ミュージック・みゅーじっく

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2009.11.28
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カテゴリ: 処女航海/曲
Messages

アルバム
Messages From The Hub

邦題
同上

編成
ヴォーカル

好み度
AA



この曲もiTunesからのダウンロードなので基本情報はありません。

これはJimpsterとAudiomontageという2つのアーティスト名を使いわけるJamie Odellの1999年に発表されたアルバムに含まれている。

音楽のジャンルではテクノ・ハウスで紹介されていて、アーティスト、プロデューサー、DJ、リミキサーという数多くの顔を持つ。

イギリスのクラブ系レーベルFreerange Records のオーナーでもある。

iTunesでもエレクトロニカに分類されている。

さて演奏はと言うと、フュージョンと言われても気が付かない位の演奏だ。

イントロはシンセサイザーが数台とウッドベースで始まり、その後ドラムスが入ってくる。

このイントロを聴いた瞬間頭をよぎったのが、1971年に公開された映画「栄光のル・マン」のオープニングのシーンだった。

主演のスティーブ・マックイーンが私の大好きなショートバンパーのポルシェ911を運転し、田舎道を走って登場するシーンとダブってしまった。



その後ヴォーカルが入るが、これを聴いて再度頭にカチッと来たのが、ディズニー映画「わんわん物語」の「シャム猫の歌」だった。

雰囲気がそっくりなのだ。

2声で歌われているが、多分オーバーダビングで2声にしていると思われる。

歌詞は通常、ハービー・ハンコックの妹、ジャン・ハンコックが作詞したものを使う事が多いけれども、ここでは全く新しい歌詞で歌われている。

演奏はかなりスローでシンセサイザーを使った広がり感のあるサウンドを作っている。 このまったり感がなんとも言えない独特の雰囲気を作っている。

イントロは雨と雷を表現しているのか判らないが、ノイズとして雨が降ってピチャピチャいう音と、遠くで雷が鳴るような感じの音が聞こえる。

タメのあるドラムスがこのまったり感を一層協調していていい感じだ。

歌が1コーラス終わると、間奏という扱いになるかもしれないが、オーボエが使われていてこれが栄光のル・マンの雰囲気のそっくりなのだ。

その後ストリングスが対位法的な美しいラインを作っている。

ヴォーカルのインプロビゼーションはソロで歌われている。 本格的なアドリブではなく、フェイクと言った方が良いかも知れない。

バックの演奏が柔らかい音色が聴く者を優しく包んでくれる。



ウッドベースのパターン化されたライン、クラビネット風の音を使ったハンコックを意識したようなサウンド。

そしてしばらくしてシンセザイザーのソロとヴォーカルの掛け合いが始まる。

ラストはまた雨を表したようなノイズとウッドベースのボーイングによる演奏。

クラブ系だ、ハウスだという固定観念に捉われず欲しい音を楽器をいとも簡単に使って作るサウンドは凄いね。

サウンドクリエーターとしての彼の才能がはっきり判るアレンジだし、作りたい音の意図がはっきり判るので聴いていて変に考えなくてよいのが嬉しいね。



ホットウイスキーにジャイアントコーンをつまみながら聴きたい演奏だ。





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Last updated  2009.12.23 10:18:33
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