美しいお子が大切にお守りされているのが感じられました。幼い皇太子の衣装には 広い宮殿でどこにいってもわかるように(迷子にならないように?)鈴がついてる。「11歳のマリアテレジア」も美しく、可愛らしい。でもなんといっても。「おお!」と つい いってしまうのがエリザベートの あの有名な肖像画。かなり大きくて驚きました。京都の博物館の建物はなかなか素敵ですからこの絵が飾られても 雰囲気があります。ガラスケースの中に飾られてなかったので近くでじっくりみられてよかった。エリザベートの美しさとか ドレスの白いレースにも目を奪われるけれど、近くで絵を見ると、エリザベートの横にあるピンクのふちの入った花がかわってるなーとか絵の後ろの方に山がある・・ということも興味深かった。一緒に行ったYさんに「一曲歌ってあげようか?」となぜか言って、失笑を・・^^;このお部屋にはハプスブルク家の家系図のプリントがおいてあり、絵を見ながら、「これはマリーアントワネットのおじさん?」とかいえて楽しいですよ。あと、印象的というか好きだったのはスペイン絵画の部屋にある ムリョリョの「悪魔を奈落に突き落とす大天使ミカエル」ちょっと少女マンガチックというかうわ~ミカエル~♪って感じでいいですよね絵葉書を買おう!って思ってたのになかったので表の看板でどうぞ。他にもクラナッハの絵が2枚ありましてこれにも「おークラナッハだ!!」と軽く騒ぐ 40代主婦二人。なぜクラナッハとわかり、騒ぐのか・・「NATOの少佐が言ってた 発育不全の娘の・・のクラナッハよね」ということでして展示されてた「聖人と寄進者のいるキリストの哀悼」を見て青池保子は特徴をつかんでかいてるな~とつくづく。何を見ているんだか・・というかんじですがこのあと 少し鉢や時計、お皿など工芸品がありまして展示は終わりました。物販で目をひいたのはウィーンの王宮博物館か美術館で売ってるエリザベートの髪飾りのレプリカ。ペンダントトップにするもので3000円台だったかな。ウィーンに旅行中だったら買ってたでしょうね^^ このあとランチを ハイアットリージェンシーのトラットリアで。こちらも ちょっと非日常の雰囲気があって久々にお友達と遊べて楽しい1日でした。
2010年01月23日
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先週の日曜日のお出かけなんですけど^^;始まったばかりの 滋賀県立美術館の北斎展に出かけました。夏に やはり滋賀の守山にある佐川美術館で北斎の富嶽百景展を見ておもしろかったのもあって、行って見ました。佐川のは富嶽三十六景・百景が中心で、今度のは 挿絵や浮世絵のほか、たくさんいた弟子の模写したものもありました。何が面白いって、色んな動きをする人の姿をいきいきとかきとめているところ。魚や鳥、虫、日常のコマゴマとしたものをスケッチ(?)したものが沢山でてるんですよ。描かずにはいられない人だったんだなあ・・とも思うし、絵を描く人って 世界を分ける線というか、形作る線に興味がいくのかなあなんて思いました。私のような普通の人は 色の違いとかグラデーションの美しさに目がいくような気がするんですよね・・有名な「赤富士」や「神奈川沖の白波」(正確なタイトル忘れました)もありました。私は 「白波」好きだなあ~。 大きな波に描かれた白い粒粒がおもしろいです。 波に飲まれた舟の人たちもいたなんて・・それにしても 江戸時代の文化・文政の頃の江戸の町民で、お金がソコソコある町民だと 結構豊かな暮らしをして 楽しかったかもしれないなーなんて思いました。北斎のしゃれた挿絵の入った本や富嶽三十六景シリーズが出版されて、みんな楽しんだなんてほんと漫画の原点ともいえるんじゃないか、と思います。 富嶽百景図録↑の本と同じシリーズに「北斎漫画図録」というのがあり、私はそれを買いました。 ところで、私たちは 10時過ぎにいったのでまだそんなに混みはじめてなかったけれど帰る頃には どんどん人が来て、駐車場も一杯。いつもは ガラ空きの県立美術館ですが 今回はそれなりに混みそう。それでも、同じ展覧会、京都であったら 朝からもっと人が多いと思います。滋賀は車で来るしかないので 来たついでに周辺でランチやお茶でもして帰りたいところですね。最近、南草津駅から立命館大学に向かう道沿いにたくさんお店が出来てます。その道沿いの、「ドゥボイス」というケーキ屋さんでケーキを買いました。 柔らかくてふわふわのケーキで おいしかったです一緒に買った焼き菓子もおいしい。こちらのお店は テイクアウトのみですが ホントにたくさんお店が出来てるので(通り過ぎそうにはなりますが^^;)ドライブがてら 食の方も楽しんでみてください
2008年09月20日
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6月の中ごろ、神戸市立博物館で開催されていた「ルーブル美術館展~フランス宮廷の美」にまたもや 展覧会&観光友達のYさんとともに出かけてきました。たぶん今日か明日で終わりだと思うのですがマリーアントワネットの時代とそれ以前のフランス宮廷の美を象徴するような小道具(?!)が展示されていました。またもや 私たちビミョーに勘違いしているようで^^;・・・・・マリーアントワネット展=ベルばら展・・・と博物館に到着するなり、 物販を見てまわっているのでしたポスターにもなっている美しくも可愛らしいフランスの貴婦人は ポンパドール夫人。ほんとに 可愛くて素敵な人ですねえ。ひどい人なんだけど・・・^^;展示物の中で 印象的だったのは マリーアントワネットの旅行用携行品いれのトランク一式。 ・・金銀細工のショコラを作る鍋、とかティセット、カトラリーなどが入ってます。 これを ベルギー逃亡計画の際もっていこうとしていた・・ということでした。 銀細工の素晴らしい飾りのついたテリーヌいれの数々。 ・・こういうのにテリーヌを並べて、素晴らしく大きなお部屋の大きなテーブルに 並べられてたんだあ・・と想像すると・・・なかなか想像しにくい^^; 「あのふた、どうやって持って開けたんだろう?」というのがYさんと私の感想。 ものすごく細く、こまかな細工が持ち手で、持つと折れそう・・ 肖像画の描かれた鍵煙草入れの数々。 ライティングビューローのような家具。まあ、ロココの女王といっても マリーアントワネットの時代のスタイルは新古典主義ということで それ以前に比べて装飾も落ち着いてきているんだそうです。また、新古典以前のロカイユ様式というのも キンキラキンというよりパステルカラーと縁取りの装飾が印象的で、可愛らしい感じ。「ベルばら」がいかに研究して描かれたか、ということを改めて感じたのでした。ところで、私は「ベルばら」かるたがあると聞いていたので、是非欲しかったのですが・・神戸展では販売されてませんでした。まあしょうがないんで^^; 他の「ベルばら」関連のものを買いました。 JTBパブリッシングから発売されています。これ最高!ベルばらの漫画そのものも追いかけられるし、池田理代子のインタビューもあるし、この時代の解説も詳しいし・・勉強になりますおまけも素晴らしく・・・ は~たのし☆ このあと 私たちは 博物館を出て 南京街へ。どうせだから 中華を♪ということで 長安門を入ってすぐの横丁にあるお店へ。「小○○」とかいうお店だったと思うのですが・・ちょっと忘れました^^;わりにお得で おいしかったですよ。結構混んでました。お土産を南京街で買おうと、またもや 中国茶の専門店へ。ジャスミンティを欲しいと言って、つい 口車に乗せられて(いやいや・・^^;)ちょっと高い方を買ってしまいましただって・・全然香りが違うんだもの^^;でも・・Yさんには 「京都の柳桜園で買ったほうじ茶はもう飲んだの?」と指摘されました^^;(はい、まだです^^;・・でも 買っちゃうのだ)他に 屋台で 小ロンポウとゴマだんごのセットを。三ノ宮駅に向かう途中で 可愛いTシャツも。他にもいっぱい買い物して、きゃいきゃい騒いで、日ごろしゃべり足らない分をしゃべり楽しいひと時でした。朝早く出ると 有効に過ごせることがよくわかった一日なのでした
2008年07月05日
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昨日から始まった 京都国立博物館での「大絵巻展」へ次女と行きました。次女は美術館・博物館・神社仏閣と和菓子が好きで、「行く?」と聞くとついてきます。大絵巻展は かなりの人出です。音声ガイドを借りる人が多く、ガイド通りにすすもうとするとかなりスタート地点で並ぶことになります。また なんせ絵巻ものですから 端から見ないと・・と思うのは当然ですから^^;しかし私たちは 混雑してるところはささっと流すというか 遠めに後ろから眺めます。そんな中で ゆっくり見て楽しめたのが、「十二類絵巻」と「信貴山縁起絵巻」「鳥獣戯画」でした。「十二類絵巻」はお話が子供受けして、色がきれい。「信貴山」「鳥獣戯画」は絵がおもしろく、やはり別格のうまさ(・・国宝に対してうまい、というのも失礼な話ですね^^;)「源氏物語絵巻」は やはり大人気で人だかりですから、遠目にしか見られませんでしたが、紙からして違うような、贅沢な感じに見えました。京都の国立博物館は 小さい頃から何度も行ったところですが、庭が広くて、のんびりできるよい所ですね。今回のような特別展のほか、平常展なら格安です。庭は 噴水やロダンの「考える人」のほか、桜やもみじ、椿、山吹の植木もあり静かなところです。岡崎の市立美術館の庭と違って、鳩がいないのもよいところ。帰りに 博物館近くの「甘春堂」に寄り、職人さんが和菓子を作っているところを見学しました。ちょうど「椿」というお菓子を作っているところでした。ゆっくり見学して、お菓子も頂いて帰りました。
2006年04月22日
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