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たとえ平均点が高くても、テストの結果が良ければ「なんや!平均高いのか」と言いながら、点数を眺めている子どもたちの顔はうれしそう。担任の一人が倒れて救急車で運ばれ入院、一学期は復帰できないという状況では、子どもたちがそわそわするのも仕方がないように思います。さらに、受験が近づくことへの不安と、修学旅行や文化祭という自分たちが中心となる大きな行事が近づくことへの不安が錯綜し、地に足が着かず上っついた気持ちで臨んだ中間テストでしたから、ちょっと良い点数を見て落ち着いてくれればと思います。今年のテーマにした「モチベーション」ですが、なかなか思うようには上がりません。明日、生徒大会があり、高2の生徒会長や文化祭実行委員会の面々が、1200人の全校生徒の前で承認を受けます。その時に体の前と後に「文化祭まであと101日」という看板を下げて、ひと言「積極的な参加を!」と呼びかけるそうですが、なかなか頑張っているようで頼もしく感じています。高校2年生という難しい時期ですが、いろいろと経験を積んで大きく大きく育って欲しい。
2007.05.29
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受験が近づいたという逃げようのない現実を見ないで済むように、自分に都合の良い(のんびりした)周囲の者を見つけては、「まだそのときじゃない」と自分に言い聞かせ、まだまだモチベーションの上がらない、というか上げない子。しかし、頭の隅には、「どんどん受験が近づいてるぞ」という追い払えないセリフが木霊し、何となく毎日元気が出ない子。そこで、何はともあれ、「点数が良かった」と思える結果を出してモチベーションを上げてくれるようにと考え、今回の中間テストは易しい「数列」にしたものの、ここまで平均点が高いとは・・・修学旅行の関係で、期末テストまでの期間が短く試験範囲が狭いため、どうしても難化が避けられない次回の定期テストのことを考えた上での今回の易化でしたが、ここまで平均点が高いとは・・・やはりあの子たちを舐めていたようです。中間テストまでにきちんと問題集をして、備えていたようです。見かけは、「ふにゃふにゃ」したあの子たちも、「やるときはやる」強い気持ちを持っていることがわかってホッとしました。これも実は中学受験や高校受験をこなしてきた強みでしょう。6月に駿台模試を受けますが、今回の点数で気を良くして張り切って受けてくれることを祈ります。
2007.05.28
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7月の北海道修学旅行に熱い子、生温い子、斜に構えた子、冷めた子。温度差が凄い。旅行業者に「遊覧船に乗りたい」と勝手に電話する熱い子にも困ったものですが、「俺どのコースやったかな」と今さらながら冷めた子にもため息が出ます。「輝かしい青春の1ページを」と、安全面、費用面、スタッフ面を考慮し、可能な限りの挑戦をしているのですが、修学旅行委員がこれまた熱くて・・・あと45日。「楽しかった!」と言ってくれるように頑張ります。
2007.05.18
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PTA総会の後、引継ぎ懇親会がありました。昨年は本当にいろいろなことが起こり、走り回っていただいた一年だったと思います。今日は、ホッとされている様子を見て、心から「お疲れさま」と「お世話になりました」という気持ちになりました。「子どものために」という思いが伝わってきましたから、こちらも「出来る限りの事を」と思って一年頑張りました。一年間ありがとうございました。新年度の役員さんも緊張した面持ちと共に、「子どものために出来る限りのことを」という決意がその表情から伺えました。今年度一年間、またよろしくお願いします。
2007.05.12
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高2の文化祭実行委員の子が、中1~中3の朝の各SHRに行き、今年の取り組みの紹介をしています。また、文化祭の各パートの長が、今日は高1のLHRにお邪魔して、「各パートの活動に積極的に参加しましょう」と呼びかけていました。きちんと文化祭の中身をまとめた配布プリントを作り、話をするための原稿を用意し、緊張しながらも一生懸命「文化祭を盛り上げよう」とアピールしています。だんだんエンジンがかかってきたようで、昼休みには”お化け屋敷”担当会議が開かれ、「来週からお化けの壁画や立て看板や古井戸を作り始めます」と意気揚揚と宣言していました。「材料は全て先生に買ってきてもらいます」えっそんなの聞いてないよ・・・
2007.05.11
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小学校低学年に「しみんか」という科目があると聞き驚きました。簡単に言えば「社会力を身につけさそう」とする内容ですが、教育現場にいる私たちにとって、「これが学校で教えるべきことなのか」というのが正直な感想です。立場を換え、二人の子を持つ親として見てもその内容は「家庭の役割だ」と感じます。もちろん、責任を家庭に押しつけるのではなく、学校でも抱えきれないほどの取り組みをしています。例えば、進学校と言われる本校に入学してくる小学生に、中一の担任が一番重要だと考えている部分が「しつけ」です。登下校のマナー、掃除の徹底、行事への積極的な参加等々。結局、そうした部分が弱い子は、不登校になったり、学校に興味が持てなくなって、最後は厳しい受験に同級生と共に力強く向かっていくことができなくなるケースが多いように思います。その理由は「我慢が出来ない」ことにあります。「我慢」がなぜ大切なのかは、次の機会に触れたいと思います。とにかく中学受験で付けてやれなかった大切な「社会力」を身につけさせてやるためにも、親の理解と協力が必要不可欠なのです。
2007.05.10
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昨日、修学旅行の行動班を作りました。「ラフティングのボートに乗る関係で、必ず7人か6人になること」と厳しい制約でした。当然一回で上手くはいきません。全31班中、ピタッと決まったのは20班。これでも十分に期待以上でした。今日、11班の調整に入りましたが、何と調整が必要な班の誰もが、「○○君を内の班に入れていいですよ」と、無理な調整依頼にすんなりOK。10分ほどで、全て収まりました。もちろん内心は少し「困ったなぁ」「何で内の班に?」とは思ったでしょうが、なんと皆が「仕方ないな」と思いやりを見せてくれたのです。本当に涙が出そうになりました。年に何回かあるすがすがしい一日でした。
2007.05.09
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文化祭、あまり気乗りしていないのかと思いきや、少し水を向けると、「やろう!やろう!それやろう!」と俄然張り切っていました。グランドに迷路を作ろうと持ちかけたのですが、想像が広がったらしく、「こうしよう!そうしよう!」と大きな声で興奮気味に盛り上がった放課後でした。”水を向ける”って大切ですね。もちろん、TPOが重要ですけれど。
2007.05.08
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連休明けだからか、子どもたちの元気がない。昨年大きな事件があり、今年も4月に担任の先生が心筋梗塞で倒れ入院するという大きな事故があり、あまりにも大きな出来事が続いて身近に起こったために、地道に勉強するという小さな日常に、何とも言えない「空虚感」を感じてしまっているいるのではないかと考えています。遠足や、修学旅行、文化祭とこの学年が中心となる大きな行事が2学期にかけて続き、ようやく新学期に慣れようとしていた頃に大型連休が来て、未だ地に足が着かないままの状態でいるような感じがします。普通はこれを「五月病」と言うのかも知れませんが、何か少し違うような気がして心配です。もう少し様子を見ますが、間もなく中間テスト2週間前。また落ち着きかけたときに試験前になり、もう一つ集中できないまま空虚感から来る焦りが加わり、悪循環にならないかと危惧している次第です。
2007.05.08
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子どもの成長はスタッフで決まります。学校選択の要素として、雰囲気や実績を見るのは当然ですが、子どもたちが伸ばしてもらえるかどうかは、実はその学年の担任団や教科担当のスタッフに因るところが非常に大きいものです。見学会や説明会で「次の中一のスタッフはgood」とか「次の中一は・・・今一です」などと公表するわけもなく、それはほとんど運です。ただし、担任の先生は他の分掌に行かずに担任を続けるところが多いように思いますので、六年間一貫教育で担任が中高と持ち上がる傾向の強い学校では高三の先生が卒業生を出し中一に回る確率が高いし、中学は中学で先生方が回るシステムのところは中三の先生が中一に回る確率が高いわけです。しかし、受験する年の説明会で聞ける最新の大学進学実績情報は一つ前の高三の実績ですから、そのスタッフは一つ上の学年に行ってしまっています。つまり、来年受験する人は、今の高三のスタッフに見てもらう確率が高いわけですから、志望校に在学している知り合いに現高三や現中三のスタッフの様子を聞いてから見学会や説明会に行き、その学年の情報などが聞けるとよいかも知れませんね。それはなかなか難しいことですが・・・
2007.05.07
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7月3日北海道へ3コース(離島、ホームステイ、道東)に分かれて行きます。離島は利尻で観光し、礼文でハイキングをします。ホームステイは稚内・宗谷地区で農業漁業体験をします。道東はウトロ、知床、根室、釧路、屈斜路湖、阿寒湖、十勝へ行きます。最後は3コースが集合し、落合地区でラフティング、ファーム富田、旭山動物園と周り、最終日は札幌市内判別自由行動となっています。この中で、更に楽しい思い出ができるようにと工夫をしているのですが、あと2ヶ月できる限りの改善をしていきたいと思っています。
2007.05.07
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春の遠足は雨の中、午前は渓谷の川沿いに自然道を約2時間クラス全体で歩きました。午後は事前に立てた計画を元に数名のグループ毎に自由散策をしました。感想は、「雨でだるかった」、「計画通りに移動せず駅周辺でボーっとしていた」というものから、「雨の古都の散策も趣があった」、「神社仏閣の歴史や文化に興味が持てた」というものまで様々でした。ただ言えることは、折角来たのだから楽しもうと考え積極的に散策できた子と、そうでなかった子には、実は学習の成果の面でも実際に開きがあるのです。やはり、自分の周りの環境や物事に積極的に前向きに絡んでいける子は何をしても伸びるのでしょう。それが全ての基本なのかもしれません。そんな力をつけてやりたいと思った遠足でした。
2007.05.05
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今の子どもたちに「仲間」ってどんなものかって聞くとどう答えるでしょう。”苦楽をともにする集り”という感じが正しいのでしょうが、今どき”苦”を共に分かち合う関係が子どもたちの世界に存在するのでしょうか?あるとすれば受験勉強で苦しんだ「塾仲間」になるのでしょうね。そういう私も職場で「仲間」と呼べる人が何人いるのかと考えると・・・そういえば最近家族でさえ「仲間」と呼べない関係が増えてきているように思います。子どもたちに「仲間」の大切さと、「仲間」と呼べる人が回りにできるような人生を歩ませてやりたいものです。
2007.05.05
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9月に文化祭をします。本校生徒の文化的背景が感じられるという意味では自己満足系の出し物もあってよいのですが、さすがにそればかりでは味気もないし、来た人がほとんど楽しめないものになります。そこで、「想像力や創造力を逞しくして学外から来た人も十分に楽しめるものにしよう!」と早くから準備を仕掛けているのですが、なかなか上手くいきません。例えば、校門辺りに作る文化祭用のゲートを設計したのは良いのですが、「4m角材が300本いります」という始末です。何をどの程度の強度でどれだけの時間をかけて作る気なのか?以前、「子どもたちを乗せて走る電車を作る!」と意気込んで設計したまでは良かったのですが、扇風機のモーターにチェーンをかけて動力にする計画で、実際にはチェーンの重みだけですでにモーターが回りませんでした。それでどうして人を乗せた電車が動くのか?さらに文化祭数日前にまだ全くレールができてない状況でした。しかし、失敗しながらこうした行事に一生懸命取り組むことで、計画と現実のギャップ、自分の見込みの甘さなどを実感して、それが普段の学習にも見事に生きてくるのです。今年も現段階で、「どうなることやら・・・」と思う取り組み案がたくさん出ていますので、あの子たちがこれからどのようにそれに対処していくのか、そして成長していくのか、楽しみにしています。
2007.05.05
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先日五月人形の箱を下ろす際、腰を痛め、当の子どもに下ろしてもらいました。情けない思いと、「この子が私の代わりにこの重い箱を持てるようになったのか」という感動とを同時に味わった瞬間でした。飾る途中で自分も触りたくてハイハイしながら邪魔ばかりしてきた幼い頃、人形と背丈を比べていたあの頃、つい最近まで姉の雛人形の方が豪華だと不満をもらしていたと思っていたら、間もなく飾っても興味を示さなくなった中学の頃。今は、私より背が伸びた息子が「手伝おうか?」と言ってくれます。本当に大きくなるのは早いものです。
2007.05.04
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今春から教え子が私学の教員になりました。昨日その子から「相談したいことが・・・」とメールをもらい早速会いました。「母校と今勤めている学校のギャップに苦しんでいる」とのこと。本校は一口に言って、生徒も教員も放任です。時代が変わり、以前の本校のやり方では通用しないことが増え、他校から来た先生に大分救われているように感じます。しかし、脈々と流れる本校の「自由という名の放任」が染み付いた子が、他のきっちりした学校に勤めればカルチャーショックを受けるでしょう。私も他校から来ましたので、その頃の他校での様子を話し、情熱の向け方、仕事の範囲、保護者との関係などを幾つかの例で示し、覚悟の仕方や責任感についても語りました。その子は情熱も才能もある子なので、そのうち乗り切るでしょうが、話す中で改めて、今もしっかり存在している本校の不思議に気づかされることになりました。
2007.05.04
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今年も塾生相手の体験授業が始まりました。しかし、体験授業の担い手がなかなか見つからず、担当者の身近で無理を頼める先生に依頼したようです。昨年は私が授業をしましたが、サポート体制や準備があまりにも不十分でしたから、しっかり予算を付けて、教材準備費を充実させて、サポート教員を増員し、顧問と打ち合わせて部活見学とセットにして、喜んで帰ってもらえるようにと提案しましたが、何も改まっていません。私学が厳しい情勢にある昨今、この本校の姿勢に疑問を持ちますが、世の中の組織が大抵そうであるように、ビジョンのない管理職がその組織をだめにしていくのです。他校の進学校と言われるところの様子を聞いていると、本校と似たり寄ったりが半分、トップに力量のある人材を置いて、「折角来てくれた子どもたちに充実した教育を」と前向きに取り組んでいるところが半分です。最初に管理職の挨拶が必ずありますから、”口だけ”か”情熱・理念・信念・ビジョン”を持っているか、また多くの教員が協力体制にあるかなど、そんなところを感じ取りながら体験されることをお薦めします。
2007.05.04
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今日行われた柔道の昇段試験の結果、二段・初段に一人ずつ受かり、大そう喜んでいました。一生懸命何かに打ち込む姿はいつ見ても美しいものです。が、現実は、道場に来るのが遅く、締め切り10分前の申し込み。アップもそこそこで「やる気があるのかな?」と思いたくなる様子でしたが、あの子たちなりに緊張し、負けて悔しい思いをし、次は頑張ろうと思っているようです。私たちの時代の「ガムシャラ、根性、忍耐」などの精神論は陰を潜め、「あっさり」が主流のようです。先日の遠足でも、生憎の雨で計画した散策が出来なかったのですが、私なら「折角遠方まで来たのだから雨でもそれなりに楽しもう」と考えますが、彼らは「雨やし、さっと終わってさっと帰ろう」と言います。高2ってそんな感じでしたかね?私が昔のことを忘れてしまっているのでしょうか?
2007.05.03
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