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2025年11月10日
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カテゴリ: 御朱印:秋田県
北秋田遠征の時に立ち寄りました。大館市の神明社です・・・というと、みなさん大館神明社の方を連想するんではないでしょうか?大館神明社の方は以前から知っていたんですが、当社は偶然見つけて参拝したんです。大館の町から北に進んだところにひっそりと鎮座していました。鎮座地は釈迦内、つまり地名を冠した神社となります。

2025.6.15
釈迦内神明社


鳥居は石造りの神明鳥居。結構新しいです。



参道脇には、なぞの祠が置かれています。気になって宮司さんに聞いてみたんですが、これは龍神社、つまり龍神を祀る祠だそうです。以前は鳥居手前が沼地だったらしく、そこに祀られていたものを境内に移したんだとか。今では住宅地に様変わりしており、沼があった様には見えません。



拝殿です。入母屋の屋根が美しい、新しめの社です。



木彫と扁額です。



ご由緒です。
釈迦内神明社

祭神:天照大御神、唐糸霊神
例祭:9月11日

 現神明社所在地は、明治の神仏分離以前は釈迦堂のあった土地で、土地に残されている「初七日山釈迦堂略縁起」によれば、神社の草創を鎌倉時代に求めることができる。

 執権、北条時頼が剃髪後、民情視察の為、廻国の途次、津軽藤崎に来た時、鎌倉に残して来た愛妾、唐糸の姿を見かける。唐糸は無実の罪で流されて来ていたのであった。唐糸は己の姿を恥じ、自ら入水して果てる。唐糸の初七日に時頼はちょうど釈迦内の地に来た。その供養のために釈迦如来像一体を刻み、この地に残した。釈迦内の地名はこの釈迦像に由来するという。往古風萩村といい、また日也迦村とも唱えた。
 この像をおさめた釈迦堂の背後の台地は、中世末、浅利氏の女性の居った母衣飾(ホロカザリ)館で、江戸期、菅江真澄の「にえのしがらみ」に「うちのおほん社」があったと見える。
 明治に釈迦如来像を村内の寺に移したあとに、この台地にあったお伊勢様を遷座しそれに、村人たちの尊崇を集めていた釈迦像のかわりとして、その源にさかのぼって名を新に唐糸霊神と付して合せ祀り、神社名を神明社として現在に至っている。
 現社殿は昭和55年8月に改築。

なぜか津軽の唐糸御前の伝承が伝わっています。津軽と秋田北部は陸続きであり、人の移動と共に諸々の物語も伝わったんではないでしょうか。唐糸御前の話以外にも、猿賀神社の由緒などで両者に関連が見られ、不思議な縁が有るようです。
さて、元は山号を初七日山と採る仏堂だったようですね。祀られていたのは唐糸御前を追悼するための釈迦如来像、地名の由来にもなっているんですねぇ。菅江真澄も訪れていた様ですが、その部分を記述した巻は未購入・・・。いつか読んで、エモい気分に浸りたいです。


本堂はかなり高いところにあります。



斜めから。
元仏堂、しかも鎌倉執権 北条時頼公と縁のあるものということで、相当に歴史のある社なんではないでしょうか。唐糸御前の伝承とも結びつき、面白い由緒となっています。フラリと参拝しましたが、何気に面白い由緒と歴史を持っており、非常に楽しめました



今回貰った御朱印です。



以上です。

​​​





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最終更新日  2026年03月13日 18時56分17秒
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