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2026年07月12日
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「トイ・ストーリー3」は、映画史上屈指の名ラストシーンと言われています。その続編である「トイ・ストーリー4」は確かに面白い映画ですが、製作する必要は本当にあったのか?賛否両論の結末は?等、物議をかもす映画でもありました。とはいえ、そこでシリーズがきちんと終わっているにもかかわらず、今回の「トイ・ストーリー5」は、前作のラストを意味なくしてしまうような設定でしたので、不安はありました。けれど、やはりこのシリーズの安定感と質の高さは、素晴らしかったです。

 ウッディが去った後、おもちゃたちの持ち主であるモリーには、なかなか友達ができません。友達はみなタブレットを持っており、それで遊んでばかりいます。おもちゃで遊ぶモリーのような子は、珍しくなってしまったのです。そこで両親は、モリーのためにタブレット、リリー・パッド(「トロン:アレス」のグレタ・リー)を買ってあげます。ところが、モリーはリリー・パッドに夢中になるあまり、おもちゃで遊ばなくなってしまったのです。そこでジェシーは、ウッディに助けを求めます。

 今回は、前作までとは独立した作品のようで、ジェシーが主人公です。デジタルの侵略という題材で、笑える場面もたくさんあるのですが、全体として、かなり物悲しいトーンです。明かされるジェシーの悲しい過去、孤独に苦しむモリー、ジェシーにプロポーズしたいバズ、デジタルデバイスとおもちゃたちの戦い、町はずれの牧場に住む女の子とそこのおもちゃたちとの出会いが描かれる一方、無人島に漂着したバージョンアップしたバズ・ライトイヤーの集団が牧場の家へと向かってきます。今回はアクションシーンは控えめですが、感動的な場面が次々とやってきます。特にジェシーの声を演じたマギー・ギレンホールがおばあちゃん声なので、それが絶妙にマッチします。

 でも、今回はウッディが活躍する場面がありません。登場したものの、ストーリーには全く絡まず、モリーもウッディの存在に気づくことなく映画が終わります。まるで実写版「スーパーマリオ」のマリオみたいだと思ってしまったのは、私だけでしょうか。





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最終更新日  2026年07月12日 09時01分30秒
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