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落慶式も無事に終わり、早くも九月が終わろうとしています。
和尚様も20年来の願を成就されて、しばらくもうすることがないと気が抜けた様子でした。それでも、感激してまたお客様をお連れしていらっしゃる方や、相談の方もあり、流れる水のごとく、月日もするすると過ぎていきました。
28日、今度は和尚様も九州へ出発。里はいよいよ静かです。
落慶式を終えてお客様が帰られ、昔の禅堂は卓球室に早変わり。また一つの和室も静寂の部屋に作りかえられました。
そこは通称「侘の間」。
里に貢献され、すでに亡くなられたお二人の写真が飾られています。居心地のいい上質のリクライニングチェアが二台。白檀の香が漂い、昼間でもカーテンが閉められてうす暗くなっている、その部屋はもちろん私語も飲食も読書も禁止、メモもダメです。ただ想いを巡らす、そのための部屋です。
和尚様はずっと前からそんな部屋を作りたいと仰っていて、ようやく叶いました。誰もが写真を飾られるのでもありません。いまは二人だけです。
そこにお供えされた大きな柱時計が永久の時を刻んでいます。里にまた大事な場所が増えました。