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January 6, 2006
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カテゴリ: 自作短歌




リビングにベッドルームにキッチンにキュンキュンキュウウウウ火災警報

鳴りだして鳴り続けまだ鳴り止まず ファイヤーアラーム今が出番だ!font>

私の住まいは11階。ベランダに出てみると、他のいくつかのベランダでも様子を見ている人がいるが、誰も、「また誰かが間違えてどこかに触ったのだろう」のような、のんびりとした様子で、視線が合うと肩をすくめあったりしている。




脅かしの警報なりとも外に出む 頭痛しさうな報知器の音

「持ち出し」はハードディスクと防寒着財布鍵束ケイタイとする

アラームの鳴り響く中うろうろと無駄に動きて身支度をする

階段を声交はしつつ下りてゆく 火災報知のサイレンの中 

八階まで降りて来しとき身を包む空気が急に暖かくなる

「Hot Water! Not a fire!」と聞こえくる 先を下り行く人の声らし

Oh, Water! パイプの破裂か階段を沢のごとくにお湯が流れる

外に出て見上げる七階ベランダに煙と紛ふ湯気が溢れる

火事ならば命危ふし いくつかの窓に残れる人々の影

水を撒かず水を吸ひゆく消防車を初めてみたり パイプ破裂に



もういつ死んでもよいと思っている筈の私だが、どうも、本当は命が惜しいらしく、胸がどきどきしたことが、後になってみるとおかしい。

それにしても、私を含めて、マンションの人たちはとても反応が遅かった。
少なくとも、私はその場で、「何を持ってでようか」とうろうろしたし、本気になって出ていくまでに随分時間がかかった。
11階に住むという覚悟が、ちゃんとできていないことに、おおいに反省。

この建物の警報システムには誤報が多いのが、その原因の一つだとは思うが、もしこれが火事だったら、消防士さんの英雄的働きに命を助けられなければならない人が何人も出たにちがいない。

また、今回の件の原因はまだ知らされていないが、一階ロビーにもポツポツと天井から水が落ちてきたところをみると、下に住んでいる人たちには相当な迷惑がかかったと思う。
昼間の出来事だったが、勤務を終わって夜帰宅し、自分の家が水浸しだった人たちは、どんな思いだっただろうか。

夜になっても、FLOOD RESTORATION とボディ―に書いた車が、何台も建物の前にとまって、モーターを回していた。

それと・・・私が短歌形式にまとめようとすると、なんと緊迫感が消えた歌になってしまうことか!
命には別条が無いからどうでもよいようなものとはいえ、情けないことである。








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最終更新日  January 11, 2006 01:50:25 AM
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