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バンコク　自由すぎて笑えるお寺 wat pariwat(ワットパリワート)

テーマ：タイ(3307)

カテゴリ：旅

バンコクには無数のお寺があります。

格式高いお寺や芸術品のような装飾が

素晴らしいお寺も多く、そういったところは

観光客でごったがえしています。

そのうえ、公共交通網(電車、バス)から遠い

ことも多く、気軽にちょっと見に行こう

というのが叶いません

今回は、ちょっとした空き時間で周れ、

”自由すぎて笑えるお寺”

wat pariwat(ワットパリワート)

をご紹介します

人とちょっと違う面白いバンコクの

見どころとして、おすすめです

この写真の時点で 「おや？」 となりませんか。

偶然、黄色くて耳が長い動物なのかな・・・

と思いつつ、良く見ると明らかに特徴的な

しっぽがついていました。

ほっぺの赤いのは見逃せても、このしっぽは

さすがにアウトだと思います

しかし、 こんなのは序の口 です

タイ　バンコクの底抜けに明るい一面を

これから思い切りご紹介したいと思います

なお、”wat”はお寺の意味で、ここにもちゃんと

袈裟を着たお坊さんがいらっしゃいますし、

本堂の中を説明してくれます。

しかし、本堂をぐるりと囲む外壁は、

どこまで本気でどこまで冗談なのか

分からないもので埋め尽くされています。

各オブジェとはとても距離が近いので、

ひとつひとつを目の前でじっくりと

見ることができ、気が付くとクスクスと

笑えてきます

（触るのは禁止されています）

自分はそんな底抜けな明るさと、 何にも

捕らわれず、拘らず、 面白さを追求した

このお寺が好きです

さすがは微笑みの国です。

暇ですることが無いときや話題作り、

普通の観光地では飽きてしまったときなどに

おススメです。

他で見られることはまず無い です

さて、どんどんご紹介していきます

冒頭の黄色いネズミに続いて、

麦わら帽子 をかぶった少年がいます。

両方ともアジア圏で絶大な人気です。

ホウレンソウ好きの水兵さんです。

Aのマークが入っていますが・・・

楯を持った覆面ヒーローです。

当然、胸にSマークの彼もいますが、

髪型はプレスリーという、良いとこどり

になっています。

コウモリ男はちょっとお腹がメタボな

味付けにされています。

ついには、最も著作権に厳しそうな

ネズミ の登場です。

本来は♂のはずですが、♀のようです・・

何も恐れず、これらのオブジェを寺院の壁に

作りこむのも凄いと思いますが、

それだけで終わらないのが、このお寺の

面白いところです。

ここからは オリジナル作品群 をご紹介します

一見すると、ちょっと厳かで強そうな像です。

世紀末 に現れそうな人がバーナーで

腕を焼いています・・・

ピアスだらけ の彼はのこぎりで

攻撃を仕掛けます。

空想上の化け物風で、これはアリかな？

と思ったのですが、よく見ると右手に

パイソン357マグナム を構えており、

弾倉内には弾頭も見えます

お寺の壁で、まさかの拳銃所持です。

石頭で相撲の図ですが、 背中のひび割れ は

偶然なのか意図的なのか・・・

素晴らしい構図です。

これは笑いをこらえられません

ノリの良さそうな ベーシスト です。

良く見ると背中から羽が生えています。

ついには 自撮り をするウサギまで

現れる始末です。

この辺まで来ると、なかなかのレベルです。

スマホを眺め「どーしよーかなー」

もしくは「あ、いっけね」

という一瞬を捉えています。

頭にお灸の痕(戒疤：かいは)が6つ

あるので、ちゃんと修行をした僧侶の

証です・・・いいんですかね

自分が訪れたとき、他の参拝客は8人ほど

いましたが、皆、 眺めては指をさして笑って

いました。

探すのも楽しいですし、見つけるたびに

笑いがこみ上げてきます

自分も笑っていて気づいたのですが、

このお寺の目的は、 笑いを忘れた人達に

笑うタイミングを提供する 為、こういった

オブジェを作ったのだと思います

ただ、中にはなんとなく凄みのありそうな

像もあります。

このライオンにそっくりな人が会社にいて、

眉や目、口周りが似ています。

この羽の立体感は素晴らしいです。

唯一、丸々人間の姿をした像です。

座り姿が綺麗ですね。

本堂の中に入る際は、階段の下で

靴を脱いで から入ります。

ここはおふざけ無しの荘厳な場所です。

後光は7色LED電飾でサイクリックに

色を変えていました。

外側を一周まわっただけでは全然

物足りないので、右回り、左回りと

3周ほど周り、良く観察し、良く笑って

帰ってきました

BRTの停留所から凄く近い ので、気軽に

ちょっと寄ったのですが、とても面白い

場所でした。

撮った写真を日本のメンバーにLINEで

送ったところ大好評でしたね

場所はGoogleマップで以下の所です。

BRT(バス)で行くのが楽で、運賃も15バーツ

と安いです。

Sathorn停留所から行きますと6駅目の

Wat Pariwat停留所で下ります。

反対側のRatchapruek停留所から行く場合は

5駅目になります。

だいたい15分弱くらいで着きます。

停留所を降りると目の前がwat pariwatです。

車で来る人がほとんどなので人気は少ない

ですが、この門を堂々とくぐって中に

入って大丈夫です。(もちろん無料です)

門をくぐって30メートルほど歩いた

ところを右に進みます。

車道は車が走るのでご注意下さい。

坂の上をのぼり、壁の内側に入ると

お寺があります。

本堂の裏手に出ます。

15:30ごろに行ったのですが、かなり人が

少なくて、初めは自分一人だけでした。

(後から数名が来ました)

良く見て周ったり、周辺まで見ても

1時間程度で十分見られました。

楽しく笑えるお寺でしたので、とても

おススメです

UVカット99.9％、遮光率100% の

ハイスペック品で、直射日光を防げるので

熱中症対策 になり、自分も愛用しています。

日差しが日本の何倍にもなる南アジア圏

の 日焼け対策 にも有効です。