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カテゴリ: 大河ドラマ感想
実はわりと長ーい感想書いたんですが、うっかり変なキーをクリックしたら一瞬で全部消えてしまいまして…もうガックリ(苦笑)。

FC2ブログやYahooメールのような自動保存機能が楽天にもあればなぁ…としみじみ思った次第です。

気を取り直し、短く端的にさっきの感想まとめてみます。
(そして書き終わって見直したら全然短くなかったというwww)

会津討伐にきた新政府軍の参謀・世良が、仙台藩や米沢藩に「会津討ってこい」と命令。しかし新政府軍をよく思わないこの二つの藩は、恭順を示す会津を討つには忍びない…と奥州各藩に呼びかけて会津救済の嘆願書を提出。

激怒した世良は新政府軍に「奥州は全部敵。会津と一緒にまとめて討伐すべし」という密書を送るが、その内容が露見して暗殺されてしまう。
これを口実にとうとう会津で戦が始まる。

奥州は結束して連合を組み、会津と共に戦うのだが、武器が旧式で新政府軍の攻撃にはなすすべがなく、頼母の守っていた城は新政府軍の手に落ちてしまう──のが今週のお話。


今週の個人的見どころは「世良の嫌われっぷりがハンパない点」でしたね。



凄まじいまでの悪人オーラが、そのねめつけるような視線から、歪んだ顔面から、そして背中から、仕草から、めらめらとたちのぼってます。圧巻の存在感。いいね~。やはり時代劇の敵役には爽やかなイケメンよりも、こういうわかりやすい悪人キャラがいてくれた方が個人的には安心しますね(笑)。
見てるこっちもより一層会津側に感情移入できるというもの。

極悪非道で憎々しい演技も素敵でしたが、とにかく世良の嫌われっぷりが凄まじいのなんの。

大勢の芸妓を座敷に呼んで派手などんちゃん騒ぎをやらかすんですが、そこでも傍若無人な言動で付き添ってきた奥州の武士達をこっぴどく愚弄。(なんかお前らも面白い芸のひとつでもやってみろやオイ、できないのか?つまらねえなオイ…みたいな内容)
武士たちの拳が怒りでぶるぶる震えてます。

芸妓の一人を別室に連れ込んで遊んでいる間に、座敷の外では世良が新政府に送った密書の内容が明らかになり、世良暗殺決行の流れが固まってしまいます。

ひとしきり女と遊び、縁側から放尿中の世良の元にばらばらと現れる刺客達。
目覚めて周囲を見回し驚く女。素手で身構える世良。

しかし世良もそこそこ手練らしく、素手で刺客ともみあいになり、簡単にはやられません。じわじわと枕元に置いた刀の方に近寄ろうとすると───

さっきまで一緒に寝てた女が、世良の刀の大小をまとめてがばっと抱えると、なんと脱兎のごとく部屋から逃走…!! ちょwwww

(不覚にも吹きました。どんだけ嫌われてんだよ世良…)




ドラマの中で世良の暗殺が決まったのは、世良が座敷で遊んでいる最中だったので、ずっと世良と一緒にいた女が事前にこの暗殺計画を知って加担したとは考えにくい。
暗殺者が部屋になだれ込んできた時点で飛び起きた女は、そのまま身一つで逃げることもできたはず。
それなのにあえて世良が反撃できないように彼の刀を奪って部屋から逃げた…

「…暗殺者?うわ嬉しい。このオッサンもう最悪だったの。私が自分で殺したかったぐらい!刀ちゃんと奪っとくからさっさと殺してちょうだい!」

って思ってたって事?



というわけで、やはり今週の一番の見ごたえは、触れるもの皆傷つける男・世良の世にも憎々しい演技だったんじゃないかなー…と思ったのでした。

その他感想

・八重が悲嘆に暮れる兄嫁うらをなぎなたの稽古場に強引に引っ張って行き、なぎなた仲間になる。(※長物フェチの私にとってやはり嬉しい稽古シーン)

・奥州他藩の武士が八重に鉄砲の手ほどきを受けるのだが、若くて美人の八重にうんと側に近寄られると赤面してテレまくり。なんか和んだ。そりゃ綾瀬はるか級の美人に手とり足とりされたら女でもときめくよな…。

・斎藤が八重の弟の死を弔う友人を見かけて、自分も一緒に弔わせてくれと声をかける。あ…これが未来の奥さんとの出会いのシーンなのかな。

・まだ幽閉中の覚馬。(西郷が牢から出してやれってこの前言ってなかったっけ?あれ?)会津はどこで間違ったんだと自問自答して涙。

・奥州各藩の鉄砲があまりに旧式すぎて絶句する八重。
尚之助は鉄砲の修理を手伝ってくれと言うが、負傷兵の看護を優先。


今週の新選組

・近藤投降、斬首のエピソードがありましたね。もう全部そのへんすっとばすのかと思ってたのでホッとしました(笑)。

・負傷した土方が斎藤に新選組の指揮を任せて療養に専念。
容保から近藤の墓を会津に建てると言われた事をありがたく思いつつも、墓に入れる骨すらないと嘆き、「刀の時代は終わったな(※うろ覚え)」と斎藤に告げる。剣豪集団として名を馳せた新選組も、もうこの戦争では役に立てない…この一言で呆然とする斎藤。

・会津で山口二郎と名乗る斎藤。山口二郎て誰やねん?と首をかしげる人々。
しかし土方には以前どおり斎藤と呼ばれてたりするので、この場面ではこう名乗ってたんですよ~というテロップか何かあった方が親切かなという気はしました。


奥州連合は気合と意地で戦に挑んでる感じですが、新政府軍との装備に差がありすぎて…ゲベール銃に対抗するのが火縄銃とか見てて辛いですね。

次週もさらに悲しい話になりそうな予感ひしひしですが、いよいよ佳境です。
リアルタイムで視聴予定。


(余談)

明治維新後の斎藤一の壮絶な剣豪人生を描いた浅田次郎の時代小説「一刀斎夢録」。

多分去年か一昨年あたりに読みましたが、分厚い上下巻にも関わらず非常に面白くて一気に読み切りました。
彼が名前を幾度も変えて生きてきた経緯も詳しく載ってたんじゃないかな。
新政府の元で警察官という職につきながらも稀代の大量殺人者として再び復讐の剣をふるうシーンはほんとに壮絶でゾクゾクしました。ただ一人の弟子といろいろあって…まあそのへんネタバレになるのであまり触れませんが、斎藤に興味ある方は是非。
新選組関連小説は相当読みあさってますが、これはその中でもかなり面白かった本です。

(斎藤一に美麗イケメン剣士のイメージを抱いている方はちょっと衝撃受けるかもw 相当偏屈で頑固で気難しい爺さんで優しさの欠片もない)


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最終更新日  2013.06.10 18:24:43
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