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April 27, 2009
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カテゴリ: 母の寺子屋
母の寺子屋の「お産の振り返り会」にご参加くださった方、ありがとうございました。


第2子を助産院出産したななこさん。
その様子のDVDは、助産師さんに「教材にしたい!」と言わしめるほどのもの。
ななこさんは今回のお産で、おとうさん(だんなさん)と娘と、もういちどしっかり、
家族を誕生させたいと願っていた。
そのために妊娠中は心静かに暮らせるよう奮闘(!?)していたし、娘さんやだんなさんにも、
出産に立ち会う心の術を伝えているのがうかがえていた。

みんなが落ち着ける場所で、だいすきなひとに囲まれて、力を合わせていのちを産み出す様子は、涙なしにはみられない、ほんとうにすばらしいものだった。


お産って、語ってやっと終わる感じがするよねと話したとき、そうそうそして、
だんなはあのDVDを産み出したんだと思う、と打ち明けてくれたのが印象的。

おんなは話すことで、感情を昇華するのが得意だけれども、
男性はなかなか機会がないし、そもそも女房の出産について語れる相手??というのが大方ではないかと。
でも心を寄せる人には、役割があるというのはいいことだろう。
夫にしても、上の子にしても。


わたしの場合はおっとに、ただただそばにいてもらった。
予定帝王切開を選択したことで、手術室への立ち入りはできない。
でも本人も、わたしが手術室から戻ってくるまでのあいだ、できるだけはやく生まれた子を抱いて、そばにいてあげたいと望んでいた。

わたしも、術直後は寝てるしかないので、わたしの分も抱いてあげてね、そして一緒にいて、生まれた喜びを静かにかみしめたいね、わたしに起こることすべてをみて、受け止めてねと、お願いしておいた。
前に立ってリードするタイプではない彼には、適任だったかなと思う。


手鏡をもちこんで娩出の瞬間をみせてもらったり、カンガルーケアをさせてもらったり。

そんな思いがかなったのは、妊娠中の「対話」が実を結んだのだと感じている。
自分のからだ、特に子宮や、おなかの子や、家族や病院のスタッフとも。
対話したい思いが感覚をとぎすまし、対話を重ねた結果、手術当日までさまざまな縁が巡ってきて、たくさんのひとの手を借りて、あたたかなお産ができた。

そのお産を通してわたしが解放されたときに、家族みんなにさまざまなタイミングが押し寄せて、今みんな、生きていることが愉しくてたまらないのが、またしあわせ。



最後に話したちえみさんは、それぞれ産院、自宅、大学病院で3人の子を産んだエキスパート。

産まれる場所や方法は、こどもがみんな決めてくる。
そのことばに救われる人はわたしだけではないだろう。

親も子も命がけ。じたばたしても仕方ない。

そこに「私らしさ」や「満足」を求めるときには、「感性」。
これが、今回話した3人から助産師さんが導き出してくれた共通のキーワード。

おなかの中にいるひとの運命を「感じる」。これにつきるのかもしれない。


わたしたちが何をしたいか考えたり頭を悩ませるよりも、
努力すべきは「感じる」こと。
そうすれば答えはおのずとみえてくる。

そんな力に気づけたときに、おんなのちからは開花する。

忘れられない花を咲かせたいですね。


それにしても、ひとのお産でも泣けるって!
このことに気づけたことも今日の感謝。
わたしの話に泣いてくださった方も、ありがとう。





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Last updated  April 29, 2009 10:03:34 AM
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