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30年も続いた、異常な「暫定」税率の停止は自民党に大きなインパクトを与えた。 「道路族」対それ以外の対立を巻き起こした。 税収が不足ならガソリン税の暫定税率相当の復活は市民感情にも反していない。 問題はそれが「道路特定財源」である必然性があるのかということである。 道路族が道路特定財源にこだわれば自民党は割れる可能性が強まるし、公明党も連立について対応を再考することだろう。 理不尽な課税が白日の下にさらされ、選挙で勝てそうもないからである。 鞠躬盡瘁(きっきゅうじんすい) が信条の冬柴国土交通大臣も、福田内閣と命運をともにする気ではないのであれば、自らの姿勢を示さなければならない。 税収を「医療、福祉に向ける」というような国民合意が可能な枠組みがとれないところが福田政権のつらいところ。 政治家的な「知恵をだす」のではなく決断のとき。 自民党内で来る総選挙を考える勢力が増えるにつれ、7月のサミット後まで福田内閣が存続しうる保証は減少する。 〈ガソリン価格〉下げ幅拡大、18.6円安に (毎日新聞 2008年4月4日) ガソリン税再議決もう無理 (ゲンダイネット 2008年4月3日) ガソリン価格比較サイト go.go.gs 『道路問題を解く』 誰も言わないガソリン税騒動の真因 (Tech-Oh! 2008年3月28日) で、福田まんじゅう。 「やっくんのビンボーくじで福が来た!」のせんべいと紅白まんじゅう、「やっくんのねじれ餅」の3品を暫定値下げ。 ガソリンの暫定税率の停止に連動というよりも、福田内閣の支持率に連動というのは、うがち過ぎの見方か。 販売元の「大藤」さん、相変わらず面白いことをやってくれる。 ガソリンに便乗、福田まんじゅう暫定値下げ (ZAKZAK 2008年4月5日) 福田、崩壊カウントダウン…支持率ボロボロ23.8% 産経新聞とFNNが2-3日に行った内閣支持率調査の結果。 内閣総辞職の危険ライン、支持率30%は十分下回っている。 このまま、官僚の顔色をうかがい、自民党内のバランスばかり気にしているのであれば、支持率回復の見込みはない。 解散総選挙の次期は7月のサミット終了後が44.2%で多数のようだが、首相本人以外そこまで待つ理由もない。 指導力を「評価しない」が75.4%と不人気の理由自体、一国の代表として相応しくないことを示している。 選び直すなら、早い方が良い。 福田内閣で次々と設置 「有識者会議」って何をしているの? (R25.jp 2008年3月13日) 歴代首相湯のみ 350円
2008年04月07日
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暫定税率期限切れ、こぼれ話 いまさら国語の話でもないのだろうが、「暫定」がなくなったら「国政上困る」、「将来が危ぶまれる」というなら、恒久の税率とする法案を提出し承認を得るのが筋だろう。 国の将来を考えるなら、揮発油(ガソリン)税として筋違いは承知の上で、高齢化の進展とともに財源が必要とされる医療・介護に使用することを考えて欲しい。 きっと、現在の暫定税率賛成派の人々は賛成しないことだろう。 通勤手段に自家用車を使用せざるを得ない大半の地方の勤労者はガソリン代が下がったと素直に喜べるはず。 政府の本音を隠した答弁から学べることは何一つない。 4月1日、大手小売が経営母体の某ガソリンスタンドでは、店員から確認され、レギュラーが足りないのでハイオクを値下げしたレギュラーと同額で入れることが出来た友人の話をきいた。 販売現場の混乱などその程度のもの。 SSの出血サービスは、このところ原油高で順調に利益を増やしている元売がバックマージンを増やせば解決してしまう問題。 環境悪化についてはいよいよ笑止千万。 最近まで100円代であったガソリンが140円から120円台になったからといって、「ムダ使い」する輩が増えるという発想自体が国民をバカにしている。 日本人はガソリンの値段が下がれば用もないのに走り回る暴走国民だとでもいうのだろうか? 首相や環境大臣の危惧が正しいのなら、CO2削減のため「ガソリン代はもっともっと高くすれば良い」ということになる。 暫定税率はCOP3の基準達成のために延長され続けていたのか。 とても本気とは思えない。 ガソリン暫定税率の復活は、利益誘導型政治を助長させ、地方住民の思考停止を促す (PJニュース 2008年4月2日) PJニュースの記者の考えも分かるが、地方と中央のバランスの取れた発展は大事だと思う。 そのインフラが「道路だけ」という政府の発想には到底ついていけない。 教育環境、医療、地方の公共交通機関の整備など、票にはなりにくい集団が対象ではあるが、やるべきことはまだまだあるはず。 道路特定財源が「道路」以外に使われて地方財政が円滑化していることがあるとすれば、民主主義国家として根本的に考え直さなければいけない話。 福田首相の会見要旨 (2008年4月1日 毎日新聞) 福田首相は、何年間も野党民主党が問いかけきたガソリン税の暫定税率関連の問題について、間に合わせの回答をして話に乗らない野党の対応が問題とした。 無駄遣いの責任、道路以外に財源を使用した責任は取らず、、問わず、「政治の責任」とは笑止千万。 「ガソリン税が引き下げられたままになると、消費税1パーセントに相当する2兆6千億円もの財源が失われます。地方の自治体によっては、福祉や教育など幅広い住民サービスの見直しにつながりかねません。」(出典:4月3日配信、福田内閣メールマガジン)と国民を脅す始末。 いずれにしろ、政・官・財の顔色を窺うばかりの福田内閣には「民意を問うべき時期」がきている。 福田首相は財務省の操り人形…新提案も省の入知恵 (ZAKZAK 2008年4月2日)
2008年04月03日
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胡主席(65歳)の華麗な経歴の始まりは、チベットでの大弾圧。 主席になってからの施策は、国力強化、拡大のために経済発展をベースとした施策の実現をはかっている。 経済発展を活かし、軍事を増額して軍の信頼を得て、軍の装備の急速な現代化=軍事力増強をすすめている。 経済発展の負の側面をカバーするため、愛国教育の充実、愛国運動への緩和政策をとっている。 結果として、中国国内の反日活動を煽ることとなっている。 胡主席の政権は国内の経済、産業の発展を持続するため、難しい舵取りを迫られている。 1959年 ダライラマ14世、亡命。 1965年 チベット自治区人民政府成立。 1983年 中国政府とダライラマ14世の和平会談決裂。 【胡 錦濤 氏の経歴】 1989年 チベット自治区の共産党書記に就任。戒厳令布告。 チベット独立運動を弾圧し、党指導部の信頼を得た。 1990年 チベット軍区中国共産党委員会第一書記に任命(兼任)。 1992年 中央政治局常務委員に任命。 1998年 全国人民代表大会(全人代)で国家副主席に選出。 2003年 全人代で国家主席に選出。 『胡 錦濤』 【記者ブログ】情報統制を超えて漏れ聞こえるラサの悲鳴を聞け 福島香織 2008年3月17日 【記者ブログ】チベット暴動の悪夢再び!五輪どころじゃねぇ! 福島香織 2008年3月14日 『革命中国からの逃走』
2008年03月19日
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ネットのニュース配信の影響で宅配の販売数の低下が囁かれる「大新聞」。 危機感はあるようで、ネット上では手を結んだ。 「朝日」、「日経」、「読売」。 「毎日新聞」が入ってないのがちょっと寂しい。 「新聞こそが最も信頼性の高いメディア」3紙共同サイトをアピール (gooニュース) 比べる一面:新s あらたにす 著作権もあり、新聞の切抜きコピーの社内(外)回覧も無くなった。 結果は大手新聞のニュースは「無くても過ごせる」ことが明確になっただけ。 テレビ番組がネットで一覧できるようになり、新聞の番組欄も不要になったが、テレビ雑誌にも危機となった。 次の波はニュースに限らない形でテレビネットワークのキー局を襲うことだろう。 事実は書いてあるが真実とは程遠いときもまま、感じられる「大新聞」は報道機関ではある。 「ジャーナリズム」ではなくなりつつあると感じている人が増えているのではないか。 時事や共同通信社の配信記事の方がよっぽどジャーナリズム性溢れる記事と感じることが多い。 情報の供し手は間違いなく、多極化している。 ジャーナリストたらんとしている人々にとって、情報が安価に公開できることはプラスと捉えるべきだ。 PJニュース 『パブリック・ジャーナリスト宣言。』
2008年02月15日
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「スーパーサイズ・ミー」DVD通常版 ホワイトカラーを装ったブルーカラーである日本の多くの店長、課長たちは「俺も助けてくれ!」と感じているだろう。 「スマイル1円」の会社は労働組合が結成されただけで世界的にニュース配信される企業だったりもする。 大量の広告出稿もあり、国内の報道も連続しない。 家電量販店の管理職取り扱い是正に関する記事も然り。 銀行の残業代不払いも然り。 食品の偽装は延々と報道される。 自主規制しているのだろう。 いかがわしい世の中だ。 JT系企業、JTフーズの餃子の農薬問題はどれぐらいの期間報道されるのか、注目しよう。 『多角分析食料輸入大国ニッポンの落とし穴』 マック判決 「店長は管理職」を認めなかった (読売新聞) 経営側の都合だけで、名ばかりの管理職を増やしてはならない、ということだろう。 ハンバーガーチェーン最大手の日本マクドナルドには、厳しい判決である。東京地裁は、同社に対し、埼玉県内の直営店店長に過去2年分の未払い残業代など約755万円を支払うよう命じた。 時間外労働や休日出勤について労働基準法は、会社に割増賃金の支払いを義務づけているが、「監督・管理の地位」にある者には適用されない。同社の直営店店長が、この管理職に当たるかどうかが最大の争点だった。 判決は、直営店店長は、マニュアルに基づいて労務管理や店舗運営を行う立場にとどまり、「重要な職務と権限」を与えられていない、と指摘した。 長時間労働を余儀なくされ、自分の裁量で出退社の時刻を決められず、賃金も「管理職に対する待遇としては十分であるとは言い難い」とも述べた。 仕事内容、労働時間、賃金のすべての面から、管理職とは言えない、と判断されたわけだ。 部課長や店長など、職制上の役付き者が労基法上の管理職とは限らない。実態に即して見るという、厚生労働省の通達や判例に沿った内容である。 紳士服の「コナカ」の元店長が、「仕事は一般従業員と変わらないのに、管理職という理由で残業代を払わないのは不当だ」と訴えた労働審判では、会社側が約600万円を支払うことで先週、合意したばかりだ。 外食産業や小売り業界では、人件費削減のため、管理職として残業代などをカットする例が少なくないと言われる。過当競争が背景にあるのだろう。 原告の直営店店長によると、1999年に店長に昇進後の年収は、店長になる前の年収のピークを超えたことはないという。63日間連続勤務とか早朝から深夜までの勤務で、1か月の残業時間が100時間を超えることもあった。 日本マクドナルドに限らず、今回の判決を受けて、労務管理の見直しを迫られる企業もあるのではないか。 今春闘では、労働側は残業代の割増率引き上げを重要課題にしている。政府は現行の割増率を引き上げる労働基準法の改正を検討している。 割増率を見直しても、ただ働きを助長するような管理職の拡大解釈や、サービス残業を放置したままなら、労働条件の改善にはつながらない。働き方と処遇のバランスのとれた制度づくりに向け、経済界と労働界が一体となって取り組んでもらいたい。 [ 2008年1月29日2時8分 ] 日本マクドナルドに初の労組 2006/5/30 日本マクドナルドの店長らは2006年5月29日、労働組合「日本マクドナルドユニオン」を結成したと発表した。設立当初の参加者は、200人。労組は同日、会社側に対して結成を通告し、全国3,800店舗で労組加入を求める勧誘活動を始めた。ハンバーガーチェーン大手で労組が結成されたのは初めて。 マクドナルド労組は、「100円マック」や店舗の24時間営業拡大など、相次いで打ち出される経営方針について、「売り上げ至上主義」と指摘。店長の時間外労働や、アルバイトの有給休暇取得が不十分であることなどから、労働条件改善のための協議が必要とした。 日本マクドナルドユニオン マクドナルドが中国で労働組合増加を容認 PDF (海外フランチャイズ情報) <マクドナルド訴訟>東京地裁判決 外食業界に大きな波紋 (毎日新聞) 日本マクドナルドが店長を管理職扱いとして時間外手当を支払わないのは違法、とした東京地裁の28日の判決は、同じような人事制度を持つ他企業にも見直しを迫ることになりそうだ。外食業界などでは、店長に残業代を支払う人事制度に変更した企業もあるが、「経営の根幹を揺るがしかねない」という動揺も広がっている。 [ 2008年1月29日2時5分 ] 『フードサービス実力店長はここが違う!!』
2008年01月31日
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市民記者(=パブリックジャーナリスト)による記事を市民メディアでlivedoorニュース上に配信している。 Wikipediaのには「しばしば事実誤認が発生することもある」と記載がある。 怪しげな中立より、観点のはっきりした記事の方が読んでいて、情報としてありがたい。 たいへん面白い試みだ。 誤報時の責任の取り方が問題とされることがある。 長野サリン事件を見ていても、大きな組織(法人)だからといって責任ある対応してきたと言えるとは思えない。 事実誤認はいかなる報道機関でも好ましいことではない。 マス媒体だからといって誤報がないわけではない。 大新聞、雑誌のお詫び記事をまとめて掲載してくれていた、『噂の真相』が思い出される。 昨年のF1日本グランプリに関する掲示板やブログは、パブリックジャーナリズムの萌芽のようなものを感じる記事があった。 (噂話、誹謗中傷の域を出ないものは、もちろんたくさんあった) [の]のまのしわざ 地獄のF1富士:ついに2チャンネルにもトヨタの札束ビンタ? 誰が発表したどんな記事でも、鵜呑みにすることが禁物なのは同じだと思う。 PJニュースの責任のとり方を問題にする向きもあるが、記者クラブにいるマスコミの方々が「責任ある報道」をしているとは思えない。 重信房子さんは『パブリック・ジャーナリスト宣言。』(小田光康著)をこう読んだ PJnews プレスリリース PDF (2004年11月18日) パブリック・ジャーナリズムの実現に向けて 「パブリックジャーナリスト」を全国より募集開始 PJnews プレスリリース PDF 弊社編集長執筆の、「パブリックジャーナリスト宣言。」 が朝日新書より発売されました (2007年11月13日) Wikipediaはパブリックエン・サイクロペディア(!)。 PJニュース Wikipedia PJニュース(ピージェイ - )はライブドアニュースサイトに記事を提供する市民ジャーナリズムの内の一つ。 PJはパブリックジャーナリスト(Public Journalist)の略であり、しばしば事実誤認が発生することもある。 市民記者ないしはフリーライターが記事を提供する。 編集長は小田光康(2007年9月現在)である。 田中康夫 長野県知事時代の脱記者クラブ宣言 脱記者クラブ宣言(Wikipediaより) 「大手マスコミの情報独占を止めさせるため」として打ち出し、記者クラブに加盟できない多くのジャーナリストや外国メディア、雑誌から賞賛された。 しかし、これにより既成権益(記者会見への出席独占だけでなく、記者クラブ事務所、およびその光熱費の提供が得られる)を守ろうとする新聞社をはじめとする大手マスコミから激しく非難され、読売新聞や信濃毎日新聞などの県内外の大手マスコミとの確執を生むきっかけとなった。
2008年01月14日
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政権は自民党から離れていきそうな政界の動きだが、そうはいっても老舗自民党の領袖は気になる。 福田さんは見かけ通り「古い」親父タイプのようだ。 ローゼン閣下、麻生氏との違いが際立つ。 明治大学国際日本学部開設記念シンポジウム「いま、日本のどこがすごいのか」麻生太郎氏特別講演レポート 明治大学アニメ・声優研究会 (アキバ総研 2007年12月1日) …(前略、中略) 麻生氏は参加した我々の期待を裏切らず、その話は機知に富んでおりとても面白かった。しきりに、「最前列に座っておられるお歴々には何の話だかわからないでしょうが」と言ってドラゴンボールなどのマンガの話をしたり、一方で熱っぽく日本の「とてつもなさ」を語ったり…。麻生氏は、「明治大学が日本について研究する学部を立ち上げたことに敬意を評する」と語っていた。我らが明治大学公認サークル「明治大学アニメ・声優研究会」も、日々の活動を通じて麻生氏の期待に少しでも応えられるようになれたらいい、と思えるような講演だった。 『とてつもない日本』 現代社会の最新時事(2008年版) [福田康夫ありのまま] 今週は、福田総理に、奥様とのエピソードについて語って頂きました。― 先週、奥様と一緒に日展に行かれたそうですが、それ以外にどのようなところにご一緒されますか?(福田) 総理になってから、公務以外で夫婦で出かけたのは、先週がはじめてでした。それ以前は、食事とか、知り合いとの付き合いとかで、二人で出かけることは結構ありましたよ。 そういえば、ある映画のDVDを一緒に買いに行ったことがあるんですよ。今となっては、何の映画だったか覚えてないんですけどね(笑)。 ところが、探しているものが見つからなくて、店員さんに聞くのも「そんなのも見つけられないの?」と笑われるような気がして、結局、二人とも何も買わずに店を出てきてしまいました。― 日頃言葉にしないけれども奥様には感謝している、とのことですが、感謝の気持ちを形にして、何かプレゼントをされたりするのですか?(福田) これがまた難しいんだな。― 例えば、誕生日や結婚記念日はどうですか?(福田) そういえば、誕生日を忘れて、怒られたことがありますね(笑)。 結婚記念日は、忘れられては困るということで、女房の方であらかじめちゃんと注意してくれます。今日が結婚記念日ですよ、って言ってくれるんですよ。― 読者の方から、「夫婦円満のこつ」について質問が寄せられていますが?(福田) 私の世代は、そういうことを人に話すのは苦手なんですよ。 言葉や格好いいポーズなんかより、普段の行動で分かってもらう、それで良いんじゃないですかね。ちょっと古いかな(笑)。 【福田内閣メールマガジン 第10号】 より 夫婦間のことなので、「それで良い」とは、思う。 「ちょっと古い」…「だいぶ古い」という表現の方が適切だ。 アキバ系の人々が新しいものを見抜く視線は鋭い。 自己革新ができない、不具合だらけの政界、官界に新しい風を吹き込めるのはたぶん麻生氏の方だろう。 福田康夫新首相が入った!! 歴代首相漫像湯呑み
2007年12月16日
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目標管理制度の陥穽 「自主的に目標設定する」とされることが多い目標管理制度だが、実態は「女工哀史」そのもの。 前年より決算書上で質の低い目標など認められようはずはない。 過重労働により障害が発生しようが、死亡しようが、企業がその社会的費用を負担することは無い。 一見タダに見えるもの、費用負担の必要の無いものを徹底的に濫用することが根底にある成果主義をこのまま野放しにしてはならない。 年功序列、終身雇用制のもとで壮大なタダ働き社会を作った日本がそれ以上を得ようとすれば、こうなることは見えている部分。 このような環境で「ホワイトカラー・エグゼンプション」の主旨を信じろというのは、働かされる人々をあまりにもバカにしている。 Do It Yourself マクドナルドのオリジナルレシピ PDF、英文です。 スマイル0円-本当はタダではないことをみんな知っているはず。 100円マックも買うときは安いと感じるが、高いツケを払わされているような気がしてきた。 それにしても広告量の多い企業のトラブルは記事になりにくいようだ。 報道の世界においてもアメリカン・ルールが広まっている。 体制に都合の悪い「事実の報道」、「報道の自由」の確保はどんどん難しくなっている。 My News Japan マクドナルドは残業代800万円を支払え!過労死寸前、現役店長が未払賃金請求の訴え (2007年12月1日 livedoorニュース) 売れ残り品に翌日付の調理日時シールを張り替える偽装表示が問題となっている日本マクドナルドだが、残業代不払い問題も抱える。高野廣志さん(46歳)は、名ばかりの店長になった後、脳梗塞寸前の過酷な長時間労働の日々の中、年収が150万円ダウン。だが会社側は「店長は管理監督者だ」として総額100億円とみられる未払い残業代の支払いを拒否している。現役店長の高野さんは「他にも同じ境遇の店長はいっぱいいる」として、慰謝料含め約1100万円を請求する訴訟を起こしており、来年1月の判決を待つ身だ。 【Digest】◇人件費削減で63日連続出勤◇脳梗塞寸前の激務、150万の収入激◇団体交渉でも残業代支払われず裁判へ◇同じ境遇の店長も「正直にタイムカードの打刻を」 2007F1騒動も混乱の大きさの割りに大きく報道されなかった事実の一つと思う。 [の] のまのしわざ F1富士の地獄・悲劇・惨状・シャトルバス大渋滞を伝えるブログ。好きなものは空と緑とラジコンとエスニセンと位置情報とガンダム。ピヨピヨ。 ノーム・チョムスキー 『メディア・コントロール――正義なき民主主義と国際社会』 「秘密と嘘と民主主義」
2007年12月02日
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与党の政治家と行政は、恣意的なお金の使い方を好むようだ。 「消費税を上げたら大変なことになる」と騒いでいたが、世論調査も結果はそうでもない。 多くの国民は、自分たちの生活の安定を志向している。 公共事業に偏った財政構造を変えようとしないのは、もちろん政権の寄って立つ基盤が偏っているからと考える方が、自民党の長期政権を理解しやすい。 産業中心から国民中心へ、日本人も冷静に将来を考えるようになったのかもしれない。 社会保障維持に消費税上げ「やむなし」50% …読売調査 (読売新聞) 読売新聞社の全国世論調査(10~11日実施、面接方式)で、年金などの社会保障制度を維持するために、消費税率の引き上げをやむを得ないと思う人は、「どちらかといえば」を合わせて50%で、「そうは思わない」の48%を上回った。 同じ質問をした昨年10月調査では、「やむを得ない」「そうは思わない」は、ともに49%だった。今回はわずかながら引き上げを容認する人が多くなり、消費税を巡る今後の論議にも影響しそうだ。 消費税率引き上げをやむを得ないと思う人は、男性で54%に上り、「そうは思わない」を10ポイント上回った。女性は「そうは思わない」(52%)が、「やむを得ない」(46%)より多かった。年代別では50歳代以上で「やむを得ない」が過半数を占めた。 [ 2007年11月20日23時7分 ]
2007年11月20日
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日本の国民の多数と中央・地方政府の財政は疲弊している。 日本の「ゆたかさ」は統計数字上も減ってしまった。 「ゆたかさ」の実態に近づいたのかもしれない。 バブルの頃も数字が水増しされている感じで、日本が「ゆたか」になった実感はなかった。 個人別ではいろいろな人がいたのだと思うが。 下記に記事でイギリスとアメリカが取り上げられているが、意図的なものだろうか? どちらも貧富の差が拡大した国だ。 「日本は貧富の差のみ拡大して、一人当たりGDPは拡大しなかった」という意味なら、理解できる。 イギリスとアメリカは豊かさを伸ばしたということだとしたら大いに疑問だ。 一人当たりGDPは今や14位。 日本って豊かな国? (2007年11月1日 R25.jp) 日本は世界に冠たる経済大国。そう思っている人は多い。 実際、GDP(国内総生産)で、日本はアメリカに次いで世界第2位。ところが、である。国民一人当たりのGDPに換算すると、ベスト3はおろかベスト10にも入れないのだ。 これって、国は豊かだけど、一人ひとりは豊かじゃないってこと? 戦後の日本は驚くべきスピードで成長した。1957年から77年までの20年間では、年平均8.27%もの経済成長率を誇った。68年にはGDP世界第2位に。 もちろんこの間、一人ひとりの生活も急激に豊かになっていった。87年には、一人当たりGDPで世界一に。以来93年まで、日本は個人も世界一の豊かさを誇る国だった。 ところがバブル崩壊後の不況の影響もあって、GDPの伸びが鈍化。一人当たりGDPは伸びが止まってしまうどころか落ちてしまう。 実際、2005年のデータでは、95年の8割程度。いってみれば、一人当たりの豊かさが95年の8割程度になってしまったということか。 アメリカだって、イギリスだって大きく伸ばしたのに、だ。 おまけに世界第2位を誇ったGDPも昔ほどのインパクトはなくなりつつある。 かつてはドイツとイギリスとフランスを合わせた額にほぼ等しかったのに、日本の鈍化と他国の伸びで、今ではドイツとイギリスを足したのと同じ程度でしかない。 やれ好景気だ、やれ上場企業の経常利益は過去最高を記録した、とはいわれているものの、実際はこんな状況になっているのだ。 要するに世界から見ると日本は停滞しているといっても過言ではないのである。 北欧あたりでは、夕方6時を過ぎて仕事をしている人は、ほとんどいない国も多いという。 商店も土日はお休み。不便に思えるが、それでも一人当たりGDPは日本より上だ。 税金は高いかもしれないが、老後の心配はいらないから消費意欲は旺盛。 広い家に住み、家族とゆったりと過ごし…。 経済とは何か。豊かさとは何か。ちょっと考えてしまうデータかも。 (上阪 徹) 【即出荷OK!送料無料!】 エレクトロラクス 遠赤外線パネルヒーター EPH12RA デジ倉特価!17,800円 (税込) 送料込 【即出荷OK!送料無料!】エレクトロラクス遠赤外線パネルヒーターEPH12RA デロンギ パネルヒーター HHP1000TCJ 【送料無料】 価格18,800円 (税込) 送料込 デロンギ パネルヒーター HHP1000TCJ 【送料無料】【暖房0926】 【National/ナショナル 遠赤外線パネルヒーター DS-P1200 メタリックシルバー】 遠赤外線パネルヒーター 価格36,512円 (税込 33,700 円) 送料別 【クレジットOK!送料無料!】ナショナル遠赤外線パネルヒーターDS-P1200 イワタニ パネルヒーター IP-265【送料無料】 当社販売価格:4,572円 (税込 4,800 円) 送料別 イワタニ パネルヒーター IP-265【送料無料】 パネルヒーター マサオコーポレーション MSO-206PH タンタン特価6,898円 (税込) 送料別 パネルヒーターマサオコーポレーション MSO-206PH 【送料無料】ペルセターボファンヒーター 価格6,800円 (税込) 送料込 フカダック ペルセターボファンヒーター FH-913R 50Hz
2007年11月11日
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政府より早く東京都が社会の格差是正、自立のチャンスが極めて少ない人々への支援に立ち上がった。 実効の程は不明だが、暮らしやすい社会創りは安全な社会につながることは確か。 生活保護までいかないが経済的に危機状態にある人々への施策はアメリカの次期大統領選でも争点となると言われている。 同じような経済政策をとったのだから、同じような課題が生じていると考えるべきだろう。 ネット難民に無利子融資 都が低所得者緊急対策 (2007年11月7日 共同通信) インターネットカフェを泊まり歩く「ネットカフェ難民」や低所得者の自立を支援するため、東京都は7日までに、アパートの敷金や生活資金を無利子融資したり、正規採用した企業に助成金を給付したりする緊急総合対策を来年度から3年間、実施することを決めた。都は年間約2万5000人が利用するとみて単年度約100億円の事業費を想定。 ネットカフェ難民の間でジワジワ広がる奇病・神経症の実体とは (2007年10月9日 都市伝説探偵団) 厚生労働省が今年の8月に、いわゆる「ネットカフェ難民」の実態調査をしている。 それによると、8月の時点でネットカフェ難民と呼ばれる人は全国で推定5400人いるという。 そのうち6割が男性で、年齢層も20代を中心に50代まで幅広い層にわたっている。 現在、全国にはどのくらいのネットカフェや漫画喫茶があるのだろうか。 8月の厚生労働省の調査では全国のネットカフェ、漫画喫茶3246店舗を対象にしたという。 実際にはもっともっと数は多く、ネットカフェ難民の数も公表の数字の数倍はいるかもしれない。 格差社会はますます拡大し、ワーキングプアや貧困層の数も確実に増えている。 「ネットカフェ難民」なんて単なる都市伝説、と思っていたが、実際はまったく違っていた。 また最近は「ネットカフェ難民」の間で、さらなる問題が広がっている。それは、ネットカフェで寝泊まりするがゆえのさまざまな体の障害だ。 今、アメリカで必要とされ、次期大統領選でも公約にあげると考えられているヒラリー・クリントンが実現を公約する公的医療保険政策は付け焼刃ではない。 小泉改革で社会保障の底辺の実効性を低下させた日本は、社会保障の充実(=役に立つ社会保障)とすべく、政府も動き始めている。 国は日本で進みつつあることを認知し、未来を信じられる社会作りをすすめるべきだ。 有権者である私もそれを基準に投票行動をする。 共和党所属で、保険会社の意向を強く受けているブッシュ大統領は国民的医療保険はアメリカに必要ないものと主張している。 ヒラリー・クリントン 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) 就任後早々、ビルはヒラリーを医療保険改革問題特別専門委員会 (Task Force on National Health Care Reform) の委員長に任命した。同委員会は、国主導型の健康保険制度導入を視野に入れた「クリントン医療保険計画」を答申したが (アメリカには日本の国民健康保険制度のような制度がない)、アメリカ医療保険制度の抜本的改革となりかねないこの計画は、保険会社や製薬会社、中小企業などによる大規模な反対活動にあい、民主党多数議会をもってしても支持を得ることができず、結局翌1994年に廃案となってしまった。これに勢いを得た共和党は、クリントン政権の政策を「急進的なリベラル改革」と位置づけて攻撃、同年の中間選挙では大幅に議席を伸ばして両院で多数となり、行政府と立法府のねじれ現象が生じることになった。 後にヒラリーは著書の中で、医療保険改革の失敗は「すべて自分の政治力が未熟であったせい」だと記している。一方当時の政治評論家は一様にこの失敗が「ファーストレディーを国政に参画させるという前代未聞の人事が国民には不適切だと受け止められたということに他ならない」と評した。しかし、1996年の著作It Takes a Village and Other Lessons Children Teach Us はベストセラー本となりヒラリーの子供を中心とした政策課題は過半数の女性には好感を持って迎えられ、また大多数のアメリカ国民は「国主導型の健康保険制度導入ということ自体がアメリカにとっては時期尚早だった」と見ていたことが世論調査などで明らかになっている。 マイケル・ムーアの「シッコ」は何を問いかけているのか? (2007年10月16日 Jan Jan News) 「弱者が切り捨てにされるアメリカ医療保険制度は、アメリカだけでなく、日本にもかかわってくる問題です」 東京・中野のなかのZERO視聴覚ホールで10月11日、「マイケル・ムーアの『シッコ』は何を問いかけているのか?」と題したイベントが開催され、主催した「デモクラシー・ナウ!ジャパン」のスタッフはこう挨拶した。 ヤマゼン パネルヒーター(イエロー) DP-161Y DP161Y イワタニ IP-265 パネルヒーター *335【暖房0926】 パネルヒーターマサオコーポレーション MSO-206PH
2007年11月08日
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世界を徘徊する搾取の幽霊 (宋文洲のメルマガの読者の広場) 途上国はジニ係数のが先進国より大きい(=貧富の差は途上国が大きい)と勝手に思っていた。 資本主義の中枢、アメリカ合衆国と社会主義の大国、中華人民共和国が同程度とは恐れ入った。 ジニ係数(Wikipedia) 「ローマは一日にして成らず」。 案外、人々が「社会主義を打ち負かした」と喜んだ10年前から、「搾取の幽霊」は既に静かに世界中を徘徊し始めたかもしれません。 「それでも今の世界のほうがましだ」という考え方も間違っていませんが・・・。 (宋文洲氏のメルマガより) 1989年ベルリンの壁崩壊。 1991年ソビエト連邦崩壊。 1992年中華人民共和国、改革開放政策の強化。 「社会主義(経済体制)」は打ち負かされたのかも知れない。 しかしそのことは「自由主義経済」が勝利を得たということではない。 社会民主主義は西欧、北欧では社会経済運営の前提となっている。 そのEUの経済発展は周知の通り。 物資が溢れるほどあるのに、餓死せざるをえない人々が多数いる社会の仕組みは是正されるべきだ。 内政では高い水準にあった社会保障を切り捨て、外交ではアメリカの政策に寄り添ったイギリス労働党は政権を失おうとしている。 アメリカの次期大統領選では社会保険制度として健康保険の導入が争点の一つとされている。 クリントン大統領時代に大手保険会社のネガティブキャンペーンで挫折した政策だが、その必要性を隠蔽し続けることは出来なかった。 途上国だけでなく、自国の貧困層への搾取も強化したアメリカ合衆国は、「民主主義」、「自由主義」を維持できるのだろうか? 現代ヨーロッパの社会民主主義 所得の格差、世界で拡大・IMF分析 (2007年10月11日 BizPlus) 国際通貨基金(IMF)は経済のグローバル化と所得格差の関係について分析した報告をまとめた。 過去20年間で「所得の格差はほとんどの国や地域で拡大してきた」とし、世界共通の課題と認めた。 貧困層よりも富裕層の所得のほうが速いペースで伸びている点も指摘した。 IMFは所得格差をみるための指標であるジニ係数を地域別に測定。 日米欧などの先進国に加え、アジア、欧州、中南米の新興国でジニ係数は上昇し、格差の拡大がみられた。 サハラ以南のアフリカ諸国と旧ソ連の国々からなる独立国家共同体は係数が下がった。 国別では中国の急上昇(1981年の0.28から2004年の0.42)が目立った。 日本は同時期に0.30をはさみ、やや低めの水準で緩やかに上昇した。 全国消費実態調査トピックス-日本の所得格差について- (平成14年8月2日 総務省統計局) 進む地球の温暖化やがてくる食料不足 市場原理主義と社会の崩壊 協同組合の存在意義が増す 榊原英資氏(大学教授)と加藤一郎氏(全農専務)との対談 (2007年10月17日 農業協同組合新聞) ネットカフェ難民
2007年10月30日
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【萬物相】孤独死する日本人 (2007年10月15日 朝鮮日報) ニューヨーク・タイムズは記事の中で「日本では生活保護制度が“資格”ではなく“物ごい”と思われている」と指摘した。 日本の孤独死の裏には、困窮する人々の事情に配慮しようともしない公務員の冷淡な姿勢が存在する。 さらには、どんな事情があろうと他人に泣き付くことを見下げた行為だと考える日本人独特の「体面」意識も関係している。 この事件は、福祉問題には世界第2位という国の経済力や、複雑な制度の整備よりも、まずは温かい心で対処していくことが何よりも重要であることを教えてくれる。 北九州市で生活保護を「打ち切られて」死亡した52歳の元タクシー運転手の話である。 介護保険導入のときにも推進派の人々から下記のような意見があった。 福祉=措置=お上のくだされモノから保険=加入者の権利への転換は制度の向上のために有意義なこと。 福祉から介護保険に切替えるべき。 嘘だぁ~っ! 社会保障負担を下げるためと称して厚生労働省は、医療も介護も給付内容の切り下げを実施している。 元は税金であり、社会保険料であるにもかかわらず、担当している役人や一部の政治家は、いまだに「自分たちのもの」=「自分たちの考えだけで制度をつくるもの」としか思っていないのだ。 進行性小脳変性症から多系統萎縮症になった、義母がいる我が家は、医療制度、介護保険のレベルダウンを痛切に感じている。 1リットルの涙 人を殺す社会保障(特に生活保護)に制度として、正義はない。 社会保障を有効なものとすべく、一刻も早く、国民の手に取り戻すべきである。 日払いの安い賃金で必死に働く「ネットカフェ難民」も同根の問題。 母親の介護のため東京と九州を毎週往復したことは美談だ。 しかし、交通費だけで数千万かけた人物に、「やはり介護は家族自身の手で」とは言われたくない。 舛添厚生労働大臣は福祉や社会保障に正義を持ち込んでくれるだろうか? グローバル・ルールと誇ることができる、GDPに相応しい社会保障制度を実現して欲しい。 介護保険サービス利用のヒント集 知っていれば得する介護保険サービス利用のヒント集(2)
2007年10月16日
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ネットカフェ難民の間でジワジワ広がる奇病・神経症の実体とは (2007年10月9日 都市伝説探偵団) 「高橋クリニック」の高橋秀二ドクターによると、武田さんが危惧する通り、長期間のカフェ暮らしが腰痛や歩行困難の原因になっているという。 「ネットカフェでの生活は、体をまっすぐ伸ばせないため、背骨の歪みが生じます。 特に問題なのは頸椎(けいつい)の部分で、不自然な方向に首を曲げたまま寝たり、また寝返りをうてないために、ネットカフェ生活が長期にわたると、当然ながら障害が起きてきます」。 他に栄養バランスの偏りと衛生環境の問題が原因と思われる、ハタケ(カビの一種)が増えてきた女性の例があげられている。 経済社会の歪みによる絶対的な貧困への入口になっているように見受けられる。 貧富の差が国民の健康(国家の資源)を損なっている事例。 行き過ぎた格差は日本の将来をも食い荒らす。 庶民のほとんどが「ゆでガエル」になりつつある。 日本の政治・経済の方向性を正すときはきている。 ネットカフェ生活者と日本の雇用環境 (You Tube) 国内の格差の話題が増えて話題に上ることが少なくなったが、世界レベルの格差問題が南北問題。 新・南北問題
2007年10月15日
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「ダカーポ」12月で休刊 (2007年10月11日 J-CAST) 1981年創刊。 キャッチコピーは、「現代が3時間で分かる、情報誌」。 キャッチコピーの通り、特集で取り上げる内容は幅広かった。 コンパクトにまとめた記事と対象の幅広さが売り。 現代が3時間で分かる情報誌「ダカーポ」編集部に行ってきました (2007年1月30日 GIGAZINE) 『ダカーポ』連載の脱力系マンガ サイボーグサラリーマンメカ・アフロくん(爆裂会社編) (花くまゆうさく 著) 刊行にあたっての目的、想定読者層は大きく異なるものの、『噂の真相』亡き後、『ダカーポ』の記事をけっこう頼りにしていた。 『噂の真相』休刊後、匿名座談会も復活(継続?)してくれていた。 デジタル版も出したが、雑誌メディアの時代ではなくなったのか。 「休刊」が事実上「廃刊」であることは出版業界の常識。 『ダカーポ』(デジタル版) と色々いいながらも、益々『噂の真相』の復刊に期待してしまう。 『噂の真相』の復刊については、 「増刊特冊新鮮組DX」2007年9月1日号 記事 の岡留安則氏のインタビュー記事に注目! 『噂の眞相』おかわりっ! (岡留 安則 著)
2007年10月11日
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問題の本質 最終的に自分の生活をコントロールしていくのは国ではなく自分自身です。でも、自分で自分の人生をコントロールするために、こうした社会保障制度の概要を知っておくことが重要だと思います。 日本に住むあなたはやはり、日本の制度を知っておかなくては。皆さんも自分なりに情報収集をしてみてください。 (All About マネー) 一見まともなメッセージにみえる。 制度を知り、民主的なルールにのっとり、必要な制度改正をしていくことは大事だ。 しかし現在の状況からくる国民感情をあえて無視している。 社会保険制度を国民の制度ではなく、自分達のモノ(=金づる)とする官僚、政治家、関係企業への不信感、不安であるという本質の判断を回避している点が問題。 彼らは自分達のオカネである年金積立金が減ることを危惧し、日本の社会保険制度の危機ばかりを訴えてきた。 国民が将来不安に駆られて年金納付率が低下することなど思いもせずに。 福田内閣に対する世論調査でも年金問題を筆頭に社会保険に対する改善要望が重視されている事実から考えるべきだ。 大方の国民の意識に、よその国の「大義無き戦争」を手伝っている余裕はない。 『秘密と嘘と民主主義』 取り組むべき課題は負担と給付のバランス、制度の運営・管理の透明性、公平性の確保だ。 社会保険、社会保障は「市民社会のためのもの」という当たり前の思想の欠如が現在の制度の問題。 これは、「寄らしめず、知らしむるべし」という連綿と続いた官僚制度の非民主主義的な本質への挑戦であることを国民にも知らせた方が、福田内閣(=自民党)にとっては良いはず。 官僚の代弁者のままで政権を取ることは覚束ないと覚悟すべし。 お上からの「下されモノ」ではない。 産業主義と市民社会を両立させるための安全弁のような道具のなのだ。 『ドイツ社会政策史研究』
2007年10月10日
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意外とイケてる? 日本の社会保障制度? (2007年9月27日 All About マネー) 諸外国に比べ将来不安が大きいとの数字を示した後、 「そこで今回は、諸外国の制度と比べて「日本の社会保障制度もそうひどいものではないよ」というお話をしたいと思います。 実際問題として、日本の年金制度や健康保険制度は諸外国と比べてよくやっていると思うところもたくさんあります。 それほど不味い食事ではないと思いますよ。」 と筆者は始める。 イタリア 67.9% スウェーデン 62.1% アメリカ 41.2% ドイツ 39.9% 日本 34.4% イギリス 30.8% 保険料が高い国が所得代替率も高いのは当たり前ですから(一部そうでない国もあります)、日本の場合は「負担もそこそこ、給付もそこそこ」ということです。 ちなみにスウェーデンなど北欧の場合、税金も高いので「負担が低くて給付が高い」と考えるのは早計です(財務省によれば税金も含めるとスウェーデンは70%の負担率 です。 日本はまだ40%というところです)。 こうしてみると、日本の年金制度がそれほど最悪なものではないことが分かります。 (All About マネー) 例でスウェーデンをあげているが、よくある意図的なミスリードだ。 働く人の負担が70%のように感じるが、その内容は圧倒的に雇用主負担となっている。 日本のように折半ではない事実を無視している。 また、日本は社会保険の雇用主負担を避けるため、正規外労働者を多数雇用したり、社会保険に加入しない事業主が問題になっている。 雇用主がちゃんと負担していない、制度の率と実際の負担率が違う、ことが問題なのである。 記事の筆者は、制度上どのような扱いになるか明確でない、年金積立金もプラス要素としている。 これが旧厚生省、厚生労働省の食い物にされていた現実、保険料の使途の問題には眼をつぶっている。 健康保険についても社会保険としての健康保険制度がない例外的先進国であるアメリカを例にあげ、日本は「ありがたい」としている。 まるで自分達は苦しいが敵のアメリカも苦しいのだといって無理な戦争を戦った、日米戦争時の「国」と同じ発想だ。 実はアメリカ自身も問題に気づき、社会的医療保障制度を設定しようとして、クリントン大統領時代に失敗している。 日本同様、アメリカも国民に最適なことが適切に選択されるわけではない。 社会保険負担を回避しようとするのはアメリカの企業も同じこと。 企業活動中心で発展してきたアメリカの社会保険(保障)制度は、先進国以外と比較してもお粗末の一語に尽きるレベル。 ヨーロッパ発祥の社会保険が根付いていないアメリカの話をしてどうしたいのか。 舶来崇拝? マイケル・ムーア監督作の『シッコ(Sicko)』はその様な背景を前提としている。 マイケル・ムーア 『華氏911』 ついでにMacを1ヶ月食べ続けた男の話。 撮影後の医者代はどうなったのだろう? モーガン・スパーロック 『スーパーサイズ・ミー』
2007年10月10日
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背水の陣 二題 福田首相 新聞調査では好調な内閣支持率、ネット上ではそれほど好調でもない支持率でスタートした福田内閣。 まさか自分が前内閣が抱えたのと同様のトラブルの火種になるとは、思ってもいなかっただろう。 「うっかりでは済まない」福田領収書改ざん100枚超 (ZAKZAK 2007/10/03) 【福田内閣 政治とカネの問題】 ≪福田康夫首相≫ (1)領収書改ざん100枚超 (2)国契約業者からの寄付2件200万円 (3)朝鮮系企業から献金2件20万円 ≪町村信孝官房長官≫ (4)政治資金で建物建築1000万円 ≪渡海紀三朗文科相≫ (5)国契約企業から献金5件678万円 ≪石破茂防衛相≫ (6)規定を超える寄付1050万円 ≪額賀福志郎財務相≫ (7)事務所建物を10年間未登記 ≪増田寛也総務相≫ (8)寄付の記載漏れ100万円 まさしく崖っぷち、『背水の陣』。 この試練を乗り越えれば少しは安定するのだろうか? 解散総選挙は近そうだ。 『大波乱!安倍自民 vs. 小沢民主』 (大下 英治 著) ネット上では何かと話題の2007F1日本グランプリ 歓声 怒声 荒れた富士 『新たなF1日本GP』体感 (2007年10月1日 CHUNICHI Web) 30年ぶりに富士スピードウェイ(小山町)が会場となったF1日本グランプリは最終日の30日、連日の雨中の観戦となったが、予測通りの14万人(主催者発表)が来場し、世界最高峰のスピードや技術に酔いしれた。 シャトルバスが入退場に使う通路で前日に発生した陥没は、通行量を減らすなどして対応したが、レース後の会場内は大混雑となり、応援疲れした観戦客たちをうんざりさせた。 (富士F1取材班) 荒天のため、多くのモータースポーツ関係者が考えていた以上に、レース観戦者はひどい状況に陥った。 土曜日の帰りのシャトルバスの凄まじい有様が掲示板やblogに溢れている。 私は、F1が大好きで、中学生時代から富士でレース観戦していた。 76年、免許のない私たちは御殿場駅からのシャトルバスで富士に向かった。 一部、バス、タクシー専用道があった。 スタートが延期されるほどの雨と霧のF1。 今は無い、昔の最終コーナー自由席での観戦だったが、レース終了後、確かな感動を持ち帰ることが出来た。 今回の観客の悲惨な状態を知り、また「2度と富士のF1に行かない」という声を聞き、とても悲しくなった。 ネット上に溢れる不満や怒りの叫びは、一部のトヨタ嫌いや鈴鹿贔屓の人の声ではない。 予選、決勝を観戦に行った知り合いから聞いた、現地の状況を説明する言葉も同様のものだった。 レース主催者、関係者を優先する余り、観客の優先順位を下げすぎた結果が招いた事態。 モータースポーツの未来のためにも、富士スピードウェイ(FSW)はトヨタグループのバックアップの下、背水の陣で、自らの落ちたブランドイメージを取り戻して欲しい。 こちらは「崖っぷち」どころか、谷底にいると思った方が良い。 笑えないことではあるが、著者が続編発行をする際には加えてもらいたい。 『いい加減にしろよ(笑)』 (日垣 隆 著)
2007年10月04日
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政府と厚生労働省が社会保険料の総額を減らすため、福祉関連の歳出を財政の帳尻合わせに使ったため、下記のようになった。 急速な高齢化と富を「勝ち組」や一部資産家に集中する政策をとったため、社会保障関係諸費用は増加の一途をたどっている。 しかし、公共事業の多い日本で社会保障・福祉が歳出に占める比率は、未だ西欧諸国(北欧に限らず)ほどではない。 倒産続出」病院ビジネスに明日はない 「病院業界は血の海、焼け野原と化す」。厚労省出身の専門家が、ただならぬ未来を警告。 (2007年10月 FACTAonline) 「医師の不足や偏在が原因で産婦人科、小児科などの診療科が閉鎖され、医療崩壊の危機が叫ばれている。これに追い討ちをかけるように病院の倒産が急増している。 信用調査会社の帝国データバンクによれば、今年に入って医療機関の倒産件数は33件(7月末現在)に及び、2001年以降で最多だった04年1年間の32件をすでに上回っている。 このうち、病床数20以上の病院倒産が12件で、やはり最多の05年8件を大きく上回る。ちなみに他の医療機関別では、診療所の12件、歯科医院が9件。 「明日は我が身かも」と、不安を募らせる病院関係者は少なくない。」 『大学病院が倒産する日』 医療崩壊が深刻化 国の対策に批判 (2007年6月17日 J-CASTニュース) 大・中規模病院の医師不足が深刻化し「医療崩壊」とも言われる現状を改善しようと、政府・与党は2007年5月31日、両者でつくる協議会を開いて「緊急医師確保対策について」をまとめた。医療リスク(民事訴訟や刑事訴追)に対する支援体制の整備などを盛り込んだが、早くも「小手先の対策に過ぎない」と批判の声を上げる現場の医師も出ている。 「ネットカフェ難民」転落 本当に若者の責任なのか (2007年7月1日 J-CASTニュース) 生活保護辞退強要禁止 厚労省、自治体に徹底 (2007年9月6日 共同通信) 生活保護申請は無駄 家賃が高いことを理由に担当者 (2007年9月7日 共同通信) 「世界での競争に勝ち残るため」と称してグローバル・ルールの名の下に、アメリカン・ルールの一部(金持ちに有利な部分)を適用した結果がこれである。 参院選の結果を自民党が地方の反乱だとか、大臣の失言や政治資金の不正に由来する思っているとしたら、大間違い。 生存権がかかれば、誰だって必死になる。 ジニ係数の急速な上昇に示されているように、格差は容認できるレベルを超えているということに思いをいたすべき。 福田政権が予算のばら撒き路線を支持率低下の解決策としないことを願いたい。 求められているのはセフティ・ネットの充実。 問題は、老後や若者(自分たちの子供)の生活基盤の将来不安、障害者や長期療養者の具体的な不安なのである。 日雇いからネットカフェ難民へ 目の前で「自己責任」と言ってみよ~『ルポ最底辺』 生田武志著(日経ビジネスオンライン 評:清田隆之) 「単純作業=肉体労働」は過去の話で、IT化が進み、デスクワークすらも単純労働化された現在では、あらゆる仕事にこの「日雇い労働」という形態は都合がよいわけだ。 釜ヶ崎で仕事を斡旋していた「手配師」がケータイに代わり、日銭で宿泊する「ドヤ」が「ネットカフェ」に代わったと考えてみれば、かつては寄せ場だけにあった日雇い労働をめぐる問題が、現代の「ニート・フリーター問題」「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」などの課題に直結していることがわかるだろう。
2007年09月27日
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麻生ローゼン閣下は、挙党体制を組立てようとした福田内閣への入閣を固辞したと伝えられている。 ここまでは麻生氏も、そして福田首相も「読み通り」といったところだろう。 『ダカーポ(608号 2007.6.20)』に麻生太郎氏の特集があった。 「麻生太郎の真実!」。 北村弁護士が麻生氏と面談して、気に入ったポイントも記載されている。 その北村弁護士の新宿駅東口での応援演説のヒートアップぶりも話題になっている。 自民党本部前に「ネット住民」集結 あの弁護士の演説がきっかけ (2007年9月25日 J-CASTニュース) 熱い反応に麻生氏は感動したろうし、ネット社会の生真面目な面を改めて見直したことだろう。 『ダカーポ』より ニートはニートで彼らのペースで、スローライフをゆっくりと生きていくことを、世の中が認めてもいいんじゃありませんか。 六本木ヒルズに住むのが幸せの証じゃないのはホリエモンの話に限りません。 (月刊「嘉麻の里」06年3月号) 戦時下のように「究極の選択」を迫る社会ではなく、「選択の自由」が普通に存在する社会の実現を目指して欲しい。 国としてはゆたかな日本の格差是正は、このスタンスが無ければ多くの国民に受け入れられないし、社会は改善しない。 「競争」は万能薬ではない。 社会保障の充実を含め、敗者復活の可能性がなければ、競争万能主義者が想定するような「公正な競争」は実現しない。 『フリーターとニートの社会学』 『ダカーポ』より (人生で)苦しかったのは、なんといっても経営に携わっていた石炭会社の炭鉱を閉山したとき。 世の中が高度経済成長の真っ最中だった昭和40年代の前半のことでした。 約2000人いた従業員の再雇用問題など、本当にしんどくつらい思いをしました。 (2007年4月20日 夕刊フジ) マスコミでは「世襲議員」の人を見下すような態度が取り上げられる。 後藤田議員のような悪弊に対し是々非々を問う態度が、そのように見えるのだろうか? 麻生氏はその口調もあり、そのような面が強調され報道されている。 が、解雇~再雇用問題に真剣に取り組んだことが、麻生氏のニートを許容する目線に表れていると思う。 他の世襲議員や、アメリカ型自由競争至上主義者の議員と一味違う。 今回の動きを見ている限り、本人は、まだご意見番になるつもりはなさそうだ。 政局に関わるキーマンの一人として、今後の身の振り方、発言に注目したい。 麻生太郎がくり返し読み直すマンガ 1位 ゴルゴ13 2位 勇午 3位 風の大地 4位 インパクト 5位 なんと孫六 6位 ジパング 7位 日本国大統領 桜坂満太郎 8位 サラリーマン金太郎 9位 黄昏流星群 10位 蒼天航路 『ゴルゴ13』は情報コミック(小説)的な接し方もしているのだろう。 現実的かどうかは別として、麻生氏の趣味である射撃シーンも必ず出てくる。 1位、3位、4位は好きなスポーツの反映とも読める。 仕事と離れたチャートを作ると、『ローゼンメイデン』がランクインしたりするのだろうか。 連載を続けるゴルゴ13。 『ゴルゴ13 146』
2007年09月27日
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自民党総裁選。 結果は福田氏330票、麻生氏197票。 終盤の追い上げで麻生氏健闘という評価になっている。 策略情報飛び交う薄汚れた総裁選 (2007年9月23日 ゲンダイネット) 「麻生と与謝野はツーカーの関係。8月の内閣改造人事も2人で仕切った。 すでに安倍に統治能力がなかったのだから、それも仕方ないことだが、スンナリ麻生政権になったら主導権を握られてしまうことに清和会(町村派)は焦っていた。 その延長線上で例の安倍の“麻生に騙された”発言が広められ、福田逆転劇になったのです。 結局、権謀術数好きな中川を中心とした清和会の逆プロパガンダに麻生、与謝野はしてやられたわけですが、このままでは2人とも政治生命を失いかねないだけに、中川攻撃に出た。 さらにバクロ合戦はエスカレートしていきますよ」 (自民党関係者) 総裁選がクリーンかつ公明正大に行われたことはないと推測される。 それほどスッキリできるとき、総裁選は行われないはず。 『自民党総裁選』 (奥島 貞雄 著) 外野から見た感じでは、失言癖と人相にも関わらず、大衆人気を増やした麻生氏。 策士イメージがついた福田氏、といったところ。 福田総裁が首相になり、どのような具体的な政策を出すか分からないが、自民党のおかれた難局を転換するのは至難の業だ。 官界、財界の支持を当てにしない身軽な(それ故野党だった)民主党に対抗するのは、自民党には難しい。 帰趨の決まった選挙であり、ローゼン閣下、麻生氏も身軽だったはず。 麻生オタク終結!永田町をアキバに… (2007年9月23日 スポーツ報知) 「自民党は23日午後2時から党大会に代わる両院議員総会を開催し、新総裁を選出する。 麻生太郎幹事長(67)は22日、東京・新宿で熱狂的な「麻生コール」に迎えられながら最後の訴え。 陣営は集まった聴衆に23日の投票前に党本部に集結し、国会議員に麻生氏への投票を訴えるよう呼びかけた。 一方、総裁就任が確実視される福田康夫元官房長官(71)は有楽町・マリオン前で最後の演説。俳優の杉良太郎さん(63)が応援に駆けつけた。 JR新宿駅東口の広場は360度、人、人、人であふれた。 おなじみとなった“麻生オタク”も似顔絵を描いたのぼりを掲げ集結。 今回の総裁選最多となる2万人(選対発表)の「麻生コール」が響き渡った。」 実に勇ましげな描写。 「何となく負けた感じがしない」という本人のコメントの所以だ。 『薔薇架刑』 麻生氏の登場曲にいかがか。 ローゼンメイデンのアニメ主題歌入り ローゼン閣下は勝敗を見切って、選挙中に次の一歩(人気取り)へ方針を切替済み。 大きな仕事をすすめるとき、人気は大事。 自民党員の人気は福田氏にあった。 人気と周囲が抱くイメージをどう自分のやりたいことに結びつけるかが、興味の湧くところ。 福田氏は総裁選中に、「少子高齢化に関し「これからはあなたたち若い人が一生懸命考えて下さい。私の将来のことじゃないんだから」と失言(=本音の発言)があった。 麻生氏がアキバ系を称し、福田氏との違いを出すなら、真剣に日本の若者の将来を考えて欲しい。 国民は現在と同時に将来の日本(=自分たちが暮らす環境)の心配をしている。 「生きづらい日本」を「暮らしやすい日本」に変えることをテーマにした総選挙をすすめないと自民党に活路は無い。 本人の努力の問題もあるが、経済力・水準と対照的に、私たち日本人はかなり生きづらい世の中を作ってしまったようだ。 『生きさせろ!難民化する若者たち』 (雨宮処凛 著)
2007年09月24日
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自民党の国会議員の間での福田優勢が伝えられる。 自民党支持者以外の比率が多いと考えられるネット投票ではこんなデータもある。 第55回オンライン世論調査中間発表 麻生vs福田 麻生太郎27.5%、福田康夫27.3%。 民意に近いかどうかと全く別だが、ネット上では接戦。 ローゼン閣下の面目躍如。 ローゼンメイデン 麻生氏、アキバの総理だ…“オタク”の街で大ウケ街頭演説 (2007年9月17日 スポーツ報知) 「アキバでは「麻生新総裁」で決まり! 自民党総裁選で、麻生太郎幹事長(66)が16日、オタクの街、東京・秋葉原で単独街頭演説を行った。 昨年の総裁選でも演説を行い、政界一の漫画オタクで知られる麻生氏の人気を決定づけたゲンのいい場所。 「麻生ファン」にもみくちゃにされるひと幕もあった。 「大本命」の福田康夫元官房長官(71)に対し、劣勢ムードに変わりはないが、「原点回帰」で反攻に出る。」 麻生氏は「政界一の漫画オタク」なのだろうか? 何の根拠も無いが、他にもっと凄い人がいるような気がするのだが。 あの麻生太郎外相が推薦する一冊! 『オタクで女の子な国のモノづくり』 (川口 盛之助 著) <民主党>小沢代表「首相誰でもいずれ解散」 (2007年9月19日 毎日新聞) 国政の落ち着く先は小沢民主党代表の言うとおりなのだろう。 小泉首相のときと同様、自民党の国会議員は、「国政選挙でどちらが戦いやすい党首か」を基準に選択するのが賢明だろう。 国政の世界とて常に賢明な選択をするとは限らない。 『言語学者が政治家を丸裸にする』 (東 照二 著2007年6月発行) 小泉、安倍、麻生が取り上げられている。 「田中角栄とそのまんま東を結ぶ線」という記述もある。 福田のテーマはない。
2007年09月21日
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「晋ちゃんまんじゅう」売上急上昇 (2007年9月14日 産経新聞) 「土産食品卸販売「大藤」(東京都荒川区)が販売する「負けるな!晋ちゃんまんじゅう」。 同社が経営する卸売店「江戸うさぎ」(同)店長、横尾文乃さんによると、「負けるな!晋ちゃんまんじゅう」や「負けないで!!晋ちゃんのねじれ餅」の売り上げは「(辞意表明以来)2~3倍は増えている」。 辞任表明をした12日には、「さよなら!晋ちゃんまんじゅう」と宣伝して販売。 5~6個まとめ買いしていく人もおり、1週間ほどで売り切れの見込み。」 東京では販売終了。 (麻生)太郎ちゃんグッズが後継品だが、(福田)康夫さんグッズは出来るのだろうか? キャラ自体が面白味に欠けるな。 萌える東京土産に注目! 大藤(だいとう)OFFICIAL WEBSITE Maid in Tokyo(メイドイントウキョウ) メイドクッキー チーズケーキ、チョコクランチもある。 昭恵夫人の愛称にちなんだ「アッキーラッキークッキー」も追加生産はしないだろう。 記憶に新しいところでは「純ちゃんグッズ」も首相就任(自民党総裁就任)直後、話題だった。 小泉純一郎グッズ無料プレゼント(応募終了) 「お腹が弱い首相」は安倍さんだけではありません。 村山富市(Wikipedia) 「(ナポリ)サミット開会前のレセプションで腹痛と下痢を起こして中座、翌日も一部の会議を欠席するなどし、関係者を心配させた。 海外訪問の経験が少ない村山は、滞在中は現地の飲食物に非常に注意しており、滞在先の総領事公邸で出された食事にしか手をつけなかった。 しかし会談前に首脳が屋外で歓談した際、ウェイターが差し出した桃ジュースにうっかり手を出してしまい、それにあたってしまったと後に述懐している。 同日夕刻のレセプションの頃にはすでに体調が悪く一切料理に手をつけていない。」 体調不良で辞めたわけではないとは聞いていない。 眉毛の長い「トンちゃんグッズ」もあった。
2007年09月18日
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安倍首相は「空気の読めない人(KY)」の代表のようになってしまった。 気の毒とも思わないが、気になる本があった。 『王様は裸だといった子供はその後どうなったか』 森達也 著 集英社新書 子供は気がついたことをそのまま言っても、罪が無いことがほとんどだ。 いい大人、しかも一国の首相であれば話は違う。 まして、本人は「真実」と思っていても、周囲から一つの考え方としか思われていないことを思想信条としていると罪は重い。 「坊チャン」と揶揄されるのはそんな面からだろう。 『美しい国へ』 安倍晋三 著 辞任しても株価も大きく変わらず、アキバ系とされる後継候補の想定でコミック関連の株が乱高下するだけであれば、あまり「罪はない」のかも知れない。 安倍内閣が「お前はもう既に死んでいる」状態だったのだろう。 こんな本もある。 『一国は一人を以って興り、一人を以って滅ぶ』 福田康夫 著 こんなblogもある。 『福田内閣誕生で民主党は危機に』 (紆余曲折七転八倒!武田健太郎の日記) やっぱり国という単位において、「首相」は重責と考えるべきだ。 もちろん、総体としての国民にも責任がないとは言えない。 Wikipediaの「安倍晋三」の項に以下の記述がある。 小学4年生から5年生にかけての1964年から2年間平沢勝栄(後の衆議院議員、日本人拉致問題で助言したと言われる)が家庭教師。 平沢はテレビ朝日系の番組『ビートたけしのTVタックル』で、「安倍晋三さんは、私が教えてから頭悪くなったと言うんですけどね、違うんですよ。 安倍晋三さんがしっかりしてるのは私が教えたからで、私が教えてなかったら今頃網走の刑務所に入ってたかも知れないよ。」と語っている。 そんな人を首相にした罪は、軽重の程度は違えど有権者全員にあるはず。 安倍氏を幹事長にした小泉自由民主党総裁(当時)や内閣官房長官にした小泉首相の任命責任を問うても、今さら意味は無い。 噂の真相が暴いていた「安倍晋三の姿」 (『噂の真相』039号・11号)
2007年09月14日
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今こそ冷静な政策論争を (2007年9月12日 日経ビジネスオンライン) 記事の中で松原教授が指摘するように、 「一部で喧伝されている健康問題も、突如病に倒れたならまだしも、参院選後、政権継続を決意した中には当然健康への自信もあったはずだ。 それから2カ月も経たないうちの「健康問題」にも説得力はない。 それが理由ならば、少なくとも国会開会前に決断すべきであった。」 という見解は同意できる。 体調不良が真実であるにせよ「健康問題」を理由にするのは、絶たれたも同然の安倍晋三のメンツや政治生命を維持するためか。 「麻生氏は、「6年前から(つまり小泉政権当初から)、竹中平蔵氏のグローバルスタンダードを日本に適用しようとする政策には反対していた」と明言している。 いわば、小泉改革全般を否定するスタンスである。 その麻生氏を軸に、構造改革否定路線で新内閣が固まっていく可能性が高いと思われる。」 かどうかはともかく、麻生氏を党の幹事長に起用した時点で党首としての任命責任を感じるべきだ。 政治手法の違いは傍目にもはっきりしていたのだから。 『とてつもない日本』 「麻生太郎とマンガと失言」 *某局のワイドショーで麻生氏について「マンガも読んでいるし」と好意的な流れの中で、コメンテーターが評していた。 友だちならマンガを読む人を選ぶが、1国の首相の選定基準にするべきではないと思う。 ローゼン閣下の総裁選出馬で「まんだらけ」の株がストップ高から反落。 福田氏の出馬表明で再反落? 『自民党総裁選』 コンテンツ関連銘柄急騰!麻生総理への期待から (2007年9月12日 RBB TODAY) 小泉氏の構造改革は「ぶっ壊す」ところまでだった。 国内の経済バランス(富の配分バランス)は崩れたままである。 「0.5263」を大きく報じぬ大手メディアの報道姿勢-格差社会 (2007年9月7日 livedoor ニュース) 政権に最も近い野党、民主党は、何が日本国民の将来のためになるのか、新たに構築すべきものは何なのかの観点に立脚し、政策でしっかりと争って欲しい。 次々と責任者が変わっていく暴露合戦みたいな事態はもう勘弁して欲しい。 それにしても、参院選後の安倍首相の続投宣言は何だったのか。 自民党が民主党に対し、政権担当能力の有無を問えないことだけは確かになった。 真紀子節炸裂「議員も辞めるべき」…安倍首相辞意表明 (2007年9月13日 スポーツ報知) 『安倍晋三の本性』
2007年09月14日
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元伊藤忠商事会長の瀬島龍三氏死去 政財界の黒衣役も (2007年09月04日 asahi.com) 瀬島龍三氏死去 秀才中の秀才 数奇な運命 (9月5日 産経新聞) 陸士44期卒。 陸軍大学校を首席で卒業。 大本営参謀、関東軍参謀歴任。 シベリア抑留11年。 1958年、伊藤忠商事に入社。 1962年、取締役就任。 1978年、会長就任。 波乱に富んでいるが、華麗なる経歴というべきだろう。 伊藤忠商事は、過度経済力集中排除法の適用を受けた大建産業が分割され1949年に設立された。 瀬島氏は航空機部嘱託として入社。 高額な航空機の導入、機種選定は、どの国でも政、官(特に軍需)との関係が重要ポイント。 商社の海外での活動については、国内の航空機ビジネス同様、現地の政・官との付き合いが重要。 2005年軍需産業 世界トップ3 1位 ボーイング (ボーイングが1996年ノースアメリカンを、1997年マクドネル・ダグラスを買収) 2位 ノースロップ・グラマン (1994年ノースロップがグラマンを買収) 3位 ロッキード・マーティン (1995年ロッキードとマーティン・マリエッタが合併) 小説『不毛地帯』(山崎豊子著)の主人公、壱岐正は瀬島龍三がモデルとされている。 「ロッキード」事件とともに、当時、巷間賑わす話題になった。 『不毛地帯』DVD 光あれば「陰」もたくさんあるのだろう。 『瀬島龍三 参謀の昭和史』 (保阪正康著 文春文庫) 『沈黙のファイル―「瀬島龍三」とは何だったのか』 (共同通信社会部(編)) 安倍内閣の退陣宣言より遥かに大きな話題と思うが…公式見解しか伝えてくれない大手マスコミ(=「一流企業」)は沈黙。 君子、危うきに近寄らず!
2007年09月10日
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麻生太郎 メイデン殿下。 モントリオールオリンピックに射撃の日本代表選手として出場。 「ゴルゴ13」の話は過去朝日新聞の天声人語にも登場したことがある。 いい大人がマンガを読むことは何も珍しいことではない。 が、Wikipediaの「ローゼンメイデン」の項目を見ていて「麻生太郎」に出会うのはサプライズ。 ローゼンメイデン 麻生氏が幅広くマンガに接してるということだろう。 外務大臣のときにはビジット・ジャパンキャンペーンの一環として「世界コスプレサミット2007」の後援も決定。 政界、官界で「オタクっぽい」と評される人物が日本の与党、自民党の幹事長になった。 しかも前任の塩崎前官房長官から「アルツハイマー」発言で「適格性を欠く」といわれた人物。 安倍晋三と特別仲がよいという話も聞かない。 祖父が首相のボンボン家系が共通点という指摘もある。 人事の相談を受けたと思われる内閣改造で支持率は16ポイントアップの38%に急上昇。(FNN世論調査) といっても、所詮38%。 幹事長は「日本の政党において、各政党の党首の職務執行の補佐や党運営や国会対策、選挙対策に携わる役職」。 (Wikipediaから、関係筋からの書換はないと思う-Wikipediaの修正疑惑) 麻生自身は「半径2mの男」と呼ばれることもあり、近場で付き合うと好人物らしい。 党と政局運営の「寝技使い」として適正があるかもしれない。 「失言」は本音の表れであり、個人的には失言の多い政治家が不適格と決め付けるものではないが、外務大臣、幹事長となると失言の多さは気になるところ。 失言癖や「ワンマンぶり」は、失言で国会を解散した祖父、吉田茂譲りということでは済まされないだろう。 経営者時代のリストラ推進者としての経験(苦労)、海外駐在経験を活かして活躍することを期待しよう。 麻生太郎オフィシャルサイト 麻生太郎氏 公認 クリアファイル 1枚 315円
2007年08月31日
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8/15<石屋製菓>大きく傷ついたブランド 不祥事は幹部が主導 (毎日新聞) 石水社長は「これまで挫折がなく、損をしていなかったことが原因。あまりにも残念だ」と述べ、大きな体をすぼめながら肩を落とした。 客観的過ぎて他人事のような感じも受けるが、雪印やミートホープのトップと異なり率直な反省ではある。 が、「井の中の蛙」、「夜郎自大」と言う点で3社共通。 ミートホープ、不二家、同様、同族企業、運営がワンマン体質である点も、隠蔽体質に共通。 株の不明朗取引の西武鉄道も同族、ワンマン経営企業。 北海道では本州を「内地」と言う人が今でもいるようだが、彼の地は外地なのか。 また、官民一体で「臭いものにフタ」というところは、合理的な生活習慣が多い、北海道の闇の部分と言える。 ミートホープ食肉偽装放置に関する行政の処分は下記のような流れ。 8/1「食肉偽装放置で5人処分 北海道農政事務所課長ら」(共同通信) 7/12「ミートホープ告発放置問題が灰色決着」 (J-CAST) 8/16アイスから大腸菌群検出 保健所が公表せず(毎日新聞) 一方、マスコミの何でも法的根拠・権限に関係なく公表を迫るという体質には違和感を覚える。 そんなことの公表を迫るなら『個人情報保護法』制定時にしっかりと反対すべきだった。 大新聞の官や公、与党に弱い体質の方が問題。 『官僚とメディア』 魚住昭 著 公表するしないに関わり無く、小さな世界ほど悪いことが出来る範囲(「横暴力」の活用範囲)が広いと思い込んでいる経営者体質が問題。 石屋、ミートホープ、西武鉄道とも、法を犯しても自分たちの都合で物事を進めようとする。 それを支える者(非血縁者の場合)だけが、経営トップの側近になれる。 法的に明白な悪事が露見すれば、大きな池でも小さな池でも罰されるのはいっしょ。 小さな池(企業)であれば、干上がって(倒産して)しまう。 8/8「「横暴力」の高い上司ほど出世する」(ゲンダイネット) 『ニュービジネスを立ち上げる企業家像』東洋大学OBから学ぶ 安田武彦/安田ゼミナール有志著 6人のOBのうち石屋製菓は1番目に登場! 「白い恋人」…当然在庫なし
2007年08月17日
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「マックカフェ難民」の発生を取上げたが、今日は「ネットカフェ難民」 ネットカフェで置き引き容疑…「難民」少年逮捕 参議院選でも争点は様々な格差。 チャレンジする気になれる社会作りをしないと、世間を考えない若者=未来を見通す力のない日本人を増やすことにつながる。 超・格差社会アメリカの真実 昔シンガポールでガイドさんから聞いた言葉を思い出した。 「シンガポールでは住宅政策に力を入れ、住む家と財産がある人が多いので、犯罪の発生が少ないと思う。」 得るものと失うものの比較が人間の行動を左右する部分がある。 長い不況期を経て、現代の日本はバランスを失してしまったのだろう。
2007年08月04日
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「安倍内閣が続けば政権が民主党に移るかも」と思うのは私だけではないようだ。 安倍内閣が退陣しないと、民主党が政権を取るのではないか:livedoorニュース ニュースの筆者と異なり、私は民主党が「左翼政策を実行する」とは想像したこともないが。 安倍内閣は「美しい国」どころか、数多くの不祥事に対処しないことで「見苦しい国」の見本を演出している。 できるだけ早期に首班を変更しないと、経済的弱者と地方を切り捨てただけの小泉前首相の「自民党をぶっ潰す」と言う言葉を、はからずも体現してしまう可能性大。 世論調査でも「安倍辞めろ」の嵐…国民の厳しい視線:Infoseekニュース 首相は中越沖地震の被災地に「早く」駆けつけるだけではダメである。 その後の生活補償や原発の安全対策を打ち出し、「安心して暮らせる日本創り」がポイントだったのだ。 今の仕組みでは、多くの(真っ当で平凡な)人間はチャレンジする気になれない。 「生活のレベルが高くなった以上、社会保障のレベルアップも必要だ」という考え方に思いをいたすべき。 少なくとも西欧、北欧の人々の暮らしぶりと経済の安定ぶりを見ていれば、的外れな考え方でないことが分かるはず。 余談だが、ドイツ帝国初代宰相で鉄血政策、社会主義弾圧で有名なビスマルクは社会保障制度(老齢年金、健康保険、労災保険)の生みの親だったりする。 社会政策は「左翼」の政策ではなく、現実主義の政策。 国力(個人の可能性、民力の総体)を最大限引き出そうとするときの支えとなる政策なのだ。 縦割り行政で無駄を出している構造を改めず、社会保障や福祉が過剰か過少かを金額(予算)で議論をしているうちは、問題は解決されない。 根本から真っ当な国づくりをすすめれば、世界に冠たる本当の『美しい国』の実現が可能になるだろう。 持続可能な福祉社会-「もうひとつの日本」の構想 広井良典 著 ちくま新書 現代世界と福祉国家-国際比較研究 田中浩 著 在庫があった!
2007年08月01日
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参議院選挙の陰に隠れた(と思われる)話題 小田実(おだ まこと) 75歳 作家、市民運動家 ベ平連の結成者として有名。 *ベ平連=『ベトナムに平和を!』市民連合 カール・ゴッチ 82歳 プロレスの神様 アメリカでもその死は大きく報道されるのだろうか? 本国より日本のプロレス業界の方で有名だったりして。 アジア杯初優勝で市民歓喜 祝砲流れ弾で死亡者も(毎日新聞) 日本が4位になったのも影に隠れた話題だ。 ホンダ勢11連覇ならず/鈴鹿8耐(日刊スポーツ) 10連覇もしてたんだ。そんなに勝ち続けなくてもいいのに…。 さらにその日影。加賀山・秋吉組のヨシムラスズキの優勝! ヨシムラスズキ27年ぶりの優勝。8耐30周年。 <芸能> 布袋寅泰、芥川賞作家をボコボコに…2週間のケガ(夕刊フジ) 格好のワイドショーネタだと思ったのだが。 そして原発 <中越沖地震の柏崎刈羽原発> 東電副社長が柏崎原発「駐在」に、トラブル続きで赴任(読売新聞) 柏崎刈羽原発事故、海外誤報に困惑…国と県が安全性PR(読売新聞) 建物から煙が立ち昇るシーンを見て、かつて死の灰が降ったイタリアの人々はチェルノブイリを思い出したのだろう。
2007年07月31日
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参院選投票日。 「選挙活」動の終わった日にInfoseek マネーから選挙銘柄を記載したメールが来た。 衆院の解散総選挙が近ければ「買い」なのだろうか。 選挙銘柄 リーサーチ業界、調査会社 【マクロミル 3730】⇒インターネット系調査会社・首位。 コールセンター業界 【もしもしホットライン 4708】⇒顧客別専用センター制をとる。 印刷・機材業界 【ムサシ 7521】⇒選挙機器・首位 広報・宣伝、広告業界 【博報堂DYホールディングス 2433】⇒広告会社2位。民主党の広報・宣伝。 【プラップジャパン 2449】⇒広報、PR支援、コンサルが主力。利益は業界首位。 選挙が実績やマニフェスト(manifesto)の内容の争いだけでなく、主張方法(演出!)の争いでもあることは確かだ。 参院選前、タレント議員の是非善悪が問われたが、要は投票する側の問題。 「普通の選挙」でも、テレビドラマの展開に近いものが構成、演出されてきた。 「タレント候補」が立候補することに法的問題はないし、モラルの面でも「悪」と決め付けることはできないはず。 「マスコミ栄えて、ジャーナリズム滅ぶ」ような風土の改革が優先事項だろう。 『政党が操る選挙報道』 鈴木哲夫著 集英社新書 700円 『メディアコントロール-正義なき民主主義と国際社会』 ノーム・チョムスキー著 集英社新書 693円 生成文法の大家、チョムスキーは、言葉と現実を厳しく見分け、現実(データ)の可否を判断する。
2007年07月29日
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7月27日「参院選」をYahoo!ニュースで検索してみた。 「参院選」 報道各社の情勢分析は「民主有利、自民苦戦」のトーンなので、選挙に与える影響としては『自民支援』になっている。 自民党が負けすぎると心配だという層への影響大。 わざとかな? 日経平均はアメリカの株価の続落の影響で下がっているが、これも景気の先行きを心配する自民党支持層には+要素。 細川政権のときのような野党の立場を2度と経験したくない自民党としては、参院選惨敗→ 総選挙の流れを阻止するためにも、総力戦に拍車がかかる。 国民の関心をそらそうと、会期延長をはかり、イベントの多い7月29日を投票日とし投票率の低下を図ったはずが、期日前投票の多さに自民選対は慄(おのの)いていることだろう。 隅田川花火大会の順延日の取扱なども話題になった。 今回の国政選挙から選挙区在外選挙が実施された。 国民の選挙への関心度という点ではこちらも気になるところ。 外務省HP在外選挙
2007年07月28日
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J-CASTニュース提供 コーヒー一杯で「宿泊」「マック難民」が急増 もちろん「メガマックが食べたいのにいつもありつけない人」のことではない。 マックで時を過ごす人々のこと。 格差社会の象徴?生活スタイルの変化?。 多くの経済発展した国々と異なり、海外から安価な労働力の流入を規制している日本。 成果主義、能力主義、受益者負担と称して国内で安価な労働力を生み出す諸々の政策の結果か。 メガマックから100円マックまでラインナップし、幅広い客層に応えようとしたことが招いた「小さな」課題だ。 出入が比較的自由で椅子がある、24時間営業の飲食店が抱え続ける課題の一つとなるだろう。 国際法でいうところ「難民」は「政治難民」を指すがあまり縁がなさそうだ。 「マック難民」は「招慰難民」(by『攻殻機動隊』)とは違うようだ。 「結婚難民」なんて言葉もあった。 招慰難民問題がテーマといえば。 『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』(こうかくきどうたい スタンドアローンコンプレックス セカンドギグ) ところで平凡な想像力は「メガ」ときたら次は「ギガ」と考える。 「ギガマック」、どんなモノになるのかな? メガロッテvsメガマック:GIGAZINE 「ギガ」はこんな感じか。 2ポンド約900gのハンバーガー:GIGAZINE
2007年07月23日
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今年も1月1日からお仕事です。 自分のことはさておき、お店もあちこち開いており、世の中も正月っぽくないな。 今年は勉強の年にしよう。 政治、経済、福祉をテーマに進めよう。 田中浩先生の『思想学事始』(未来社)あたりから始めるか。 職場が異動になって本を読む時間も取れそうだし。 北欧型の福祉社会づくりが日本の将来を幸せにすると思う。 大量定年を迎える「団塊の世代」はいまさら吉本隆明や丸山眞男を読んだりしないだろうか。 世の中のことじっくり考える姿勢が「若気の至り」で終わるのはもったいない。 じっくり考え、行動すれば、少しは西欧並みの暮らし向きの実現に向かえるはず。 行動力があり、人数が多い彼らが、ゆっくり、じっくり取り組めば、日本はもっともっと暮らしやすくなる条件は揃っている。 今さら「ゆっくり」というのは無理か。 余計なお世話でした。 自分(たち)のことは自分(たち)でしなければいけない。
2007年01月01日
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