ミュージック・みゅーじっく

ミュージック・みゅーじっく

2010.01.13
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カテゴリ: 処女航海/曲
Shades.jpg

アルバム
Completed Shades of Bule

邦題
同上

編成
セクステット+ヴォーカル

好み度
AA



この曲もiTunesからのダウンロードなので基本情報がありません。

この演奏は2009年11月21日に紹介した演奏の別テイクで、前回の演奏が6分57秒で今回の演奏は6分28秒となっている。

「Shades of Blue」はCD3枚組・30曲入りのコンプリートアルバムとして発売されていて、その1曲目とラストの30曲目に2曲の処女航海が収められている。 30曲目は別テイクの演奏。

通常コンピアルバムとして発売されているのだから30曲共異なる演奏というか曲にすれば良いのだろうけれど、ここでは同じ演奏家による同じ曲の別テイクが収められている。

逆に言えばそれだけ優れた演奏という事になるのだろう。

さて、基本的な演奏はパーソネルが同じなので、全体的に似ているけれども細かいところはかなり異なっている。

これがジャズの醍醐味だね。

イントロは同じ雰囲気で始まっているけれども、前回ご紹介した演奏は8小節のイントロに対して、今回の演奏は4小節になっている。

そして前回の演奏でアルトサックスはイントロとコーダーで演奏されているが、ここでは1コーラス目からバックで吹いている。



そして最も異なるのが全体の雰囲気だ。

前回の演奏がクールな演奏とすれば、今回の演奏はホットな演奏と言えるだろう。

ミックスダウンでの楽器バランスや音量が異なる事を差引いてみても、演奏をしている時の空気感は全然違っている。

特に今回の演奏ではドラムスが前面に出てきていて、これがこの演奏のリズムだぜっていう風に全体のイメージというかグルーブ感を醸し出しているね。

ソロは前回と同じくアコースティックギターから始まるけれど、この時のピアノの演奏がギターのソロに反応してピアノがチョットしたおかずを入れてくる。

非常にスリル感とドライブ感のある演奏で聴いていてワクワク・ドキドキしてくる。

ピアノのソロも最初から全開で飛ばしていて、音の合間からもの凄い情熱がほとばしってくる。 優しさもあるけれど激しさと渾然一体なった演奏は「ワォ」なのだ。

同じ演奏者であり、同じ打ち合わせで演奏しているのにも関わらずこんなに違う音楽ができる、そして聴ける喜びはジャズじゃなければ味わえないし、メディアに記録されているからこそ楽しめる。

iPodでは2曲続けて聴いているけれど、聴けば聴くほど音楽の奥深さに感動してしまう。

前回の演奏が初夏の爽やかな海辺だとすれば、この演奏は真夏の照りつける太陽の下での野外コンサートかな。

素直に音楽に入り込んで聴きたい演奏だ。



理由はGeri Allenの演奏は彼女独特のサウンドであの優しさは他の演奏者からは聴けないものだから。

熱いけれど重い演奏じゃないから、オリオンビールを飲みながら聴きたいな。





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Last updated  2010.01.13 21:48:01
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