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January 26, 2014
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「新新渡戸稲造の世界」 第22号の巻頭論文の一つとして掲載された、唐木浩氏の「二つのJに生きた先人『新渡戸稲造覚書』」を読んだ。
(ちなみに、「二つのJ」とは、Japan とJesus のこと)

唐木氏は、バンクーバー短歌会のお仲間の一人である。
ご本人は、この文章は、参考文献をあげていないので、論文の態をなしていないとご謙遜だが、私には読み応えのある論文であり、まなぶところが多かった。

たとえば、「われ太平洋の架け橋とならん」という博士の有名な言葉。

バンクーバーの新渡戸ガーデンには、この言葉を書いた碑もあり、私にもなじみ深い言葉だが、この「架け橋になる」という意味。

唐木氏は、「橋を架ける」と違い、「架け橋となる」というのは、身を呈して、踏まれても汚れても 両者のつながりのために尽くすということだと書く。

なるほど、「橋になる」というのは、壮絶な覚悟である。

実は、私の旧姓は、大橋。
苗字を許される時代になったとき、ご先祖さまが住んでいたのが、たまたま大きな橋のそばだったので、暢気なご先祖さまが、「じゃ、大橋にでもしようか」とつけた苗字だろうなどと思っていたのだが、もしかすると・・・ 大きな橋として、身を呈して社会に尽くそうという心意気のご先祖さまだったか????? 
・・・・・というのは、余談というか、むしろ、妄想だけれども、もし、万が一、そういう意味の名前だったらと思うと、今のような生き方の私は、ほんとうに恥ずかしい。

また、新渡戸博士は、下田に唐人お吉の地蔵を立てたと書いてあった。
外国人との交流の犠牲になった自分の母と、お吉を重ねて、その供養のための建立だったという。

とはいえ、新渡戸博士は、クエーカー。 なのに、お地蔵さま? と不思議だったので唐木さんに伺ってみたら、ほんとうのキリスト教というのは、そんなに狭い了見のものではないそうだ。

そういえば、唐木氏自身、キリスト教者であるのに、仏教に関しての造詣も深いようだ。

そして、その歌評からも、「ひきだしの多さ」「知識の深さ」をうかがわせられるので、皆がいつも楽しみにしている。





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最終更新日  March 24, 2014 05:21:35 PMコメント(0) | コメントを書く


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