真夜中のお茶会

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2007.01.25
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京言葉、のゆっちーその1です。

興味を持ちながらも、どんな物なのかなぁ……と思って聴き始めました。
それが、思い掛けない感じで、良かったかなぁ……と。


calling ~あなたの言葉で抱きしめて~『優しくなだめて』魔鬼砂夜花


【Part1】 遊佐浩二/桑島法子
【Part2】 森川智之/勝生真沙子

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


このCDは、正確に言うと4部構成になるのかな。
話自体は、電話での恋人同士のやり取りの話を2話。
それを、最初は、彼と彼女のやり取りで、次に彼だけの台詞で――。
シナリオが付いているので、彼女の台詞はあなたに語って欲しい……という事なのでしょうか。

聴いていると、最初の彼と彼女のやり取りが長く感じられるのです。
だけど、彼だけの台詞になると、とても早く時間が流れていく。


原作・脚本が魔鬼砂夜花で、実はそこに一番惹かれたのですが……(苦笑)
魔鬼さん、好きなんです♪

【Part1】 遊佐浩二/桑島法子
彼が彼女に電話を掛けたら、何故か彼女は苛立っていて、彼は頑なになっている彼女を何とか解きほぐそうと、あ~だこうだと話し掛けて、終いに彼女は絆された形で何時の間にか普通に喋っていた。
多分、日常的な恋人同士の電話なのでしょうね。

ふと、この二人は遠距離恋愛なのかなぁと思う。
傍にいて、落ち込んでいる彼女を直に抱きしめて慰められないもどかしさ。
それを言葉を尽くして、一生懸命解きほぐそうとしている彼。

この彼が遊佐さんで、京言葉なのですよ!
聴いていて、何この自然な台詞回し!?キャ~~~♪(笑)
まるでゆっちーの普段喋りを聴いているみたい!……そうなのかなぁ。。。

やっぱりそうなんでしょうね。

もう、滅茶苦茶屁理屈捏ねたり、あの手この手で宥めすかして、わ~!意地悪!(笑)と思ったり、
耳元で囁かれたら、脳みそ沸騰してしまう!とまで思ってしまった。。。(-_-;)

んで、すみません!(>_<) 桑島法子、邪魔!(笑)・・・とまで思ってしまった(苦笑)

だから、二人の掛け合いの後に入っていたゆっちーだけの声を聴いた時、何これ!


ゆっちーの声を聴きながら、そうそう、そこはこんな事を彼女が言っていたのよね、
何てトレースしながら……。

ゆっちーの京言葉。
やっぱり最高です!


【Part2】 森川智之/勝生真沙子
こちらはグッと大人な感じの二人。
彼女の勝生さんが大人の女を演じていたからそんな雰囲気になったのかなぁと思う。

電話を掛けたら、訳も解らず起こっている彼女。
何が悪いのか思い当たる節は……???とりあえず誤っちゃえ!な彼。
ごめんなさいと言われた所で、何を怒られているのかも全く反省の無い彼。
でもね、結局は数を重ねて誤り倒して~!と言う話なのですが、
ともかく、この人O型?と思えるほどに大雑把に大らか。
(O型って、そんなイメージでしょう/笑)
成り行きで、100回ごめんなさいを言う事になり――。
何回言ったんだろう。
この「ごめん」が、この二人のバランス、立ち位置を知らしめている感じがしました。

言い始めは何となくひょうきんに、余裕さえ見せていたのが、
回数を重ねて行くに従って、切なくなってくる。

この台詞の変化の絶妙さ!

同じ「ごめん」と言う言葉を繰り返していくだけの中に、感情が映し出されていくのが、
手に取るように解るのです。
何と言うか、森川智之の本領発揮と言うか、底力、実力の程を見せ付けられた!と。
唸ってしまいました。
本気で聴き入ってしまいました。
参りました。


この二つの話、全くタイプの違う男の人を描いています。

ゆっちーの演じた方は、カップルがまだ若いんだろうな。
ちょっとっ茶目っ気が有って、包容力があるよな印象で、溌剌とした感じがある。

もりもりの演じた方は、大人の、それなりの時間を付き合ってきた二人。
少しずぼらでルーズで、彼女の方が彼をお尻に敷いているような感じ?(笑)
仕方ないなぁと思わせられる、母性本能をくすぐられるタイプ……なんじゃないかな(苦笑)


ただ、このCD、一つだけ聴いていて「いや~……」と思ったことが(苦笑)
男声だけの抜きのチャプターが、女声の台詞が長いとブランクの時間が長すぎて、
ちょっと恐怖を感じてしまった箇所が在ったのです。
ブランクの部分に台詞を当て嵌めながら聴かないと、怖いかも(苦笑)

ファン心理としては、こういう形のCDって如何なのだろう?
会話の、女声の部分を抜いてあるチャプターなんかは、
ドキドキするんじゃないかなぁと、私は思ったのですが……。









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Last updated  2007.01.26 10:04:45
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