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「エステート・アルギロスEstate Argyros 」の次に向かったのは、歩いて5分ほどの「アート・スペース・ワイナリーArt Space Winery」全くギリシャっぽくない名前ですね^^。このワイナリーは、1999年に設立とサントリーニ島では比較的新しいところ。しかし、ワイナリーの醸造スペース&セラーは19世紀半ばの歴史のあるもの。様々なアートの展示販売スペース(アート・スペース)兼ワイナリーといった様子です。石灰岩をくりぬいたセラー内部。サントリーニ島は火山島なので、基本火山性土壌ですが、ここは石灰質(ライムストーンと言ってました)土壌があるようです。ここでは、アート・スペースの案内とワイナリーの案内がセットになっています。上の画像は、以前のワイン醸造に使われていた部分。奥の仕切りの向こうに収穫したぶどうを入れ、それを人の足で踏んだ果汁が手前のくぼみに溜まるようにように作られています。このような場所が何か所もありました。サントリーニ島で最初のビオロジック栽培、醸造では完全なグラビティー(重力)システムを採用しポンプは一切使用しないそうです。試飲スペースです。試飲は有料(確か5ユーロだったかな)白ワイン3~4種類と甘口のヴィンサント、そして蒸留酒を試飲。このワイナリーも「アシリティコ種」のぶどうメインにワインを造っています。どのワインも柔らかな旨み感があり、素直に美味しい。その中でも「ニクテリNychteri」というワインは、ほろ苦いようなミネラル感があり印象深い。「ニクテリ」というのは「夜」という意味で、夜に仕込むという伝統的な製法のことのようです。収穫期は8月上旬(!)から8月下旬にかけてなので、昼間は温度が高く、夜になって気温が低くなってから仕込むということではないかと思います。このワイナリーでは、他のお客と一緒の案内だったため、詳しいことは聞けませんでしたが、ワインの自然派的な旨み感はなかなか興味深いものでした。ここでは「ニクテリ」を購入。
July 7, 2015
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6月6日(火)夜ペトレンコ指揮バイエルン国立歌劇場のオーケストラを聴いたあとは、ビアホールに繰り出しました。 『ヴァイセス・ブロイハウスWeisses Braeuhaus』こちらはヴァイツェンビールで名高い『シュナイダーヴァイセSCHNEIDER WEISSE』の直営店です。ここでは先ず、 TAP7 Mein Original TAP6 Mein Aventinus(アヴェンティヌス)をいただきました。 左:TAP6 右:TAP7照明が暗いのでビールの色も黒っぽく映っていますが、もともとこの醸造所のビールは濃い色合いが特徴です。TAP7は、その名の通り創業時から続く伝統のレシピを受け継ぐビールです。TAP6の方も長い歴史のあるビールで、珍しいドッペルボックのヴァイツェンでアルコール度数は8.2%もあります。ホームページのドイツ語版には、小麦と大麦の割合や使用しているホップなどの情報も載っています。それによると、ホップに最近開発された苦味成分の多い『マグナム』種も使っていることから、完全に昔のレシピで醸造しているわけではなく、時代に応じた改良もしているのかもしれません。この2種類のビールは、色合いも濃いのですが、味わいもどっしりと重量感のあるスタイルで、複雑な香りと味わいのあるフルボディのヴァイツェンビールです。余韻の長さも見事です。非常に独特で、飲み応えのあるビールだと思いますが、同時に少し飲んだだけで十分という味わいではなく、グラスの最後まで飲み干してもまた飲みたくなるような飲み飽きしないバランスの良さも備えています。 このあたりが日本のビールとの大きな違いかもしれません。日本のビールの味わいの多くは『前半型』で、余韻はスッキリと切れ上がるものが多いのに対して、『シュナイダーヴァイセ』は、最初から余韻まで重量感がありつつ、それでもたくさん飲めるのです。このビアホールでは日本語のメニューも用意されています。ビールの説明もありますのでご覧ください。 ↓↓↓ 細かな説明の載った日本語メニュー日本語メニューで322番のミュンヘン風シュヴァインスブラーテンです。パリッとした皮が香ばしく、ザウワークラウトの酸味もビールと合います。こちらは337番 茹でた子牛のハラミです。スープは、いわゆるターフェルシュピッツと同じような香草の風味を感じさせ、柔らかく煮込まれたハラミとマッチしていました。白く見えるものはホースラディシュです。TAP1のビールも追加。こちらは『ヘル・ヴァイセ Helle Weisse』という名前で、『Helle』は『ペール』と同じような意味だったと思いますので、この醸造所の中では色合いの薄いビールなのでしょうが、それでも他のメーカーのヴァイツェンより味わいはしっかりとしているかもしれません。注ぎ手の動画もご覧いただけます ↓↓↓席は注ぎ手の様子が良く見える場所でした。壁の上の方に常連客(おそらく故人)と思われる方々の写真が飾られていました。
June 24, 2017
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