中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-

街を歩けば、どこも
美しい桜が満開になっています

「猫の部屋」が誕生してから
迎えた桜の季節は
今年で5回目となりました



今日は、久しぶりの仲間たちをご紹介します

秘書たちや司令塔Aさん
昔からいるお当番さんたちは、もちろん
「猫の部屋」初期の頃から
このブログを読んでくださってる皆さんにも
かなり懐かしい面々だと思います



デビル 、 サスケ と アトム 兄妹
チョコ 、 しろまる ちゃん、 キラ ちゃん

「猫の部屋」から
6匹の仲間たちを迎えてくださった
里親さんご家族

通称、「猫の部屋」支部
Wさんご一家の娘さん、Rさんから
メールと写真が届きました

―デビルちゃん―

最近は寒いので、
よく布団に入ってきたりしてます。
たまに私が連行するときもありますが（笑）

よく、まると一緒に寝ています。



―アトムちゃん―

なんでもオモチャにして、よく遊んでます。

一番、誰とでも
仲良くできる子ではないかなぁ、と
思っています。



―サスケちゃん―

ついに、我が家で一番の巨漢となりました(笑)

最近は、オモチャを振っても、
跳ぼうともしません
なんとか横着して、手だけで遊ぼうとしてます。

でも、朝はみんなに
一番に挨拶しに来てくれます。



最初に、バラ園のボス猫だったデビルと
やんちゃなサスケとアトム兄妹を迎えてくださった時
長女のRさん、妹のKちゃんは
まだ小学生でした

初めて猫と暮らすことになったWさんご一家は
本当に喜んでくださって
お届けまでの時間も家族で図書館に通い
猫の飼い方の勉強などをされていました

Wさんご一家にとっても、そうだと思いますが
私や秘書たちにとっても
すごく懐かしい思い出です

―チョコちゃん―

猫どうしでは、1匹でいることが多いです。
でも、人間(特に妹)には
すごく馴染んでくれるようになりました。

すりすりしてくれたり、とてもかわいいです。


3匹から、少し遅れて
Wさんご家族の一員になったのは
私の大親友だった、チョコ

怖がりで人見知りの彼女は
なかなかの問題児でした

Wさんのお家は、とても広く
家の中で、何日間も行方不明になった挙げ句
捕獲しようとした、お父さんの腕に
噛みついてしまったことも…

それでも、お父さんはニコニコ笑って
お母さんは、何とかチョコの心を開こうと
家族全員で、時間をかけて見守り
少しずつ、少しずつ
チョコを変えてくださったのです

―キラちゃん―

ついさっきから
しろまるとアトムと一緒に安眠しています。

少しずつだけれど、
みんなに馴染んできてくれています。



―しろまるちゃん―

いつのまにか愛称が
「おじい」になっていました(笑)

すごい食欲に、デビルがよく競り負けています(笑)

デビルはあんまり
まるに頭が上がりません・・・

飼い主は私のはずなのですが、
受験で構ってやれなかったからか、
父に懐いてます・・・・・

お父さんのひざを思い出すのかな・・と
思っています。




二年前の春

Wさんご一家の長女、Rさんから
ホームレスさんの飼い猫だった、しろまるちゃんを
妹のKちゃんからは、バラ園のべっぴんさん
キラちゃんを迎えたいというメールが届いた時には
とても驚きました

そして、秘書たちは
お父さんとお母さんも一緒に
何度もやりとりをしました



あの時、Rさんは中学生
Kちゃんは、小学生

年齢だけを見れば
命あるものに関わることを
しっかり考えて、すべて受けとめられるのか
不安だと感じる方がおられるかもしれません

けれど、彼女たちは
とても純粋に、命の大切さや尊さを
考えている子供たちでした

そして、自分の望んだことに
付随する責任の重さを
誰よりも実感していると思ったのです

子供だから、すべてがダメなわけではない
大人だから、すべてがいいというわけでもない

秘書たちは、RさんとKちゃんだからこそ
しろまるちゃんとキラちゃんを
託すことができました

そして、あのお父さんとお母さんのおられる
Wさんご一家だからこそ
6匹の仲間たち全員が
幸せになれると思ったのです

今年、Rさんは高校生になりました
Kちゃんも、すでに中学生です

Rさんからのメールの最後には
こう書かれていました

―普段はこんな感じです。
みんな、とってもとっても可愛いです―

6匹の仲間たちとWさんご一家には
今も変わらない幸せがあります

私は、とても嬉しいです