旨いお酒をもとめてあちらこちら日記

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December 10, 2005
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ザルツブルグの大聖堂ではクリスマス・イブの夜、深夜のミサがおこなわれます。
開始時間は午後11時とか11時半くらいからだったと思います。
ザルツブルグは『聖しこの夜』の産まれた場所に近いことから、ミサの中で何度もこの曲が歌われていました。
最初はオリジナルの編成である、ギター伴奏に男性二部合唱で、次は混声四部合唱、その次はオーケストラ演奏も加わり華やかにと。
ミサが終わったのは日付の変わった1時頃。
家路へと向かう人たちの上に、まるで天から降り注ぐかのように『聖しこの夜』のメロディーを即興曲風に演奏する、パイプオルガンの音が包み込むようにやわらかく響いていたのが忘れられません。
大聖堂を出ると、その年は数十年ぶりといわれるクリスマス大寒波で、街中を流れるザルツァッハ川から川霧が立ち込めています。最低気温マイナス20℃なので、川の水のほうが暖かく、霧が発生するのです。
川面には寒さで、川の水が凍った、いわゆる『蓮葉氷』がたくさん流れていました。
耳がちぎれるほどの寒さのなかで、心の中がすごく暖かいもので満たされているような不思議な気持ちを感じながら、ホテルへの帰り道を歩いていました。 






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Last updated  December 21, 2005 08:52:29 PM
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