2003年12月02日
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1967(S42)年1月4日(水)晴 


§1. 里帰り 妻は亭主を 思い出し

 幸の筆になる昨日の日記を見て先ず思った事は、婚約時代の幸が如何に愛らしかったかといった感慨であった。

 デートの後など、よく両親の許へ送り届けたものだったが、別れ際、私に甘え「泊まっていってくれ」と駄々を捏ねられた事もあった。

 勿論そんな訳にはいかない事は百も承知でありながら、そういってみせる子供っぽさに何か魅かれるものを感じた私だった。

 それが、どうだろう。僅か六・七年で、昨日の里帰りが如何に久しぶりだとは言え、
「亭主の朝ご飯まで心配しなくちゃいけないの…」
と言ってのけている。



 頼みまっせ奥さん。貴女の亭主は、何時までも貴女が新鮮で可愛い女であれと希(ネガ)っているんですから…。

 とにかく昨日の日記は微笑ましき限りでした。
 そこで、こんな川柳どうかしら…。

 里帰り 妻は亭主を 思い出し

 幸に、この句の心、判るかな…。ニヤニヤ。(夫・誠筆)


§2. 男とは、斯くも心の狭いものなのか…

 とにかく男とは、こんな勝手な者か改めて思った。

 女は毎日の食事を、如何に決められた額の中で夫の気に入ったもの、栄養のあるものを作ろうかと頭を悩ます。

 これはほんの一例で、全て夫中心に妻の頭の中は動いていると言って差し支えないだろう。

 それが、多寡が三年の里帰りに、そういう考えから解放された。それも、ホンの瞬時に頭に過ぎったのであるが…。

 その事を率直に書いただけなのに、女は直ぐに変化する。この先、コノ調子では先が思いやられるように取られるのは心外だ。



 女房にだけ、何時までも若くて、可愛らしくあって欲しいなんて勝手きわまりない。

 自分の顔や姿をとくと御覧になって、自分と女房の釣り合いが、程よくとれているものだと、自然の働きを感心すべきだと思う。

 女房ばかり生き生きしていて、くたびれた亭主では話になりませんものね。亭主が元気溌剌であれば、女房もそれにつれて自然と若くなるものだと思います。(妻・幸筆)

*************************************************************************

《付記》2003年12月2日の誠、上記「古い日記」再読所感


§1. 里帰り 妻は亭主を 思い出し
§2. 男とは、斯くも心の狭いものなのか…

 正直なところコノ日記、又々公開の是非に戸惑っちゃった。

 実は先日、見るに見かねた親友のU君から、読了直後にアドバイスも戴いた。

「こんな事、公開しちゃって奥さん大丈夫か?」
「いや判らん。でもモウ時効だろ。それにご本人、パソコン習いたがらんし知らぬが仏や…」
てな会話があったばかり…。

 ソンナコンナで、「to be, or not to be…」といった感じだった「今・誠」の結論は、やはり御覧通りであった。

 その訳は、こんな内容の日記を書き合っていた私達だが、それでも尚同じ屋根の下で今も暮らす我々夫婦だし、私の善意は「今・幸ちゃん」なら理解してもらえる筈だと確信しているからだ。

 何せ、アアだコウだ言い合いながらも互いに相手の健康を気遣いつつ生きている我々だ。
 その壊れそうで壊れなかった事実こそ、先日この日記に幸が書いていた「物言わざれば腹ふくるる」の道理そのまま、吾等夫婦がソノ時ソノ時に思った事を互いに包まず言い合ったからこそ…と理解したかった。

 そして私達がその度に、言いたい放題の思いの丈を日記に吐き出した筆跡こそ、これから何があろうと初志を忘れず長い人生を共に生きようと願う人々にとって、味わい方次第だが大切な示唆を含むもの。

 つまり、克己の心を養い、見せかけではなく究極的な夫婦円満を目指す為、多くの人々に夫婦日記を勧めたい私ゆえの選択だったと、読者にも我が愛妻である幸ちゃんにも是非ご理解いただきたいもの。

 そして副次的には、こんな事を如何に仮名でも書かれては…と幸が発奮し、未だ拒絶したままのパソコン学習に着手。ウェブ上で久方ぶりにヨリ有意義で刺激的な「夫婦喧嘩日記」が始められたなら、誠は夫冥利に燃え尽きて悔いなしといったところなのだが…。(ハハハ)


 折から昨日、テレビも地上デジタル放送が始まった。

 テレビ放送開始以来、カラー化に次ぐ画期的な技術革新だとか…。
 そしてソノ特徴の一つは双方向通信が可能になると言う事だそうな。
 本当にコノ新しい技術の特性を一人一人がヨリ良く活かしてほしいもの。
 施政者と住民、組織と所属員、夫婦や親子など、従来ともすれば本来あるべき理想に反し、上意下達式で意思疎通が一方的になりやすかったもの。
 だから、こうした文明の利器と誰もが大いに親しむ事は良い事だと思う。

 そうした考えから、私達夫婦も是非共パソコンや携帯電話を使いこなしたいもの。
 又、程なく地方都市の当地にも及ぶであろう地上デジタル放送の機器にも慣れ、お互いの心を腹蔵なく通い合わせたい。大いに思うところを議論しあって後、適正な理解を深められたら…と、そんな事を夢に見る今日の誠である。


※参考事項
★1966(S41)年の大きな動き★
 国内…新宿西口広場が完成(1月)  
      日航が世界一周線の営業開始(3月)
      富山県の奇病イタイイタイ病は三井金属神岡鉱業所廃水が原因と学会発表(4月)
      ロータリーエンジン車を東洋工業が発表。自動車保有台数一千万台を突破(5月)
      ワンマン宰相・吉田茂が死去。(10月…’89に戦後初の国葬)
      消え行く都電。銀座線を廃止(12月)
 世界…インドネシアのスカルノ大統領失脚(2月)
      アラブ諸国とイスラエル間に戦争勃発。スエズ運河を閉鎖。(6月)    
      中国が初の水爆実験に成功。(6月)
      ボリビアでゲリラ闘争中の前キューバ工業相ゲバラが戦死。(10月)
      清朝最後の皇帝溥儀が死去(10月)
      ベトナム戦激化。米首都で十万人反戦集会のデモ隊が座り込み。(10月)     
      アラブ連合のアスワン・ハイ・ダムが発電開始。(11月)





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最終更新日  2003年12月20日 00時40分42秒
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