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読み始めてわかるのが本当は難しい経済問題も一般社会人が分かりやすい言葉で書かれていることだろう。合計15章あるそれぞれの章の殆どが「はじめに」と「おわりに」で完結されており、「小さな政府」、「年金制度」、「医療制度」など興味のある分野のテキストとしても大いに参考になる。
タイトルのコアにある「市場社会」とはある意味では「 民主主義 」社会のことだ。いわゆる投票する主権者の立場に立った政治と、経済社会でいう消費者の立場にたった経営をかけてある言葉だろう。
082のブログでも何度か書いているが民主主義はもともと草の根の活動である。政治家はその目線を忘れたときに偽善者ということになるのだろう。本書はそんな目線を政治家に取り戻させるための教科書のような存在だ。
少子化、 高齢化 、外国人労働者など多くの点で082のこれまで主張してきた論点と大いに共通項があるのは嬉しい限りだ。副題にある「カナダ型を目指して」というのも大いに共感するところだ。
これまで何度かマルチナショナル型の例としてカナダを挙げているし、カナダの労働市場における女性労働力、外国人労働力の問題はこれから日本が目指す社会の大いに参考になる経済だ。
今後の日本社会における労働市場、その他多くの改革において、いつも農業問題がお荷物としてあげられる。たとえばFTAの合意などが顕著な問題だろう。その実効は社会の効率化になるのに、農業問題が妨げになっている。
氏の唱える農業改革がうまく行けば、日本の構造改革が一気に加速される可能性を秘めているのだ。日本社会改革の秘策として大いに興味あるところだ。このあたりをもう少し書いてみよう。
キーマカレーを作れば、食糧自給率が上が… 2009.06.25
エコポイント 2009.06.21
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