楽にいこうか

楽にいこうか

2011年08月06日
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テーマ: 心の病(7245)
カテゴリ: カテゴリ未分類

こんばんは。

今日は66年前に広島に原爆が投下された日です。

ニュースで観てると、広島に住んでたころを思い出します。

平和記念公園が近かったこともあり、原爆ドームも身近なかんじで・・・

懐かしく観ていました。

8月6日は広島市民にとって特別な日だと思います。

8時15分には黙とうしてました。

市内電車もその時は止まって、中に乗っている人も黙とうします。

夜は、灯籠流しがあります。

幻想的な景色ではありますが、

その当時、原爆の被害に合われた方に接する機会も多く、

入院患者さんにも、多くおられました。

あまり詳しくは話したがりませんが、

平和学習を受けた時より、生々しい話でした。

「はだしのゲン」の原作者の行かれていた小学校も、病院のすぐそばでした。

病院の院長以下広島県内の出身の医師がいないため、

「原爆手帳(被爆者健康手帳)」の意味をしりません。

高齢者で原爆手帳を持った患者さんはほとんどです。

こちらに帰ってきて、1人いるかいないか・・・

原爆手帳を持っているということは、被ばくされた方、もしくは被ばくした死体処理をした方が対象になるようです。

医療費などが国費として、国が負担しているものです。

風邪をひいても、虫歯の治療をしても、その方は、手帳を保険証と一緒に提示することで、患者負担がいらないわけです。

このことは、国でも問題になっているようですが、

被ばくしたことと関係ない、怪我などの治療になぜ国費が使われるのか。。。

などという意見もあるようです。

医師の中にも、「それはおかしい・・・」と言われる方がいます。

でも、私的には

被爆者の方の話を看護をするうえで聞いた話ですが、

60年以上たっても、昨日のように眼の中に焼き付いているそうです。

まあ、中には被ばくと認められない地域にいたにも関わらず、

被爆当時の場所を偽って届け出られた方も多いとか・・・

それだけ当時は混乱していたのでしょう。

未だに、海外に移住された方や、中国、韓国の方々で強制労働の為日本に連れて来られ、

被ばくしたにも関わらず、戦後自国に帰ったため、未だに日本の保障を受けられない方のニュースを見ますよね。

広島市は現在、政令指定都市と、立派になっていますが、

決して戦争が終わったわけではありません。

傷跡がたくさん残っています。

街を歩く事で触れ合える事も多いです。

あと3日で長崎の原爆記念日。。。

15日は終戦記念日。

沖縄戦についても。。。

少しだけ平和について考えると気があってもいいと思います。

神戸の震災の被災者、東日本の震災の被災者の方も、

街がきれいになっても、その当時に起こったことは忘れられない事でしょう。

小さな国の中で起こったこと。

人ごとではなく、その苦しみを少しでも

みんなが考えていけると良いと思います。

8月とはそういう時だと私は思っています。

お盆もありますが、8月は鎮魂の月なのです。

なぜ戦争が起ったのか、なぜ、原爆が投下されるまで日本は降伏しなかったのか・・・

私の疑問はいっぱいです。

ネットで調べても、TVで観ても、疑問は膨らむばかりです。

色んな映画も見ましたが、やはり疑問だけ残ります。

もちろん日本人が被害者だけではないんです。

在日の方々、中国、朝鮮半島その他にも日本が侵略したために

悲惨な戦中戦後をおくった方はたくさんいます。

そして、その方々のなかで、日本に無理やり連れてこられたにも関わらず、

たくさんの差別を受けた方もいらっしゃいます。

ここ数年、韓流ブームといっていますが、

私の友人たちは、それまでは、在日韓国人だということを

隠すように生きてきました。

在日1世の方は、未だに日本人からの差別の事を忘れずに生きていらっしゃいます。

友人の「オモニ」(お母さん)や「アボジ」(お父さん)から

たくさんの話を聞きました。

韓国人被爆者の慰霊塔は数年前まで、平和公園の外にありました。

いまでは、平和公園内にありますが・・・それも差別から来た事です。

そんな時、私はどう話を返せばいいのか悩みぬきます。

まだここ100年以内に起こった出来事です。

みなさんも、8月だけで良いので、たった一つの戦争に関するTV番組でいいので

一緒に触れてみませんか?






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最終更新日  2011年08月06日 20時47分12秒 コメント(4) | コメントを書く


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