2006年01月14日
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    『久々の雨の土曜日』
   (副題)土曜の日課・リハビリ通院と雨の随想

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§1 雨の朝

今しがた雨が上がったばかりの松原を抜けて、朝食後に散歩がてらリハビリを受けに聖隷病院
へ通院。

グッスリ眠っていて気付かなかったが、昨夜の雨は相当激しく降った様子だ。自宅を出て間も
なく、松葉が折り重なって茶色い絨毯(ジュウタン)を敷いたような砂丘を踏みしめて進む。
防水した黒皮の運動靴の爪先に次々と松葉の下に溜まった水が滲み出す。
砂丘の緩い谷間に当たる自然に踏み固められた小道状の部分はアチラコチラ水溜りになって
いたり、所によっては10センチ幅程のチョロチョロとした流れになっていたので、私は真っ直ぐ
丘の斜面を上り下りして児童公園へ抜ける。

遊具が散在広場の此処彼処に出来た水溜りを避けながらバス通りへ出た私は、元営林署前の
Y字路を車に注意して渡り、軽自動車も通りにくい狭い裏道を病院に向かった。

§2 土曜の朝の日課

9時少し前に病院に着くと、受診カードを機械に入れて手続きを終えて2階へ…。エレベーター前
のリハビリセンター直ぐ横の待合コーナーには既に十数人の人々がソファーに座っていた。名前
はしらないが顔なじみの人々が大半で挨拶を交わすと、座る間もなく名前を呼ばれリハビリ開始
となる。

何時ものように先ず背中の腰の上下左右4箇所に電極を付けての電子刺激療法を受ける。施療
時間は15分だが、やり終えて暫くは電極を外されてもビリビリとした刺激が残る。
続いて電気温熱療法のコーナーへ移動し、腰の温湿布を同じく15分受ける。これもスイッチが切れ
た後も暫くは腰のホンワカさが続く。まあ温泉療法に準じるものかと思うが、これが私の毎土曜日
の日課で早1年ほどは通っている事になろうか。

ところで実感としてのリハビリ効果は、毎日の日課として土・日・祝祭日を除き欠かさず通っている
両足のハドマー・マッサージの方が絶大だとは思うが、往復30分程かかる散歩と併せることで再び
安心して旅ができるようにと願う健康回復法の一環と考え励んでいる次第だ。

尚、その効果絶大と実感しているハドマー・マッサージについては、これを写真入で詳述した下記
の日記もある。出来ればソチラの記事も読んでいただけたらと思う。

※4月30日 随想『私のリハビリと常用処方薬雑感』(2005年04月30日)

これは余談ながら、前述のような日曜を除く毎朝30分のリハビリには、週日に車で通う国立の医療
センターへも、又この毎土曜日のみの医療法人・聖隷病院へも常に私は朝刊持参だ。
その日の記事の内容次第だが、全部読み終える時もあれば半分ぐらい読み残すこともある。

揉んだり温めたりしてくれるのは医療機械だしカーテンの囲いの中とあって、時には贈られて
感想を書き送る必要があるCDやテープも持参、BGМ入りの揉まれ読み聴くの三刀流で貴重な
朝の時間を過ごす。
そして今ではこの朝のリハビリタイムは、一番自分に没頭できる至福の時間といった感じもする。

§3帰途の観音川で…

帰路は夜半の雨で少し増水して半濁した観音川沿いに帰宅。いつも見える夥(オビタダ)しい大小
の魚影は全く確認できない。浜の観音下から真っ直ぐ内港へ向かう市道との交差橋下から下流
方向へ幅1メートル強ほどで長さ10メートル近くあった中州を中心に常々群れなしていた鴨の
安否を気にしながら近付く。

すると橋の下流に僅かに細長く残った一坪ほどの中洲と変わっていて、誰かが号令を掛けた訳
でもあるまいに、身を寄せ合うようにして1列に並んだ鴨達が見えた。
数えてみたら丁度10羽だった。
先週末は同じ場所で30羽を数えた事を思い出し、姿が消えた20羽は何処でどうしているのだろうと
気になった。

こうして我家に一番近い千本教会際の橋まで、観音川左岸の桜並木を流れに沿って下る。すると
橋の上に柴犬らしい赤毛の成犬を連れた同年輩の男性が下流を見下ろし立っていた。

その目線の先を見ると白鷺が1羽、流れの中に舞い降り餌を狙っている様子だった。
さすが足の長いだけに鴨と違って流れの速さに負けずに立っていられるようだが、こう濁っていて
は餌の魚も見つけにくかろうと思う。

それで私達は、
「それにしても、あんなに沢山居た鴨たちは何処へ行ったのでしょう。まだ子鴨も多かったけど、
まさか流されて溺死した訳でもないでしょうね…」
と話を始め、この川の今昔や余り感心できない変転などにつき、暫時足を止め昔日の観音川
の自然美豊かなアレコレをソゾロ懐かしみ別れた。

§4 雨漏り

そこから我家までは目と鼻の先とあって、今にも降り出しそうな空を見あげながら急ぎ足で戻る。
実は、娘2人が中高校生時代から嫁入りするまで各自の部屋として使っていたが、今は納戸と
している離れのトイレの小窓から時として雨漏りがするためだった。

風が吹く度に松葉が屋根に溜まり直ぐに雨樋が詰まってしまうのが当地の悩みの種なのだが、
加齢と共に横着になり、どうせ今は物置代わりと一日延ばしにしているため、
酷い雨になると溢れ出した雨水が壁面パネルに染み込み、小窓のサッシ際からポタポタやり
始めるらしい。そしてウッカリすると水洗が壊れたのかと思うほどの水がトイレの床に溢れた事
もあった。

何せ離れとはいっても、プレハブの勉強部屋2棟の短辺の庇(ヒサシ)を少し拡げ、繋ぎ合わせて
囲ったサブトイレの小窓だ。家齢的にも構造的にも雨漏りして当然で、建て替えようとも思って
いるサブトイレである。

そこで雨漏りしているのは此処だけだしと、百円ショツプで買ってきた分厚い辞書の外箱ほどの
透明プラケースを窓辺に二つ並べ雨だれ受けにしているので、又々ウッカリすると大変な訳だ。
ところが、そう思いながら帰宅したのに何と捨てたいのは既に午後近くで、昨夜から溜まった
雨水は左右二つの透明プラケース早溢れんばかり。こぼしたら大変と慎重にズッシリと重さを
増したケースを持ち上げてヨウヨウ処理してホッと一息。

但し、若い頃は大らかさが取り柄と思えたのに昨今は寄る年波でメッキリ口煩さを増した誰かさん
の前では、
「我家の雨量計に今日は5リットルも溜まったよ」なんて冗談めかして話したものの、実情は危うく
セーフ !!」。

気が付くと、又いつか雨音が高くなりはじめた。
この調子では今夜はオチオチ眠れそうもないぞ。とにかく、歳はとりたないもんだと心ひそかに思う。

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最終更新日  2006年01月19日 21時24分54秒
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