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2010.08.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 大阪の2児放置死事件。ネットニュースやら他の方のブログを読み進めれば進めるほどやりきれない気持ちになります。放置した本人、それを取り巻く環境、社会情勢・・・いろいろと問題がある世の中で発生した・・・と結果を取り上げて云々いうよりも、どうして未然に防げなかったのか?二度と同じようなことが起きないように対策を進めているのか?そういった話にまで展開していかない(いくにも時間がかかる)そこにジレンマを感じてしまいます。

 「子供を育てるのは誰の仕事?」この簡単な質問に誰か答えることができるでしょうか?一般的に保護者というと親(両親)でしょうか。でも続柄は親でも、本当に保護者として責任を取ることができない親もいたりしますよね? 子供に教育をするのは学校だから、子育ては学校の先生の仕事???そんなことを言い出す親なんかもいますよね?(勘違いもはなはだしい) 昔は「子供は地域(社会)が育てる」と言っていましたよね。地域社会という言葉も違和感を覚えるようになった今、本当に子供たちを守る仕組みが崩れている気がしてなりません。

 自分が子供だった頃を振り返ってみます。幼稚園、小学校に入る前までは、近所の子供たちと遊ぶのが当たり前でした。年齢に関係なく、年上の子は下の子の面倒を見、下の子は上の子の言うことをちゃんと聞く(時々冒険したくもなりますが)子供たちにも年齢の垣根を越えたコミュニティがあり、それらの親や祖父母もまた、自分の家に関係なく子供達全体を大きな目で見守っていたような気がします。 悪いことをすれば隣のジイサン・バアサンに叱られる事もあり、子供たちは「怖いジジイ」としか思っていませんでしたが、地域社会という枠内で子育てをするために、叱るべき時にはきちんと叱る、を実践していたんだろうなぁ~と今になっては思います。 親同士でも「悪いときには誰に叱られても当たり前」という意識が浸透していて、わが子可愛さに他人に叱られると烈火のごとく批判をする(現代のモンスターペアレント)は、いなかったように思います。
 あ、これって核家族化が進んだことによって、子育てが地域から家庭へと狭まり、やがて家庭から両親という個人が責任を持つ形に変わってきたんですかねぇ。

 少なくとも、今のように行政がどうこう介入する・・・という話は無かったように思います。誰も役所に助けを求めていなかった(期待するだけ無駄?それとも地域の力が強かった?) それが子育ての責任が個々の親に頼るウェイトが高くなり、親の能力や立場、置かれた状況によっては子育てそのものが破綻???してしまう。

 我が家の子供達の寝顔を見ると、起きているときはそれぞれ生意気な口を利いたり、わがままで困ってしまったりするのですが、やっぱり寝ている姿は「こども」なんですよね。毎日ちょっとずつ成長してくれることに(親が頑張ったからだとは思いません。親の影響を強く受けてはいるだろうものの、現在進行形の子育てには反省ばかりで満足なんてありませんから)感謝する思いです。 子育ては「する」ものではなく、「させてもらう」という意識のほうがいいのかも? 「子供は地域の宝」という仕組みをもう一度見直してみてもいいかもしれませんね。 社会<地域<家庭<家族<親 という優先順位ではなく、社会>地域>家庭>家族>親 みたいな。 最終的に守るべき壁が、個人の力に左右される「親」ではなく、社会が最強で最大の守りとなり、家庭や家族、親は社会から子育てを委託されている・・・ 今の社会では無理かな?

児童憲章(http://ja.wikisource.org/wiki/%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%86%B2%E7%AB%A0)を呼んでみました。
>二 すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもって育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる環境が与えられる。

まずはじめに家庭ありきとなっていますが、ここに今の環境下での限界があるように感じます。児童憲章制定日:昭和26年5月5日 いまから60年近く前と異なる事情もあるでしょう。





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Last updated  2010.08.03 10:12:20
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