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各県において、「ご当地ヒーロー」が盛況(のようですが)ななか、宮城県にはいまだありませんでした。
そんななか、実はひそかに開発されていたことをつきとめました。
まあ、大体兵器たるもの、そうおおっぴらに開発計画なんて明かさないものです。
大東亜戦争当事、一般人は「大和」も「武蔵」もその存在はするところではなかったわけですし。

本計画で開発された4機は、総じて「宮城戦士ミヤギロボ」と称されています。
「宮城を部隊にロボット達の熱き戦い」
「ついに!宮城の名物を守るロボット達が開発された!」
と、血沸き肉踊る勇壮なコピーが外皮アーマーペーパーにプリントされています。
そして、開発目的は宮城の名物を守るということで、名物由来のデザインがなされています。
まずはロボットというよりも、自走砲とでもいうべき、
「ズンダンク」(なぜ「ヅンダンク」でないのかは深く突っ込まないように)
二連装加農砲が勇ましい機体です。ずんだ餅がモデルだけに、その口当たりよく柔らかい装甲は近接格闘戦には不向きですから、長射程火器による遠距離支援という機体のコンセプトは至極真っ当な設計と評価できます。
カラーリングはRX-78-1プロトタイプGに、ブレードアンテナの形状は∀を髣髴とさせる機体は
「ダッテンガー」
4機のなかで唯一、「食い物」がモデルではないこの機体は、コレといった特徴はみられませんが、逆にそれが高い汎用性を象徴しているものと思われます。UCにおける戦術汎用宇宙機器でも、長距離支援機、中距離重火器仕様、汎用機の組み合わせで運用した際、もっとも高い戦果をあげたのは、最も軽装備の汎用機であることからもそれがうかがえます。
何よりも、伊達の梵天をモチーフにしていることから、指揮官機としての運用を想定したものと思われます。
一見バカにしているような表情がユーモラスな
「ギュウタンオー」
四肢マニュピレーターの間接部分がスマートな形状で、頭部センサー前面に張られた増加装甲から、高い運動性能と、至近からの耐弾性を考慮していることから、近接格闘戦に特化された機体であることがうかがえます。
そして高い運動性を得るために、出力の高いジェネレーターを装備していると思われ、放熱対策のために舌型の大型ヒートシンクを装備していると思われます。
あるいは、パッケージの背景画にはスペースコロニーがイラストされていることから、宇宙空間においては、AMBAC肢として機能するバインダーであることも考えられます。
4体目は少しクローズアップ。わたしがもっとも気に入った機体である
「カキッグ」
牡蠣をモチーフとした機体デザインは、整流効果が期待できる形状であることから、水中での運用が考慮されているものと思われます。
背中に大きな牡蠣殻をしょっているようにも見えますが、水中での抵抗を大幅に軽減していることとあわせて、高出力のジェネレーターの放熱に有利な形状となっています。
また、4機の中では、開発系統が非常にわかり易く、頭部センサーの形状から、「グラモニカ社」の技術が導入されていることや、機体コンセプト、形状から、「ツィマッド社」の開発ではないかと思わされます。もっとも、頭部にVLSと思われる装備があることから、「MIP社」の関与の可能性もあります。
水圧を考慮した、その分厚そうな装甲は少々の機雷にも高い耐弾性発揮しそうです
「さすがカキッグだ。何ともないぜ!」
ようやく宮城にも頼もしい戦力が備わったわけですが、ひとたび開発に成功したからには、積極的に「砲艦外交」を展開する必要があります。
要は、知名度をあげることです。
現状では、わたしが携帯に「カギッグ」を装備して出張しても、得意先ではこの一言で一蹴されるのは目に見えてます。
「何それ、ゴッ△のパ○モンやん」
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