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土曜日は午後一で買い物に出るのですが、傘を持って出ました。
この傘は息子が置き忘れ傘を回収してきたものです。
うちの傘立てには数本こういうのがありますが。。その中でも一番高級なドイツの傘なのです。ただちょっと壊れていて閉じる時に手間がかかります。
最後まで雨は一滴も落ちませんでしたが、ずっと曇っていました。
買い物はまずスーパーへ行ってお花とか買って、次にもう一軒日本食品店へ玄米と漬物を買いに行きました。それからバスで帰るのですが、二つの籠は重いので傘をベンチに立てかけてから籠をふたつともベンチに乗せました。地面が汚れていたりするのでなるべく下には降ろしません。オニオンは立ったままでした。
バスが着ました。そそくさとオニオンは荷物を持ってバスに乗り込んだわけですが、次にトラムに乗り換えるまで自分が傘を忘れてきたことに気がつきませんで。。トラムの中で日本食の店に電話して、店からすぐなのでベンチに傘が見えないか見てもらいました。
ところが、何も無いよという事でしたので、あきらめました。
けれど、なんとなくひっかかるので、そのまま帰って荷物をおろして休憩してからもう一度スーパーの方へ出かけました。よっぽど暇と思われるかもしれませんが。。
スーパーから中を一周してみました。受付で傘が忘れてなかったかどうか尋ねてみました。そして通った道を再度通りました。日本食品店へは行きませんでした。あればあるで無くなりはしませんから。。
そのまま立っていました。横に座っていた女性が、「あなたの傘だったの。。」って感じで守ってくれていたみたいです結局日本食品店の人は別のベンチを見てくれたのであって、問題のベンチではなかったのです。お世話かけましたわ。。
何だか信じられませんでした。ここは日本ではありませんで、忘れ物や落し物は比較的迅速に消えていきます。サイクルが早いと言うか。。
そこで、昔の話ですが、父が知人の家に来て、(スイスのど田舎)自転車を借りて散歩したのですが、置いた場所を忘れてとにかく家には戻ったらしく、まさか翌日には無くなっているだろうと思ったのだけど念のために連れていってもらったら、そこにそのままの形で残っていたそうです。これは45年くらい前の話ですが、父にとっても忘れ難かったらしく、いつもその話が出ていました。
今の時点、ベルギーの首都ブリュッセルの端っこですが、通行の多いバス停のベンチ、時間はさほどたっていませんでしたが、簡単には信じられないことです。でも雨が降り出したら、それで誰かが助かるだろうという希望はありました。ただ、うまく閉まらないので困るかも。。ってなぐあいに。。
この傘とはやはり縁があるからでしょうか。。息子との縁なのかも知れません。だってこの傘は彼が持って帰って来たのですから。。