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今朝、久しぶりに腰の中央あたりが「ビクッ」と動く感覚が続きました。同時に左足の腿裏や膝裏にも小さな刺激が走り、思わず体が反応しました。
この「腰のビクッ」という現象は、大学病院に入院して2ヶ月ほど経ち、下肢にほんの少し動きが戻り始めた頃からすでに起きていました。当時は寝ている最中に突然腰が跳ねるように動くためとても不安で、リハビリの先生に「これは大丈夫なんでしょうか?」と繰り返し質問していました。先生は「脊髄の反射が強く出ているサインで、回復期にはよくありますよ」と説明してくださり、少し安心したものです。
今日は、腰だけではなく、左足の腿裏や膝裏にまで刺激が同時に伝わりました。脊髄の神経がひとつの束として連動しているときに起こる典型的なパターンだと感じます。
昨夜は寝ている途中に急に便意があり、真夜中にトイレへ向かいました。私の排泄障害の特徴として、便意があっても勢いよく出るわけではなく、 便が出るまでに30分、長いときは1時間ほど座り続けることが日常的にあります。
昨夜もまさにその状態で、長く座っているのにほとんど出ず、力んだり休んだりを繰り返しながら時間だけが過ぎていきました。結局、十分に排便できないままベッドに戻ったのは朝の6時頃でした。
こうした排泄に時間がかかる状況は、体力だけでなく精神的にも消耗します。この日も例外ではなく、寝不足で、骨盤周囲の疲労も強く感じる朝となりました。
脊髄障害の身体では、この 睡眠不足や排泄の長時間姿勢による疲労が脊髄の反射を強め、「腰のビクッ」のような反応が出やすくなります。
2024年11月から2025年6月頃までの回復期、私は長下肢装具を使って立つ練習や、足を前に出すための第一歩を訓練していました。その頃も今と同じように「腰のビクッ」が頻繁に起きていました。
当時は身体の機能が揺れ動いていた時期で、脊髄の反射が強く出るたびに不安になり、気持ちがざわついたものです。「これは回復のサインなのか? 痙性なのか? それとも悪化なのか?」と、毎日のように自分の体に問い続けていました。
しかし振り返れば、あの頃の「腰のビクッ」は、神経が再び働き始める時期に多くの人が経験する、典型的な回復過程の反応でした。脊髄の回路が活性化すると、過敏な反射として現れるのです。
今日起きた腰と左足の連動した動きは、大学病院入院中の初期、そしてがんリハの時期に経験した現象と非常によく似ています。
これらを合わせて考えると、今回の「腰のビクッ」は危険なサインではなく、脊髄の反射活動が一時的に高まっただけの現象だと捉えることができます。
大学病院入院中の初期、そしてがんリハの11月頃の私は、「腰のビクッ」が起きるたびに不安に襲われていました。
しかし今は、同じ現象が起きても、あの頃より落ち着いて身体の反応を受け止められています。「今日は寝不足だから反射が強いのだろう」「腿裏に響いたのは神経が連動したためだろう」と、冷静に観察できるようになりました。
これは、身体が回復していく過程を、一つひとつ自分で経験し、理解してきたからこそだと感じています。
脊髄障害の回復期に起こる「腰のビクッ」は、とても不安になる現象です。私自身もそうでした。
しかし、この反応は神経が再び働き始める時期に必ず通る過程でもあります。もし今日の記録が、同じような不安を抱えている誰かの心を、少しでも軽くできれば嬉しく思います。
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