全984件 (984件中 1-50件目)
昨日は、ゴーカート男が帰ってこなかった。1泊で戻ってくるはずだったのを、もう一泊してさらに一日現地で仕事をすることにしたらしい。この予定の変更を電話で伝え合っているときに、お互い、なんとも声が弾んでいるのは、どういったことだろう?「やっぱり、この二人、問題あるよね?」 (↑ ニーノ君のささやき)ようやく子供も寝静まったあとの夜、たまには「ひとり」でゆっくりしたいのだ。それも、お互いに!(笑)子育てをされている皆さん、或いは終わった皆さん、そう思われること、ありませんか?さて、、、、、、そう、子供も寝静まってようやく訪れる夜の静寂、、、この辺は、昼間も静かなのだが、夜になると、一層静かになる。一般道から奥に入ったところなので住民の車がいきかうだけなのだが、深夜はそれもない。最終電車も終わり、耳を澄ましたときに聞こえるゴトンゴトンという線路の音も聞こえてこない。シーン、、、それが、最近。ちょっと、今までと違う。夜、12時も過ぎようとする頃、チー、チー、ピルルルル、、、、妙に、鳥が鳴き出すのであります、、、、、近くには、水辺があって昼間はカモメやアヒル、クーツ(黒くくちばしだけが白い水鳥)、白鳥の鳴く声が聞こえるのですが、夜は、それも消えてしまう。たぶん鳥達も夜は眠るのだ。それが、この謎の鳥だけ、、、とても透明な鳴き声で、音も高く、はっきりした音色で鳴く。美しい声といっていいかと思う。静まり返った夜だから、さらに目立って聞こえる。にぎやか過ぎて、なぜか、腑に落ちない、しっくりこない。なんとも、夜にふさわしくないのだ。夜行性の動物っていうのもいるが、彼らは、ひっそり動き回るではないか、そもそも夜に動く動物はそういうイメージではないか。それが、この鳥は、このひっそりした夜に、ものすごく元気に精一杯鳴くのである。鳥といえば、朝、にわとりがコケコッコーと鳴いて明るくなっていくではないか。鳥に一生懸命鳴かれるとまるで朝が来て、これから一日が始まろう、そんな気分になってしまうのだ。でも、実はまだまだ深夜なのである。きれいな声だけど、一歩間違えると、うるさい。(笑)窓を開けて寝たら、気になって眠れないかも。うまくここで表現できないけど、とても不思議なのだ、、、、、ネットで調べたのだが、ナイチンゲールという鳥ではないかと思われる。名前の通り、夜に鳴くのだ。(いや、注意して聞いてると昼間も鳴いているが)特に独身のオスが鳴くらしいのだが、、、なんか、これを聞くと、春だなあ、、、そう思う。最近、日も長くなってきたし、ようやく暖かくなってきたような気がする。
Feb 25, 2009
コメント(4)
我が家のプリンス、、、黒猫Ninja君だけが、プリンスと呼べる対象かもしれません。あとは、いたずらっ子ニーノ君と、いつまでたっても、子供のゴーカートのおっさんはプリンスには、とてもとても。わけわからない前置きになってしまった。ニーノ君のことを書こうとして「プリンス」と書いたもののそぐわないのがすぐわかり、しかし、デリートして訂正するのが面倒くさくてくどくど長くなってしまいました。さてさて。最近のニーノ君、ときどき、私が彼の意図することをわかってあげないと、ひっくり返って倒れこみ、仰向けになって大の字に寝っころがるようになりました。これを家の中だけでなく、外でもやるんです。今日は、道端でやりましたよ。車が通る道ではないのが幸いです。ねっころがってバタバタ大騒ぎするわけでもなく、ただ静かにねっころがっているんです。いきなりやられると、、、「???」眠くなったのかな?日光浴でもしたくなったのかな?と、ずっと彼の顔をのぞきこんでしまうのですが、ニーノ君、「チッ、やってらんねーな、ぜんぜんわかってねーな、コイツ」と、なんだか情けない顔をして起き上がるのです。どうやら、そういうときは、彼、ムクれていたようです(笑)。ほほほ、いや、こんなノブい母親の私でも魔の2歳児が秒読みで近づいているせいか、一応、毎日、どきどきしているんですけどね。。。。先日も、私が何かを言っていたらいきなり、、、「NOーーーー!!!」と叫びだしました。「おお! 来たーーーー! とうとう来た、何がなんでも「NO」と叫ぶ日々が!」と、身構えたところ、そのすぐ後、ニーノ君、自分の鼻を指差して、「ノーーーーーーーーズ!」あ、なんだ、鼻(Nose)を言いたかっただけか、、、しかし、なぜ、いきなりNose、、、?わけわからん。ま、ともかく、本格的魔のシーズンは、まだのような気がいたします。ネットの「読売、発言小町」を見ているとドーナツの穴が食べられないといっては、泣き叫ぶ2歳児もいるそうですが、まー、かわいい!楽しみですわ、魔のシーズン!!と、言っていられるのもいまのうちだぜ、ママさんよ、、、←(ニーノ君)
Feb 24, 2009
コメント(4)
今日、明日と、ゴーカート男が遠い街で仕事だ。おっと、そういうの、出張っていうんだっけ、そうそう、明日帰って来るというわけで、今晩は、ゆっくり羽を伸ばそうーー、と思ったらニーノ君が夜10時半過ぎにやっとご就寝となった。結局、夜の時間はなかったに等しい(泣)。最近、彼のお昼寝時間が非常に気まぐれで、ある日は、お昼過ぎ12時半に寝たと思ったら今日は3時半だ。一度寝たら2時間ほど寝るこの頃なので、昼寝が遅くなると、ひじょーに困る。一体、この辺、他のお母さんたちはどのようにコントロールしているのだろうか?昼寝が遅くなりそうだったら、その頃、まぶたにでもガムテープでもはって、無理やり起こしていた方がいいのだろうか?さて、今日のなんとでもない私の日記、というか、メモは。日本のニュース、子どもを花粉症にしないための9か条ってものなんだけど、この9か条。▽生後早期にBCGを接種させる▽幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる▽小児期にはなるべく抗生物質を使わない▽猫、犬を家の中で飼育する▽早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす▽適度に不衛生な環境を維持する▽狭い家で、子だくさんの状態で育てる▽農家で育てる▽手や顔を洗う回数を少なくするすべての人が、このまま9か条を守ることは不可能だろうが、農家で育てるっていわれてもねぇ、、託児所に預けろっていわれてもねぇ、、とりあえずは、強い免疫体質を作ろうってことなのだろう。「適度に不衛生」「顔、手を洗う回数を少なく」っていう表現が面白いけれど、手抜きママの自分を振り返ると、ま、今のままでいいんじゃないの、と我が家を見て思ったりもする(苦笑)黒猫Ninja君も毎日、外を思いっきりほっつきまわって、たくさんホコリ、ゴミを家に持って来る役目を十分に果たしている。先日、ニーノ君の目が腫れて「モノモライだ!」と慌てて薬局にいったら「それはモノモライではなく、アレルギーだ」といわれ専用目薬をもらったが、結局、なんとも気が進まなかったのでニーノ君に点眼しなかった。もっとも、目の腫れは翌日には収まったのだが「アレルギーだ」なんていわれると、心穏やかな気持ちではいられない。昔よりも、断然にアレルギー患者が増えているらしいのだが、なんとも、生きづらい世の中になってきたものだ。実は、私も子供の頃、アトピーともいわれアレルギーでかなり苦しんだのだが、大人になるにつれて、すっかりその症状は消えた。一体、原因はなんだったのだろう?それも、汚い世の中にさらされて、強くなったということなのか(笑)
Feb 24, 2009
コメント(4)
今日は、慌しい日であった。9時過ぎには、ゴーカート男とニーノ君は寝に入ってしまった、、、子供はもっと早く寝た方がと思うが、最近は長いお昼寝のせいかずっと遅かったのだ。私自身、朝起きて、午後、お友達のパーティに持っていくクッキーを2種作って焼いて、それからジムにいって、ちょっと水泳してジャグジー、サウナといつものコース。そして、家に帰ってから、朝タネをつくっておいた、もう一種のクッキーを焼いて化粧して慌てて友人宅へ。それから8時くらいまで遊んで。たくさんの人にあって、会った人の名前を覚えたりするだけでかなり頭を使ったような気がする。トシだ、、、、でも、楽しかった(笑)いや、どっと疲れた。一日にたくさん詰め込んだ気がするが、逆に、もうかなり昔のことのように思えて今日一日が空白だったような気さえする、、、さてさて。昨日は、すごーく近所っていうか、家の前の建物に住んでいた日本人の方からマッサージを受けた。すごく気持ちよかった。実は、彼女とは先週会ったのだ。最寄の駅のホームで見かけ、日本の本を持っていたので、同じ車両に乗り合わせたときに「日本人の方ですか」と話しかけたらとても愛想の言い方で、それからズンズン会話が進んだのだ。2年間、こんなに近所に住んでいたのに今まで言葉を交わすことがなかった、、、でも、彼女は私を近くのスーパーや道端で見かけていたらしい。ニーノ君や、ゴーカート男のことも知っていた。おまけに、猫のNinja君まで、なでなでされていたのだ!(笑)彼女は、私に話しかけようとしていたらしいのだが、ついついそのチャンスを失っていたという。何度も今度こそ、、、と思っていたというのだ。そして、今、ようやくお互いを知ることができて、、、、というところで、彼女はもう2週間後に日本に帰ってしまう、、、ああ、これが男女だったらドラマみたいでしょ?とても素敵な彼女で、もっと知り合えていたらどんなに楽しかっただろう。すごく残念。今回、本当に残念で無念で、、、彼女と昨日再度会ったときに、お互い納得した。「話しかけてみたい」と、そう思ったときに思い切って話しかけないとダメですよね?そうそう、そうなのである。女同士でも、相手が男性でも、素敵な出会いが待っているのに、逃してしまう。こんな口惜しいことって、人生にないではないか!日頃、わかっていたことではあるけれど、彼女との今回の出会いをもって、これからは、絶対、、、話しかけたいと思ったら話しかけよう、そう誓った私である。うーん。それまでの私は80%ぐらい達成していたかな、結構、積極的に話しかけていた方だと思う。けど!日本人は、知らない人に警戒心を持つ人も多く「変な人」と避けられた時もあったような、、、気もする、、、(笑)でも、変な人と思われてもいいではないか。その人との関係はそれで終わってもいい。それよりも、素敵な人と知り合うチャンスを失うことの方がもったいない!
Feb 22, 2009
コメント(6)
いやいや、またやられてしまった。下痢。昨日の日が昇る前の早朝、、、気持ち悪いなあと思って起きてトイレにいく。嘔吐、プラス下痢。で、悪いものはとりあえずなくなったからか、嘔吐はなくなるが、下痢は続く。外出は避け、ワタシのゴールデンタイム、ニーノ君のお昼寝時間も、一緒にお昼寝して休んだ、、、(泣)なにか食べてまた気持ち悪くなるといけないので、夜まで、モノを食べられなかった。おなか空きすぎて、お腹がいたくなった。原因は、、、たぶん、アレだ。ケドジェリー(Kedgeree)と読むんだろうか。英国インド料理で、日本で言うシーフードピラフみたいなものだ。使ったカレーペースト、開けてから時間がたっていたからきっと、そのせいだと思う。お料理を食べたときは「悪い」味はしなかったのになあ。運がよかったことに、その日、ニーノ君は、あまりそれを食べなくて、ピラフのなかのひよこ豆だけを拾って食べていた。彼は、元気はつらつであった。ゴーカート男は、夜だけの一回こっきりの一時性の下痢。ワタシはほぼ一日。(← 一番、食ったということだな、苦笑)こんどから、古いなと思ったら使うのはよそう。主婦とはいえ、ケチんぼはいけない。しかし、こう考えると働きながらも子育てをするお母さんは大変だ。病気にもなってなれない、、、、病気にならないようになおさら気をつけてピリピリしてしまいそうだ。特に怠け者の夫を持った日には(ひとつ手前の日記を参照)。ときどき、「働くお母さんだったら、どうなっていただろう?」って考えることがある。以前のワタシの職場を考えると、それは、まったく、上司と部署によるのだが、おそらく、英国だと、日本よりは働きやすいかと思われる。総じて怠け者が多いことと、多様な価値観があるため、他人にも甘いからだ。もっとも、会社内、会社外含めて、仕事相手の客を舐めてる、、、感じもするが、顧客もそんなに「落とし前つけてくれよっ」とムキになったりする人は少ない。病気や、交通手段の理由で働きにいけないときは「あなた(或いは私)のせいじゃないんだから、気にしない! お互い様、、、」って感じだ。また、子供を持てば、自分の価値観もかわる為、出世がどうの、と前よりはイライラしないと思う。。。そう思うと、収入があった方が気持ちも楽なため、仕事を持っていてもいいなー、と思いつつ。。。思い出した。最後の職場、、、というか、一番最近の仕事じゃなくて、最後あれやこれや問題があった、職場のことだが、あそこは、ダメだろう。上司が、日本人ごとく、コントロールフリークで、毎日の働きを、小数点単位のグラフで示せ、なんてタイプの人で、本来の仕事を終える前に、その上司だけのための仕事もあって、で、その本質がからっぽなものだから、ないところから、彼女への仕事を生み出せみたいな、、、何言ってるか、わからないよね、これじゃ、、(笑)とにかく、頭抱えちゃう上司だったのだ。仕事より、その上司の面倒が大変で、、、あそこじゃ、子供持って仕事するのは無理だったろう。事実、、、、あの部署で中間管理職が妊娠したとたん、ことごとくやめてしまうのは「子供ができたら、この仕事はきちんと全うできないので、 いさぎよく辞めた方が、あとあと問題ないかと思います、、」そんな風に、かっこよくやめていったに違いない。それも、、、後に仕事に就くときに必要なリファレンスレター(推薦状)を考慮してのことだ。もし、居続けても、突発的な休みなどをとったときに、散々嫌味を言われて、つらくなっていくに違いないことも想定して。そう考えると、やっぱり子育てと仕事、両立は、部署の上司次第って感じがするなあ、たとえ日本より働きやすい英国でも。社員をむやみに追い出したりするような行為は、法に反するのだけど、会社も、姑息な手を使うと同時に、もともと、戦いを回避した方がラク、と社員もいる。職場に恵まれる、、、、これはとてもラッキーなことなのだ。
Feb 20, 2009
コメント(2)
ああ、いかん。どういったことなのか、今日は、ダメママだったワタシだ。特に体調がどうこうというわけでもないのに、キレやすい。ニーノ君は、とてもいい子だったのに、お昼ご飯に手をつけなかったということで、激怒してしまった私である。普通じゃ、そんなことくらいじゃ怒らないはず、、、(でもないか、、、)いや、原因はまた週末にある。またも、お昼ごろ起きだしたゴーカート男に頭に来ていてそれが今も引いているのだ、、、なかなか、気分転換ができない。あいつが悪い、あいつのせいだということは簡単なのだけど、どうも、ヤツは生活の改善がなっちょらん。先日も、「もっと早く起きて、ニーノ君と過ごす時間を作る」とかいいつつも、毎週毎週、のそのそと起きてくる。朝、子育て家事などやっているところ、グーグーいびきかいて寝ていられると、非常に腹が立つのである。俺は仕事している、金を持ってくるだけで十分だろう、とは思っていないだろうが、そういう態度だと、結果的に見えてしまうのだ。で、その腹立たしさが、ときどき、抑えられなくてニーノ君に当たってしまうのは、人間として失格だ。。。(泣)アイツ、どうにかしてほしい、、、
Feb 17, 2009
コメント(13)
最近、ニーノ君の就寝とともに、自分も眠くなってしまうことが多くなった。子供が寝た後が、自分の自由を得られるゴールデンタイムだというのに!!疲れているのだ。。。どうしちゃったのかな、何が原因かな、とゆっくり記憶をたどってみる。どうやら、それは「ネガティブ」な疲れではなく、「ポジティブ」な疲れのようだ。ニーノ君と遊ぶのが、「思いっきり」になってきたからだ。こ、これが、他のお母さんがいう、、「男の子ってたいへんよ、、、」ってヤツだろうか?彼も1歳と11ヶ月、来月の終わりには2歳になる。身体の自由がきくようになってきてどこでも所狭しを走り回るようになってきたし、プレイグループの歌の時間には、思いっきり踊って歌う、、、初めて聞くわからない歌でも、音楽さえ始まればスタッフや周りをマネして、大騒ぎ。。。しかも、どこのプレイグループでも、いわゆる「お立ち台」を占有するタイプになってきた。で、ママであるワタシもそれをみていると楽しくなってきちゃって、歌って踊るのである(笑)時間の終わりには、他の子にちょっかい出して追い回して大騒ぎ。そんなわけで、最近、グループを出るのが、、、、最後になってきた(泣)他のママたちにも「ニーノ君はとっても社交家ね」と、言われる。こんな小さい子にそもそも社交があるのか? て感じだけど、なんか、、、、相当、、、派手に遊ぶようになってきた。もうじき(実はもう?)、ママはいらねーぜ、って感じである。追い回すのが大変だ。とにかく、元気なニーノ君と遊んでいるとワタシも思いっきり遊んでいて(笑)体力を消耗しているわけだ。さて。他のママたちとの交流も楽しくなってきている。顔見知りになって、ただの挨拶や軽い社交辞令の会話だけではなくてアレコレと話すようになってきた。それも楽しいのだ。結局、みんな同じエリアに住むわけだし、仲良く情報交換したり協力したり、いい子育てができればな、と思う。あちらこちらでこうしたプレイグループやファミリーセンターをつくり、お金をかけて陰ながら私たちをサポートしてくれているカウンシル(区)に、感謝したいと思う。この国の「子供たちがこの国の未来を支えていく」という意思が伝わる。ところで、先日、あるママと話していたことを思い出して、ちょっと後悔している。そのママ、ドイツ系だけれどギリシアで育った人で、旦那さんの仕事のために、英国で住んでいる。あちこちのグループでも顔を合わすことがあり、よく話す人の1人だ。その日、会話の中で「夫が、今、仕事がなくて家にいてね、うんぬん、、、」と彼女が言った。日本では、もしかしたらこういう家庭の事情のことは隠す人も多いかもしれない。仕事がなくてと、サラリと彼女がいったときに、ワタシも、同情で顔を曇らせただけで「ああそうなの」とサラリと流してしまった。こちらで会話しているときに、日本人が相手の場合と、そうじゃない相手の場合、ときどき自分の対応が違うことがある。個人の生活レベルや、また価値観も異なるこの国。(っていうか、日本が均一傾向にあるっていうだけか?)生活スタイルも違う。万年、仕事がない人だって多いし、そもそも働く気がない人もいる。そして、そういう人の生活も最低は保障されている国。だから、「仕事がない」と彼女がいったときにふと、別にそんなに大したことじゃないんだろう、とワタシの脳が判断してしまった。相手が日本人だったら、もっと対応を変えていたと思う。その件についてもっと親身になっていたということなのだけど。けど、、、、今、思うと、もっと優しい言葉をかけてあげればよかったと思う。もっとそれについて話してみればよかったと思う。話すだけでも、ラクになることもあるし、もっと、なにか悩みもあって、それを聞いてあげることもできたかも。ワタシがもっと突っ込んでも、話したくなければ話さないだろうし、また、その状態が彼女にとって大したことじゃない様子であれば、それはそれでいいじゃないか。ああ、ごめん、、、、今度会った時に、今日思ったこと、彼女に伝えたいと思う。
Feb 12, 2009
コメント(4)
今日も、サッサといこうかと思います。昨日、お風呂用のクレヨンがあって。。と書きました。子供がいなくても、入浴中に勉強したい人とか、思いついた買い物のメモをしたいとか、大人にとっても便利かもしれません(笑)バスタブとか、壁とか、はたまた皮膚に書いても流し落とせるというものです。さてさて。先日は、ゴーカート男がニーノ君と入浴中、二人でボートやらクレヨンで遊んでいました。ゴーカート男が「おーい!」と呼ぶので、行って見ると、そこには、ひげを生やしたニーノ君が。「爆」「将来、どんなオトコになるのか、試してみた」というのがゴーカート男の釈明ですが、その場で、それじゃ、とワタシも参加させていただきました。ゴーカート男の顔を、化け物顔にしてみたのです。鬼っ化け猫っもう、とにかく、こわーく、塗ってみましたよっところが、ニーノ君、あまり反応しません。おかしいな、、、アタシってやっぱり絵の才能がないのかな(昨日に続いて、、、やっぱり?)「ね、ニーノ君、こわいでしょ? これ、こわくない? いつものダディちゃんの顔と違うでしょ? ね、どうなの、ね、、、、ね、、、?」ときどき飛ぶ水しぶき、、、っていうかお湯しぶきで、書いたものが半分流れかかってきて、ますますオソロオソロしいっていうのに、、、どうしたんだろ。。?そこで、ゴーカート男。勝ち誇ったように、、、「マミーの白いパック顔ほど、コワイものはねーよなっ うははははっ」そうなのです。先日、ワタシがニーノ君とお風呂に入った日。タマには、スキンケアもしてみるかと、白い泡パックをしてみたのですが、ニーノ君、ワタシの顔をみるなり、オオ泣きが止まりません。「アタシ、アタシ! ママだよ。見てみて、かわんないじゃん、ママだよっ」どんなに言い聞かせても、、、、パックを落とすまで泣き止むことはありませんでした。泣く子もだまるっていうか、、、、とにかく泣かずにはいられないほど、コワイっていうか、そんなに、パック顔っていうのはコワイもんかねぇ?
Feb 11, 2009
コメント(6)
今日は時間がないので、サッと行きますよ、サッと。先日の日記でホワイトボード購入を決めたということを書いた。そう、ニーノ君に対するスパルタ育児を推進するためである!というのは、気持ちだけで、、、、実際は「ずっこけ育児」になるだろう早速、本日届いたのであります。で、描いてみましたよーー。ミツバチを黄色と黒で描いてみました。「はい、これ、なに?」ニーノ君。ちょっと間があって、答えます。「カメ、、、カメーッ」「。。。。。。」いや、ニーノ君がミツバチを知らないわけではないのです。また、カメもしらないわけじゃないんです。他の絵本では、ちゃんとミツバチやカメをそれぞれ指さしながら言えるわけですからね。単に、ワタシの絵が下手だったってことですが、それにしても、カメかい?太りすぎかもしれないけど、ワタシには、ちゃんとミツバチに見えましてよっ、ニーノ君!!そういえば、お風呂で書けるクレヨンなるものがありまして先日、ゴーカート男がニーノ君に描いて見せたもの。。。クリスマスツリーに使う、とげとげの木、あれは、松?ちゃう。杉、、、、?ちゃう、、、えっと、、、、モミの木だっけ?で、モミの木って、どういう木だっけ、、、ま、とにかく、その木に赤いりんごが成っておりましたよ。緑に赤は、とてもわかりやすくてきれいでいいんですけど、クリスマスツリーには、りんごはならんだろうよ。親子ともども、これからのたゆまない修行が必要かと思われます、、、、
Feb 10, 2009
コメント(2)
今日は、朝からマジメに雨が降っているロンドンです。昨日の予報では、午後から晴れるということだったのでがんばってお出かけしようと思ったのですが、かなり真剣に降っていたのでお出かけ中止。さて、、、そんな日の私とニーノ君は。音楽聴いたり、おもちゃで遊んだり。今日は、彼にとって新しいことをしてみました。クッキー作りです。そうだ。ここは英国ですからビスケット作りといった方がよいかな。クッキーはアメリカ英語であります。ニーノ君も「ビッケ」といいますし、、ビッケでちゃんと英国人に伝わります。場所によっては、ビスケットなどのおやつがプレイグループで出るのですが、ニーノ君もビスケットには目がありません。あまり、彼に市販の甘いビスケットを食べさせたくない私が目を光らせているつもりですが、ニーノ君が「ビッケ、、」というと、周りにいる優しいママたちが、あげてしまうのだっ!!そう、それはそうと、彼が他のおもちゃで遊んでいる間、ビスケットのタネをつくりました。子供用に、と極力砂糖を減らし、全粒粉(強力)、卵、ヨーグルト、バターとベジタブル油そして、黄な粉という、スーパープロティン強化ビスケットだ(笑)これで冷蔵庫に少し寝かせておいて、しばらくした後で生地を伸ばして、リビングのテーブルにもって行きました。キッチンでやりたいところですが、ニーノ君はちびっ子ですから手が届きません。★や月、花や、馬の型を選んで型抜きをしようとやり始めたら、、、よくありそうな出来事ですが、「まだ、食うなっ、これは焼き焼きしてから食べるんだってっば」 そんなわけで、「待つ」がまだ難しいニーノ君は、生地をそのまま食べようとするのでした。なんとか、二人で型抜きをしてオーブンにビスケットを突っ込むも、、、焼きあがったのを、「あっちっちーーー、うわーーん」と泣き叫ぶニーノ君に手を焼くワタシだ。そう、焼くのはビスケットだけじゃないのだ。ようやく冷ましたビスケットを★だ、木馬だと眺め眺め喜んで食べたニーノ君、やっと、、、そう、今、ニーノ君は昼寝の最中なのだが、、、ビスケット。ニーノ君、結構バクバク食べてたけど、、、大人にとっては、甘さが物足りない。一応、初めてニーノ君が作った(型を抜いただけ?)のビスケットなので、後でゴーカート男にも食べさせてみるか。そうそう、英国はビスケット王国だけど、ワタシはあまり英国のビスケットは好きではない。マクビティだろうと、ハロッズだろうと、、F&Mだろうと、、ひとつ、イケルかな、というはMalted Milk Biscuitっていうものなんだけど、どこのスーパーでも、ブランドでも出している手ごろなビスケット。簡単にいうと、日本の「チョイス」みたいな味わいのビスケットだ。チョイスって、おいしくありませんか、、?(笑)
Feb 9, 2009
コメント(2)
まだ幼児の子供がいて、面倒なのと、この先行き不透明な経済状況と、そしてなにより、レストランで対価に見合った食事を出すところが少ないせいと(日本と比べて)ここんとこ、さっぱり外食していない。あー、あのベトナム料理食べたい、、、あー、あのタイ料理食べたい、、、ときどき思う。ニーノ君、あずけて食べに行けば?そういう方法もあるんだけど、実際、近所の人も喜んで面倒見てあげるよっていってくれるけど、でも、自分たちだけで食べてもねー、おいしくない、、っていうのが、今のところ私の気持ちだ。人はいろいろ生活の楽しみ方のスタイルがあるけど、私は、家族皆で楽しみたいのである。ときどき、子供を持つお母さんたちが、その伴侶に預けて食事会しよー、っていうのがあって、そういうのは、楽しく参加できるんだけど、ゴーカート男と私だけで食事っていうのは、、、なんか、こう、、食欲がわかない。なぜ?ニーノ君に対する罪悪感が残るっていうのもあるけれど、どうやら、我が家には違う問題があるかも!?(笑)それはそうと、昨晩、深夜遅くまで仕事をしたゴーカート男が、「今日は自宅で仕事する」と言い出した。ふぅん、、、、それじゃ、後でスポーツジムでもいこうかなと思うと同時に、お昼は、最近、急に食べたくなった飲茶でも皆でいこうか、、、と考える。(一応、ゴーカート男、仕事の予定ではあるが無視、無視、、笑)とりあえず、午前中の図書館でのプレイグループにいってきまーす~!そういって、ニーノ君と出かけた。今日も天気が悪く、道中の雪が完璧に溶けていない様子だったのでベビーカーで行かず、徒歩でいく。天気も悪いことがあって、図書館はちょうどよい混み具合。普通、子供達が居すぎるとニーノ君、手狭になって愚図り易くなる。お母さんたちも、ちょうどいい割合。中国人系、日本人系(ワタシだ)、東欧系、英国人、トルコ人と、、久しぶりに和気藹々とおしゃべりも弾む。居心地が良かったので終わってからも図書館に皆で残り、子供達を遊ばせた。そんなわけで、十分にニーノ君を遊ばせた感とともに、自分も充実したときもあってか、ご機嫌で週末用の本を借りつつ図書館をあとにする。途中、スーパーに買い物によっていこうか悩むがあとで、ゴーカート男にニーノ君を任せ。ジムにいった帰りに別のスーパーでゆっくり買い物と決心し、その横をそのまま通り過ぎる。ウキウキ、ニーノ君と自宅について、家のドアに鍵を差しこみ、、、「ただいまー、帰ったよー、」そういうと、、、あれ?返事がないぞ? アイツ、また無視してるな。「ちょっと!!聞こえないんかい? 私たちのお帰りだよーーっ」それでも返事がない。。。ゴーカート男は、よく人の声が聞こえない、聞いていないヤツなのだ。この反応のなさにムカついて、ドタドタ家の中に入ると、、、、、、ゴーカート男いなかった。。。。 カバンもなかった。。。仕事にいったようであった、、、、なんだ、行くんだったら、ちゃんと最初に言ってくれよ。買い物もしてこれなかったじゃないかーー!ジムの話も、、、飲茶も、、、、楽しみにしていたのに、今日は、ナシ、、、(泣)そんなわけで、非常に普通の一日を過ごしたのでした。そう、ごくごく普通の金曜日。(尚、家に置き忘れた携帯にはゴーカート男のメッセージが入っていた、、、)
Feb 6, 2009
コメント(6)
家の階段下にある倉庫に先日、日本に帰ったときに母が「おまえの好物だから」とくれたうなぎパイ、、、、もう消費期限も1月中旬で過ぎてしまったけれどなかなか手をつけられません。このうなぎパイ、もう何度でもバリバリ食える、みたいな、とにかく私の好物。もしかしたら、食物の中で一番好きな食べ物かも。(ちょっと、、、貧しいかい?)で。今日も倉庫を開けたが手をつけることができず。それで、代わりをつくることにした。市販のPuff Rollを買ってきて(日本のパイシートとは、ちょっと味わい違うような、、、)生地に思いっきりバターを塗りまくり、砂糖を散らしまくり、うなぎ粉なんてものはないし(あってもそれで風味がかわるのかどうか疑問だけど)スライスアーモンドもどっさり載せて焼いてみた。ううう、、、ん。ま、食べられるな。でも、もっとたっぷりバター、砂糖を塗った方が良かったな。もっとも、今日もメタボまっしぐらのおやつになってしまった!!さ。今のは、どーでもいい前置きなのだが、最近、ニーノ君は言葉を覚えつつあるのだが、よーーく聞いてないと、なんだかわからない単語がある。マンマンマン(アンパンマン)ダブダブダー(ヘリコプター)びどー(ウォーター)びこ(ミルク)などなど、もしかしたら、彼は発信しているのに私がわかってあげられていない単語もあるかも。とりあえず、「ずっこけ(ても)教育ママ」を目指している私としては今、言葉を覚え始めたニーノ君に、どんどん単語を覚えさせたいのであるが、それには、まず言葉のシャワーを浴びせなければならない。日常でなるべく私が問いかけること(普段はワリと無口な私なので、結構厳しい、笑)ひたすら絵本を読んで絵と言葉を連携させる、、あとは、、、実は食卓の横に、絵が張ってある。あるウェブサイトでみたとてもファンキーで可愛い絵で、気に入ったものなのだが。それを食事中に、その絵を指差しては「ビー(Bee)」「バっ(Bus)」「フラウワー(Flower)」などと食べながら、ひとりしゃべっているニーノ君をみて、「これだ、、、」と思った。よし、これから巨大なホワイトボードを買ってだ、食卓横にかけて、その日、ニーノ君が接した世の中のものを絵で書いて、そしてその下にその単語を書いていくぞ、いや、単語を絵がついたカードや絵本はたくさんあるけれどもニーノ君は食事の時間も惜しんで(笑)、言葉を覚えるのだっ?ていうか、「さっき散歩したときのあの言葉って、 どこの本にあるかなとか、どこかのカードにあるかな、、」とか、見つけるのが手間なので、その都度ホワイトボードに書いてしまった方がいいと思うのだ。そうそう、赤ちゃんは言葉を文字としてではなくピクチャーとして覚えるらしいのだが、Appleだったら、「Apple」というつづりそのものが絵なのである。だから、まずAppleの絵を描いて、その下にAppleと書いて知らぬ間に単語を文字ごと覚えてほしい、、、って私の願いなんだけど、でもさ、Appleとか、まあ、なんとかリンゴらしく描けそうだけど、こみいった絵、動物の「サイ」とか、「カンガルー」とか、結構、難しそうだ。布団とか、座布団なんて、難しいよねー。私の技量では描いてもなんだか、わからなそー。これから、私の絵の技術をあげないと、、、、な(汗)こりゃ、、、私の良い老化防止になるかもしれません。
Feb 5, 2009
コメント(8)
最近、どうも子育て関連日記が多くなってしまっているのだが、ま、24時間子育てしているからしょうがないといえば、しょうがない。いや、そういうこととは別にPCに向かって自分のブログを開き、「はて、何を更新しよう?」と思ったとき、子育てしか思いつかないのは、ちょっと、、、哀しい気がする。やりたいこと、気になること、たくさんあるのに、、、(泣)さて、ところで、我が家のもうじき2歳児ニーノ君と、老齢になろうとする、あるいはなったかの黒猫Ninja君。二人の好物はチキンであります。なるべくベジタリアン嗜好に育てたいと思いつつあまり肉はニーノ君に与えていないのであります。ただ、大人が食べるせいか(笑)、彼のお皿の中にもときどき少々の肉が混ざるのですが、彼のその喜びようといったら、、、特に、チキン、豚肉が好き。さて、ある夜の食卓。チキンの足の煮込み。。。。彼には、柔らかい肉の部分をちょびっと私のお皿から上げていたのですが、私のお皿を、じーっと見つめたあと、「それ、それだ、それよこせ」とほとんど肉がとれた骨の部分を指差します。もう肉もほとんどないので、ちょうどいいわ、と彼にあげたところ。骨をおいしそうにしゃぶるではありませんか!!!つかんで話しません。ついでに、ガリッと軟骨あたりをかじっては「おいち、、、」とニッコリ微笑む始末。「、、、、、」肉をそんなに食べない私としては、また、肉も、普通の肉?(内臓とか、骨の近くとか、みょーな肉はダメ)しか食べられない、そんな私からみると、ちょっと異様な姿に見えました。コイツ、、、コワい、、、やっぱり、欧州野蛮人、ゴーカート男の血を引いているのだろうか?いや、ゴーカート男もそんなに肉だけを食べるわけではない、けれど、このニクニクしい食べっぷりはどうだ?まだまだプリティであどけない子供が(笑)その小さいおちょぼ口で、おいしそうに骨をしゃぶるわ、ガリガリとかじっている姿ヒジョーにコワい姿でありまして、隣でみていた私、ちょっと身震いしてしまいした。やっぱり。彼の祖先は肉食獣なのだ、、、、絶対、アタシのDNAじゃない、、と思って呆れていると、小さいながらに、肉食獣でも許してしまう愛猫Ninja君が匂いに誘われてやってきました。うらやましそーに、ニーノ君の食卓を覗き込んでいます。いや、ここで、ニーノ君。やっと、私のDNAがうずいたようです。それでこそ、これからの文明を支えるソフィスティケートな人間像!Ninja君に「どうじょ」しました!ああ、我がニーノ君よ、やっと人間であることに気がついてくれたかっ!!(泣)(そんなこた、ねーよな) オイラにも、くれ、、、 Ninja君の視線は、ニーノ君の持つチキンの骨に釘付けです、、、 どうじょ、、、っていうか、猫が勝手に食い始めた、、、? この後、Ninja君はチキンをくわえて、テーブルの下にもぐりこみ ひとり、、、いや1匹で誰にも邪魔されることなく骨を平らげました。
Feb 4, 2009
コメント(6)
ロンドン、昨日はほとんどの交通が麻痺しておりましたが、快晴の今日は、ほぼとはいわないまでも、なんとか動き始めました。そんな今日、かねてからロンドンの反対側、、つまり西側に用事があったのですが、その場所は、遠いけれども移動に関してはそんなに歩かなくてもいい。つまり、我が家最寄の駅まで歩けばあとは、電車での移動です。ベビーカーで移動しなくてもなんとか耐えられそう。最近、電車やらなにやら興味を出し始めたニーノ君にもいい刺激になるのではないかと思い、思い切ってその用事を今日足してしまうことにしました。利用する電車が動いていることを確認して、出発です。最寄までは5分くらい歩くのですが、まだ雪が深いのでゆっくりです。ニーノ君、長靴をはいていますが、なんせチビなので、雪は長靴のたけほどありました(笑)DLRの一番手前に乗って(そうすると前方方向が丸々観察できるのです)ニーノ君もワクワクです。地下鉄に乗り換えると、あとは、暗闇なのでちょっと退屈、、、でも、彼は歌を歌って乗り切りました、、、TVの人形アニメ、Postman Patの主題歌なのですが、Postman Patをなぜか「べたび」としかいえないニーノ君、「べたび、べたび」と歌い続けます。(母親、私はちょっと恥ずかしいです、、、笑)一時間弱の道のり、用事を足して戻ってくる途中、ピカデリーサーカスで思い切って下りてみました。そこでサバの押し寿司などのお寿司を買う。次はチャイナタウンによってニーノ君の好きそうなウィンナー入りのパンやクリームパン、揚げゴマモチを買い込む。子供好きの中国系の人たちは、仕事そっちのけ。すぐさまニーノ君を囲み「名前は? かわいい!(注:中国人は子供が好きなのでどの子もかわいいんだと思う) 日本人?何歳? ほら、私のマネしたー! このパン好き? きゃははー」、、、ニーノ君、中央で怯えています、怖がっています。が。最後は、マンザラじゃないようで、お姉さんたち皆に手を振って別れを惜しみました(笑)それから帰途に。いやー、近場のCanary Wharfもまずまずの都会だと思っていたけど、やっぱり、ピカデリーサーカスはさすがにこれこそ都会だわ。こんな道の状況でも人がたくさん!車もウヨウヨ。普段はもっといるんだろうけど。ニーノ君、目をクリクリして興奮してはしゃぎ歩いていました。私も(周りの人も)ヒヤヒヤです。妙なお店もたくさんあるし、人もいろんな人がいるし!!なんどか、バタっと雪でぬれた道端に倒れたけど、ウォータープルーフのジャケットなので拭けばなんとか(泣)地下鉄の駅の階段の上り下り、エスカレーターの乗り降り、いったい、今日一日で何度繰り返したことでしょう。かなりいい運動になったと思います。(ニーノ君をひっぱったり、持ち上げたりする私もへとへと)いや、たまには、いわゆるロンドンの中央にもこないといけないわ、と思うのでした。小さい脳に刺激を与えねばっ!? さ、、、寒い 我が家の近くから、、、 前方に高層ビル群があるのですが、雪でかすんで見えません。
Feb 3, 2009
コメント(4)
皆さんももうご存知かもしれないけど、、、昨夜からロンドン、珍しく雪が降っているのであります。長野県出身の私として、「大雪」と表現するにはアマイと思うので「雪」にしておきますが、一晩で20センチっていったら結構なものでしょ?で、アマイ英国は、今朝M25(ロンドンの環状高速道路)はクローズになるわ、地下鉄(、、、アマすぎる)、電車も一部走らない、そんなわけで、ゴーカート男が自宅からお仕事になりました。実はこの週末、土日両日ともに、午後1人でジムにいってサウナ、ジャグジー、ちょっぴりスイミングと楽しんできたのですが、今日の午後もいっちゃおうかしら(笑)さて。朝食を食べて、ふと気がつくと、たまねぎがない!たまねぎがなかったら、料理できないっていうか、今日の予定の料理ができない。そんなわけで、朝食のあと、「ね、ニーノ君をちょっと連れて、たまねぎ買ってきて」と近くのスーパーに散歩にやらせました。外は、真っ白雪の世界、ニーノ君も冬用の防寒ブーツを履いて、ウキウキ二人で出かけました。それでこうして、私、PCの前に向かっていられるわけです。が、、、、、ちょっと、もう11時半も過ぎたのに、帰ってきませんよ、二人!スーパーは、歩いて5分もかからないかも。いったい、どこいっちゃったのかしら?そうこうしているうちに、また雪が降り始めています、、、しかも寒い、寒い、すっかり冷え込んできた!普通は、昼間はヒーターを切っていても十分なのですが、今日は、ちょっと止められません、止めたとたんに、ひんやり寒くなっていきます。そうそう、、、昨日見て、思ったんだけど、こっちの人たち、、雪が珍しいのでしょうか。私はときどき「どれだけ雪が降っているのか」窓の外を眺めているだけなんだけど、家の前にはちょっとしたコートヤードがあって、ひろいグリーンが広がっています。そこに、、、夜に、ザクザク雪が降り始めて積もり始めると、家からワサワサ出てきて、、、写真をとったり、雪の上にねっころがったり雪だるまを作ったり、はしゃいでいるのです。あちこち、フラッシュがたかれる光がにぎやか。夜、、、9時ですよ、夜9時になってもまだ遊んでる!人生、、何があっても、楽しむ気持ちが大切よね、、、やっぱり、こっちの人たちは、神経も丈夫だわ、、、
Feb 2, 2009
コメント(14)
そう、昨日はちょっと「きれいっぽいママ」を目指して出かける用意をしたのに(っていうか、気持ちだけ?)雨、、、で、プレイグループ参加を断念した。雨が弱まったチャンスを見て、遅れても行こうと思ったけど、午前中はかなりの雨が降り続けた。(ロンドンでは珍しいことだ)そんな雨の日。ずっとオウチにいて、ニーノ君の相手をするのは結構つらい。最近TVっ子になってしまった彼は「ビ、ビ(TVのこと)」といって、TVをつけろというし、おもちゃも限られているし、煮詰まる、、、きっと、ニーノ君自身も煮詰まるんではないだろうか。そうだ!と思い立ったのが、ヨガのビデオをみて、二人で体操してみよう!お互いに運動になるし、きっと、彼も新しい経験に心踊るかも?これで午前中は、とりあえず時間がつぶれるぞ(笑)ヨガって、説明も動きもヒジョーにゆっくりで、そのゆるゆるのテンポがニーノ君の興味をそそるかどうか、ちょっと心配ではある、、、いや、かなり心配だ、、、そう思いつつ、ヨガマットを広げ、ビデオをつけ、用意。と、そこに、ニーノ君、「マノ!」と、テラスにいくドアの外を指差した。マノ!!マノとは、すぐ近所の結構仲良くしているアルゼンチンファミリーの飼い猫だ。なんとかかんとかという血統書付の由緒正しき猫だ。まだ若く一歳にもなるかならないかというところか。あ、そうそう、本名はロマーノ(Romano)というのだが、ニーノ君はマノと呼ぶ。最近、ロマーノは暇さえあれば、ウチに来る。なにをするって、、、、Ninja君の餌を奪いにくる。で、ときどき2人、おっと2匹でじゃれて遊んでいく。どうやら、Ninja君も弟分として迎えているようだ。以前、猫の餌がたくさん余っていたのでロマーノにあげようとしたら、「ウチのは、普通の猫じゃないから、ほら、ぺディグリーだから、 普通の餌は食べないの」って断られたっけ?ところが、ウチに来てはNinja君の食べ残しをきれいさっぱり食べていく。ついでにNinja君が好まないグレービータイプもしっかり食べていく。Ninja君より、浅ましいって言うか、というより、、、、、コイツ、飢えてんのか? そんな食べぶりだ。ちゃんと餌をやっているんだろうかと思ったがロマーノの最近の太り方をみると、単に食いしん坊なだけなんだろう。(なお、このロマーノのファミリーは、ロマーノがウチに出入りしたり、餌を食べたりしているのは知っている)そんなロマーノがドアの向こうで「ニャーニャー入れてくれっ」っていうので、とりあえず入れた。。。早速、そのまままっすぐキッチンに行き、Ninja君の餌を食らう。もう、それからは、、、ヨガどころではない。ニーノ君は、ロマーノを追いかけ続けた。そのうち、Ninja君も加わり、2匹+1人で、一階をドタバタ、階段を駆け上がったっては2階でドタバタ。右へ左へ、テーブルの下だの、ソファの上だのあらゆるところを走り回る。ときどき、遠くでニーノ君の奇声・歓声・笑い声が聞こえるが、とりあえずいい運動になっていることもあり、ドタバタ騒ぎに「ま、いいか、と思う」私はヨガを続けようと思ったが、私とTVの間を2匹+1人が走り回るものだから、それどころじゃない、邪魔だ、集中できない。それから、2時間強ほど、2匹+1人は暴れていただろうか?子猫の頃から飼い猫のロマーノは、毎日2人の子供の相手をしているツワモノ、Ninja君よりも忍耐強く、滅多に手を出さないが、さすがに、やりきれなくなってニーノ君に攻撃を加え始めた。見ていた私はあまりにロマーノが可哀想(笑)になってきたので、外に放すことにした。今、思うと、雨の日のニーノ君のベビーシッターをしてくれたわけでこれじゃ、餌くらいちょっとあげてやらないと、ワリに合わないって言うか、猫だって、報酬がほしいよね。これからも、ニーノ君の相手を頼みたいと思う。ロマーノのずーずーしい食いっぷりに(ゴーカート男が私たちの留守中にクセをつけたと思われる)文句を言っていた私だけど、まあ、大目にみることにした。 これがウワサの、、、 オイラが、由緒正しき猫のロマーノどす、、ふくろうそっくりの風情だしょ 幼児の猫へのお約束のご挨拶。しっぽつかみ。 猫のしっぽは気持ちいいのだ、、、やめられまへん、、、 尚、ロマーノはニーノ君に何をされようとひたすら餌を食べ続けています。 こんなこともしても、怒らないぞ! 思いっきり羽交い絞め(汗) こんなことにも使えるよ!! 最近覚えた単語の練習。これが耳(そういって、耳をひっぱる) これが目(そういって、目に指を突っ込む)、これが口(そういって、、、) そんなワケで、ロマーノとうとうキレました、、、 ロマーノから、猫パンチを受けて、オオ泣きするニーノ君。 横で、猫達「だってなー、コイツ、シツコイんだもんな」って言っているみたい(笑) ところで、緑のマットは、ヨガマット。こんなんじゃ、ヨガどころじゃない、、、 とはいうものの、、、 やっぱり、仲良しのロマーノとニーノ君かな? (写真なんかとってないで、サッサとオイラを外に逃がしてくれよ←ロマーノ)
Jan 30, 2009
コメント(6)
今年の抱負のひとつに、「少しだけきれいっぽいママ」(少し、っていうところがミソなのだ)がある。今まで、自分のことお構いなしだし、身なり、持ち物も、とにかく子育て仕様。もちろん、メークなんて1000年前に忘れた。(これは子育て以前からだったかも)さて、1月になって、まだ何も実現していなかったのだが、今日はちょっといつもと違う洋服を着ておでかけ、、、いそいそとクローゼットの中から、昔からお気に入りの明るい紫のローラアシュレイのセーターをひっぱりだす。お気に入りといっても、もうそろそろ20年着るって、ヤバイよね?そういうの、お気に入りのおしゃれ服っていえるだろうか?毛糸ダマも何度とったことか。ま、これも、そのうち、ゴミ箱に捨てる勇気を出す日が近い、と、思いつつ、軽いメークでも、するかと思う。が。お出かけの時間が近づいたので、やめる。「抱負」にまたも、遠ざかったかーーーっと、ちょっと心に影がさすのだが、「少しだけきれいっぽい」が抱負だったよな、そうそう、そうだ。だから、とりあえず、今日はこれでいいと、、、、と、自分の心を納得させた。用意がおわって、ニーノ君のオムツもかえてさあ、でかけよう!と、おもって玄関にイソイソ向かうと、そこで立ちつくす。雨だよ、、、そう、雨の日は、軽い雨の日以外は、医者などの約束でもない限りお出かけは延期にしているのだ。バギーにビニールかけて、自分も傘をさしてって、ちょっときつい。ちょっと、やる気があった朝だったのにな、、、、
Jan 29, 2009
コメント(3)
今日、前半のプレイグループでは、ニーノ君、ご機嫌斜めだった。最近、彼は他人に「どうぞ」することを覚えた。これは、私としては非常にホッとするというか、ここまでやっと来れたかという思いがある。それまでは、他の子供達とおもちゃの奪い合いをして時には、手が出る争いもあったのだ。他の子が近づくだけで警戒し、威嚇(笑)のため、最初に手がでることもあった。人によっては、そういう時期は他のママたちに嫌がられるためプレイグループにこなくなってしまう親子もいるらしいが、私は、チャイルドセンターのスタッフや、他のママたちにも協力をしてもらおうと(っていうか、一緒に、ニーノ君を叱ってもらいたいっていうことなのだが)そして、とにかく場を踏むことが大切と、他の子供がいる場所に、プレイグループにとニーノ君を連れまわしてきた。私自身、多くのスタッフ、ママたちに会うことで、打開案を手探りしていたのだ。ニーノ君が他の子に手を出す度に、他のママたちの手前、恥ずかしかったというか、つらかったなあ。悩んだなあ。でも、やっとその時期を抜けて、今度はおもちゃを譲る段階に来れたのだ!!が。手当たり次第、おもちゃを拾っては目の前にいる子供達それぞれに「どうじょ」をし続けるニーノ君。他の子が面食らっているのと(笑)、日本語での「どうじょ」がわからないのか、おもちゃの受け取りが悪い。そのせいだったのだろうか。ニーノ君、気持ちが伝わらないのが悲しいのか、床にうっつぶして、泣き始めた、グレ始めた、おもちゃに当たり始めて、投げては泣く(笑)「偉いよ、偉いよ」と私が一生懸命褒めてやるのだが、ダメだった。どうしても機嫌が直らない。ちょっと気を取り直して遊び始めても、また愚図る。これに懲りずに、「どうぞ」してくれればいいけど、、、しばらくして、遊び慣れている知り合いの6ヶ月違いの女の子がやってきて、顔色が変わった。やっと機嫌がよくなって、彼女を追い回して、キャッキャと遊び始める。そういえば、その子が来るまで、周りは男の子だけだったけど、もしかしたら、小さいながらに野郎ばかりの環境で「息苦しかった」んだろうか?いや、確かにね、そこは1歳から2歳ちょっとくらいの子が8人くらいいたんだけど、最初は男の子ばっかりで、子供だっていうのに、なんかこう、閉塞感があったように私も感じた、、、子供でも、男の子だけだと、、、ちょっと何かが足りない。その「何か」って、なんなのかよくわからないけど。女の子が加わり始めたとたんに、ちょっと明るくなったというか、雰囲気変わったのだ。不思議なものだ、、、英国にも男子校というチョイスがあるけど、もしかしたらニーノ君には共学の方がいいかもしれない、早すぎるけど、ふと、そんなことを感じました。
Jan 28, 2009
コメント(8)
大したことないのだ、今日の話題は。先日、ゴーカート男の母親が電話をくれた。用件は、ある植物の英語の名前を調べてくれということだった。結局、何度聞いても彼女がいうもともとのポルトガル語での名前が覚えられない、スペルが予想できない私は(泣)ゴーカート男に電話させるということで話は落ち着いたのだがその後で違う話になった。最後、電話を切るときになって、義母から聞かれる。「私のベイビーは元気なの? どうなの? 私のベイビー!」私の、、、ベイビー、、、なにしろ、血が熱い人たちのことだ、数年前に会ったときに、息子のゴーカート男を抱きしめて「私のベイビー、ニーノ!」と再会を熱情的に喜んでいたっけ?(注:ニーノには「小さいボクちゃん」という意味があって、他の名前があっても、息子のことをこう呼ぶ人がいる)「ゴーカート男は、今、仕事にいってるけど、元気ですよっ」と伝える。義母、「違う、違う、ベイビーのニーノのことよ、ベイビー!」そうか、40を越えたおっさんの方じゃなくて、1歳10ヶ月になる我が息子のニーノ君のことだったのか。なんか、紛らわしかった。。。そして、こっちじゃ普通のことかもしれないけど、私との電話を切るときも「I Love You!」と私にいってくれる。同じ言葉で返したくても、日本人の私としてはちょっと気恥ずかしくて「Me,too」としかいえない、、、ゴーカート男は、ともかく、義母はイイ人なのだ(笑)
Jan 26, 2009
コメント(7)
そうそう、先月、日本に帰っていたときのことだ。クリスマスで、我が両親と過ごすということで長野県の南、ある温泉に1泊してきた。たった一泊かもしれないけれど、思い出深い2日となった。ちなみに、不景気の日本、とても素晴らしいオファーがあって2食付で一泊7,500円。さて、その滞在先のホテルのことでだ。温泉だから、なんといっても、温泉、とにかく、お部屋で一息ついてたら温泉に行くのがお約束。結局、3度ほど外湯、内湯と楽しませてもらったのだが、ふと、お風呂入り口の張り紙に気がついた。日本語と英語できちんと記されていた。「当館では、刺青のある方の入浴は遠慮させていただきます」細かくは、どんな表記だったのか忘れたがそういう意味のことが記されていた。これ、、、あの、あの種類の人々のことを指して言っているんだろうか?それはともかく、なにしろ、英国じゃあ、刺青(Tattoo)のある人なんてゴマンといるというか、普通の人だってしていて、(私はしてませんよっ、笑)腕だの、足だの、おなかだ、背中だ、とにかく、刺青なんて珍しくない。普通の人でも気軽にやってしまっている。ベッカムだって、やっているよね?(この人、普通じゃないけど)私の大好きなヨガの先生も、足首に、、、(泣、、って何で「泣」なのかわからないけど)結構、たくさんの英国人が、こういう「刺青お断り旅館」で温泉に入れないような気がする。。。張り紙みて、激怒されるんじゃないだろうか?それとも、顔をみて入れてあげてたりするんだろうか?ふと、、、、考えてしまいました。
Jan 24, 2009
コメント(8)
今日も、小雨のなか、ニーノ君とお気に入りのプレイグループにいってきました。そこは、外にも広い遊び場があって、動きざかりのニーノ君にはうってつけなのだ。また、この寒い冬、外で遊ぶ子っていうのは、ほとんどメンバーが決まっている。今日はなんともなく愚図りやすく、機嫌が悪いなぁ、と思っていたのだが、12時の終わりがけになって「あ、いかん、外で遊ばせるのを忘れた!」と、気がついた。それを、思わず口に出したら、一人のお母さんが「たまには中で遊ぶのも大切よ」と言ってきた。外で遊ぶ時は、ほとんどひとりで騒ぎ走れるけど、中では、他の子供達との交渉ごと、おもちゃの取り合いなど、学ぶことがあるからだ。もっとも、外でも、他の子と交渉(?)すること必要だが、それぞれの空間が大きいから子供達も、ノビノビ交渉できる。喧嘩しても泣いても暴れても、気分の立ち直りが早い。屋内では、いったん、機嫌を乱すと立ち直りが難しいのだ。子供達がひしめきあう狭い空間の中での遊び、、、確かに、これから人生を生きていく中で越えねばならないスキルを学ぶことだろう(笑)特に都会で、、、?こういう屋内で、動けば他の子供に触れるというような空間で遊ぶというストレス、若干与えて訓練していかないと、、、と思う一方で、私的には、とりあえず、この年頃は、体力、体力、ガンガンお外で遊んでもらいたい、、と思っている。いろいろなところで会うお母さんたちと話をしていても、第1子の話をしながら、第2子の予定の話をする。単に子供が好きだから、もっと子供が欲しいとか言う人もいるが、一人っ子より、兄弟がいた方がいいというのが大半だ。我が家のニーノ君は、もしかすると、、いや、かなりの確率で一人っ子なのだが、彼が他の子供達を追って遊んでいるのをみると実はちょっとかわいそうな気もしてしまう自分がいる。かわいそう、、というのは、一人っ子では将来寂しいのではないかということだ。また、兄弟がいながら育ったほうが、より社会性が育つような気がするからだ。人との付き合い方も、一人でいるより学べそうだ。特に我が家のケースは高齢出産だったから、確率的には、私たち親が早くに他界する場合があるわけで、そうした場合、兄弟がいたら助け合っていきていくかな、心の支えになるかな、そういう相手をつくってあげられないのはかわいそうじゃないか、とか思ってしまうわけだ。なんて思いつつ、他のお母さんと話をしてみると、一人っ子でも特に問題ない、気にすることはないという考えだった。実は、そのお母さん自身も一人っ子だったのが、そのお母さんが社会性がないとか、つきあいにくいとか、そんなこと思ったこともない。逆に、その彼女の旦那さんは、兄弟がいても折り合いが悪くて滅多に交流しないというから、兄弟がいるから寂しくないというのも一概には言えない、、、という。そういえば、私のほかの友人で、兄弟がいるけど、仲が悪く、近い仲だからこそ、もっと哀しい、兄弟なんかいなければ良かった、そんなことまでもいってたなあ。兄弟姉妹で仲が悪いというのは、私には、なかなか想像つかないのだが、考え方も違ってくることもあるだろうし、決して、ないことじゃない、、、兄弟だけじゃなくて、親とも仲がしっくりこないという人もいたっけ?兄弟がいたから、これからの人生、寂しくないっていうことも確実にはいえないわけだ。それに私の周りの一人っ子で育った人たち、極めて普通の人たちで、何が劣っているとか、そんなこともない。なるほど、、こういうことは、やっぱり、天におまかせってことかな。その人が与えられた境遇というか、運命というか、それを精一杯に生きていくしかない、私もニーノ君も。
Jan 23, 2009
コメント(9)
昨晩、2階のベッドルームでニーノ君を寝かしつけたあと、一階に降りてきて、ソファにドッと横になった。何かテレビでもみようかな、と思ってボーっとリモコンのスイッチを探っていると、ゴーカート男、「うぎゃうぎゃうぎゃ」を見たい、とやってきてどこかニュースを専門にやっている番組にした。私としては、恥ずかしながら初めて聞く単語だった。BBCニュースとSkyニュースを、時々交互に変えながらみていた。そう、「うぎゃうぎゃうぎゃ」と聞こえたのは、オバマ新大統領の「Inauguration(就任式)」だったのである。インオギュレーション、うぎゃうぎゃうぎゃに聞こえるでしょ?(いや、聞こえない、聞こえない、笑)英国にいると、日本ほどアメリカに関するニュースをみない、、、っていうか、日本ほど日常にアメリカを意識していない国のせいか、ニュース自体が少ないのだ。英国にとっては、他もに大事な国がたくさんあるのだ。ただお金がかかっていて(笑)、ストーリーが凝っていて面白いアメリカのドラマは頻繁に流されている。英国のドラマは滅多にみない。そんなわけで今日、ヒジョーに久しぶりにこの国のニュースの一コマをじっくり見た気がする。最近、名も実もボロボロになってしまったアメリカだけど、これから彼の活躍が期待される。いや、ホント、楽しみなのだけど、彼のファミリーの起源である、ケニアの人たちの喜びようとか、世界中の黒人たちの熱狂、、、そうよねぇ、アメリカの大統領だものねえ、歴史を変える一日だ。以前、映画でモーガン・フリーマンが合衆国大統領をやっているのみて、いつか、こういう日がやってきても不思議はないよな、、、と思ったものだけど、その日は、案外早く来たような気がする。モーガン・フリーマンはその貫禄、雰囲気からいって大統領の役にふさわしいと思ったものだ。但し、現実になったら、どんな黒人の人が大統領になるだろう、ここまで貫禄といいカッコよくないかも、、、でも、それが現実だもん、天は2物を与えないし、、、とか、ブツブツいろいろ思ったけれど、アメリカの現実。オバマ氏、貫禄十分だし、品もあるし、ミテクレもそのまま映画で大統領をやれるほどいい。アメリカって、本当に人材豊富っていうか、やっぱり、また名実ともに大国街道を走るのかもしれない。で、先日、日本に帰って。「あれ? この前、品のいいおじいさんが総理だったと思ったんだけど、 この土建会社のおっさんみたいなのが、今の総理?」と、拍子抜けしちゃったんだっけ?コワモテとか、性格悪そうとか、優しそうすぎとか、1国を引っ張っていくリーダーとしてひとつ強いポジティブ(?)な個性、そういうのはあって素敵だと思うんだけど、こういうのは、、、ちょっと、総理には、、、役不足じゃないかい?映画「日本」のオーディションで、どうみても、書類審査の写真で落ちそうだけど、いや、政治は顔じゃない、ミテクレじゃない、、、現実は違うんだと思いつつ、、、でも、内面てミテクレに出ることが多いんじゃないか?と、最近、思うのであります。
Jan 21, 2009
コメント(4)
去年の終わりに、また一人のママとの出会いがあった。先日の日記、オリビアちゃんのママである。去年の後半から、週に2度ほどあるプレイグループに行き始めたのだが、とても人気があるため、人数制限がある。大抵10時開始なのだが、それを10分、15分超えた辺りで制限人数が超えるため、行っても門前払いで参加することができない。その日、その人数がいっぱいになって、参加を締め切られた最初の親子は、私たちだった、、、(泣)せっかく、電車に乗ってやってきたのに(といっても、15分くらいだけど)。「ニーノ君、ごめんよ」といいながら肩を落として、すごすご帰ろうとすると前方からやってきた親子。彼女の顔だけは見かけたことがある。きちんと話したことはなかった。「今日は、もう終わっちゃったみたーい!」と手を振りながら叫ぶ。お互い、近くに寄って「やれやれ」とため息をつく。そして、近くに住んでいて近隣を良く知る彼女が、「近くに遊べる公園があるから、そっちいってみる?」と誘ってくれた。ほんの数分のところ、テームズ川沿いに、かわいらしい公園があった。遊戯具もはじめてみるものがあって、ちょっとワクワクする。二人でお互いの子供を遊ばせながら、改めて自己紹介と世間話に花を咲かせる。そのうち、雨も降りそうな空になってきたこともあって、彼女の家の近くのカフェにいってお茶でも飲もうっていうことになった。実は、以前に不動産を見に行ったときの対象物件の1画にあった。こんなおしゃれなカフェがあれからできたんだなあ、また来て見よう、と思う。さてさて。彼女は、今年38歳になる。聞いてみると、本人もご主人も白人の英国人である。実は20代後半から、不妊治療を続けてきたとのことだ。妊娠をしても何度も流産してしまい、なかなか出産までにつながらなかった。それでもあきらめずにずっと医者に通い続けた。英国のNHS(国費による医療)にいっても、駄目、自費でプライベートの医者にいっても駄目。で、結局、アメリカにいったそうなのだ。行ったところはニューヨークの専門医。そこで、最終的に不妊の原因を突き止めたという。素晴らしい、、、(英国の医療は、やっぱり他国に劣るのかい、泣)その原因とは。実は、ご主人と、本人とのDNAが酷似していたとのことなのだ。驚くことに非常に稀なことなのだが、二人のDNAは、兄弟姉妹や肉親よりも、より近い構成(こういう言い方でいいのだろうか)で、受精しても、危険を察知してか、受精卵そのものが成長することを拒み、反発し合って、流産に至ってしまったのではないかというものだ、、、そんなことって、あるんだろうか?結局、その後の治療としては、女性側が一時的に血液の構成を変えるための薬を飲みながら、体外受精を重ねたというものだ。で、結果、見事、オリビアちゃんが誕生している。2歳の元気なかわいい女の子だ。ところで、「やっぱり、生物学的に似ていると、夫婦仲もいいんでしょうね!」と、冗談で彼女にいうと、大笑いしながら、「ははは。そういうこともあるかな。 でも、こういう山なり谷を一緒に越えたことで絆が深まったと思う」私と、ゴーカート男は、ヒジョーに仲がよくないが、DNAもものすごく構成が違うと思う(笑)いやいや、お互い、十分に苦労を乗り越えてないんだってハナシもあるかもしれないけど、いや、DNAだって、まるっきり、別物だと思う。とにかくA to Zまで合わないんだから。サルと人間との違いがあると思うな、どっちがサルってそりゃ、あなた。こうも違うと、苦労、、、谷も山も一緒に歩けないっていうか、越えられない(笑)
Jan 20, 2009
コメント(10)
さて、午前中のニーノ君との活動は。今日は近くのミュージアムでやっているミュージカル・アクティビティのセッションに行ってきた。ギターの上手なお兄さんが、River Thames(テームズ川)をテーマにいろいろな道具を使って、子供たちを音楽の世界になじませようとしてくれる。お兄さんを中心に、輪になって、、、というところで、いつものニーノ君は、わけわからず走り回っちゃったりするんだけど、今日はおとなしく、お兄さんの動向をみつめ、そしてお話を聞き、ちゃんとお兄さんの意図するところではまって遊んでくれた。水を意味するスカーフを水のように使ったり、川にかけられた橋をイメージして置かれたテーブルの下をボートになった気分になって、くぐってみたり。。。今まではこんなことできなかったのにな。最近、言葉を発するようになってきた彼であるが、人のいうこともわかってきているんだろう。他の子供を追いかけて笑いかけたり、ちょっかい出してみたり、人との関係の中を楽しんでいる、社会性が少し育ってきているんだろうと思う。おもちゃを他の子に「どうぞ」も、やっとできるようになってきた。少しずつ成長している彼に非常に満足な私だ(笑)とはいうものの、お兄さんに、「はい、マドラス(振ると音がでる)にバイバイしよう」と、お片づけを促されたとき、「いやだー」と床にうっつぷして泣くあたり、まだまだ、、、(笑)それをみて、他のお母さんも笑っているが、そこんとこご愛嬌。以前と比べれば、今日の成長をみられたのは、私もヒジョーに機嫌がよい!さてさて。そのセッション後、自由遊びをさせていたとき、あるお母さんに思い切って聞いてみた。「この子は、自分のお子さんですか?」いや、そのセッション中もずっと気になっていたのだけど、金髪の白人のママが、どこからみても100%東洋人の子供をつれていた。父親が、東洋人とか、そんなんじゃなくて、東洋の土地で生まれた東洋人、、、と表現したいというか、どうしても、そのママと、(まだ)しっくりこなかったのだ。実は、その女の子は、中国から養子にとったそうなのだ。そのママ、そしてご主人もベルギー人。私も、財政的に許せば、或いは、もし将来子供がほしいと思ったら養子もオプションにないわけではない、と伝えたら、彼女もいろいろ話してくれた。まず、養子を迎えるというは、非常に時間のかかることらしい。その子を貰い受けるに至るまで、5年かかったということだ。行政側の手続きが非常に難しいんだそうだ。中国からの養子というのが、メジャーなオプションとしてあるらしいのだが、最近は中国も裕福になってきて、国内で子供を養子を迎えることが多くなって、海外にでていく子供が少なくなってきたらしい。そう、子供の取り合い、競争が激しいらしいのだ。なんか、、、こう書くと、「子供」がモノか商品みたいな感じになってしまうが、それは事実なのだ。気持ち的に、複雑、、、、と思いつつ、耳を傾ける。それでは、英国内での養子縁組はどうだ?英国なんて、たくさん、あぶれている(不幸なことだけど)子供がいそうじゃないか?子供は産んで見たけど、育てられないっていう親もたくさんいそうだ。答えは、確かにたくさん、養子縁組を望まれている子供はいるそうだ。ただ、子供の年齢が高くなるらしい。赤ちゃんをもらう、ということは相当幸運なことなのだ、といっていた。養子をもらう側として、なるべく小さい子供がいい、そういう気持ちもわかる。そして、英国での縁組だと「産みの親に、定期的に会わせる」という条件が入っていることが多く、これも養子をもらう側にとって、あまり好ましい条件ではない。育てるからには、ある意味、産みの親を忘れて自分を100%親としてみてほしい、そう思いたいのもわかる。彼女は、会わせる、、、という条件が「怖い」といっていた。育てるに当たって、何気ない不安感を、ぬぐいされないのだろう。さて、子供を探す場所として、中国も難しい、英国内も難しい、となれば、、、彼女がいうには、カザフスタンを次は考えていると。子供の様相が西洋側に近いし、競争もまだ激しくないんだそうだ。そんなわけで、また生物学的に、子供を産むことが可能であれば、自分で子供を産むことを考えた方が早いかも、それが一番だといっていました。英国では、少しでもお金が関わると人身売買になるので違法だ。そういう養子縁組は認められない。人間が「モノ」にならないよう行政もそれにのっとっている。戦争孤児などを、引き受けて育てた、なんて美談もある。敵の子供を育ててくれた国もある、ありがたいことだ。子供がこの世に産まれでた限りは、どの子も幸せに育って欲しい。条件のいい国の親に育てられたほうがいいのかもしれない。一方で、欲しい人があれば、その対象は、モノに見えてくる、、、なんだか、複雑な問題だ、、と思ってしまった。そういえば、マドンナがアフリカの子供を養子に迎えたとき、問題になった。有名な人が養子に迎える、、それは、社会奉仕のイメージなどもあるけれど、彼女の場合、問題になったのは、養子が欲しい人と待っている人たちがたくさんいるのに、彼女が有名人というパワーを使って、その列を飛び越えて養子を迎えることができたということで「ずるい、卑怯だ」という批判があったんだっけ。。。。そんなことを思い出した。
Jan 19, 2009
コメント(6)
昨日、ちょっとムッとしたことがあった。相変わらず、家庭問題(笑)だ。さて、今日のお題は、、、(爆)ゴーカート男の妹が、心優しいドイツ系の南アフリカ人と結婚した後、アメリカに移住し、フロリダに住んでいる。ゴーカート男とこの妹さんは、とっても仲良し。妹は、ペネローペ・クルスにた美人で、しかもしっかりものの、地に足がついた聡明な女性だ。私に言われると腹が立つことでも、彼女に言われればおとなしく聞くというゴーカート男。彼女にはそばに住んでもらって、ゴーカート男のお尻を常に引っぱたいてほしい、私としてはそう思っているのだが、、(笑)妹さんと会ったのは、6年前くらいになるか、南アフリカのヨハネスブルグで、電話やEmailなどでやり取りはするもそれからは会っていない。で、やっと、今年の春には再会を実現させようというハナシになってきた。但し、ウチの台所事情が許せばの話。ゴーカート男、3月にいちおう今の仕事の契約が一旦切れるのだが、切れて新しい仕事がすぐに見つかれば、気持ち的に安心だ。私:「仕事は契約が延長される可能性があるの?」ゴ:「わからないなー。一ヶ月前にはわかるんだけど」私:「もし、契約が更新されなくても、フロリダ行く?」ゴ:「行くよ、だって、彼ら(They)と約束しちゃったから」They? Theyって誰だよ。妹さんだったら(そりゃ、旦那もいるけど)Sheだろうよ。私:「彼ら(They)ってだれよ?」ゴ:「甥と姪の二人だよ」妹さんには、まだ子供がいない。っていうことは、南アフリカに住む、ゴーカート男の兄の子供たちだ。なんと、と、少なくとも私は驚いてしまったのだが、彼らの分の飛行機代を出して、フロリダで落ち合うというのだ。ゴ:「え? 君に話してなかったっけ? 言ったと思ったけど、ごめんごめん」私:「子供たち、二人の飛行機代をこっちが持つの?」ゴ:「1000ポンドぐらいだろ、ま、特に問題ないだろ」いいえ、いいえ、問題あります!1000ポンドって、いまどき、どんな価値があるんだか。借金もあるし、家の中もボロボロで直したいところがあるし、或いは、そのお金で、ニースでも、パリでも、ちょっとブレークに行きたいじゃないの。毎日、節約して(つもり)、買いたいものがまんしているのに(つもり)1000ポンド、ほとんど連絡を取らない姪や甥に出すのかよ?と、ちょっと腹が立つ。だって、いつも連絡取り合っている仲ならいいけど、ゴーカート男は、そんなに電話するわけでもなければクリスマスカードを送るわけでもない。たまたま、なにかの拍子(たぶん、クリスマス)で電話をしてたら気持ちを大きくしたゴーカート男が「お前たちの分も、おじさんがだしてやるぞ!」と大判風呂敷広げたところなんだろう、と想像する。、、、、、心を静めなきゃ。私は、常に日本側の家族と連絡を取り合ったり仲良くしているのが、ゴーカート男はそうでもない。妹と母親と時々電話をしているが、もっと、家族と連絡を取り合ったり訪問すればいいのに、と日頃私は思っていた。自分の家族を「心で思う」だけではなく、実際、連絡を取り合えばいいのに、と。もっと、態度で示すべきだと。もしかしたら、これから家族関係を見直して、もっと、ファミリー間の関係をミツにしようとそうしているんだったらいい傾向じゃないか、、、、ちょっとムカつく心を抑えるんだ、、、これはいいコトなのかもしれない、、、と、思いつつも、だからって、あっちの子供の飛行機代だの(きっと滞在費まで)出す必要があるのか?あっちの親は何してるんだよーー。いや、私も自分の家族、妹や兄、彼らの甥姪、また自分の父母の飛行機代だの出してあげたい。けど、きっと、そこんとこ、もっと借金の返済とか、家計の事情とか優先順位を考えて線を引くか、それか自分のポケットマネー(なんだ?)や、マイルで貯めたもので調達しようと思うだろう。でも、私の場合、自分の家族は、もし私になにか、万が一のことがあってもニーノ君の面倒や、後始末をみてくれるだろう、、そういう絶大なる信頼があるから実際、そういう経費を出しても、惜しくはない。事実、日本に帰ったときは、何かしらお世話になっている。その甥姪は、ほとんど連絡をとってない相手ということで、出してあげても、じゃあ、なにか、返ってくるのか、いや、返ってくるものはないんじゃないか、っていうことが不安としてちょっとムカつく原因だと思う。同時にこういうことって、夫婦喧嘩の原因のひとつなんだろうなあ、とも思った。自分の家族には優しくしたいんだけど、相手側には、あまり、、、お金を使いたくない。うう、私も心が狭いか?いや、、、、でも、常に連絡を取り合っていたらどうだろう?惜しくはないと思う。いろいろムカつく気持ちを考えて、「見返りがなければ、出しなくない」っていう自分、こういう考え方も、浅ましいかもしれない、、、なんか、ごちゃごちゃ書いちゃったけど、気持ちをうまく整理して、春の旅行に備えたいと思います。こうなれば、旅行自体がオジャンになってもいいかも、、、なんて思ったりして
Jan 18, 2009
コメント(8)
曇り空の典型的なロンドン。今日も、イソイソと子供のプレイグループに出かけるのだった。○曜日はあっちのグループ。×曜日は、こっちのセンター。△曜日は、、、、そっちの、、、なんてわけで、毎日午前中は何かしら出かけてニーノ君を遊ばせる。そうやっていろいろなグループに参加しているうちにさまざまなママ(パパもいる)達と仲良くなっていく。子供がいなかった時代より、街で出会う知り合いが恐ろしく増えた。言葉を交わした人と、あちこちでバッタリ出会うからだ。さてさて、先日知り合った女性の娘、2歳になるオリビアちゃんを見かけた。実は、その女性と子供を遊ばせたあと、カフェで話しこんで彼女の妊娠・出産ストーリーを聞いた。なかなか興味深い内容だった。彼女の不妊治療にまつわることだったのが、その話を近所の人に話したら、ぜひ、紹介してほしいといわれたので、彼女に早く再会したいと思っていたのだ。その日、オリビアちゃんは、どうも祖父母につれられてきたようだ。というのも、祖母と見られる女性、彼女がオリビアちゃんのママにそっくりだったからなんだけど。そのおばあちゃんらしき人に、「XXさんは、今日はお仕事ですか? 元気でいらっしゃいますか?」と聞く。実は、彼女は10日間ほど、ブレークをとってロンドンを離れているらしい。ということは、オリビアちゃんは、祖父母が現在見ているっていうことか?いや、なんだかクドクド書いちゃったけど、まだ小さい子を、他の人に任せて「おでかけ」は、私には難しいなってことだ。ちょっと子育てに休暇はほしいな、ブレークがあったらいいな、と思いつつ、たぶんニーノ君が心配で、離れたら心が休まらない!!しかし。こういうのは、意識改革をすればいいことだ。現実には、子供をちゃんと任せられる人がいるかどうか、っていうことだ。近くに(遠くでも)安心して自分の子供を任せられる家族がいるっていうのはうらやましいな、、ゴーカート男も、私もこの国で一人もの。それぞれの家族はポルトガルや、南アフリカ、日本だ。なんだか、ちょっと寂しい。ニーノ君にとってもさみしいよねぇ。クリスマスやなにやら、身内で広げられる文化的なものに触れる機会も少ない。近くにいると、うっとうしいこともあるかもしれないけど、英国で家族に囲まれている人をみると、ちょっとうらやましく思ったりする今日この頃です。
Jan 16, 2009
コメント(4)
ここ数日間は、気候が穏やかなロンドンです。と、いっても気温は10℃以下ですが。暖房をいれなくてもいい夜もあり、外でニーノ君を遊ばせるのにも、私の精神力がついていける日(笑)もあるのは幸い。最近、思うことがあるのだ、、、、人間って、欲望深き生き物なんだけど、実は私はバリバリの高齢出産でニーノ君を産んだわけなのだが、そのときは、この年で一人いれば十分、一人の子供で願いかなった、、、、そう思っていたわけだ。しかし、こうやってニーノ君が2歳に近づきつつあり、お友達と仲良く遊んでいたり、他の子供の様子を追っていたりするのをみると、もう一人子供がいればいいなあ、、、なんて思ったりして。でもね!私、さすがにここだけのハナシ、(って随分アカラサマだけど?)40をしっかり超えてるのだ!ちょっと考えちゃうよね。いや、ちょっとじゃなくて、いろいろいろいろ、それから、さらにいろいろいろいろ考えてしまう。、、、、、いや、これがだよ。ちゃんとビジネスでも人生でもなんでも成功を極めていくヒトっていうのは、「あーだ」の「こーだ」の考えずに、すぐ決断して前に進むと思うのだ。考えている時間がもったいない。そんな時間があったら、行動、行動、実践、実践、もっとも、考えて希望して、すぐ授かるかどうかっていうのは別のハナシだけど、でも、結果がでなくても前に進むっていう生き方、こういう風にしたい、こういう風にしていくんだ、これが欲しいんだ、と決心してひたすら驀進する、それが人生、大切だとおもうわけよ。問題にぶつかったら、またそこで対策を練るなり方向性を考えればいい、、と、思いつつ、今日も、プレイグループでしっかりニーノ君と遊んで(私も、駆け回って運動したっ、笑)その帰りの電車で、また、なんの方向性を決心するわけでもなく、ひたすらボーっと窓の外をうつろに眺めていたのでした。
Jan 15, 2009
コメント(2)
一昨日の夜、ゴーカート男が家に帰ってくると、「調子が悪い」といって、夕飯も食べずにソファに横になる。そして、夜、大嘔吐が始まったのだ。一夜で調子は戻ったらしいが、昨日は、大事をとって「Work from Home(家で仕事)」にした。先週は、私も一日具合が悪いことがあった。寒気がしたのと、下痢と胃のムカムカ感。しかし、ニーノ君と3時間の昼寝をしたらおさまって今ではすっかり元気。その翌日、ニーノ君も調子が悪くなって、1日半吐いた。でも、その後元気である。これら、、、、関連性があるのだろうか?新種の短期性の風邪、、、なんだろうか。一番短かったのは、半日具合が悪かった私だ。なお、今朝、ゴーカート男がなかなか起き上がらないので。起こしにいくと「今日も、家にいるーー」。これは、頭の病気に違いない。怠け病だ、、、、だって、昨日の午後は元気になっちゃって、思いっきり、だよ?ニーノ君とディスコミュージックかけて踊ってたじゃん!!彼が家にいると、私の気持ちがあまり休まらないのよねー。ニーノ君のお昼寝時間は、他に誰とも一緒にいたくない、一人で過ごしたいのよー。亭主、元気で留守がいい、って、ことか。ちょっと哀しいけど、これが我が家の現実昨日は、ゴーカート男が家にいることで午後、スポーツクラブにいってサウナと水泳で汗を流した。サウナで彼で感謝にしたものだが、じゃあ、今日は、「もう、会社に行ってくれ」って勝手なものだ、私も。さてさて。先日、大喧嘩の後、ニーノ君と私がお風呂に入っているころ、帰ってきたゴーカート男。「二人にいいもんがあるぞー」ヒジョーに久しぶりにおみやげを買ってきた。ほんと、ヒジョーにひさしぶり。Lushという包み紙をひらいて、そう、石鹸である。いいにおいだろー、と彼、自画自賛。オレンジ色の石鹸、早速、使ってみるんだけど、あわ立たない。ぜんぜん、あわ立つ様子がない。実はそれ。。。。ボディーバターだったのだ。Body Butter for Hands。ハンド・モイスチャライザーだった。この石鹸みたいなものを、手の中で、数回コロコロして手にヌリヌリするものらしい。珍しいわ。ま、いいや。近頃、いいハンドクリームを探していたのだがとりあえず、使ってみよう。
Jan 14, 2009
コメント(7)
週末は、またも大喧嘩。もちろん、誰かって、ニーノ君でもない、Ninja君でもない、ゴーカート男です。お題は(笑)、「禁煙」と「お部屋の片付け」でした。コントロールフリークとかいわれましたわ。腹立たしいっ!そのまま、ののしりあったあと(ゴメン、ニーノ君)二人で散歩にでかけ、近くのビジネス街ショッピングセンターに。散歩の途中で、「電車に乗ろっか」と、DLRにいきなり乗り込んだのだ。ニーノ君、いつもはバギーに乗ったままだったりするのだが、今回はバギーなしで、家を出たため、大人のように電車に乗っているのが嬉しい様子。さて、数分乗ったあと、、、ビジネス街へ。そこはエスカレーターがたくさんある。ビルからビルへ。広場から広場へ。とにかくエスカレーターがたくさんある!ニーノ君を注意して何度も乗せたり降りたりさせたりしたら、非常に喜んでいました。危ないから、よーく見ながらあちこち移動のごと乗せたのですが、いい運動になったようです。最後は、バーガーキングで、キッズミール。ポテトだけを一緒に食べたのですが久しぶりのポテトフライに、「おいち、おいち」と体を揺らせて喜んでいた、、、ジャンクを食べさせていることで、ちょっと心が痛いっていうか、でも、喜ぶ顔をみると嬉しいっていうか、複雑な気分。家に帰ってきてしばらくすると、ゴーカート男、部屋を片付け始めました。そうそう、それもヒジョーに本格的に。玄関に当面は使わないものを積み重ねて最後はガレージにいれてくれました。一夜明けて、今朝は、片付いて広くなった部屋をやっと念願のお掃除。なにしろ、私は、「毎日、あまり代わり映えのない子育て主婦生活」ですから、少しでも目標というか、達成感がほしいのです。将来、部屋の模様替え、などを考えているのですがそれには、まず部屋の要らないものを片付けたい。仕事で疲れてるんだから、週末くらいゆっくりさせてくれー、ってところでしょうが、私の協力もしてほしい。喧嘩のあとで、言うのはいやなんだけど、とりあえず、ここブログだけでも、「ありがとう、協力してくれて」とお礼をいっておくことにしよう。で、しばらくしてほとぼりがさめたら、本人にも改めて御礼をいうことにしよ、、今、言えよ、って?
Jan 12, 2009
コメント(8)
遅くなりましたが、みなさま、あけましておめでとうございます。長い間、更新をしなかったので「いったい、どうなっちゃんだ」なんて思われていたことでしょう。私もニーノ君も、猫のNinja君も元気にしてました。12月は、慌しく突然に日本へ一ヶ月弱ほど帰ることにし、長野県の松本の両親の元で、淡々と過ごしたのですが、その、淡々と、が今思うと思い出深く、年とともに、親離れができなくなっているかもしれません(笑)ゴーカート男は、仕事があるので英国でお留守番。その間に、Ninja君とすっかり仲よくなったのか(今さら)私たちが帰ってから、ときどき、彼のお腹の上で寝ているのを目撃します。今まで、彼にはあまり寄り付かなかったんだけどな、、、冬の真っ最中は、大抵、日本の方が寒いんだけど、今回、こちらに帰ってきたら、エラク英国も寒いので驚いてしまいました。毎日の、ニーノ君の散歩が、億劫になってしまいます。そうそう往復のフライト。今回も、「必ず寝てくれる夜便」を選んで、そして、前回の失敗がないよう、バギーは、客室内に格納してもらえるよう厳重に(笑)お願いしました。運よく聞いてもらえたので感謝、感謝です。席は子供が2歳未満なので、私だけの1席分だけの購入ですが4席続きの席をそのままいただいたり(往路)2席続きの席をいただいたり(復路)チャイルドミールをそのつど頂いちゃったり(これは、もう1席分、子供料金を払わないともらえないもの)すっかりお腹いっぱいです、、、←私が(ニーノ君はほとんど就寝中なので、笑)前回は、経由地で3時間ほどの待ち合わせがあって、そこでバギーなしで、歩くことはできてもコントロール不可能のニーノ君と過ごすのは、ヒジョーに大変でした。2度とその飛行機会社は使わないと思うほどでした(笑)1年と10ヶ月になるニーノ君、遅いのか、どうなのか、最近、言葉を発するようになりました。ちょっと、意志の疎通ができるようになって、うれしい。これからも、しんぼう強く話しかけていかなきゃ。さてさて、、、まだまだ日本に気持ちが片足突っ込んだままの、ボーっとした私です。老いた両親を別れるのは、これから何度こうして会えるのかと思うと、非常につらいのです。日本の生活、英国の生活、これから何をしていきたいか、なにはともあれ、目標を少しでも持って生活するのが、そんな心を少しでも元気づけることになるのかな。今年は、どんなことをしていこう。。。。? 雪、雪、ゆき、日本のお山が懐かしいね、、、
Jan 11, 2009
コメント(9)
さて、風邪で調子が悪い我が家。もともと楽天的なゴーカート男を除いては、あとは、ご機嫌斜めだ。ワタシはキレやすいし、ニーノ君はぐずりやすい。ゴーカート男の、ラテンの能天気さは、風邪をひこうが変わらないらしい。そして、猫のNinja君は、風邪とは無縁らしい。先日書いたように、冬に備えてひたすら食べまくっている。今日は、セキがひどいニーノ君に薬でも、と思って薬局にいく。夜も何度か、セキのせいで起きてしまうのだ。ワタシも、同じ。セキのしすぎでお腹が筋肉痛であるほどだ。ニーノ君の喉もきっと、かなりつらいものがあるのだろう。子供は大人と違って、処方薬が無料なのだが、処方薬をもらうにはNHSのクリニックにいって、GPに会わねばならない。症状も、ほしい薬もわかっている場合には、これ、かなり手間だ。そんなことをするより、子供用の風邪やらなにやら、よくある症状の薬はスーパーでも売っているから、てっとり早くスーパーや、薬局で買ってもいい。が。なんとなく、痛み止め以外はあまり信用ならないこちらの薬をわざわざ買って、なんの効き目もなかった、というのはシャクだ。そこで、都合がいいのが(これはクリニックにとっても)ファーマシーファーストというシステムで、近くの薬局に登録しておくと、なにか軽い症状のときは、GPじゃなくても、そこの薬剤師の判断で薬を処方してもらえる。もちろん、無料。クリニックみたいに予約もいらない。薬を受け取る際に、コンピューター入力など、多少待つこともあるけれど、すぐに薬を受け取れる。「喉の痛みや激しくセキ込む症状をやわらげる薬、 幼児は、トローチタイプみたいなものを服用できないから、それにかわるもの」ということで、今回も受け取ってきた。さて、夜寝る前に、ニーノ君に飲ませようとしたら、その薬、、、、ストロベリー味のイブプロフェンだった。そう、パラセタモール、アスピリンと同じ(単なる)解熱剤、鎮痛剤だった。つまり、脳に作用して、痛みをブロックするっていうだけで、別に喉の幹部の症状をやわらげるわけじゃない、いや、脳にいくから、痛みはなくなるだろうよ、でも、それじゃ、治療じゃない、、、違うかい(泣)?がっかりして、飲ませるのはやめた。いや、単なる解熱剤、鎮痛剤と書いたけど、この国じゃあ、なんでもかんでも、どの症状にもパラセタモール、アスピリン、イブプロフェンだよ。なんでもっ!「単なる」なんて書いちゃいけない偉大な成分というべきなんだろうけど、でもさ、日本にいくと、「はい、これ、熱をさげるくすりです、 はい、こちらはセキを抑えるくすりです、 はい、これは、、、、うんぬん、うんぬん。。」あの、それぞれ症状別の薬って、なんだったんだろう?あれは、ただただ、マーケティングで患者がカモになっているだけで、ほんとうは、大部分の病気は英国みたいにパラセタモール、アスピリン、イブプロフェンですんじゃうことだったのか???いったい、どっちのほうが医療の真実なんだーー!!?っていうか、症状が治りやすいんだ? 体に優しいんだ?そういえば、我が妹が薬剤師だったっけ。こんど聞いてみるか。今日のお昼は、ちょっといつもと趣向を変えてフレンチトーストを作ってみましたよ。(それとグリンピースのスープ)今度こそは、ニーノ君、喜んで食べてくれるかなーー、と期待したけど、、、、「あ、そう、フレンチトーストはおきらいですか」ってなわけで、べろりと出されました。もう、ちゃぶ台があったら、ワタシ怒り狂ってひっくり返してましたよ。もう、ここんとこ、手間ひまかけて悩んで作ったもの、次から次へと口から、出されていますからねー。ここ、英国でよかったねー、ニーノ君。いや、本当は子供用のハイチェアについているテーブルをとって、お皿だ、スプーンだ、フォークだ、コップともども外に投げたくなりましたよ、ついでにニーノ君もだ!!夕食はにんじんの豆乳ポタージュ(それと、チーズトーストと、ヨーグルト)なんとか、口にしてくれました。ごはんものにしたいのですが、病気中は、あのごはんのツブツブさえも、喉にさわるのか嫌らしく、口から出すのです。あー、腹がたつーー!しかし、夕食にもやられたら、もう、ドメスティックバイオレンス!一歩手前っていうか、そのものになるところでした。なんとか、ポタージュ、飲んでくれてよかった。ほっ。早く、いつものニーノ君にもどってほしい。っていうか、いつものおだやかな(?)自分に戻りたいです、ハイ。
Nov 14, 2008
コメント(5)
先日の日記(一つ前になります)で書いた、近所のマイケル。朝から雨が降っていた月曜日を除いて、朝方、いつも散歩しているのを見かける。玄関のコートヤードで、テラス側から見えるドック沿いやグリーンの周り、その足取りがとてもゆっくり。彼、いくら老いていたとしてもあんなにゆっくりと歩く人だったかなぁ。術後で回復中ということもあるか、、、顔には笑顔やハツラツさは見えないけど、元気になってくれるといいなぁ。何かしてあげられないかなあ、彼(ら)が少しでも喜んでくれるようなこと、できないかなぁ。実は、今日は大したことかけない。というのも、先週末からニーノ氏とともに、風邪を引いてしまったからだ。子供が生まれる前というのは、2年も3年も、一度も風邪をひかなかったりとか、まさに、風邪ウィルスのない生活していたけど、今は、風邪ウィルスに囲まれて生きてるって感じだ。遊びにでかければ、どこかの子供が風邪を引いている(笑)かといって、ニーノ氏を家に閉じ込めておくわけにはいかないので、覚悟であっちこっちのプレイグループに連れて行く。子供はカゼの子っていうは、こういうことだったのか、、、、そんなわけで、今回は、またさらに強力な風邪をいただき、苦しい。で、忍耐のない私は、非常に機嫌が悪くなり、キレやすくなる。ニーノ氏をどなってしまうこともあり、自己嫌悪だ。いや、ニーノ氏もニーノ氏なのだよ。風邪をひいたニーノ氏は、食欲がなくなるのか、パタッと食べなくなるのだ。あれだったらどうかな、やわらかかったらどうかな、小さくきったらどうかな、そりゃ、時間かけて手間ひまかけて作ったものを口から出すという、まー、お行基が悪いというか、もう、すぐ、プチっと切れてしまいますよ、ワタシ。喉が痛いんだよね、きっとね。具合が悪くて食べられないんだよね、きっとね。(でも、スナックは食べてたよな、、、)でも、切れちゃう私もお行基の悪い母親でございます(笑)ため息つきまくりです。早く風邪が治ってくれるのを祈るばかり。そんな今日、ゴーカート男が具合が悪いといって帰ってきました。彼もまた、モノを食べませんよっ!!(めずらしく!)いったい、今日の食事を用意した時間を返してくれっ。とうとう。一家、風邪に全滅となりました。ウツすと、風邪は治るといいますが、ゴーカート男にウツったということで明日こそは、ニーノ氏とワタシ、よくなっているといいんだけど(笑)皆様も、どうぞお気をつけくださいませ、、、
Nov 13, 2008
コメント(2)
先日、金曜日のことだ。近くの公園で遊んできて、家に帰ってきた頃、5時を少しまわってきたあたりだ。もう、この時間ロンドンは暗闇に包まれてしまう。今週も充実してたー、と思いつつ家のドアにもう少しというところで、ハッと、人影に気がついた。隣の隣の玄関の前に、ボーっとたつ人がいるのだ。近所に住む元役者で初老のマイケルであった。びっくりしながら「ああ、気がつかなかった! しばらく見なかったけど元気でしたか?」と聞くと、ちょっと、浮かない真剣な顔つきで「いや、あまり気分はよくない」なんてことで、彼の事情を話し出したのだ。彼が外で立っていたのは。。。。しばらく家を離れて、戻ってきたときに愛車のジャガーのバッテリーが切れていた。バッテリーが切れると車の鍵がかからない。手動でかけられないタイプだから、AA(JAFみたいなもの)を呼ぼうとしていたところだという。で、しばらく家を離れていた、というのは、彼は入院していたのだ。彼は癌で、2度目の手術を最近したのである。1度目は成功していて、近所の人たちも知っている。今は、治る癌も多いから、病気が治るといいよね、と皆で祈っていたところだ。ところが、2度目の手術をしたところ、「良くなかった」そうなのだ。どういうことが良くなかったのか、そのとき深くは聞かなかった。転移していたのか、思うように取り除くものが取り除けなかったのか、わからない。本人は、「でも、がんばっているよ、戦ってるよ」という。「レズリー(彼の妻)に最近あった事を知ってるかい?」と、彼が聞く。そういえば、彼の奥さんをみかけることもなかったなあ、どうしたんだろ、と思っていると。「彼女はエレベーターで事故にあって、ひじは骨折するは、50数針も縫ったんだよ。 でも、おもいがけず回復が早くて今は大丈夫だけど」という。こうやって、久しぶりになんやかんやと話していたのだが最後に「僕はこんな状態だし、僕を面倒みてくれている妻にも災難は降りかかるし、 家に帰ってくれば車は動かない。 いったい僕たちが何をしたっていうんだ、、」そんなことを言うので、彼の腕をさすりながら「あなたは何も悪いことをしてないわよ、 Cards are shuffled in a weired way、、 (人生のカードって、不公平、へんちくりんに切られたりするんだって)」なんて、慰めよういったのだが、慰めるって、難しい。そもそも、慰めるってどういうことなのだ?起こっているコトは相手には現実で、実際体験していない他人がなにかいうのは、いつも簡単だ。相手の本当のつらさって、本当にわかり得ない。相手がポジティブな気持ちになるのを見守るしかないのだ。彼、すっかり、落ち込んでいる様子だ。シェークスピア役者で、日本にも公演にいったことがある。職業柄か、普段はとても貫禄のある彼が、ドラマチックにこういうことをいうと、、、、、ほんと、こっちも落ち込む。なにもできないから、落ち込むのであって、彼の嘆きとは、比べ物にならないんだけど。おまけに前に会ったときより、痩せたようだ、、ああ、なんかいやだな。健康に痩せているのならともかく、病気で痩せているのだったら、やるせないな。哀しかろうか、つらかろうが、短かろうが長かろうが、残りの人生は続いているわけで、(これは私たちも)多くの人は、自分の最後がいつのなのか単に知らないでいる。永遠に続くかのように生きているわけだけど彼が、なんとか、気持ち的に立ち直って元気でいてくれたらな、と、私たちにも明日、なにがあるかわからないから、彼と同じように、毎日大切に生きていくようにしないとな、と、決して他人ごとではないし、また、亡くせばつらくなる人々が周りにたくさんいて、、、日本にいる親や兄弟のことも思いだしたのであった。
Nov 9, 2008
コメント(6)
みなさま、、、、非常に久しぶりでございます。私たち、ハイ、一歳8ヶ月になりつつあるニーノ氏も、黒猫Ninja君も、相変わらずのわがまま屁理屈言い放題のゴーカート男も、元気でおりました。ちょっと、ネットから遠のいてみようかしらと、ちょっとPCから離れてみたところ、そのウチに、戻るのが面倒くさくなっちゃって、書くのもカッタるくなっちゃって、、、(笑)久しぶりにサイトに戻ってきたら、自分のブログなのに、ヘンテコリンなイヤラシイコメント群であらされてたりするのをみるともう見るのもいやになって戻る気がなかなか起きなかったのでした。今も、気分は、あまり「乗らないなー」って感じです。困ったもんです。怠けモンです。子育ても、アレコレ悩みがつきないものの順調に進みつつあり(←たぶん)、非常にフツーな生活をしておりました。専業主婦で子育て中、というと、世界が狭く孤独感を感じるようなイメージがありますが、実は見知らぬ人と会話をすることが多く携帯には「連絡を取り合いましょうね」と残した番号やEmailが数知れず。忘れないうちに、連絡しなくちゃと思いつつもなかなか追いつかない毎日です。知り合った人とは、縁があったと思って(うぅ、「縁」ってとても日本的な響き~)きちんとした交友を広げたいなと思ってるんだけどな。猫のNinja君は、冬に備えてか、丸々してきました。このまま食べまくった後は冬眠するのかね、と話しております。近所の人には、「この猫、妊娠してるの?」とまで聞かれました。いえ、そんな心配や期待はいりません、何せオス猫ですから。ゴーカート男は、季節関係なくメタボまっしぐらですわ。私が食事に気をつけて料理をしても、食卓でまったく違う料理に作り変えてしまうわけですよ。食べる前に、オリーブ油をだぼだぼ、塩をたっぷり振り掛けるわ、ほんと、料理をする気が失せるわー。「もう、好きにおし!」っとあきらめております。ま、つまりは、ですね。我が家、総じて丸々してきたってことでしょうか。そんな我が家ですが、ボチボチとブログ、ゆっくり書いていこうと思います。
Nov 8, 2008
コメント(5)
今週は、一日を除いて、毎日ニーノ君をプールに。金曜日の今日、私もなんとなく疲れが出てきてでかけるその足がなんとなく重い。いつものようなやる気に欠けた一日。そして、さすがにニーノ君も連日のプールに飽きてきたのか、30分ほどでちょっと泣きべそ顔。滅多にプールで泣かない彼ですが、「もう、いいよ、飽きたー。でる~~」(←たぶん)ってな感じで、騒ぎ出しました。これが、他に子供たちでもいるとウキウキの気分になって、気がまぎれるんだけどね。今日は、他に大人一人が泳いでいるだけの空き空きだったのだ。その後で、こっそりジャグジーで彼の体を温め。お風呂気分で、すっかり機嫌がよくなるニーノ君です。温水とはいえど、プールの温度、低めなので、入水するときは、ちょっと「はっ」とします(笑)シャワーを一緒に浴びて帰りました。来週は、一日おきぐらいにしておこうかな。水の中で、口を閉じるようになったり水を吐き出すようになってきたのは進歩なのだが、まだまだ水を飲んでしまうようだ。水にかなり慣れてきたこともあるが、周りで泳いでいる大人の姿をみたのか立ち泳ぎから、体が横になってきた。子供は、「見ている」ので泳いでいる周りの人をよく「見せる」ようにしている。手は浮き具が邪魔なこともあってか、パシャパシャやっているだけだが、足の動きはイヌカキ。これが、どうして、ちゃんと進むんだよ(笑)ただ、赤ちゃんが水のなかにもぐって泳いでいる?そんな有名な写真があるよね?あのタイミングは逃しちゃったな、と思う。それとも、いま、浮き具をはずして沈んでいくままにしていたら、案外、水の中で目をはっきり開けて、にっこりしてたりするんだろうか?。。。。試したいが、怖すぎる。。。。。毎回、やってみたいと思いつつ、怖すぎて試していない。 働いていたころ、金曜日になると、疲れもたまってくるけれど週末がまっているかと思うと、元気が出てきたものだ。そうそう。新卒で働き始めて10年くらいの間は、週末はなにもやることがないので、実は週末がくると、がっかりしていた覚えがある。つまらないのだ(笑)仕事自身がそんなに面白いわけじゃなかったんだけど、「やる気」と仕事への「期待」があったから、月曜日ー金曜日をつらいと思ったことは一度もなかったっけ。若かったというのか、なんというのか(笑)さて。主婦も金曜日になると疲れてくる。この疲れ、肉体的な疲れと同時に、精神的なものもある。主婦は週末なんてない。土曜日だって、日曜日だって、いつもと変わらない「仕事」が待っているのだ。ゴーカート男は、ラテン男、というのか、南アフリカ男というか、(注:男は家事とかつまらない仕事は、しないっていう感覚、日本と一緒か?)それとも個人的になまけものっていったほうがいいのか、あまり手伝うわけでもなく、気が利くオトコじゃないから、週末も私は休めない。少し、ニーノ君を散歩に連れて行ってとか、言えばやってくれるけど、常に私の行動をみていて助けてくれるわけじゃないから、彼がいるから、その日がラクになるってことじゃない。だから、週末がくると、「アイツには週末があるのに、私にはない、くやしー」なんてことで、精神的に疲れてくるわけです。はあああ、って感じなのよね。比較的、英国人のだんなさまは、家事も手伝ってくれているようだけど、うらやましいわー。私の友人とかをみていても、英国人の男性は、協力的のような気がする。ただ、他の国の男性って、結構、亭主関白的っていうか、あまり日本の男とかわりないっていうか、いやいや、最近、飛行機の中であっただんな様たちをみても、日本の男も、結構、家事や育児、参加していていい感じなのよねーーー。「ぼく、嫁さんの尻に敷かれてます♪」って、うれしそうにいってるんだもん。いいことだわ。(最後、ひとごとのように落ち着く日記なのでした)
Aug 9, 2008
コメント(18)
いやはや、最近、時が経つのが早くてっていうか、たんたんと毎日が終わっていくのがコワイのであります。厳密にいえば、毎日毎日同じ日はないのですが、生活の中身の大体は一緒。朝、朝食のお皿を洗いながら、ふと。。。このまま、あっという間に年月がたってしまうんだろうな。と青くなってしまうのだ。何十年後(どこまで生きているかわからないけど)もこうやって、お皿洗ってるんだろうけど、そこにいる私自身は、確実に老いたおばあさんで、中身は私であるはずなんだけど、今の私とは違う人間がそこにいる。ただ、同じ生活を延々と繰り返して、、、、ひゃーーーー。怖すぎ。こうやって、何気に生きていて何気にトシをとっていって、何気に死んでいく。そりゃ、子供が独立して、とかいろいろイベントはあるでしょうよ。でも、ほとんどの生活の内容はかわらないだろうこと。肉体的にはかわっていっても、私自身は変わらないでそこにいる。そして、そういう生活の末にただただ死を待つだけの人間。どうして、こんなにもコワく感じるのでしょうか??なんか、ものすごく自分勝手な「つぶやき」日記になってしまいました。。。自分でも何がいいたいんだか。でも、ただ、ただ、恐怖を覚えたんです!
Aug 7, 2008
コメント(8)
今日は2ヶ月ぶりくらいになるでしょうか、ニーノ君をプールに連れて行きました。日本に帰る前の、最後のプールでは簡単な浮き具を腕の下にそえてワシワシと進んでいた彼ですが、そんなことなんか忘れちゃったかな、と思いつつ水につからせると。ちゃんと浮かんで、右に左に、前方にと自由に進み始めました。ときどき浮き具が外れて沈みそうになるのですが、次の目標は浮き具がなくても、浮かぶように、、、遠い目標だわ。今日も、プールでたくさん水を飲んでしまったようです。泳いだ後にオムツを替えたのですが、そのオムツ、すぐに重ーくなっていましたから。水を飲まない、水の中では口を開けないということも、大きな目標です。 日本の皆さんには、地元の話題だけで申し訳ないのですが。最近、フライパンがボロくなってきたので、新しいフライパンを買おうとしたところ、つい、、、セットものを買ってしまいました。ミルク鍋など、フライパンも含む5点セットなのですが、アマゾンでのレビューが非常によかったのでついつい衝動買いです。普通は有名シェフのブランドがついた商品を買わない私ですが、いや、これが使える、使える。>>>Marco Pierre White のノンスティック鍋マルコ・ピエール・ホワイトは、英国で初めての3星ミシュランシェフということで、TVでもよく出てくる有名人です。まず、焦げ付かないフライパン、鍋を探していたのですが、焦げ付かない商品って、長持ちしないことが多い。それが、これに関してはライフタイム・ギャランティー、永久保証がついていたのでそんなに自信があるならというのも、購入のきっかけです。また、テフロンのように有害な物質がでないこと、CO2の排出も少ないこと(笑)でグリーン鍋なんて商品のうたい文句です。形に関しては、写真をみたときにこの丸っこいカーブがなんだかねー、持ち手が長くないキャセロール型の鍋の方が使いやすいのにねー、なんて不満でした。それが。このやや丸みを帯びた形、油がはねるお料理でも油はとばない。大きな鍋は結構な要領があって3.5リットルはいけそう。長い持ち手のデザインがちょっとね、と思っていたのですがそのままオーブンにいれて調理するときには、長い持ち手が安全だし、なにしろ、片手で鍋を持てたりゆらしたり、もう一方の手でほかの動作ができるのはせっかちの私にはぴったりでした。で、大切なノンスティック機能ですが、ほんとうにこびりつきません。ので、洗うときにスポンジでなでるだけで超簡単。ル・クルーゼと比べても、こびりつき度が軽く(というか、全くこびりつかない)お手入れが断然楽チンです。予想に反して、とても使い勝手がいいのでした。で、何がさらに満足かって、今、半額っていうので、もうGo!!で注文してしまいました。これだけのクオリティのものがこのお値段で買えるのはとてもお得だったと思います。蓋がガラスで透明だったらもっとよかったな、と思うけれど、ま、満足度120%かな。丈夫だとうたってはいるけれど、すごいお気に入りになってしまったので(ルクルーゼよりも、、、お気に入りになってしまった)とても大切に使っています。なにより、手入れが簡単なので子育てで一分でも時間がほしいときお掃除の時間が縮小できるってポイントです。いい買い物でしたーー。
Aug 5, 2008
コメント(8)
今朝、ゴーカート男がノソノソしていて、なかなかでかけていかない。どうしたのかと思ったら、「今日は、Work from home」だという。そう、そのままなのだが、オフィスに行かずに家で仕事をする日らしい。「ええ? そうだったら昨日言ってくれればよかったのに!!」と怒る私。というのもですね。お弁当を作ってあったのだ。彼の油もの、塩分の多い食事を少しでも減らそうっていうことで始めたことなのだが、こういうことがあると頭にくるよね?それでもお昼に食べてくれればよかったのだが、「君にあげるよ、君が食べればいいよ」と、言われたときには、ムカッとしてしまいました。でも、、、自分が喜んで食べないようなお弁当って、それって。。。。(笑) 昨晩は涼しい風が吹いていたせいか、久しぶりにゆっくり眠れた。そうそう、ニーノ君は大好きだけど、最近、私自身、非常に疲れていて昨晩は、ゴーカート男にニーノ君と一緒に寝てもらった。私は別室で寝たせいかな、それもゆっくり眠れた理由だ(笑)今朝も、ま、「お弁当事件」で腹を立てご機嫌斜めになった私だが、朝食そして片付け、掃除のあとで、気分を立て直してニーノ君と散歩に出かけた。ニーノ君が今日は妙なところで曲がっていくので(笑)結局、近くにあるMudchute Farmを一周することになった。このファーム、ロンドンにあるシティファームとして最大規模と聞く。幼児が歩いて一周するにはかなり大きい敷地だ。今日のコースも1時間ほどもかかろうか。途中、羊や牛が放されていてニーノ君、子羊ちゃんたちをポンポンっと触ったり楽しそうだった。(羊は迷惑そうだったけど)さすがに牛に走りよっていったときは、途中で私が抱き上げて引き戻した。牛、、、おとなしいかもしれないけどデカイし、オモイ。どんな間違いが起こるかもわからない、、、。さて。乗馬をする人たちも使っている小道がある。両サイドに木立が茂っていてひっそりしていて、一人では歩くには心もとない。。。けど、考え方によっては邪魔が入ることがなく、心落ち着く散歩道といえるかも。そこをニーノ君と、歩いていた。ニーノ君、結構疲れてきたのか乗馬用に砂が引かれた道に止まってしゃがみこんで砂遊びを始める。それを忍耐強く、遠くで見守っていたのだが、前方から二人組みの男性が歩いてきた。何度か、その小道を歩いたが、人と会うのは珍しい。男性同士、手を組んで歩いている。通り過ぎ際に、一人の男性が大声で私に笑った。しゃがんでいる幼児のニーノ君をみて、私に笑うという反応をしめしたのだ。たぶん、「あ、赤ちゃんだね!」とでも表現したかったのだと思う。彼は、知的障害を持つ人だった。もう一人の男性が彼の手を支えて歩いていた。午前の散歩をしていたのだと思う。無心に砂と遊ぶニーノ君の姿を見ながらその二人が遠ざかっていく姿をずっと見ていた。ボランティアの人が障害のある人を支えて歩いていたのかと思っていた。そういうパターンをよくみかけるからだ。二人の姿をずっとみていて気がついたのだが、二人の雰囲気がなんともなく似ていたことと、同じ背丈であること、その歩き方のクセが同じことから、その二人が兄弟だな、と推測するに至った。もちろん、一人は正気だし、一人は少し違う、ということは一目瞭然ではある。それでも、人間としての雰囲気が同じであったというのは、わかってもらえるだろうか。私はニーノ君より20メートルほど、先に立っていたのだが小道にしゃがんで遊ぶニーノ君、そして、ゆっくり遠ざかっていく二人、この3人が同じ画面に入ってくる。なんだかとても不思議で、目が離せなくてずーっと見ていた。一人、普通に大人、正気の人間。一人、障害を持ち、おそらくずっと子供のように生きていく人間。一人、今は子供だが、いつか正気の大人になっていくという可能性のある人間。この3人が時を同じして同じ画面に入ってきたときに、どうしても、そこから目をそらすことはできなかった。それぞれの明日って、未来って。どんななんだろう。どれがいいとか、悪いとかでもない。どれが悲しいとか、喜ばしいとか、そういうわけでもない。その人に与えられたそれぞれの人生。ただね。ゆっくり、ゆっくりいたわりあいながら歩くその兄弟の姿を見ていると仲のいい、老夫婦が散歩をしているようで。子供の心を持ったままの一人の手を支えるもう一人の心の優しさが伝わってきてね、そして、子供の心をもったままの一人が無心にもう一人を信頼して、手をかけている。ニーノ君が無条件に私に頼るその姿ととても似ているのだが、どんなに成長していっても、そして老いていっても、人生のなかでどんなことがあっても、ずっとずっと、こうやって支えてくれる人がいること、また、反対に支えようと差しのべた手に全信頼をもって手を伸ばしてくる人がいること、人との関係のなかで(人だけ、とも限らないかな)そういう関係を築きあげられたら、と思うわけです。そういう関係がひとつでもあったら、秋葉原の事件のようなことも起きなくなると思うわけだけど、、、、途中、雲が出てきて涼しい風が吹き始めた。正気の一人が、なにやら立ち止まると上着をだして、子供のままの一人の肩にかけた。子供のままの一人は、少しも抗うことなく、素直にそれを受け取り腕を通し、もう一人の手を借りながら着た。そして、二人、再びゆっくり歩き続けた。ずっと、ずっとその兄弟の姿を見ていて、彼らが遠く小道の終わりまでいって、左に曲がって見えなくなるまでみていたのだけど、なんだか、泣けてきた。感傷的になる秋には、まだ早過ぎる夏の午前中のことでした。
Aug 2, 2008
コメント(6)
少しでも健康的な食生活をしようと思って、普通の白米にブラウンライス(種類は日本の玄米より長めだけど)とキビをまぜて炊いてみた。いいねー。白飯に黄色のキビのツブ、ブラウンの玄米が混ざって色もいい感じだし、なにしろ、味が香ばしいわー。噛んでいると味がでてきておいしい!で、夕食にニーノ君にもあげてみた。。硬すぎてだめかと思ったけど、バジルとチキンのトマト煮(但し彼のはチキン抜き、笑)を乗せてバクバク食べました。ただ、翌日の朝食後。通常通り元気にウンチ(笑)をしてくれたけど、ちょっぴり玄米がそのまま出てるのを発見。。。。やっぱりすべては消化できなかったみたい消化できなければ、栄養を取ってないと同じことだと思うわけだけど、よし、これからは、炊く前にもっと水に浸してみよう。(今日は、ちょっと汚い前置きでごめんなさい) 先日、久しぶりにカナリーウォーフに買い物に行った。金融やメディアの会社が集中していて、お昼頃ははビジネススーツをきた人でごったがえす。今ではすっかり専業主婦している私だけどそんなビジネスマン、ウーマン達をみながら思った。「なんだか、働いていたころに戻りたい(気がする)」そう。私も、かつてはあのビジネスマンの人波の一人だったのだ。いっちょまえに、それなりの野心もあって頑張っていたのよねぇ。そんな自分に戻りたいわ。。。。。本当、戻りたいの?っていうか、戻るには、ニーノ君を預けて働くというわけだ。今、現在は、ニーノ君を他人に任せて働くというほどの意欲や野心はない。あの頃、「もっともっと。そしてこのレベルまで行くぞ」そう躍起になっていた野心を、自分ははっきり捨てて仕事をやめたのでよほど自分自身のなかで新たな事件(笑)がないと、もう一度、野心をもって働く気にはならない。だから、仕事に関する未練というのはなく、自分の思いの中で苦しいということはない。トシをとってきた、というのもあるかもしれない。何年か後、ニーノ君が少し自分の手を離れたとき、仕事を続行し続けて。キャリアを成功させてきた友人たちや知人をみて、「うらやましい」と思うことがあるんだろうか?と、時々疑問に思うけれど、それも、その「後で」になってみないとわからない。きっと、「いいなー」とは思うとは思うけれど、私の場合、それでは、あの仕事をそのまま続けていて自分が幸せになったのか、というと、「No」だし、納得してやめたので「続けていればよかった」という思いはない。金銭面では、続けていれば継続は金なり、ってな感じで、今よりは貯えがあって生活が潤っていただろうけど、自分自身が精神的に肉体的には潤ってはいなかっただろう。そんなわけで、仕事をやめた後悔がないことに関しては胸をなでおろしている。けど。けど、ですよ。実は反省はあるのだ。今、思うと、「あのとき、こう行動すればこのようによかった」とか、「ああ、こういう反応をしとけばよかったんだ」とか。「ああいう人間には、こういう対応をしておけばよかったんだ」「こういうことは、あまり気にせずにしておけばよかった」などなど。今、離れてみて「ああ、なるほど。こうしておけばよかった」ということが見えてきた。ただ、あの頃の自分にはみえなかったことであることなので「自分がそれだけの能力で、精一杯だったんだ」ということで今は納得している。反省はあるけれど、後悔はない。次の人生があったら、反省を生かそうかな(笑)1回の人生、200年ほど欲しいわよね。さてさて、それはおいておいてスーツを着て、オフィスにいるっていう行動は好きだった(笑)あの気分が颯爽となる気持ち、好きだったなあ。今でも、スーツ、シャツなど仕事服がそのまま残っている。着ていないから処分したいんだけど、何度みても処分できないんだよねぇ。困ったもんだ、と思う今日この頃。。。。 暑いので、「甚平」を着てみましたよ 通りがかりの人が、寄ってきて「その服、かわいいね」 っていってくれました。 外国で日本の服を着せるって、なんだか楽しく思っちゃう。 ただ、ニーノ君、おなかがみえてますよ、おなか!(笑
Aug 1, 2008
コメント(4)
いやいや。。。昨日の夜は暑かった。2000年から英国に住みだして一番の暑さだったような気がする。今まで、寝苦しい夜ってなかった。もっとも、昨日の夜もクーラー無しで一応眠ることができるわけだから、日本の夏ほどじゃないけれど。。。いや、それにしても暑かったのだ!!おまけに、湯たんぽ(ニーノ君)がどこまでもくっついてきて暑いのなんの!お互い汗をかきかき、うなりつつも。。。さすがに、別のベッドに寝るようにしなきゃと思うのだけど、私の子離れができていません。。。(泣) 先日の日曜日、我が家から30分ほど北にバスでいったところのVictoria Parkというところにいってきた。目的はPaddling Pool。文字通り、水遊びプールで深いところでも15センチかそのくらいのプール。暑いこともあり、そして「水」が大好きなニーノ君に。ウェブで近いところのプールを探したらこの公園が出てきた。思ったより広い公園で、プールにたどり着くだけでもいい散歩に。大きな子供たちが、そして時にはイタズラな大人もいて大はしゃぎ。ニーノ君の近くにいて私自身も裸足でプールにいたのですが結構な水しぶきを浴びせられました。ちょっと、本気でムッとしちゃったかも(笑)そうそう、もちろん、無料。このままいい天気が続いたら、ケント州に、本物の海がすぐそこに見えて遊べるPaddling Poolがあるのですが、そこにいってみたいわ。。。
Jul 30, 2008
コメント(4)
子供は朝が早い。いつごろからおきているのか、私は頭が朦朧としていてはっきりしないが。今日も、ニーノ君、早起きしてベッドの上で、そして降りてはその周りで、ときに、部屋を抜け出して他の部屋でいたずらして、そして、また私が寝ているところに戻ってきて、ベッドの上でもぞもぞし始める。で、どうしたのか、突然。「ベジャビーッ!!!」と大きな叫び声をあげた。べ、ベジャビー?朦朧とする頭のなかで、この言葉(....ことば?)を反芻するも、そう、いつまでたっても意味はわからない。ベジャビー。なぞが解けるのはいつだろう。ってか、解けねーよ(笑)なんだか、気持ち悪くなって眠かったけど、起きあがりましたわ。ボーっとトイレ行って(眠い....)ニーノ君片手に、階段下りて一階にいって(ここでもまだ眠い....)ニーノ君のご飯作り初めて(ようやく諦めがついてくる)自分にコーヒー入れて、(この辺では、さすがに目が覚めてくる)いつも一日が始まりました。。。。。変な雄たけびを朝からあげるのは、よしてね、ニーノ君。ベジャビーッ!!! ニーノ君の夏休み <2> 日差しが強くてイタイくらいの日に、吊橋も渡りました。 橋の下は、落ちたら最後、の早く激しい流れです、、、 ボクを見守るママの足が震えてたかも(笑、 ← オイッ)
Jul 26, 2008
コメント(1)
最近、脳の老化だのなんだの、調子が悪いハナシで、気持ちよい話題ではありませんでしたが、実は、右の肘がもう3ヶ月ほども痛いのです。高い棚から、お皿を取ろうとしたり、バギーを右の片手だけで操作しようとしたりするとき、ズキズキと痛み、力がでないのです。特に、テニスやなにかキツイ運動をしているわけでもなく、右手を酷使しているつもりもないし、この更新状況をみればわかるよう、特にPCの前で必死にタイプしているわけでもない。ここまで痛いのが長引くとさすがに自分でも心配になってきました。これも、老化なのかしら。それともなにかの病気かしら。癌かなにかだろうか?それとも、、、、ゴーカート男に毒でも盛られたんだろうか?お互い、チャンスを狙っているような気はするんだけどさ。(ほほ、、、冗談よ...いや、結構ホントだったり?) 今回、日本に帰ってきたとき感じたこと、英国と違うことなど、ちょっと書いてみようと思う。一ヶ月、入院している母の代わりに父の食事を用意したりお手伝いをすることを目的としてかえったのだが。さて。母の病院は、移築したばかりで中も外も超・超ピカピカだった。病室もすばらしく窓からの眺めは北アルプスを望むことができ、眼下に見える川は涼しげだ。個別フラットTVからミニ冷蔵庫(個室じゃないのに)備え付けの家具やベッドも新しく気分よいことこのうえない。清潔好き(もしかしたら潔癖症)の母も、満足して病院生活をしていたと思う。幸運だったというか、タイミングがよくてなんともありがたいことだと思った。さて、この病院の敷地内、芝生が緑深く生えていた。日本の夏は、英国より夏らしいのか、元気に青々していた。で。いつも英国でしているように、ニーノ君をその芝生の上をあるかせてみようと思った。(はだしで)病室でのお見舞いの際、なるべく暴れず、おりこうさん状態を保てればと思ったのだが。そして、ニーノ君をバギーから降ろす前に、私も興味本位で、試しに、サンダルを脱いで歩いてみた。「い、いて~~~よ!」と、上品な私がお下品に叫んで、すぐにサンダルを履きなおしましたわ。いやね、日本の芝生って、硬くって、ツンツンしすぎちゃってて元気いいっていえばいんだけど、良過ぎちゃって、歩くとイタイのね?知らなかったわ。英国みたいに、やわやわじゃないのよ。歩くと、しんなり冷たくて気持ちイイ~、って感じじゃないの。猫だと思って触ってみたらハリネズミだったのね!って、感じかしら?もう、痛くってびっくりしちゃったわね。思わず、寝転んじゃったりなんかしたら、背中チクチクしちゃって、静かに空なんて眺めてられない。日本の芝生って。夏はとても元気だったのね。。。。そうそう、父が趣味で空いた時間に菜園をやってるんだけど、どこかのTVでみてイタリアの葉っぱ、ルッコラを植えてみるって言い出したわけ。日本にも種が売られていると思うんだけど、せっかくだから?と、英国で買って郵便で送ってあげた。英語名ではロケットっていうんだけど。それがね、私とニーノ君の日本滞在中に、収穫できた、、、父が「できたぞーーー!」って手にいっぱいもってきた。それが。「え?」ってくらい、ワサワサ巨大。「こ、これ、ルッコラですか?」英国で食べているのは、もっと小ぶりなのよ。ま、形はデカイながらも、観察するとあの独特のギザギザ具合は一応ルッコラ。さっそく洗って生でサラダに加えたり、煮てみたりして食べたんだけど、うん、ちゃんとルッコラの味がした。独特の風味、若干の苦味がいい感じ。父よ、これは成功だわね、と褒めたわけだけど、でも、あんなデカイのを食べたのは初めてだわ。動物系って、人間も含めてだけど(悲)、日本の動物って小さいわよね。でも植物系って、もしかしたら元気にデカく強くワサワサ育ってない?ま、身長がさらに伸びることは期待しないまでも、帰るたびに人間も元気になるような気がするのは、これらのことと関係あるかしら?っていうか、単に私が日本に合ってるってことか。。。 ↑ この最後の一文は、私のひとりごとです。 ニーノ君の夏休み 1 ママの故郷でもっともっとお散歩したかったな。 露のまっただなかで、曇り空が多かった。 ときどきの晴れ間、お山で散歩は気持ちよかったなー。
Jul 25, 2008
コメント(2)
昨日は、さわやかな風が吹いて、散歩しながらも、リゾート地にいるような気分だったけど、今日は、空気が止まっている!なんかこう、息がつまりそうよ。そのせいか、ロンドンらしからぬ暑さ、こんな日は、猫も子供も(そして大人も)眠くなります、、、 今日は、ニーノ君の人生で最後の(.....おそらく)予防接種の日だったのに、クリニックにいったら、「予約は見当たらないわよ」え?「昨日だったのよ、予約」がびーーーーん。(←古いよね)いや、確かに、今思い起こしてみると火曜日だったような気がする。いままでずっと水曜日に予防接種が行われてきたからつい、カレンダーの水曜日にメモいれちゃったんだわ。一応、金曜日にまた予約をいれたのだけど、子育てボケで済まされればいいけど、この年齢になってくるともう、こういうの、老化の始まりに違いない。にきびを吹き出物といわなきゃいけないのと同じよ。「あてにできないおばさん化」に成長しつつあるんだわ、私も。まずいわーーー。ほんとに、ヤバイわーーー。メモも間違えて書いちゃうって、もうどうしようもないじゃない。そんなわけで、ちょっと緩んだ脳細胞、キュッと引き締めていく感じで生活、カツをいれていこうと思います。 こんなところが、素敵な遊戯所に? さあ、ここはどこでしょう? 奥にわが息子ニーノ君がみえますね? 近くのスーパーマーケットの自転車置き場(チェーンなどでつなぐ)です。 このゲートをどんどんくぐりますよ! と、ニーノ君が遊んでいたら(っていうか、親の私が子供にやらせて遊んでいたら) 周りのひとが、みていて手を叩いて褒めてくれました! が、2度目に、途中、ゴチン!と頭をぶつけたニーノ君、オオ泣きです(笑)
Jul 23, 2008
コメント(2)
最近、ブログを更新しようと思っていても、ボーっと他のサイトをみていたりしているうちに眠くなってしまいそして、「じゃあ、ブログでも」と思ったときにはもう疲れてしまっている。。。そうやって早く寝てしまうのは、体力がなくなってきた証拠だと思う。まあ、その分早起きできるから気分はいいんだけどさ...どうやって体力をつけようかしら、メタボ対策のためにも基礎代謝もあげたいけど、と思う今日この頃。 さてさて。ロンドンに戻ってきてからずっと調子が悪かったニーノ君、いつものニーノ君が先日の日曜日に戻ってきました!!風邪なのか、疲れなのか、歯痛なのか、回復するのに一週間かかりました。でも、その日曜日から調子が絶好調です。以前の笑顔、笑い声、喜んで散歩をするその姿と、チョコチョコ走るそのスピード。お昼寝のタイミング。すっかりなくなっていた食欲も戻ってきて私が知っているニーノ君が戻ってきてうれしい私です。あのまま...だったらと思うと。成長過程のなかでの人格改造なのか思ったよあれが、これからのニーノ君かと思って(汗) ほらっ。いつものニーノ君が戻ってきた!! ホントに、この一週間、ぐずぐずしてるは、散歩はトボトボやる気はないは 吐くは、熱はあるは....元気がなかったのです。 ボクも、うれしい! 追いつくのが大変ニャ! 写真では遠くにいて小さくみえる黒猫Ninja君。 さっそくニーノ君は走っていってしまって、既にこのフレームの外に。 Ninja君が取り残されちゃっています。
Jul 22, 2008
コメント(8)
まだまだニーノ君の調子が悪いです。食欲もない。風邪だとしても、発病してからもう一週間になる。特に、鼻水とか咳の症状はないのに。いつもは外に飛び出したい彼が歩きたがらないし、熱が出たり、吐いたり。家のなかで、眠りにつくことが多くなって...なんだか心配だ。明日もこのままだったら、GPに見せてみよう。 そうそう、日本にいったときに、ふと思いついてあるCDを買った。沖縄ベストソングコレクション。実はポルトガル語バージョンがあるって聞いて、ぜひ、それがどんなものか聞いてみたかったんだけどなかったので、日本語で歌うのを買ってみた。とてもポピュラーだけど「涙そうそう」なんて、いつ聞いても、しんみりしちゃう。ウチのテラスでBBQするときのバックミュージックにしようっと。外人受けするかしら。BEGINの「島人ぬ宝」なんて、ゴーカート男がいまではメロディーを口ずさんでいるから、リズム的にはOKなのかな(笑)実は、車で1時間かかる母が入院する病院にお見舞いにいくときに車のなかでいつも流していた。運転していた父も、「いい歌だなあ」って気に入ってくれたようだ。「涙そうそう」...なんていいよねぇ。こちらでこのCDをかけると、ニーノ君がふと、遊んでいた手を止めてボーっと宙を見つめているときがあるのだ。もしかしたら、車で中で流れていたからそれに反射してあの緑濃い故郷の山々の木々や、水、田畑....そして、私の父、つまりおじいちゃんと過ごしたこと思い出したのかなあ、なんて思ったりする。1才3ヶ月児でも、記憶を思い出したりすることがあるのかしら。それをみていると、しんみりしちゃうのよね。そうそう。ロンドンに帰ってきて、車から降りるとそこから歩かせたら、家の方向にいって自分の家の玄関の前に歩いていったからどうやら「ロンドンのウチ」は一応覚えていたらしい。で、中に入って自分のおもちゃを早速触り始めたから「自分のおもちゃ」も覚えていたのかな。そうこうしているうちに黒猫Ninja君が外のパトロールから帰ってくると外でパトロールっていうより、昼寝をしていたに違いない(笑)さっそくニコニコ近づいていって追いまくっていたのでNinja君も覚えていたんだね。でもね。彼のことは覚えていなかったようだ。そう、父親であるゴーカート男(笑)ゴーカート男が近づいていくと私の方にきて隠れようとする。「知らないおじちゃんだよ、この人。なんかイヤ」なんて感じで。猫でさえも覚えていたのに、パパは忘れたか!!!それを日本の父に話したら、後日、父は非常に満足気にそして、とても嬉しそうに私の妹に話したそうだ。「ゴーカート男のことは忘れていたそうだよ、ふぉふぉふぉっ!!」ウチの父とゴーカート男、ひとモメあったからなあ(笑)今では仲直りしたように見せかけてもやっぱり.....ね....(笑)
Jul 17, 2008
コメント(4)
ロンドン到着の日記に関して心温かいメッセージを残してくれた皆々さま、どうもありがとうございます。 ニーノ君の様子がおかしい。朝は調子がいいのだが、昼ごろになってくると熱がでたり、ぐったりしたり、昼寝から起きて2時間くらいで、またずっと延々と寝ている、今、夜10時になろうとする。これって、時差ボケ?疲れがでているのかな。いつものリズムになるように、寝ているのを本当は起こしたい気分になるけれど、とりあえず、今は寝たいだけ寝させておこうと思う。夜、起きてこられるのが恐怖だ.... さてさて。お題のフライトのメモだ。今回は、初めて「行き」も「帰り」も夜に出発する便を利用。結論: 子供は寝てくれるので、やっぱりラクだ子供は時間がくれば寝てくれる。とてもありがたい。食事もできるし、隙をみてトイレにもいけてしまう。ただし、夜便は人気があるようで満席に近い。航空会社も赤ちゃん連れだからといって隣の席を空けてくれない。っていうか、空けたくても空けられない。いつも利用の昼便KLMは比較的空いているので、常に隣を、ラッキーなときは列をそのまま空けてくれた。それに慣れていた私は、今回驚愕して眩暈さえもした(笑)それだったら、昼便の方がよかったかも?さて。夜便エールフランス便。行きは満席。どーにもこーにも満席。ところが、親切なアテンダントの方。どこかに消えたかと思うと、「窓側ですが、2席続けてお席が取れるようです」と、他のお客さんと席を交換させてくれた。実はそのお客さんの隣、ある旅行会社Tツアーが実際取っていた席で譲る必要もないわけであるけれど、そのツアー会社の課長さん「私も赤ちゃんがいるので大変なのがわかるので」と譲ってくれたのだ。なんてありがたいことだろう。その課長さんは、私たち親子の横に座っていて成田まで世間話をしたり、子供の話をしたり。本来なら、10時間以上もニーノ君をひざのうえで抱っこしていかなければならなかったのに。おかげで隣の席に、ニーノ君を横にさせて眠らせることができた。(1席では収まらないので彼の足は、私のヒザの上よ)私は恩を忘れない人間なので(笑)絶対この恩を返そうと思う。本当にラッキーだったと思う。Tツアーよ、Tツアー。Qも付くかしらね、(あまりに、そのもの?)さて、帰りが、問題だった。と、いうのも、席は若干空いていたのが、チェックインの際、係員は、バシネット付きの続きの席を空けてくれたのだ。「2つ続いた席をご用意しましたから」なんていうから、シメシメと思っていたのに。そのとき、きちんと確認すべきだった。その席では大してラクにならないのよーー(泣)というのも、悲しいことに、肘受けが動かないのである。つまり、ニーノ君を座らせることはできても肘受けが邪魔して横に寝せることはできないのだ。それでも、彼。子供なりに座って、眠っていたけれど、ちょっとかわいそうだった。しっかり横にして眠らせてあげたかったな。さて。経由地のパリに着いて、飛行機から降りたところ.....探すんだけど、ない、、、、ないよ、ない!!ないって、バギーがないのよ。アテンダントの人に聞くと、「次に乗る飛行機のゲートにあるわよ」なんていう。早速、最終目的地行きの飛行機のゲートにいこうにも朝早すぎて(4時)、目的ゲートに行く通路までクローズしちゃっている。つまり、乗り継ぎ時間は約3時間あるっていうのに、その間、バギーなしですごせってことだ。ニーノ君、12キロあるんだって。ずっと抱っこは、重すぎる。おまけに、手荷物だってあるわけだ。チェックインのお姉さんに確認したじゃん。「バギーは、飛行機の搭乗口まで使えて、 また降りるときもそこで受け取れますよね?」って。思いっきり、うそつきーーーー。なお、最終目的地行きの飛行機のゲートにもありませんでした。バギーは、ロンドンについてから、他の預けた荷物と一緒に出てきたのでありますが、ニーノ君を抱っこする時間があまりに長すぎたため、今でも、つらい肩こりで悩まされております。これが、言葉がわかってちゃんとそばを歩いてくれる時期の幼児だったらいいけれど、放したら(笑)、ぴゅーっと、自分の好きなところに走って行っちゃう年頃ですから、「抱っこ」がどうしても必要なわけです。子供大国のフランスのはずが、気配りも配慮もなくて、ちょっとがっかり。。。。オランダも、フランスに並ぶ子供大国なのだけど、KLMの方が断然親切だった....切実に、KLMに夜便を作ってほしい....そんなわけで、自分への教訓。バギーは搭乗口においてでも、必ず乗客と同じ機内にいれてもらうことを再確認しておくでないと、最終目的地のターンテーブルに出てこられたら、一体なんのために、バギーを持っていったのかわかりませんから。しかし、ちゃんと降りたところで受け取れるわよ、とか、ゲートで出てくるわよ、とか、結構デタラメのことをいってくれたわね、エールフランスのお姉さんたち。この肩の痛み...っていうか全身筋肉痛のこともあって、かなーり、怒っている私でした。
Jul 16, 2008
コメント(11)
先に訪問させていただいたお友達は、お気づきかもしれません。日本より、先週末に戻ってまいりました。最初の数日は、ボーっとしたまま。これは、いつもなのだけど、日本の生活の思い出が強いばかりに、ロンドンの生活の現実を受け入れるのに時間がかかるのであります。身体はロンドンにあっても、気持ちの一部はまだ日本に置いてまま、そんな感じでしょうか。こちらに帰ってきて、最初に思ったこと。「ああ、家が小さいよ、狭いよ、、、」日本の家がウサギ小屋なんて馬鹿にされたものだが、そんなことはない。ロンドンのウチは、狭かった。あ、それはウチだけか(笑)おまけに、ボロい、、、、なんとか、しなくちゃ、この我が家。さてさて。ニーノ君は、まだ時差ぼけがありながらも、体調を整えつつあるつもり....が。奥の歯が出てきたせいか、ここのところ毎日高熱が突然出たり、吐いたり(夜が多い、泣)成長するって、大変なことなのねえ。そんなわけで、ボチボチ、こちらの生活に戻っていく予定です。
Jul 14, 2008
コメント(9)
さてさて。約一ヶ月ほど、日本に帰ります。以前、書いたように、目的は母の手術のお手伝い。父がまだ働いていることもあって、母の不在に父の食事やこまごまとしたこと、そして病院にいる母のお手伝いをしてきたいと思っています。幼児連れで、助けになるのか、そこのところちょっと不安でもあります。すぐに時差ぼけから回復して、日常生活を送れるといいな。飛行機はどうやら、かなり混んでいるようすで、一席余分にとってもらうことは難しそう。一応、バシネットつきのシートなんだけど、今日、恐る恐るニーノ君の体重を計ったら、12.3キロでした。ああ、ムリ。バシネットに入れたら、落ちるよ(笑)第一、バシネットに全身はまらないんじゃないか?(笑)こんな重い14ヶ月児をひざにのせて長時間って、つ、つらそう....今回は、いつも利用しているKLMからエアーフランスに変えてみました。(って言っても、同じような会社ですが)シティエアポートから、パリ経由の初めてのエアーフランスのナイトフライトを試してみます。帰りも日本を夜発です。さあ。これで、少しはニーノ君寝てくれるでしょうか。特に帰りは、通常より長く飛ぶんですね。というのも、CDG空港が朝の4時オープンであるため、それ以前に着陸できないため、通常の日本ーヨーロッパ便の2時間ほど多く空をフラフラしているらしい。子供がいるのに長いフライト......いや、でも、昼便よりは寝てくれるかも.....いろいろ迷いましたが、とりあえず、今回は夜の便を選択しました。これからニーノ君に、夜ご飯をあげてお風呂に入れてから出発する....予定。一ヶ月ほどブログはお休みになります。1ヶ月くらいあとに、私たちのことを思い出してください(笑)ぜひ、ブログに遊びにきてくださいね。 おいらも、サマになっているでしょ? いま、みんなTVのサッカーに釘付けかな。 ボクも公園で大人たちに混じってプレーしているよ。 (ホント。自分たちのゲームやめて、ボールを回してくれる) 将来、どこの国代表になって、参加しよーかなあ。。。 おいら、ちょっくら日本さ走って来る! さみしいから、振り向かずに行かせてもらうぜっ ママが、お手伝いにおいらは邪魔かも、なんていってるんだよ。 なにいってんだい、いつもおいらがママの面倒みてるんじゃないか。 それより、おいらのバディ、Ninja君と別れるのが、つらいのだ。 今回は、Ninja君が寝ている間に、黙って出て行こうと思う。 (ってか、彼はいつも寝てるよね?)
Jun 12, 2008
コメント(7)
ここ数日、気温が上がって結構暑かったというのに、ニーノ君、風を引いてしまったようだ。大人でもそうだけど、具合が悪くなると、いつもやっていることがいつもどおりではなくなる。ニーノ君の場合、急激に食欲が落ちてしまって「イヤイヤ」をする。ついこの前まで、あんなにいい子にモリモリ食べていたのに。そんなに今日のごはんはまずいのだろうか?食べ物をつまんでは、それをポイポイ、テーブルの外に捨てる。おなかが空いているだろうと思うのに、「イヤイヤ」それを何度もやられると、さすがに毎度いろいろ考えて食事を作っている私としてはついつい腹を立ててしまうのだ。大人も疲れてくる。それならいいわよ、と子供用椅子から降ろして大人げなくニーノ君を無視するのだけど、彼は泣き叫んでついてくる。それでも、今回はちょっと無視をしてみた。今の年頃の子どもに、親が怒っている理由がわかるんだろうか。きちんと食べないから、お母さんが怒ったりしているんだ、大きな声で注意されるんだ、なんて考えたりするんだろうか。私自身もおとなげなく、キレかかっているのだけど、お皿を洗いながら心を落ち着かせてみる。たぶん、何が起きているか彼にはさっぱりわからないんだろう。彼だって、気分的にイヤなものはイヤなのだ。しばらく時間を置いて、自分の気分も直して、しばらくホッておいたのだけど、寄りかかってくるニーノ君をなでなでして、もう一度、椅子に座らせて同じ食事をあげる。少しだけど、さっきよりも食べた。すべてを終わらせる、ところまではいかなかったけど、なにしろ、いつもは寝る時間だ、眠いこともあるだろう、また、具合が悪いわりにはよく食べた、と思う。そのころには、私自身もいつもの自分に戻っていて(笑)彼を褒めてあげて、椅子から降ろしてしばらく遊んであげる。そして、「お風呂だから、アッピーだよ」というと、ちゃんと自分から階段のところにいって、階段をゆっくり登り始める。ちゃんともう寝る時間だ、お風呂の時間だっていうことはわかっているんだな、今日はゴーカート男は仕事で遅くなる。24時間ずっと子供のそばにいること、つらいこともある。自分も疲れがたまってくる。疲れてもっと寝ていたくても、子供が起きれば自分も起きなくちゃいけないし、大好きな子供だけど、子供のイヤイヤには、腹も立てちゃうことがあるのよね、本気でムカついちゃうこと、あるのよ。子育て、忍耐、忍耐だわ。 さてさて。今日は、思い出の記録の日記としとく。 先日、ニーノ君が親のサポートなしで初めて泳いだ日 先日の日記の日の写真。 簡単なフローターだけで浮かび、左右と前と、自由自在に動いていた。 今までの単なる水の中でバタバタパシャパシャではなくて、 きちんと水をコントロールしていたので感動してしまった... そう、そして既に女の子ハント 水の中だから不自由なんていわせない。目的のものへ、まっしぐら! 可愛い女の子、素敵なママ(ホントのママでなくてもいいの)には、 早速近づいて行って愛想を振りまいている。 そばでみていて、笑える。 お願い、カンベンして(←黒猫Ninja君の願い) Ninja君が大好きなニーノ君。 いつも尻尾を触る(ひっぱる?)のが大好きだけど、 最近は耳をひっぱたり、触るのがブーム。 もちろん、あまりにしつこいので、最後はNinja君の猫パンチを食らって大泣き。 いたずらするときは、二人いっしょに この一人とこの一匹は、いたずらするときは同時だ。 外にでるときも、一緒に脱走。 戸棚をあければ、気がつくとこの一人、この一匹が戸棚に頭をつっこんでいる。 これはバルコニーではしゃいでいるところ
Jun 11, 2008
コメント(3)
実は、日曜日、私の誕生日だった。で。日ごろの行いがよい為、天気もすこぶるよかった(笑)。私としては、ロンドンを脱出してどこかでリラックスしたかった。が。土曜日の朝、隣人のコロンビア人たちと話をしていて、日曜日にBBQをすることにしてしまったのだ。実は隣には、2組のコロンビア人夫婦が住んでいる。そのうちの1組、特に、ニーノ君を可愛がってくれる夫婦、そしてその彼らも9月の終わりに念願の出産をひかえているのだけど。出産を機に、もう一度英国の滞在の意義を考え、結局、コロンビアの方が彼らの人生がより豊かになると帰国を決心したのだ。私と、ニーノ君が日本に帰って帰ってくるころ、彼らはいない。出発前に、なにかできるとしたらこの週末だけ、ということで、土日に一緒になにかしようと前から話をしていたのだ。日曜日は天気がよくなることもわかっていたから、その日は、ゆっくりなにもしないで過ごしたい(けどロンドンの外で、笑)自分の誕生日でもあるし、と思っていたけれど、結局土曜日は彼らに急の用事が入ってしまい、BBQは日曜日になってしまった。前日から、ちょっと、ゴキゲン斜めな私。ゴキゲン斜めというのも変な話なのだ。そもそも、なにかしようとの「言いだしっぺ」は私なんだから。彼らと一緒に過ごせるのはこの週末しかないから、それもしたい。もう彼らとの時間はないんだから。それも大切。だけど、自分の誕生日には、ゆっくり過ごしたい。どっちも大切で、どっちも選びたい。そういうジレンマ。日曜日。予想していたとおり、朝からすばらしい天気。自分がゆったりできる時間をみつけて過ごそう、そう思って、近くのMudchute ParkにあるMudchute Kitchenに朝ごはんを食べに行った。いつもは、もっと遅くまで寝ていたいゴーカート男、気をつかってか、珍しく起きてきて一緒にいった。静かな日曜日の午前中。評判のいいカフェなんだけど、混んでいるかと思ったら空いていて、外のテーブルは選び放題。ファームハウス・ブレックファーストを食べていると(卵など、そこで採れたもの)他に赤ちゃん連れの家族が2家族やってきた。赤ちゃんに見覚えがあって、その赤ちゃんを連れていたおばあさんと男性に赤ちゃんのママのことを聞くと、「ママはウチにいるのよ」とのことだ。ママ、その彼女はシングルマザーだっていってたから、その男性は結婚していないけど、お付き合いのパートナーで子供の父親なんだな...と思う。男性、背も高くで格好いい人だ。ところで、彼女もとても魅力的な人なんだけど。それより、「ママはおウチ」ということを聞いて急に自分自身に疲労を感じてきた。そっか。週末は、旦那さんでも、パートナーでも、家族のほかのメンバーでも子供の面倒をみてママは休ませてもらっていることもあるんだ。ゴーカート男、ニーノ君と遊んではくれるけど自分から「俺が面倒みるから、君は休んでいなよ」っていってくれることないよなー。私が言えばいいんだけどさ。「週末、子供の面倒見てね」って。でも、他人から思いやってもらって「言ってもらいたい」って、わがままかしらね。ここでちょっと気分が下向いたらいけないんだけど。散歩の後、スーパーに行って買出し。そしてBBQの用意。どんどん自分の機嫌が悪くなっていくのがわかったんだけど、BBQ自体が始まれば、それも元に戻って楽しい気分になるだろう、と思う。今回はちょっと手抜き。肉のマリネをしてサラダと、トマトのローストを作って、前日焼いた抹茶のシフォンケーキを生クリームとフルーツとともにすぐ出せるようにしておくだけ。時間になって隣人たちがやってきた。隣人達もマリネしたチキンや、ビール、飲み物を持ってくる。コロンビアでよく飲む飲み物、ビールとIRONBLUの割ったもの、これが実においしかったので、ゴクゴク飲んじゃう。シャンディのコロンビアバージョンっていったところかしら?みんなで飲んだり、食べたり、おしゃべりして。で、そのうちに、「これ。みんなから」といって、カードと鉢植えのきれいな花をもらいました。ゴーカート男が、今日は私の誕生日だということを皆に伝えてあったのだ。それから、Happy Birthdayの歌を英語と、それからスペイン語で2回歌ってくれた。言葉が違うと、雰囲気が違っていい。ここ数年、誕生日になにか特別なことをするっていうことがなかったのだけど、こうやって、密かにさりげなく(?)祝ってくれるのって、うれしいなあ。近くに住むアルゼンチン家族がやってきて(つくづく外国人が多い、笑)「私たちは用事があって、参加できなくてごめんなさい、 誕生日おめでとう!」といってくれる。この家族は絵に描いたようなハッピーファミリー。5歳と3歳のくるくるカールの女の子たち、裕福なパパとママ。そして、新しく家族となった、なんとかかんとか(笑)という難しい名前の種類の子猫。いつも、素敵な家族だなあと眺めているのだ。食事が終わったら、建物の目の前にあるグリーンでニーノ君を追ったり、みんなで思い思いにゆっくりする。珍しく暖かく、遅い夏の訪れの日差しの中で、もうじき帰る日本のこともちょっぴり想いながら、帰る前の最後の日曜日を過ごしました。日本から戻ってきたあとには、ずっと仲良くしてくれた、この夫婦がもういない。私とニーノ君が、ウチの中に鍵を置いたまま外にでて締め出されたとき、みんなで、ワイワイ大騒ぎして2階のバルコニーから侵入したっけ。(2階のドアが開いていた)また、この夫婦も締め出されたことがあって、もう一方の夫婦が戻ってくるまでウチで何時間も待ってすごして最後は疲れて眠っちゃたっけ。「もうちょっとロンドンにいたい、ここに住んでいたい、 最近、毎朝、目が覚めると涙がでてくるの」と、奥さんのアンドレアがいう。コロンビアに帰るのは、うれしいけれど、もうちょっとロンドンにいたかった、という。人が来て、人が去る。ロンドンでは出会いと別れが多いとわかっていても、あたりまえだと思っていてもそれでも、シンミリしちゃう。私たちがこの土地に別れを告げるときも、いつかやってくるんだろうか...
Jun 9, 2008
コメント(11)
全984件 (984件中 1-50件目)