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2004年07月27日
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夏風邪ひいたにも関わらずタイトルの本を読んでみました。


頭ガンガンするし、熱が38度近くあります。。。

で、この本は二ヶ月くらい前古本屋で上下巻セットで100円のところを入手、以後放置してました。。


村上龍を読むのは『限りなく透明に近いブルー』『5分後の世界』
『悪魔のパス、天使のゴール』についで4作目。


なんやかんや言いながら読み終えてしまいました。


つってもそんなに沢山読んでるわけではないのでエラソーなことは言えませぬ。

とりあえず、
「コインロッカーを胎内としてこの世に生まれ出た

東京の上空に、華やかなステージに、そして南海の暗い海底に強烈な破壊の
エネルギーがほとばしる。巨大な鰐を飼う美少女アネモネの願いは?
鮮烈なイメージで織りなす近未来小説の大きな序章。」

ってのが出版社からの紹介です。


村上龍の文章に無機質と有機物のリレーを見ました。


トマトを踏み潰した鮮烈な、真っ赤な「生」
のイメージと東京のビル郡の冷たい「死」のイメージ。


コインロッカーの規則的で、ただの物質としての無機質と
キク・ハシ二人の心の超有機的な複雑さ。


二人の心理の複雑さや脆弱さ、そして強さが
東京「薬島」のビル群とオーバーラップして仕方なかった。




「踏み潰された真っ赤なトマト」にしてしまう事への
伏線。。。


「限りなく~」より面白かったです。長いから色々と伏線が
あったり、時系列で物語を追いかけるワクワク感みたいなものが
ありました。





#○○と**は過度なネタバレ防止のための伏字





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最終更新日  2004年07月27日 23時07分22秒
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