真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2021年11月15日
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前回の日記でも取り上げた「鏡岩」の最上部にある円形状に彫られた刻印(冒頭画像と下に続く2枚の画像の赤丸部分)が、【ぎょしゃ座の一等星である「カペラ」】を象ったものではないかという直観があったので、その確認のために再訪したのであった。

そこで冒頭画像の「鏡岩」は、東方の秋穂湾を背に撮影したもので、同岩の右上に印した赤丸部分に、横から見た刻印の形跡を鮮明に確認することができる。



次に上の画像は、この「鏡岩」を真上から撮影したもので、左側の赤丸部分が同岩の最上部であり、意図的に円形状に彫られた形跡を明確に確認することができる。(※その周囲にも線刻等が確認できるが、ここでは割愛する。)



そして上の画像は、この「鏡岩」の裏から東方の海側に向かって撮影したもので、微かだが赤丸で囲った部分に円形刻印の形跡がうかがえる。

そこで注目していただきたいのは、画像の岩の全体的な形状である。前回当地を訪れた後、私にはこの方向から見た「鏡岩」の形状が、この時期の夜空の東方より昇る「ぎょしゃ座」の形状と重なり観えていたので、改めて確認しておきたかったというわけである。

はやる心を抑えながら「鏡岩」の後ろに立つと、やはりこの岩の形状は私の予想通り”冬の星座”の「ぎょしゃ座」を彷彿とさせ、その最上部にある円形刻印は「カペラ」に当たると思えたのであった。



大きな感動を胸に帰宅し、PCに搭載した天文シュミレーションソフトで、今年の10月23日の日付と当地の経度・緯度の数値を設定して、午後8時30分の東方の夜空に浮かぶ星座をシュミレートした画像が上である。

上の画像を見れば分かるが、《冬の始まり》を告げるかのように、この円形刻印のある「鏡岩」の形状が、まさに「カペラ」と共にある「ぎょしゃ座」と重なり、東北の方位から昇る姿をあらわしていた。



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そこで現地では、さらに興味深いことが判明したのであった。

それは、この「鏡岩」を含む磐座群一帯の高台に、上の画像に映る”大きな磐座”があるのだが、その”大きな磐座”を観測の基点とすれば、この「鏡岩」(画像の青丸)がある方位は、10月23日の「ぎょしゃ座」が昇る東北に当るので、この基点から「鏡岩」を見遣った延長線上の夜空に昇る「ぎょしゃ座」が観測できるということだ。

おそらく、縄文時代から当地で行われていたであろう、磐座群を活用した天体観測の一端を垣間見ることができ、感慨無量の深い想いに浸りつつ「大いなるもの」の導きを感じるのであった。


【 追 伸 】奇しくも本日の11月15日(旧暦10月11日)は、島根県出雲市に鎮座する「出雲大社」では”神在月”(旧暦十月)に斎行される大祭「神在祭(かみありさい)」の初日である。

この祭事の日取りは旧暦由来のため、新暦では決まった月日とはならないが、やはり《冬の始まり》を奉祝する式典という観方ができ、それを暗示するかのように出雲大社の「本殿」の造りが「ぎょしゃ座」の形状(将棋の駒のような五角形)に類似し、殿内にある主祭神「大国主大神」の御神座は「カペラ」が投影された配祀と認識することができる。(※以上の見解は、以下2つの関連記事に記載。)

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​また”天体の地上投影”という観点から、「ぎょしゃ座」の投影地を「九州島」の全域とし、「カペラ」の投影地を大分県宇佐市に鎮座する「宇佐神宮」とする観方があることから、礼拝作法に共通する「四拍手」(※)を含め、改めて「出雲大社」との深い関係性に思いを馳せるところである。

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最終更新日  2021年11月15日 22時02分43秒


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