テープ起こし悶々~オコシストの縁側

テープ起こし悶々~オコシストの縁側

2006年04月25日
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カテゴリ: 雑記
いにしえの昔の武士のさむらいが、馬から落ちて落馬して・・・というような「重言」とか「重ねことば」。

テープ起こしでもしょっちゅう出てくるのが、「まず一番最初に」という二重どころか、三段重ねとちゃうんか、というような重複表現です。
こういうのを、どう処理するのかということも、よく問題になりますね。

せんだって、取り上げておりましたNHKの「文研」を眺めていましたら、こういう記事がありました。
「過半数を超える」という言い方は正しい?

「話しことばである放送では、こういう言い方もします」と。
なるほど~。

このサイトの面白いところは、書きことば主体ではなく、話しことばからの主張というのが見えるところです。

で、私の場合。
書きことばにするには、どうするかというと。

だって、そこまで言うからには、そこを強調したいという強い意識が現れてるのかもしれないと思いませんか。

でも単なる「時間稼ぎ(笑)」の言い回しということもあります。
そのようだったら、適当に「まず」「一番に」「最初に」のどれかを使います。
ここで「一番に」を選ぶと、例の数字表記の泥沼(笑)に落ちることがあるわけですな。

NHKが、重言を「わかりやすくするために使うこともあります」と書いてるので、ちょっと心強い。
重言は「間違い」だという流儀もあるんですがね。
私は、起こしたものが記録としての性格を持つ場合、ばっさり切り捨てるのは、なんだか抵抗があるのですよ。

たぶん、依頼者にとってはどうでもいい部分なんでしょうけどね。
そういうところにこだわっても仕方ない、些末な部分。
これも トラウマかたたり (気に入ったわ~、この表現^_^)、そのものかもしれません。





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最終更新日  2006年04月25日 15時52分19秒
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