テープ起こし悶々~オコシストの縁側

テープ起こし悶々~オコシストの縁側

2006年04月17日
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カテゴリ: 表記
えーと。そろそろ印刷屋さんモードに切り替わりそうな時期になりました。
テープ起こしの話を書くことが多いのですが、通常は印刷DTP関連の仕事をしています。
あちらの世界では、まだまだヒヨッコですので、おとなしいものなのですがね。(笑)
あっ。じゃあ、テープ起こしではベテランなのかよ、って?
もちろん、こっちではまだまだタマゴですよ。

さて。(笑)
自治体などから「○○便利マップ」みたいなものが発行されているのを、手にされる方もいらっしゃるでしょうか。
ああいうのを作る仕事が、最近特に増えてきたのです。
限られた紙面で、伝えたい情報を的確に伝えるためには、文字でだらだら書くわけにはいきません。


そこで出てくるのが、「アイコン」という、直感的に情報を伝えることのできるツール。
生来、致命的に絵の苦手な私は、少しでも「いいアイコン」を作りたいと、常々思っておりまして。
Icon mania 」という本を手にして眺めていて、あ、と気がついた。

なあんだ。漢字って、究極のアイコンではないですか。
私が漢字を使いたがる理由の一つは、その「直感性」にあるのです。
かなでは伝わらないことを、一瞬で伝える力。
適切な漢字であれば、きっとすっきりと、多くのことを伝えてくれる。

しかし、アイコンが機能するためには、ある程度の共通認識が必要です。
私はその根本を、学校教育(義務教育)の現場に求めたくなるのですよ。
日本人のほとんどが、そこで日本語の表記を学んでいます。


コドモの頃、「作文のときは、なるべく漢字を使いなさい」と言われませんでしたか。
私はその呪縛から、今も逃れられずにいるだけなのかもしれません。

ともあれ。
「アイコンとしての漢字」を意識すれば、自分のこだわりが見えてきます。
「分かる」と書きたくないのは「分」という漢字が示す「バラバラ」なイメージが「理解する」という意味に合わないと感じるから。


「一目で意味が伝わる」ことに拘るのは、実は「印刷DTP稼業」の影響なのかもしれませんね。

いいのかわるいのか。(笑)
ああ、そうだ。
「ぺんぎんたたき」で、もう一つ、機種依存文字についてのご質問もいただきました。
また別のエントリーで書くことにしましょう。





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最終更新日  2006年04月18日 01時47分58秒
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