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2026.06.22
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カテゴリ: 個人向け国債
個人向け国債の拡充に向けた新商品の候補として、「物価連動国債」が挙がっているようです。そこで今回は、物価連動国債について調べてみました。

物価連動国債とは、物価の変動に合わせて「①元金額」と「②利払い額」が増減する国債(インフレ連動債)です。物価が上昇すると元本が増え、それに応じて受け取る利子も増えるため、インフレによってお金(資産)の価値が目減りするのを防ぐ効果があります。

ここでいう「①元金額」とは、償還時に支払われる額面金額のことです。物価連動国債では、この元金額が物価の動向(CPI)に応じて増減します。
たとえば、10年満期の物価連動国債を100万円で購入し、10年後のCPIが20%上昇していた場合、償還時に受け取る元金は120万円になります。
個人向け国債や新窓販国債では額面金額は変わらないため、この点が大きな違いです。

次に「②利払い額」とは、半年ごとに支払われる利子のことです。物価連動国債では、「①元金額」が物価の動向(CPI)によって増減するため、支払われる利子額もそれに応じて変動します。
なお、表面利率について見ると、物価連動国債の利率は個人向け国債や新窓販国債と比べてかなり低めです。最新(2026年5月)の表面利率は0.600%でしたが、それ以前は0.005%の発行が長く続いていました。

通常の国債(固定利付国債)との違い
 通常の国債(固定利付国債):
  満期まで元本も利子も一定です。
  そのため、インフレによってモノの値段が上がると、
  お金の実質的な価値は目減りしてしまいます。
 物価連動国債:
  物価の上昇に応じて元本と利子が増えるため、
  資産の実質的な価値を保ちやすいのが特徴です。


物価連動国債は現在でも証券会社を通じて購入できるようですが、実際には大手証券会社による対面販売が中心のようです。そのため、個人投資家にとっては事実上購入しにくい商品だと考えてよさそうです。
個人向け国債の拡充策の中に、この「物価連動国債」が含まれることを期待したいところです。




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最終更新日  2026.06.22 15:30:20
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