2003年12月20日
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1967(S42)年1月27日(金)晴 
★混ぜ合わせて中和させたい今の日中両国

 このごろ我家は又々病人続発で、ママさんは文字通り御身多忙な毎日である。
 その為か昨日のママの手記には、コノ日記のトレード・マークともいえる文末のサインが書き漏らされていて私が代筆しておく。
 だが将来この(妻・幸筆)という数文字が、新しい時代の良妻賢母の代名詞となるようにと言うのがバクさんの希(ネガ)いなのだから、その日の到来を期する意味からも出来るだけシッカリと、誇りを持って記入してもらいたい。

 さて、黒い霧と云われた政界の腐敗にメスを加える為の今回の総選挙も、いよいよ残り二日後と迫った。
 しかし果たして、利権屋のような政治家(屋?)共を再び国会へ送ってはならないと云う、良民の心からなる希いが活かされる結果を見る事が出来るだろうか…。

 先日、「日本の社会は、今や『拝ソサヤティ病』に罹って重態だ !!」と、在豪の某氏が新聞紙上で皮肉っていた。
 金持や権力者の前では、正論も臆して語り得なくなった小賢しい戦後の日本人根性。これこそが病気の根源だと指摘するのがコノ意見である。


 事ある毎に選挙で内閣が信を世に問うのも結構だが、その選挙に一候補何千万円も費用が掛かると半ば昂然と囁かれているようでは、百年河清を待つに等しいのではなかろうか…。

 時あたかも中共では、反金・反権権力思想に根ざす紅衛兵旋風が吹き荒れている。ところが逆に同じ一つの海を隔てた日本では拝金・拝権力思想に根ざす黒い霧が立ち込めた感じだ。

 何れも「過ぎたるは及ばざるが如し」との諺その侭に格好な類型。
 まあコレが傍目なら面白い取り合わせと見て見ぬふりも出来よう。ところが事は我々隣国同士で、なんと病状相反した重態ぶりと来たもんだ。とても高見の見物なんて許されまい。

 この際一層の事、薬のように「両方混ぜ合わせて中和させる」と云った妙案は、何か無いものだろうか…。(夫・誠筆)


※欄外追記(1967.1.の日記余白、「昔・誠」書き込み記事)

* 部長に値切られた東京出張旅費雑感 

 昨日の東京出張の旅費の立替分請求書を提出したところ、往復急行代金のうち、座席指定料および特急と急行料金の差額計300円を部長に値切られる。

 この二日目の出張目的は、東京支店の新築披露パーティへの招待者名簿作製が間に合わないので応援をと、本部長が東京事務所から頼まれて始まった事。
 ところが仕事は夕方までに大方一段落したのに、何時までも引き止めて帰そうとせず、止む無く新幹線を利用したらコノ騒ぎ。本当に呆れた管理機構で「恐れ入り屋の鬼子母神」と言いたいところである。


「部長や我々でさえ時々そうした事があるのだから我慢してくれ」と云っていた気持ちは判る。
 でも役職手当を別途支給されている彼等と我々一般行員とでは、立場も考え方も違って当然。
 何せ、平行員の出張手当はタッタ350円也。
 だから値切られた額もタッタ300円くらいと思われがちである。
 だが、逆に考えれば今回の出張手当は昼飯代にも事欠く50円で我慢しろと言う事。

 この辺が、両者の思考の断層と云えよう。

 尤も、請求書を見ただけヤカン頭から湯気を出して怒り出す先のH部長なら、
「あんた何を寝言いってるの !!」と言いたいところ。
 しかし、今の部長は自分の無理は承知で部下の私に頼んむ形をとってくれている。
 そう思うと、高々三百円程度で事を荒立ててはと思い我慢。


※欄外追記(1967.1.21の日記余白、「昔・誠」書き込み記事)

* 病人続出にアタフタする中、親切な老医師に救われる

 二美(ツグミ)の病状ますます悪く、遂に両耳が化膿してしまった。

 手遅れになる事を怖れ、八方手を尽して漸く吉田町の岩田医院を夜半叩き起こさせてもらい手当てを受けた。なかなか親切な老先生で、深夜申し訳ありませんでしたと心から頭が下がる。

 お蔭で二美は泣きべそかいた事も忘れて元気回復。帰宅する間も無くスヤスヤと眠りに就いてくれた。

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《付記》2003年12月20日の誠、日記再読所感


☆混ぜ合わせて中和させたい今の日中両国


 正直なところ、この日記を書いた当時の紅衛兵全盛時代の中国には、彼らの行動の問答無用的な行き過ぎが余りに目立ち、この侭行くと中国は国力を自ら疲弊させるばかりではないかと思われた。

 即ち、その第二の革命と主張する文化大革命の是非は兎も角としても、極端な思想の統制や行動の束縛によって、人々は神経を擦り減らし生産活動は逓減の一途を辿るだろう。

 しかし、彼らは逸早くコレに気付き自らの手で文化大革命の実質的な推進者だった毛沢東首席の後妻・江青夫人を中心とする五人組を排除。
 国交を回復した隆盛期の日本からの技術と資本の移転に力を注ぎ、今では我が国を凌ぐ勢いにまでなってきた。


 一方、当時「21世紀は日本の世紀」とまで米国の未来学者が予測していた日本の今の衰退は何故だろう。

 (1)先ず、国の未来より自己の未来を優先し、米国に追従する事で自己保身と権力維持を図った首脳たちの失政。

 (2)次に、バブルに踊った成金や権力者達による海外でのコレ見よがしの行動が顰蹙を買い、米国の政策を親日から親中へ一転させてしまった事。

 (3)更に、コノ国の政治経済活動の中枢から末端に至るまで、余りにも破廉恥で非常識な汚職や横領が大手を振って横行。国民の税金や国有資産が次々と大鼠小鼠達によって食い荒らされ、今や日本丸は水浸しだ。

 まあ、全世紀末から始まった日本の衰運は、他にも多々原因として挙げられよう。
 だが今この日本丸の沈没を防ぐ為、何よりも先にやるべき事は、これら大鼠小鼠を炙り出し、厳罰に処する事こそ肝要だ。

 収賄や横領やツマミ食いなど全ての汚職には厳罰を持って臨み、国民に対する犯罪は最大の罪とする事。また事が露見すれば嫌疑が晴れるまで一時全収入と資産は凍結。家計は必要最低限の生活費だけ給与や預金等の支払いを認める程度にするべきだろう。
 勿論、犯罪が立証されればソレ等凍結されたものは、全て没収される場合もあると覚悟させるべきだろう。
 つまり国民に対する犯罪は絶対に引き合わない事を、公務に関係する者全員の念頭に叩き込み、汚職の根絶を先ず期すべきであろう。

 尤も、国民に対する犯罪には最高死刑を適用する場合もある厳罰主義の中国だが、それでも浜の真砂は尽きない様子。
 でも、それまでしている政府の姿勢を国民に示すなら、様々な無理を強いられがちな国民の心も、大方納得させられる筈。
 政府への信頼や協力は、先ず施政者自身が襟を糺し範を垂れる事こそ大切にすべきで、見せ掛けの格好良さや、事実を糊塗する情報戦略での人気は、長い間に何時かボロが出やすいものだ。

 今の日本政府も、こうした中国の良い点を少しは見習うべきだろう。せめて汚職に対する姿勢なりと先ず改善しないと、日本丸は間も無く鼠(チュー)毒で沈没を余儀なくされるかも…。

 まあ多分そうなったところで、本来主人であるべき庶民の大半がアップアップする中。非情な大鼠小鼠だけは貯めこんだ物全てを抱え、ブッシュ牧場の避難小屋にでも逃げ延びる心算でいるんだろうけどね。

 ああ、全く世の中、何時になったらマトモになるんだろうなぁ…。(トホホ)





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最終更新日  2003年12月21日 00時07分19秒
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