京都の珈琲職人

京都の珈琲職人

■コーヒーの産地と豆の特徴

コーヒーの産地

■現在コーヒーの生産国は60カ国以上といわれ、赤道をはさんだ「コーヒーベルト」と呼ばれる一帯で栽培されています。

世界のコーヒーの産地と、豆の特徴をご紹介しましょう。

…コーヒーの産地は赤道を南北にはさんだ、緯度約25度の一帯。地球をぐるっと一周している様子から「コーヒーベルト」と呼ばれています。

コーヒーの栽培に最も適しているのは熱帯地方でありながら高山の中腹や高原である、過ごしやすい気候の地域。寒さに弱いので、平均気温20度程度の温度差の少ない場所が理想的です。

また年間の降雨量が1500-1600mm、成長期には雨季、収穫期には乾季とはっきり分かれていることも大切な要素です。さらに土壌は肥沃な火山灰土質で、水はけの良いことが条件とされています。

●ジヤマイカ「ブルーマウンテン」

ジャマイカの中でもブルーマウンテン地区で栽培されたものだけを指す。
香りが高く、甘味・酸味・苦味の三要素が調和。イギリス王室用の豆としても有名で、現在は90%近くが日本に輸出されている。

●グアテマラ「グアテマラ」

上品な酸味があり、苦味とのバランスが優れている。地域によって昧のタイプが異なりブレンドのアクセントとしてもそのままストレートでもよい。

●ジヤワー「ジャワ・ロブスタ」

味は中性で、酸味がほとんどなく、苦味とコクが強い。独特の風昧を持つのでブレンドの隠し昧として使われる。

●エチオピア「モカ」

独自の酸味と柔らかな苦味に、芳醇な香りが加わるコーヒーの貴婦人。ワインにもたとえられる香り「モカフレーバー」が特徴。

●インドネシア共和団「マンデりン」

インドネシア共和国。スマトラ島で栽培された豆で特徴のある甘昧と酸味があり深いコクと芳醇な香りを持つ優良種。

●タンザニア「キリマンジャロ」

タンザニア共和国産で、北部にあるキリマンジャロ山で生産されたものをこう呼ぷ。
比較的酸味のまさった豆で、甘味とコク、香リを合わせ持つ。世界のコーヒー市場で最高級に数えられる一つ。

●コロンビア「コロンビア」

酸味とコクの優れた主張の強い豆で、スッキリとした酸味と濃厚な味。産出量は世界第二位で、甘い香りを持つマイルドコーヒーの代表格。

●ブラジル「ブラジル・サントス」

苦味と酸味のバランスが優れている豆。中煎りで香りと酸味、深煎りで柔らかな苦味を活かすことのできる、使用頻度の高い豆。世界最大の産出量を誇る。



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: