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先週の訪問リハビリで、リハビリの先生にサポートしていただきながら、ベッドサイドから立ち上がり、歩行器へ移る動作を確認しました。
そして歩行器で歩いてトイレへ行く動作も一緒に確認しました。
いよいよ、自宅で歩行器を使った日常的な歩行が始まります。
ここに至るまでの1年9ヶ月を、少し振り返ってみたいと思います。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の治療が始まりました。
治療の過程で下肢に麻痺が出て、胸から下の感覚はほとんどない状態になりました。
大学病院のリハビリの先生に支えられても、ベッドサイドに座ることもできない状態でした。
今振り返ると、ここがすべてのスタートでした。
がんリハビリの患者としてリハビリ病院へ転院。
車椅子での入院生活が始まりました。
大学病院での抗がん剤治療と、リハビリ病院でのリハビリを交互に繰り返す生活でした。
この頃はまだ、
立つことも歩くことも現実的な目標には思えず、
まずは「座る」「車椅子に移る」ことが目標でした。
完全寛解。
病気との大きな戦いが一区切りついた日でした。
ここから、本格的に「歩くためのリハビリ」に集中できるようになりました。
地元の回復期のリハビリ病院へ転院。
5ヶ月、150日の入院リハビリ生活が始まりました。
この時点では、
・長下肢装具を装着
・リハビリの先生が後ろから支える
・平行棒で歩行
・約2.5メートルを2往復
という状態でした。
歩くというより、
「脚を出す練習」「体重を乗せる練習」
という感じでした。
それでも、平行棒の中で一歩一歩進むことが、とても大きな前進でした。
回復期リハビリテーション病院を退院。
この時点では、
・短下肢装具
・平行棒は自立で歩行
・最長10往復
・ピックアップ歩行器での歩行も可能
ただし痙性が強く、日常的に使用するにはまだ難しい状態でした。
また、馬蹄型の歩行器では、リハビリの先生の支持を受けて約80m歩くことができました。
退院時点では、
「歩くことはできるが、安定して日常的に歩くのはまだ難しい」
という段階だったと思います。
退院後は、
・自宅での生活
・訪問リハビリ
・通所リハビリ
この3つを中心に生活が続きました。
そして歩行の大きな課題が、
脚の痙性(突っ張り)でした。
脚が交差してしまうクロスレッグ、膝が曲がる、足首が固いなど、歩行の妨げになる症状が続いていました。
・2025年11月18日
・2026年2月19日
2回のボツリヌス治療を受け、脚の突っ張りが少しずつ緩み、足が前に出しやすくなり、歩行の安定感が少しずつ出てきました。
この治療とリハビリの組み合わせが、今回の歩行器導入につながったと思います。
今回導入する歩行器は肘掛け式で、肘で体重を支えることができるため、下半身への負担が減り、膝折れのリスクが軽減されます。
今の自分の身体状況にはとても合っている歩行器だと思います。
何より大きいのは、
リハビリの時間だけ歩くのではなく、生活の中で歩くようになること
だと思っています。
・ベッドからトイレまで歩く
・部屋の中を歩いて移動する
・立っている時間が増える
・歩く回数が増える
歩くことで、
・腿裏
・ふくらはぎ
・足首
・アキレス腱
・股関節
・体幹
いろいろな部分のストレッチや筋活動につながり、脚の機能面での改善も期待できるのではないかと思っています。
歩くこと自体が、毎日のリハビリになる。
これが歩行器の一番大きな役割だと思います。
2024年6月、ベッドに座ることもできなかった状態から、
・車椅子
・平行棒
・長下肢装具
・短下肢装具
・ピックアップ歩行器
・馬蹄型歩行器
・通所リハビリでの歩行練習
・そして自宅で歩行器
ここまで来ました。
リハビリは、急に良くなることはなく、
小さな変化の積み重ね
だったと思います。
これからの目標は、
まずは
歩行器で家の中を安全に自由に歩けるようになること。
その次は、
・歩く距離を伸ばす
・方向転換をスムーズにする
・もう少し軽い歩行車へ
・杖歩行
・屋外歩行
そこまで行けたら、本当にすごいことだと思います。
歩行器が家に来るということは、
単に福祉用具が一つ増えるということではなく、
生活の形が少し変わる
ということだと思います。
「リハビリのために歩く」から
「生活するために歩く」へ
この歩行器のある生活が、
これからの回復の新しい一歩になるような気がしています。
焦らず、無理せず、でも少しずつ前へ。
またここから、新しいリハビリ生活が始まります。
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