水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

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水彩画人 俊介

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カテゴリ: 絵日記三昧


と言って良いほど、人影まばらな、まぼろしの湖。

著名な名のある山もなくホテルも旅館もないのでいつも湖畔には人影がまばら。

湖畔の周囲は歩いて、数時間かかる広大な湖。

白樺の樹林が湖畔に迫り熊笹の野が囲む。

明るい落葉樹の潅木が熊笹のなかに点在する。


一周できるぶなや白樺の美しい紅葉樹林の尾根に囲まれた珠玉の湖。

白樺の黄葉が湖畔に映える頃、尾根は紅葉に染まる。

その頃が、最もその美しい容姿を際立たせる。

夏にはやなぎらんの桃色の花が熊笹の野に咲き乱れる。

そのすぐそばにテントを張ることができた。

湖畔には、人工物といえば手前に1軒の売店、奥に山小屋風の管理棟だけ。

泊まるにはテントかわずかばかりのバンガローだけ。

周囲数十キロの湖畔には、他に人工物がまったくない。



真反対なのが、白樺湖。

湖畔を村民に切り売りされた湖。

別荘やレストランが湖畔を占拠し、

お金を払わずに湖畔にたどり着けるのはわずか。

湖畔のすべてを人工物が営利目的で陣取っている。


それに比べると、この湖はただ、ありのままの姿で存在している。

軽井沢から北へ山峡を車で走ること一時間半近く、突然、広大な展望に出る。

今年も、その尾根の紅葉の樹林を歩いて、紅に染まった。

ヒントは尻焼き温泉から北へ20分。

帰りに、尻焼き温泉の露天風呂で汗を流しましょう。


まぼろしのみずうみ








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Last updated  2004/10/22 09:16:13 AM
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