型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2022.10.22
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カテゴリ: 強かに生きる
芸術と芸能を比較してみた場合に、それぞれに形而上の概念があり、
多くの人は頭の中でそれを区別して捉えているようですが、
見方や嗜好について芸能的な人々がリードしようとするようになり、
内容とは関係なく芸能的なものの見方が世の中に拡散しています。

嘗て芸術では「媚びるような表現」や所謂「やらせ」がタブーで、
精神性の深さが価値基準のひとつだったように感じていますが、
芸術的価値よりも情報化社会に伴い知名度が優先されるようになり、
知名度=良いものという錯覚のもとに従来の観念が変わりました。

その基盤だった録音メディアはレコード→カセットテープ→MD→CD→

映像も映画→テレビ→インターネットと変わる度に仕様や環境が変わり、
アマチュアイズムと共に質の低下、時間の短縮が進みました。

鑑賞よりも娯楽要素が重視され、嘗ての芸術は芸能と同じ見られ方に傾き、
スマホに合わせた映像や音楽ではない​ 再定義が求められています。
この時代の変化はさまざまな面で世代間の溝を広げていると見られ、
その理由は中高年が守りに入り時代をリードできない状況があります。


さて、いつも強固な主張をしているのがメディアで、
だからこそ非難されるのが​ 玉川徹氏のモーニングショーでの発言 ​です。
危機管理コンサルタントの田中優介氏もこれまでの経緯に対して、
”玉川徹氏とテレビ朝日に決定的に足りなかったもの” ​を指摘しています。

しかし、このいちばんの問題は「電通が演出に入った」かどうかではなく、
「政治的意図が匂わないようにテレビでは演出する」と言ったこと ​で、
テレビがやらせ的な演出を行っているのを若者でも疑うでしょうし、


今の若者はこのような酷い話を冷ややかに見るか或いは無視しています。
また、中高年が駄洒落や芸人のように執拗に明るく振る舞うこと、
本人は楽しんでいても、若者は冷ややかに見ているかもしれません。
SNSの写真に自分の顔をアップで隅に入れることを若者はしません。
また、目の部分を隠したり全体をぼかした写真を載せるのも中高年。
現実と非現実、意味と無意味の違いを若者は冷ややかに見ています。
周りや他人への配慮も学習していて不必要と感じることはしません。

ただ、若者がどこかで屈折するとすれば世の中からの影響が要因です。
それだけ世代間の溝は深いと感じることが多いです。
時代はますます混迷を極めますが、心が荒むことなく優しさを保持し、
貶められることなく欺かれることなく皆が強かに生きることを祈ります。





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最終更新日  2022.10.22 21:58:46
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