しぐれ茶屋おりくの部屋

しぐれ茶屋おりくの部屋

「助言」(父から子供への伝言。曲)



       1)子供たちよ    俺の言うこと

         かすかに     憶えておくれ

         どんなことにも  関心を持て

         自然と友達に   なることだ

         子供の頃に    覚えたことは

         一生       忘れはしない  

         だから      遊びなさい


       2)子供たちよ    俺の言うこと

         何処かに     残しておいて

         どんなことにも  逃げたりせずに

         勇気とファイトを 呼び起こせ

         子供の頃に    覚えたことは

         一生       身につくものさ

         だから      遊びなさい

 現代の子供は可哀相だなぁ。道端で遊んだり、原っぱで時間を忘れて遊ぶことなどできないから。

 人間がパソコンと言う不思議な箱に埋め込んだゲームに躍起になって闘う、ただ、それだけのワンパターン。

 おりくの時代は自分たちで遊び道具を作ったり、ルールを決めて遊びをアレンジし直したものだが。

 遊び相手の顔も見えないほど、とっぷり暮れた外で時間を惜しむように遊んだものだが。

 大将になる兄さんが居て、年下の子はその家来になるけれど、やがて自分にもお鉢がまわってくる日を夢見ていたのだが。

 風のそよぎ、空の青さ、広さを肌と目で覚えていた・・・。
遊びの中からいろんな工夫も出来たし、新しい発見もあったのだが。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: