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Gibson SG Jr.
ところでSG・ジュニアとは?
このギターはコストカットと軽量化を目的として、レスポールからメイプルトップ構造を排除し1961年前後に登場。ダブルカッタウェイデザインでハイポジションのプレイアビリティも向上しているので、まさにギブソンが満を持して発表した誇らしいレスポールの形でした。
しかし、デザインもサウンドも従来のレスポールとはまるで違ったものとなってしまったことに激怒したレス・ポール氏はギブソンとの契約を打ち切ってしまいます。
これによってレスポールの名称を冠することができなくなってしまいました。
そこで急遽名づけられた名前がソリッドボディ・ギターを略したSGという名でした。
SGジュニアはその時に発表された、レスポール・ジュニアのSG版で、同じく発表されたSGスタンダードやSGカスタムに対する廉価版です。
1971年に生産が一旦終了となりましたが、現在では60年代のリイシュー(再生産)がリリースされています。
SGジュニアはどちらかと言うとリードギター(ソロなどメロディを担当)奏者が弾くもの、として扱われているようです。
これは、SGのボディシェイプは最終フレットまで楽々手が届くダブルカッタウェイなので、高音までフルに使用する音域の広いフレーズを演奏しやすく、そこがリードに向いていると言う評価のよう。
基本的なサウンドはレスポールジュニアとほぼ同じですが、「シングルカッタウェイか、ダブルカッタウェイか」は「ネックの実質的な長さ」を大きく変化させる重要なポイントで、弦の振動の仕方に影響を及ぼします。
レスポールのネックは、6弦側17フレットからボディに接してます。一方SGは22フレットからボディに接してます。これはボディから出ているネック部分が5フレット分長いことを意味しています。ネックは弦の振動を直接受け止めてボディに伝えるのが仕事ですが、これが長くなることによりサウンドが柔らかくなる傾向があり、これがレスポールとSGのサウンドの違いに影響しています。
そしてこのSGジュニアの特徴は、唯一「フロントピックアップが無い」という点です。
フロントのピックアップキャビティ(ピックアップを収めるためにボディに空ける穴)を持たないことにより、ネック接合部分の剛性が上がります。それは弦振動の明瞭さにも影響します。
一方、サウンドバリエーションが無いことがデメリットのように思われる事がありますが、使わないプレイヤーにとってはフロントピックアップは無用であり、そう言ったリアだけのギターは珍しくありません。
更にSGシリーズでは現在ジュニアのみが、いわゆる「バーブリッジ」を採用しています。
バーブリッジは現在のブリッジよりも調製範囲が狭くシビアなセッティングが困難であるところがデメリットだと考えられていますが、サウンド的には他のブリッジよりも歯切れが良くなる傾向があり、また金属の総量を少なくできること、弦のテンションが柔らかいことが、サウンドのニュアンスとプレイアビリティの両方に影響します。
SGジュニアは通常ラインであるギブソンUSAで、1960年代仕様のリイシューモデルが生産されており、低価格という本来のコンセプトが守られています。
マホガニーネック&ボディ・ドッグイヤーのP-90をリアに1基マウントという伝統的な仕様。
ヘッドのギブソンのロゴは、シルクスクリーンで印刷されています。
ネックグリップは60年代仕様の「スリム・テーパー」で、ミディアム・ジャンボフレットが打ち込まれ、チョーキングを多用するリードプレイには打って付けです。
何より3キロにも満たない重量はステージで暴れたくもなります。
やはりメインに対するバリエーションとして使用される事も多いのでしょうね。
さてさて・・・そんなコイツは?
Nashville Plant, TN, USA on November 9th, 1999 Production Number: 152
1999年製品ですね☆彡・・・2003年2月に購入でしたかぁ~ヽ(;▽;)ノ
当時、軽さを重視した選択肢のひとつだったのかも?
ん~・・・たしか、スタジオで数回使用した程度(^_^;)
まるで新品・・・(苦笑) これは音楽性との不一致?やはりメインになれずスーパーサブ的。
なので常に2本のギターを持ち歩くことが面倒な事もあり、だんだん遠のくと言うことに。。。
ダブルカッタウェイに固執してないと言うこともあり、そのまま冬眠ですわ。
気が付けば、あっという間に13年も眠り続けでますが・・・寝すぎかもね(≧∇≦)/
ん~本数があると、存在感も薄いのよねぇ~(>ω<)さみしぃ~!
コロコロ何度もイメージ!いとおかし・・… Jun 17, 2024 コメント(4)
昨日の事さえ(~_~;) イカンねぇ~ヾ(≧▽≦)ノ Jan 31, 2023 コメント(11)
年を越す前に・・・(*^。^*) Dec 29, 2018 コメント(16)