水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

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水彩画人 俊介

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スペインの忘れえぬ人々


スペインの忘れえぬ人々 続編


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カテゴリ: 絵日記三昧



その発端から今までの経緯を書いた本を読んだ。

「 開塾20周年 富良野塾 序章 」という本。


書かれた文のすべてが、映像とともに人の心を打つ。

実は、富良野まで行って、北の国からのモデルとなった

ふたりの子のお父さんと会ったことがある。

「北の住人」ではチャバという名のひょうきんな人に書かれているが、

実際は思慮深い人だった。経緯を知っているのでなお感慨が深かった。


さて、富良野塾では、毎年オーディションで約20名が

選抜され、2年間、演技と脚本を学ぶ。

入塾最初の日は、倉本氏の創案で原始の日。

その日はガスも水道も電気も使わない。

川の水を汲み、ろうそくに火を付け、薪で米を炊く。

夕食は、自ら生きた鶏の首を切り、血を抜き、肉をそぐ。

「残酷と思うな。今まで誰かにやらせていたこと。これが現実。」

「残酷と思うなら、命を捧げた鶏に感謝して、祈りなさい」と。

4月下旬から10月末まで、塾生は自分の生活費を農作業で稼ぐ。

朝7時半から5時まで。

そのあと入浴、食事、そして演劇の学習と演習。

なれない野良仕事の疲れで、居眠りすれば、即「出て行けー」の声。

見よう見まねで丸太の小屋を1年に1棟作ったり、公演を行ったり。

不思議なことに女性は、この過酷な日々に、かえって太って

半年でたくましく生まれ変わると言う。

どの写真を見ても、二十歳くらいの若者がとてもいい顔をしている。

誰もが、こんなに必死に努力して2年間生きれば、

他のことに従事しても何かをし遂げるだろう。

もっと、ひたむきに思うことに熱中せねばと思った。

以前に、倉本聰シナリオ作品集を20巻近く全部読んだ。

どれも、生き生きと生きている人間の姿が凝縮されている。


テレビの作品より、シナリオの方が良いようなときもあった。


参考) 「富良野塾 序章 」の出版社はエフジー武蔵(Tel 03-5300-5757)

さて、今回の挿絵は、スペイン巡礼路を歩いた時に描いた絵。

この旅は、800km、30日の長旅だったが、今より懸命に生きていたよう。

日々、新しい町と人に出会い、冒険があり巡礼路仲間との交流があった。

いつか、もう一度歩いてみたい。

巡礼路の丘






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Last updated  2004/05/02 06:54:52 AM コメント(6) | コメントを書く


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