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いつからこんなに人が怖くなったんだろうか。
ああ、もうすっかり忘れてたよ。
あの時は一生覚えててやると思ってたけど
簡単に忘れてしまうんだなぁ。
具体的な記憶はどんどん忘れていってしまう。
二度と忘れない(と思っていた)深い感覚があっても
今はぼんやりとした輪郭でしか見えない。
けれど完全に忘れ去ってはいなくて
多分忘れたと思っていても
それは生き方として染み着いているのだ。
記憶ではなく反射にかわって
これからも私を苦しめていくんだろう。
思い出せと言われればまだ思い出せる。
いまだに夢に出てきたりもする。
そろそろ名前は忘れかけてきたけど
顔はまだ思い出せる。
多分まだ自分はびっくりしたままなんだと思う。
剥き出しのコンセントを直で触ってビリビリして
何が起きたかわからない放心状態なんだと思う。
「コンセントに触れてしまったからこうなった」
というある程度の事はわかっているけれど
何故直にコンセントに触ってしまったのかもわからないし
何でビリビリしているのかもわからないし
体に異常があるかどうか確認するまで頭がまわってない。
そんな感じ。
でもコンセントに触れてしまったのは確かで
まだビリビリした感覚が生々しく残っているのだ。
その程度でトラウマと呼ぶのもどうかと思うけど
確実に邪魔しているのがわかる。
人が怖い。
笑い声が怖い。
男の声も、女の声も。
整った顔の人たち、笑顔が素敵な人たちが
ものすごく怖い。
世界の特権をすべて握られているようで怖い。
そういう人たちじゃないと
「明るい場所」にいちゃいけないんだと
私は暗い湿った場所にもぐりこんだ。
でも私はそこでもなんとなく居心地が悪くて
どうしていいかわからなかった。
境界線がどうしても見えてしまう私に
その中に飛びこめるほど自分を持ってなかった。
え?
違う。
持ってなかったんだじゃない。
捨てたんだった。
自分を失って常に同調して謙虚にして笑っていれば大丈夫
なんていうのを
反射にかえたのは
かえたのは
かえたのは・・・・・・・・
中学生のころの・・・・・・・。
うん。
また戻ってきた。
やはり私はそこでループしているんだ。