
去年の8月からのツアーが
中止になった時はどんな気分でしたか?
ノエル「最高」
リアム「危ういスランプのひとつってとこかな」
ノエル
「まあまあだったよ。ただツアーが長すぎたんだ。
3年もツアーを続けてたからね。
同じ曲を何度も演奏するのにうんざりしてた」
リアム
「それに金も底をつきかけてた。
クソみたいな税金の支払いに追われて、
金を稼ぐために新しいアルバムを
作らなきゃいけなかったんだ。
馬鹿げてるよ。靴をもう何足か買いたいところだ」
いずれにせよ、それは避けられなかった?
ノエル
「結局、たったの3公演だったんだ。
イギリスに戻ったら、
まるで教皇が撃たれたかのような騒ぎでさ。
今思えば、あと3回くらい我慢して
やり通せばよかったんだろうけど、面倒くさくてね」
リアム
「(強調して) いや、そうしなくてよかったと思うよ。
帰る時は帰るんだ、わかるだろ?
母さんが怒鳴ってたら、帰らなきゃ。
俺たちはまだ子供なんだから」
ボーンヘッド「俺32歳だぞ、クソ野郎」
ノエル「俺は明日で30だ」
リアム
「聞こえない、聞こえない、何も聞こえない。
誰の誕生日だって? お前にやるもんなんかねえよ。
5000ポンドもする絵を買ってやったってのに、
礼のひとつもなかったんだぜ」
しかし、オアシスとアメリカの間に、
ほとんど愛は存在していませんよね。
ノエル
「どのバンドも2週間くらい行って、
4回ライブをして帰ってくるんだ。
俺たちは結局2ヶ月も滞在して、山ほどライブをやって、
それで飽きて、だんだん酔っ払うようになっていったのさ。
今までの喧嘩は全部、酔っ払ってから始まったんだ。
『頭を下げろよ、バカ野郎』
『誰がバカ野郎だって?』
『お前だろ』
『誰がバカ野郎だ』
…ってなると、気がつけば
(タクシーを呼ぶように叫ぶ)『コンコルド!』ってな。
全部ラガーのせいだろ?
(缶を指さして) こいつは悪魔の飲み物だぜ!」
リアム「ノエリー、ちょっと割り込んでもいいか?」
ノエル「もちろんさ」
リアム
「思ったんだけどさ、何しろあのネブワースの後だろ?
でかいライブだった。マジででかいライブだった。
ネブワースが終わってから、
数ヶ月は休んでゆっくりするべきだったんだよ。
あれだけの盛り上がりを見せたんだから。
ところが一週間後には、
クソみたいなアメリカ行きの飛行機に乗せられて、
1万人の前で演奏させられた。
そりゃプライドも傷つくってもんさ。」
ノエル (怒りながら)
「誰もそんなこと言ってないだろ。
もし言ってる奴がいたら、即クビだ。
どこかの公演で1万2千人しか集まらなかったから
ライブをキャンセルしたなんて書いた奴は、
見つけたら絶対に頭を殴り飛ばしてやる。
そんなことする訳がない。1万2千人どころか、
たった12人の観客の前でも演奏してやるよ」
リアム
「俺たちには休みが必要だったんだ。
あの発泡スチロール製の小人像と一緒に庭でくつろぐ時間がね」
去年の8月のアメリカツアーでは、
実際何があったんですか?
「ちょっとした言い争いだよ、わかるだろ?
些細な小競り合いとかね。よくあることさ。
ここなら10分もすれば収まるけど、あっちは違ったんだ。
もうツアーを続ける気にはなれなかった。
チケットの売れ行きとは関係ない。
俺が知る限り、数百枚を除いて全公演が完売してた。
帰国しなきゃならなかったんだ。
イングランドとかネブワースなんかの
ゴタゴタから抜け出して
またあっちに戻ったのに…ただ疲れてたんだ」
どんな話をしたか覚えていますか?
「アバか何かさ(笑)。アバの話だったと思うよ、うん。
いや…覚えてない。あいつ(ノエル)は家に帰って、
俺たちは残って酔っ払ってた。
俺はもううんざりしてたんだ。
あいつは(不機嫌な声で)
『ああ、もう終わりだ、終わったんだ』とか
『黙れ、クソ野郎。
新しいアルバムを作らなきゃいけないんだ』とか
『いや、もう終わりだ。うんざりだ』とか言ってた。
いつも周りに人がいっぱい居て―ボディガードとかさ。
やりたいことが何でもできる訳じゃない…
俺たちが本来やるべきことから脱線しちまってた。
家に帰って新しいアルバムを作らなきゃいけなかったんだ」
ヒースロー空港に到着したノエルの写真、
すごく悲しそうでしたね…
「あいつはいつもあんな感じなんだ、クソ野郎。
毎日あんな感じだ。たぶん今もあんな感じだろうな」
その後どうなったんですか? 自宅に居て…
「いや、俺とうちの子(ノエル)は田舎の家に行ったんだ。
二人でそこにこもって酔っ払ってたのさ。
俺とあいつは喧嘩してた訳じゃない。
完全に酔い潰れてたんだ。
そしたらマーカス (ラッセル、マネージャー) が
『プレスリリースを出そう』って言ったんだ。
俺とあいつ (ノエル) は
『クソッ、もし俺たちがどこにいるか聞かれたら、
田舎で羊を追いかけ回してるって答えろよ』ってふざけてた。
でも、それも馬鹿みたいだから、
結局プレスリリースを出すことにしたんだ」
「とにかく、みんな休みが必要だった。
でも当時、家を持ってなかったのは俺だけで、
まだ賃貸だったんだ。
家に帰ってきて、自分の家すら持っていないってのは、
確かにクソみたいな気分だった。
それで俺はやらかしちまったのさ。
次のツアーが始まるその日に引っ越すんだ。
最低だ。全部めちゃくちゃにして、
やってやったぜ…最低な野郎だ」
ノエルの曲には今でも驚かされますか?
「それが朝ベッドから起きる原動力なんだ。
あいつは最高だ。
素晴らしいソングライターだよ。
悪魔みたいな奴だろ?
魂を売った方がいい。俺は売るぜ。
魂がどこへ行くのか誰も知らないんだ。
猫になるよりましだろ?
それよりも少しの金と曲が欲しいな。
魂がどこへ行くのかなんて誰にも分からない。
魂って何だ? 声と、デカいチ×コがあって、
最高のスニーカーも履いてる。魂って何だ?」
24歳にして凄いことを成し遂げましたね。
同世代の若者は大学を卒業して
まだ2年しか経っていないというのに…
「傲慢に聞こえるかもしれないけど、
俺の自尊心には合ってるよ。
この成功がなかったら虚しくて、
騙されたような気分になってたと思う」
このアルバムでの
リアムのパフォーマンスはどうですか?
「リアムに関しては、
いまだに全く理解できないんだけど、
デモテープをあいつに渡したのは1年前なんだ。
去年の5月だったかな。
アルバムの自分のパートは全部終わってて、
2週間の休みがあったんだ。
リアムは2週間ですべてのボーカルを録る予定だった。
ところが俺が国外に出ると、
あいつは2週間ずっとパブでダラダラしてたみたいでさ。
俺がいないと歌わないんだよ。
それで俺が文句を言うと、
あいつも言い返してくるんだ。
(呆れたように首を振る)
でも実際、かなりいいんだ。すごくいいよ。」
彼の歌声には、あなたを驚かせる力がある?
「ああ。ああ。(微笑みながら)
あいつにはいつも驚かされてるよ。毎日さ。」
どこに引っ越しても、
ティーボックスの荷ほどきをしてから
2時間も経たないうちに
みんなが知ってるっていうのは異常だと思いませんか?
「そうだな。それ自体は別に気にならないけど、
奴らが人生でやるべきことが
あいつの(リアムの)奥さんとか、
俺の彼女のことを書くこと以外に
何もないってのがイラつくんだよな。
マジで、ふざけんなよ。
なんで俺とリアムのことを書かないんだ?」
(この時点で、リアムは完全に居座り、
ノエルのすぐそばまで椅子を引き寄せ、
インタビューにおける自分の居場所を確保していた。
最終的に二人は対等な立場となり、
パートナーシップがより順調な時期に
それがどのように機能するかを披露した。
リアムは話題に決着をつけるような一言を次々と繰り出す。
ノエルは言葉の肉付けを担う。
彼はさらに活気づき、
リアムの笑いを誘うように振る舞う)
リアム「何て言ってたんだ?」
ノエル
「なんで奴らはお前の女じゃなくて、
俺たちについて書かないんだ?」
リアム「もううんざりだよ」
ノエル
(テープレコーダーに向かって)「女なんてクソだ!」
去年9月のアメリカツアーでの
出来事について話を戻しますが、
一体何があったのですか?
ノエル
「俺たちみんなが酔っ払って、
お互いをからかい始めたんだ。
誰かがクソ野郎を殴って、
誰かがまたクソ野郎を殴った。全部酔っ払ってたからさ」
リアム
「シーッ! アバのことで言い争ってたって言っただろ」
ノエル
「完全に頭がおかしくなってたってことだよ。
今思えば、誰かが(にやりと笑って)
発狂して逃げ出す機会をうかがってたんだろうな。俺のことさ。
『クソ野郎をぶっ飛ばして、
全部ぶっ飛ばしたら家に帰れる』って思ったんだ。
(笑ってから真面目な口調になる)
ツアーが長すぎた。休みが必要だったんだ」
リアム
「こいつは年寄りなんだ。
あれほど長いことツアーで連れ回す訳にはいかないだろ」

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