真昼の夜

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2009.10.21
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カテゴリ: 日記
今回の話は 前回


×                ×


・起床。
二日目の朝。
目を覚ますと目の前にはテレビを見ているv300さんがいた。
挨拶を交わした後に僕が発した「早いですね」に対するVさんの回答は「徹夜」だ。
忙しい合間を縫って来られたので大丈夫かと心配になったけれど。
同じく徹夜して翌日夜まで起きていた僕が言うのもどうかと思ったが言ってみた。
間を空けず 銅眼鏡│ さんも起床。
皆で朝食を取ったりしながら銅さん希望のテレビ番組を、そしてそのままニュース番組を見た。




・連戦。
その間に出掛ける準備を一人でさっさと済ませた僕は、皆がテレビに興味を無くした頃に再びKさんへパワプロを挑んだ。今度は勝つぜ、と思いながら挑んだこの一戦は6対1の惨敗だった。
勢いに乗ったKさんは手に負えない。突き放されてからは後姿も見えなかった。
2連敗。0勝2敗。つまり、勝ちがない。価値が無い。
なんてことだ。でも、このままで良いわけがない。僕は再び勝負を挑む。
これまでの二戦は、お互いランダムで選んだチームを使っていたが、今回は後ろで見ていたVさんが選んだチームで勝負した。Kさんが中日で、僕が阪神での勝負を。
試合は投手戦となり、お互いに譲らない展開が続いたけれど――1対0。
1対0で、三戦目にして、ようやく僕は勝利を手にすることができた。
これでひとまず安心だ。勝つこともできずに、ここを去るのは嫌だったから。





これまで触れずにいたけれど。様子は窺っていたけれど。
xx雫xxさんは僕とKさんの試合中も寝ていた。
ごろごろと、ぐるぐると、体勢を様々に、面白いように、というか面白く変えながら。
その雫さんも目を覚まし、皆の準備が整ったところで外出する。
まずは空腹を満たすため、Kさんの案内して下さったラーメン屋さんへ昼食を取りに。





・カラオケ屋さん。
到着した僕達は、さっそく歌い始める。銅さん、Kさん、雫さん、僕、Vさんの順で。
また一緒に歌ったり、絵を描いたりと、ここでの時間を存分に楽しんだ。
雫さんもノリの良い方で、僕のふざけた要望に対して、きちんと応えてくれる。思えば、この時だけでなく、これまでにもあった僕のふざけた会話にもきちんと対応してくれていた。
好青年。その言葉を雫さんに対して、何度思ったことだろうか。




・お別れ。
そんな楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
Vさんが帰られる時間が迫り、カラオケ屋さんを出た僕達はVさんをバスターミナルで見送った後、次いで駅にて雫さんと別れた。




・4戦目。
見送った僕達はKさん宅へ戻り、Kさんと僕は再びパワプロを始める。
この試合もまた接戦だった。3回裏にこちらが1点先制した後、試合は硬直状態が続く。
そして、このまま何事も起きずに終わってしまうかのように思えた。
しかし8回表。連続安打で1点を許し、試合は振り出しに戻った――が、その裏。
すぐさま1点を取り返し、その後をきっちり締めてゲームセット。
お互い10安打と、わずかな散打と連打の差が勝敗を分ける良い勝負となった。
うん、楽しい。これで2連勝。勝敗を五分に戻した。




・Kさんと母親。
それから夕食を取って、しばらくした頃。母親からメールが送られてきた。
読んでみると、メールで返信するよりも電話で話した方が良いと判断して電話をする。
そして、話の流れで僕は携帯電話をKさんに渡し、初めて二人が会話をすることとなった。




・其々の道。
銅さんは誠実な人間だった。それは仕事に対しても、異性に対してもだ。
多くの異性にモテながらも、娶った女性以外目もくれず、その女性を大切にしていた。
そして、その誠実さ故に多くの人を導いて、英雄とまで称されるようになる。

僕も同じく一人の女性を大切にしていた。彼女以外の女性に見向きもせず。
彼女は一国の姫でありながら、何一つ文句を言うことなく僕と一緒にいてくれた。
だからこそ僕も応え、多くの国を治めることができたんだ。

けれどKさんは違う。
一見真面目で親切な人間に見えていたけれど、その内面には人一倍強い欲望を持っていた。
名声を欲したKさんは、将軍の地位を奪い取る。
由緒ある家柄だったわけでもなく、本来ならば城での地位を得られぬはずなのに。
そこに辿り着くまで、一体どれ程のお金が、人の血が流れたのか想像しただけでも恐ろしい。
また妻を娶っただけでは満足せず、遊び歩いては気に入った女性に手を出していた。
その魔の手は、三国一の美女と謳われた僕の妻にまで伸びる。
合戦で幾度と無く僕に敗れたこと。Kさんの浮気を僕が奥方に告げたこと。挙げようと思えば、Kさんが僕に対して復讐心を抱く理由など幾らでも思い浮かぶ。
だからと言って何も最愛の妻を――いや、だからこそか。だからこそKさんは僕の妻を。

そんなゲームを三人で爆笑しながらやった。




・三日目。
この日は、ずっとKさん宅でゲームをやっていた。
其々の出発時間が近づくまでは。
時間になり、置かせていただいていた荷物も持って、Kさん宅を出た。
それから駅近くで夕食を取り、バス乗り場で銅さんと、駅の改札でKさんと別れる。

そんな三日目。そんな、二泊三日の旅行だった。


×                ×


今回の旅行は、とても有意義でした。
それも宿を提供してくださったKさんを始め、v300さん、銅眼鏡│さん、xx雫xxさんがいたからこそだと思っております。本当にありがとうございました。とても楽しかったです。




以上、今回はこの辺で。
web拍手ありがとうございました。

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最終更新日  2009.10.21 20:59:27 コメント(4) | コメントを書く
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