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JIN@ Re:新磯地区の寺社史蹟巡りー8、旧中村家住宅、新磯ざる菊(11/23) New! 「旧中村家住宅」、懐かしいです。

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感想等を書き込んでいただける方は、写真下の『コメントを書く』から気楽に、
ご感想、ご意見、ご質問等を書き込み頂ければ幸いです。
2024.11.23
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11月7日(木) 
市道を南下、左側に「中村歯科」の看板。


旧中村家住宅
所在地:神奈川県相模原市南区磯部1757-27
市道の南側から長屋門を見る。


国登録有形文化財(建造物)
中村家住宅主屋
  開館時間  午前九時三十分から午後四時まで
  休 館 日   (外からの見学はできますが、屋敷内に立ち入ることはできません。)
        月・火・水曜日 祝日は開館
        年末年始(十二月二十九日から一月七日)
  入 館 料   無料
     登録年月日 平成十八年三月二日
                  相模原市教育委員会


発見のこみち 勝坂案内マップ


長屋門の入口に「旧中村家住宅」の幟旗。
ここは相模原市の相模川に面した勝坂地区というところに位置しており、縄文時代から大集落を
形成していたと言います。農業が中心の土地にあって旧中村家は豪農であったと推察できる。
この長屋門は桁行約19mの長大なもので、主屋と同時期の慶応年間(1865~1868)に建設された
と推定されています。


幟旗には、
「旧中村家住宅  🌸 花手水 🌸 フォトスポット設置中」と。


中庭に入り長屋門を振り返る。
左に長屋門、右側に御子孫が経営されているのであろう「中村歯科」。


旧中村家住宅主屋
旧中村家住宅は、幕末期の建築とされる全国的にも珍しい擬洋風建築です。勝坂のお大尽とも
呼ばれた磯部の名士中村家の主屋として建てられ、1階の外観は和風ですが2階は外壁を海鼠壁
とし、軒下の曲線的に仕上げられた白漆喰や建物正面の縦長の窓などに西洋風の要素が見られ
ます。


国登録有形文化財 中村家住宅主屋と長屋門
中村家住宅主屋は、全国的に珍しい幕末期の和洋折衷住宅です。建築当初は三階建てでしたが、
関東大震災後、三階部分は取り除かれ二階建てとなっています。建築を手がけたのは鎌倉大工
の石井甚五郎で、10年の歳月をかけ完成したと伝えられ、詳細な板図が残されています。
建物の特徴は、一階の外観は和風の要素でまとまっていますが、二階の外壁を海鼠壁※とし、
洋風の要素として軒を曲線の白漆喰で塗りこめ、正面に縦長の窓を配しています。
長屋門は、桁行63尺(約19m)の長大なもので、主屋と同時期の慶応年間(1865〜1867)に建築
されたと推定されます。長屋門としては一般的な形式ですが、通常、柱は4寸(約12cm)角程度
であるのに対して、この長屋門では5寸(約15cm)角の柱が使用されており、冠木も太く、創建
当時は豪壮な趣を呈していたものと思われます。長屋門の外壁は朱色の漆を塗った形跡があり
ます。
※ 海鼠壁・・・壁に四角い瓦を斜めにならべ、その継ぎ目を漆喰で盛り上げて白く塗ったもの。
◎ 休館日は外からの見学はできますが、屋敷内に立ち入ることはできません。

中村家住宅主屋の登録有形文化財プレート
「登録有形文化財 第14-0120号
   この建造物は貴重な国民的財産です   文化庁」。
この写真は説明板から撮影、実物は主屋の床の間に置かれていた。


関東大震災以前の主屋は3階建て(写真はパンフレットから)。


旧中村家住宅の概要
 ■登録年月日:平成18年(2006)3月2日
 ■主   屋:1棟 木造2階建 延べ床面積480㎡(1階部分 334㎡、2階部分 86㎡)
 ■長 屋 門:木造平屋建 床面積 88㎡
 ■敷   地:1筆 宅地面積 1,869㎡

雨水溜めに「🌸 花手水 🌸 フォトスポット設置中」。


菊とカーネーション。


こちらは赤系統の菊とカーネーション。


ズームアップ。


二階の外壁の海鼠壁を見上げる。


洋風の要素として軒を曲線の白漆喰で塗りこめ、正面に縦長の窓を配している。


珍しい洋風の縦長窓。
窓の内側の上部も飾られているのか、立入禁止になっているので確認出来ず。


ここの駐車場は「中村歯科用」であると。


建屋内に入り、建物の特徴は、1階は整形四間取りとし、西側に式台玄関を設け、外観は和風の
要素でまとまっている。


玄関や居間、床の間など、いかにも日本家屋な造りが見て取れると。


床の間をズームアップ。右側に「登録有形文化財プレート」が置かれていた。


こちらには中央に掘り炬燵。


漆塗りの和ダンスか?。


西側の式台玄関であろうか。


長方形の火鉢。
かつては火を熾し”やかん”を置いていたのではと。


残念ながら2階は立入禁止になっていた。


1階の間取りを南側から望む。右側が式台玄関か?。
管理の方々が長年にわたり磨かれているのであろう柱は黒光りであった。


南側から、一階の外観は和風の要素でまとまっている。


東側の裏庭へ廻りこむ。


台所部分であったか、水が流れ落ちていた。


敷地の北東部分に位置している建物。


右側に階段があったが立入禁止になっていた。


東側の高台に神社らしき立派な建物があった。


ズームアップ。
ちょうど関係者の方がおられ聞くと「当家の氏神を祀っている?」と。
Googleマップにはこの所在は載っていない。


枯れ葉マークの軽四の車が駐車。
管理に来ている方の車であろうか勝手口におられた。


東側からの長屋門。
桁行約19mと長大な建物である。


新磯のざる菊会場
所在地:神奈川県相模原市南区磯部4361-4
花見会は平成21年(2009)に発足した「新磯ざる菊愛好会」(藤曲和美会長)が主催し今年で
第16回目の開催である。入場は無料だが右に浄財ボックス。


愛好会の方が地元野菜を、ネギ 3本150円で販売、他にも焼き芋が1個100円と安い。


秋日和でベンチでのんびりする人も。


今年の開花は1週間遅れていると。


ズームアップ。


赤・黄色が先に咲く。


スマホで撮影ラインで発信。


黄色のざる菊をズームアップ。


ざる菊会場の北側にも駐車場がある。



                                    ー 続く ー






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最終更新日  2024.11.23 03:00:10
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