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開発途上国の「資源、使い勝手に似て」 「nhkG視点・論点 自然再生エネルギーと地域との共生」240626 太陽光、風力、経済動物の排泄物や製造加工の副産物。いずれも<地域資源>と考えるとき。 地域の緻密度、構想力、提案力が問われる。 往時、我が国経済は開発途上国の特殊遍在資源を、枯渇するまで搬出する経済を強要したが、それが今、国内の<自然再生資源>に向けられている。そう言うことではにのか、 NHKG.視点・論点 自然再生エネルギーと地域との共生」240626。 一橋大学准教授 山下秀俊氏が解説。1)住民とのトラブル急増 2)<土地利用の社会化>&<利益分配の社会化> 1)について、2014年=苦情有40自治体&苦情無102 17年=154&195 20年=169&272と推移。 2)の1 「土地利用の社会化」=景観や自然保護に始まり、事業者の土地利用を住民に可視化する。 大阪府能勢町では「禁止」「許可」「届出」議会での土地区分を設定。 自然再生エネ事業が地域で受容されるための基礎条件。地域で理解され、かつ貢献できるや 2)の2 「利益分配の社会化」=利益を設置事業者、税&地域貢献=域内への還元率etcなどの領域で、域内・域外にわけ事業着手前に「売上予測の試算」。 事業別に相当の開き。実は<初期受入れ体制の温度差>による。(例)「売上予測」350億円も地元に還元額は15億円。335億円が域外に流失。(例)利益の9割が地元に貢献するケースの提示があった一方、40%、10%の貢献しかない事業例も紹介。 ポイントは地元の<受入れ体制>。緻密度、構想力、提案力。 自然再生エネ=<太陽光><風力><バイオマス>の発電。いずれも広くどこの地点にも存する地域資源。 しかし<土地利用>には温度差。往時、先進工業国が開発途上国の資源&人材を恣 太陽光、風力、経済動物の排泄物や製造加工の副産物。いずれも<地域資源>と考えるとき。 地域の緻密度、構想力、提案力が問われる。 往時、我が国経済は開発途上国の特殊遍在資源を、枯渇するまで搬出する経済を強要したが、それが今、国内の<自然再生資源>に向けられている。そう言うことではにのか、
2024年06月21日
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「もし、宗教について基本的な何かが理系できていれば、そうならなかたんじゃないあか」。冒頭、宗教学者の島園進氏(東京大学名誉教授)は提言した(写真)。 23年7月9日放送。シリーズ「問われる宗教と“カルト”」第6回は、「宗教を正しく理解する力=宗教リテラシーをどう高めていけばよいのか。その徹底討論。 宗教教育。それって、家庭教育で果たされるべきもの。 そう考えてきたが、本邦の実態はそういうことではないらしく。 前総理が奈良県で襲われ、その加害者が<母を統一教会信者にもつ>。そう聴いて、<やはり>と思ったことだ。 1970年前後、<自身が選んだ人>でないものと、しかもそれが数百組以上の合同結婚式など、常軌を逸したことであった。 「統一教会」と「国際勝共連合」を組み合わせた掲示物が、電柱に多数はられているのも<異様なこと>であった。 今回、岸信介=安倍晋太郎―安倍晋三。この繋がりを聴かされて、「教育基本法改正」や「教員免許更新講習」の政策ポリシーも、安全保障&防衛政策も、一様につながってくる思いがした。 いつしか、家庭に「伝承の欠落」を感じつつ。 若松「目の前にある見えぬモノを信ずるのではなく、『見えるようになる』がたいせつ」。 出演の若松英輔(評論家・随筆家)は言及した。「信ずる」。本来趣旨で理解されているや、受け止め難い。 あらためて「宗教リテラシー」とは=(櫻井)「リテラシーとはそもそも知識を活用する力であり、(宗教を活用する)智恵と言い換えた方がふさわしい」 (以下、番組趣旨) 初回放送日:2023年7月9日 カルト問題に巻き込まれないためにも、国際化時代の多文化共生のためにも、今、宗教リテラシーを求める声が高まっている。では具体的にどのような方法で、日本における宗教リテラシーを高めていけばよいのだろうか。 神話学者の平藤喜久子氏、ロシア宗教史研究者の井上まどか氏、旧統一教会問題に詳しい櫻井義秀氏、宗教学者の島薗進氏、牧師・宗教学者の小原克博氏、カトリック信徒・批評家の若松英輔氏とともに考えていく。 『見えるようになる』がたいせつ シリーズ「問われる宗教と“カルト”」第6回240623
2024年06月20日
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実話かどうかは定かならずとも。 「新設することになった東京家庭裁判所の事務所には、チョコレートを分け合う親子の手を描いた花岡の妻・奈津子の描いた絵を飾ることに」。 確かにドラマでは、主役の女性が、東京地裁で「食糧管理違反事件を担当する判事に、GHQから給されたチョコレートを半折し贈る」シーンが。 掲げた絵について、最高裁家庭局長が一言する。 「法律っちゅうもんはな、縛られて死ぬためにあるんじゃない」。「人が幸せになるためにあるんだよ」 「幸せになることをあきらめた時点で矛盾が生じる」。「彼がどんなに立派だろうが、法を司る我々は彼の死を非難して怒り続けねばならん」。 「その戒めにこの絵を飾るんだ」などと発言。その場に集った<一同の心>を動かす。 ネットの反応・ 「(最高裁家庭局長)多岐川のような強い信念を持った人が、この時代には必要だったのだろう」 「花岡家にも確かにあった小さな幸せ。それを描いた絵を見て涙が止まらない」など、など。 6月18日 火曜日の場面でも「容疑者が判事補宅で泊めてもらう」展開。筋論では<ありえなく>とも、戦後新制度発足で生じていた混乱。 <折り合い>で<シノグ>の場面も少なからず、や。
2024年05月30日
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「釧路観光の枠組み」(FMくしろ76.1 POD CAST 181,203) 現在も「地域コミュニティ放送 FMくしろ76.1 」さんの公式ホームページで、「釧路歴史探訪」を聴くことができる。「釧路歴史探訪 on PODCAST」=https://fm946.com/broadcast/category/podcast05/ で2018年12月3日 第596話から、21年3月29日の放送最終回まで音声が搭載されています。 14年間続きました。最初の13回。放送「1クール」=3か月も続けるとよいのか。 そう考えながら始めたモノの、712話まで到達したハズです。 「釧路観光の枠組み」。その概略は。 「9月25日から釧路地方職業能力開発協会の訓練プログラムで、観光コース科の講座を担当させてもらいました」。 当時、「くしろ検定」が実施されており、北海道の提案で職業訓練コースの一つに「観光コース」で20回の講座を担当していました。 以下のURLからアクセスできます。 https://fm946.com/broadcast/podcast05/2018/12/post-68/ 「第595話 釧路観光の枠組み」181203 https://fm946.com/broadcast/category/podcast05/ 「釧路歴史探訪 FMくしろ76.1 POD CAST」
2024年05月28日
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政治家の渡辺 喜美(わたなべ よしみ、1952年3月17日 - )氏が「M=目配り M=気配り K=金配り」と発言していた。 ネットの検索サイトで、「目配り気配り金配り」と入力するや、「目配り 気配り 心配り」の格言の事例が、次々と。 イヤ、違う。では「目配り 気配り 金配り」と「配り」に先行する字の間を一字あけてみるに・・・・・。 でるわ、でるわ。「目配り気配り金配り」の検索結果。もしくは「「気配り、目配り、カネ配り」とも。 ●人たらしの神様・竹下 登流「気配り、目配り、カネ配り」 2013/11/3 ●目配り気配り金配り - 株式会社レップワン 2011/4/28 ●「目配り」「気配り」「金配り」を高度化するビッグデータ 2014/5/26 ●菅義偉「たたき上げの誇りと凄味」 二階俊博「目配り気配り金配り」 2020/1/27 ●「気がきく」と「気持ち悪い」の境界に挑むビッグデータ活用 2014/5/9 顧客満足度を上げるには「目配り、気配り、金配り」が効果的 世に「五配り」「三配り」の格言があるらしい。 五配り=「目配り」「気配り」「心配り」「手配り」「身配り」(掲載図) 元より「三配り」=「目配り」「気配り」「心配り」。 世事の「三配り」=「目配り」「気配り」「心配り」と、政治のそれ=「気配り」「目配り」「カネ配り」では、大いに違う。 渡辺氏は、前段に申した。「GNP」。なんぞや。「G」=義理、「N」=人情、「P」=プレゼント。 主権者は政治家に買収されているのか、カネで買われる票。戦後80年近い≪本邦の遅れた民主主義≫。 世事と政治で「心配り」or「カネ配り」 ≪本邦の遅れた民主主義≫の根源240603
2024年05月24日
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五つのテーマ。「種類豊富な養殖」「養殖専門店」「ウナギの完全養殖」「魚類防疫士」。 伝統的な養殖理念をIU学長の中村伊知哉氏。 「日本は世界一の海の漁獲量」、海外資源に依存するので資源管理の上からも「養殖」に取り組む。 出席の海外からの日本滞在者。 「とにかく種類が多い」「しかも養殖対象魚が増加中」「おいしく進化し、ブレがない」「魚脂がのっていてクオリティが高い」「天然と養殖に差を感じない質の高さ」。 「中国ではナマで食べない、そのため常に鮮魚を確保しておく習慣がない」。 放送の視点は、養殖を支えるシステムにも言及。 「養殖=稚魚から成魚」「完全養殖=卵から成魚」。その過程で<新しい養殖魚>が増えると、病気も発生。「魚類防疫士」なる専門職が、貴重となっている。 養殖ウナギでは8年かけて、目鼻をつけるも成長すると♂にばかり。 対応はホルモン投与で性転換。得られた個体からの♀誕生にこぎつけた。 前者の研究に8年、後者の研究では19年であったか。 <むすび>に出演者の感想。「養殖=量産のイメージがあった」「しかし、それが変わった」。 日本人は「魚を良く食べる」「ために魚の知識が豊富」「養殖に関係する職種も人員も多い」 それもそのはず。「資源を自国でまかなうためには、教育も研究もたいせつ」。(例によって番組案内)「COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン〜」=外国人の視点で日本文化の魅力を再発見! 進化する「養殖」 初回放送日:2024年2月25日 種類も増え、品質も年々向上している日本の養殖魚天然の漁業資源が減る中で世界が日本の技術に注目鮮度と味に外国人もビックリ! 養殖魚の「海鮮丼」育てる楽しみ、海を学べる「のり」のオーナー制度「うなぎ」の完全養殖、成功の舞台裏に何があった魚のお医者さん、愛媛で奮闘する「魚類防疫士」。進化する養殖の世界を大特集!
2024年05月07日
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「あだにはかなき 身を知れと」秀歌 背景なす女性像「こじらせ恋”の都いけずな京都旅ー嵐山ー」240505 「アモーレの国から来たイタリア人」=女性が番組で明示。 「誠心院=京都・中京は、和泉式部が初代住職を務めた寺院」と。 すかさず、「名歌のこした、女流歌人がなぜ?」の突っ込み。 誠心院は真言宗泉涌寺派の寺院。古典研究家は「女児を亡くして、一念、発起」。 「夢の世に あだにはかなき 身を知れと 教えて帰る 子は知識なり」を残す。 話題展開の番組は「こじらせ恋”の都 いけずな京都旅ー嵐山ー 再放送日:2024年5月5日」での展開。 そこで、挿入図。 式部は「大江雅致(生家)」の息女。生年月日不詳ながら、長じて「橘道貞」と婚姻。 二人の間に、「小式部内侍(~1025年没)」を得た。しかし、その身分ながらも「恋多き女性」であった。 初めに「為尊親王(977年 - 1002年 冷泉天皇第三皇子)」と、恋に陥る。ために生家とは義絶、婚家から離縁。 しかし数年して、が死去。すると、その弟にあたる「敦道親王(981年 - 1007年 冷泉天皇第三皇子)」。 ところが、その皇子も世を去った。そういうことらしく、続きがまだあった。 こじらせ恋”の都 初回放送日:2023年3月24日 アモーレの国から来たイタリア人が夢中になった平安ドロドロ恋愛絵巻。 こじれた恋の無理難題が、祇園祭の縁結びの神様を生み出した! ▽昭和の名曲から掘り出した京都の別れ歌伝説。京都に女ひとり旅が似合うのは大阪万博のせい? ▽花街の駆け引きで学ぶ舞妓はんの“いけず”な京ことば ▽不倫・略奪・横恋慕、こじれた恋が京都の魅力? 旅人・西川貴教が千年の時を越え、縁切り、縁結び、恋伝説、京都のパワースポットをご案内! 「あだにはかなき 身を知れと」秀歌 背景なす女性像「こじらせ恋”の都いけずな京都旅ー嵐山ー」240505 「アモーレの国から来たイタリア人」=女性が番組で明示。 「誠心院=京都・中京は、和泉式部が初代住職を務めた寺院」と。 すかさず、「名歌のこした、女流歌人がなぜ?」の突っ込み。 誠心院は真言宗泉涌寺派の寺院。古典研究家は「女児を亡くして、一念、発起」。 「夢の世に あだにはかなき 身を知れと 教えて帰る 子は知識なり」を残す。 話題展開の番組は「こじらせ恋”の都 いけずな京都旅ー嵐山ー 再放送日:2024年5月5日」での展開。 そこで、挿入図。 式部は「大江雅致(生家)」の息女。生年月日不詳ながら、長じて「橘道貞」と婚姻。 二人の間に、「小式部内侍(~1025年没)」を得た。しかし、その身分ながらも「恋多き女性」であった。 初めに「為尊親王(977年 - 1002年 冷泉天皇第三皇子)」と、恋に陥る。ために生家とは義絶、婚家から離縁。 しかし数年して、が死去。すると、その弟にあたる「敦道親王(981年 - 1007年 冷泉天皇第三皇子)」。 ところが、その皇子も世を去った。そういうことらしく、続きがまだあった。 こじらせ恋”の都 初回放送日:2023年3月24日 アモーレの国から来たイタリア人が夢中になった平安ドロドロ恋愛絵巻。 こじれた恋の無理難題が、祇園祭の縁結びの神様を生み出した! ▽昭和の名曲から掘り出した京都の別れ歌伝説。京都に女ひとり旅が似合うのは大阪万博のせい? ▽花街の駆け引きで学ぶ舞妓はんの“いけず”な京ことば ▽不倫・略奪・横恋慕、こじれた恋が京都の魅力? 旅人・西川貴教が千年の時を越え、縁切り、縁結び、恋伝説、京都のパワースポットをご案内!
2024年05月04日
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どんなときにも人生には意味 ヴィクトール・フランクル著『夜と霧』nhkETV240321 フランクルの「名言」に学ぶ心を強くする考え方 2018.8.9 4:00 「どんな時にも人生には意味がある。未来で待っている人や何かがあり、そのために今すべきことが必ずある」ーー。 ヴィクトール・E・フランクルは、ナチスの強制収容所を生き延びた心理学者。著書『夜と霧』の冒頭に示された言葉。 フランクルの教えは、辛い状況に陥り苦悩する人々を今なお救い続けています。 多くの人に生きる意味や勇気を与え、「心を強くしてくれる力」がフランクルの教えにはあります。(松山 淳著『君が生きる意味』 ダイヤモンド社 2018年) NHKこころの時代 宗教・人生 ヴィクトール・フランクル それでも人生には意味がある (NHKシリーズ)
2024年03月30日
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根室のご当地グルメ。一は「エスカロップ」と、していたか。根室で話題のエスカロップ。https://tabelog.com>...「釧路・根室・阿寒・摩周・知床羅臼 2022/3/9 」に。「ドライカレーの上にデミグラスソースで味付けしたハラミステーキがのった、根室のご当地グルメ。 スパイスが程よく効いたドライカレーが美味しい」。根室のご当地グルメ。二は「オランダセンベイ」「冬の根室を遊びつくす!根室最果てグルメ旅」で、放送。根室銘菓 元祖「オランダせんべい」は昭和40年頃から当店「端谷菓子店」で製造販売を始め根室伝統の味を現在も守り続けております。当初はパリパリとした食感の煎餅でしたがお客様のご要望などにより現在のような少々やわらかめになりました。これは焼き上げる際の加熱の仕方によるものなのです。初めて食べても何故か懐かしい味がするのは甘みを抑え、飽きさせないのがひとつの特徴となっております。根室のご当地グルメ。三は「花咲蟹のトマトクリームスパゲッティ」が、紹介されたか。地上波=STV放送番組をBS4K4チャンネルで、視聴ということか。https://www.stv.jp/tv/dosanko_eve/tokushu/cs3pdu000000gxza.html根室の食材といえば“花咲ガニ”。「花咲蟹のトマトクリームスパゲッティ」をご紹介しました。地元で獲れた花咲ガニを丸ごと使用した贅沢なメニューです。
2024年03月28日
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朝から大宰府天満宮 「鬼火渡し」に始まり「大祓式」で 新日本風土記「大宰府」240319 三代で出仕、注連縄をつくり大たいまつの組み立てに。氏子連中、総出で作業。 「(奉仕者)祭祀がおわって、初めて新年」「(地域の)みなさんは、<鬼火渡し>が来ると新春」。 新年1月7日 鬼火渡し。15:00本殿追儺祭 17:00鬼面飾祭、19:00各所出発、火渡し21:00頃場所:鬼すべ堂。と、続く。 「鬼すべ堂に追い込み、煙でいぶし出して退治するというもので、毎年多くの参拝者が、燃え上がる巨大な炎に一年間の幸せ」を祈る。説明にはそう書いてある。 鬼火渡しを継承する一家。「祖父の特異な装束の記憶はあるが、学部卒業後、広島にゆくも」 「祭祀に帰ると、『それはおまえの家が担う、あんたはその血筋』と有無なく、祖父の業を継承」と。 番組は続けて「神幸祭」。 神幸祭は「菅原道真公の御神霊をお慰めし、氏子・崇敬者の安寧と五穀豊穣をお祈りする秋祭りで、平安時代の康和3年(1101)に大宰権帥大江匡房によって 神幸祭は「菅原道真公の御神霊をお慰めし、氏子・崇敬者の安寧と五穀豊穣をお祈りする秋祭りで、平安時代の康和3年(1101)に大宰権帥大江匡房によって始められ・・」。 こちらには祭事を指揮する祭典部長を青年会が務める。部長が突然の病で早逝。昇格した新部長が祭祀に先立ち、喪主の尊父を訪ねて生前を偲ぶ。 祖父―親父―子の三代。神幸祭で道真公の神霊を渡す輿を指揮する青年組織。 氏子は年から年中、次の祭祀にむけ、結束する。そこに連なる<連繋>のキズナ。 一年は大晦日の「大祓式」で結ばれる。大祓式=「人の形をした「形代」に半年間の罪穢れを遷し、浄火にてお焚き上げ」。 ふむふむ。「若い氏子たちは町ごとに結集し伝統の神事を守る」。氏子たちは<たいへん>なのだ。
2024年03月16日
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会津出自に薩摩が肩入れ 京都 博覧会 山本覚馬240327nhkBS1 京の5月開催<都踊り>は博覧会催事。外国人を京都に呼び寄せる!!。 会津藩士の山本覚馬が薩摩におされて「京都府嘱託」を拝命。 彼が示した京都・復興のカギは「博覧会」と「教育」。 外国人を招き入れて、西陣織をはじめ京都の地場産業の振興につとめる。 人材育成のため学校教育を奨励し、とりわけ女子への教育に力を注ぐ。 同支社の前身で女子教育に力を傾注。妹を京都に呼び寄せ学ばせて、のち新島譲に嫁ぐ。 戊辰戦争で幽閉されたのち、「東京」へ出るか、「京都」にのこるか。 焼け野原路なった京都で復興に尽くし、そのカギは「博覧会」と「教育」。 「恩人」。その名をほしいままに。 (以下、番組案内) 博覧会で京都を救え 〜八重の兄・山本覚馬〜 山本覚馬は、大河ドラマの主人公・新島八重の兄。会津藩士の彼は、戊辰戦争中、京都に幽閉されていたが、その後、焼け野原となった京都復興に尽力、恩人とまでいわれる。 山本覚馬の京都復興の秘策は、「博覧会」と「教育」にあった。日本初の博覧会を京都で開催し、外国人を招き入れて、西陣織をはじめ京都の地場産業の振興につとめた。さらに、人材の育成のため、学校教育を奨励し、とりわけ女子への教育に力を注いだ。会津藩士である山本覚馬が、なぜ京都復興を実現することができたのか?その数奇な運命をたどる。
2024年03月14日
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権力は必ず差別を持ち込む 「平等思想」否定の中世・近世・近代220918 nhkETV「シリーズ 歎異抄にであう 無宗教からの扉 (6)「慈悲の実践」 初回放送日: 2022年9月18日」の再放送が3月17日朝にあった。 末尾は、新宮市 真宗大谷派第12代・高木顕明師が、明治期“大逆事件”に連座し絶命したこと。 いわば「近代における権力の弾圧」。それを受けて教団が師を「擯斥(本人の追放だけでなく、家族皆浄泉寺より即刻出なさいという処罰(宗門にとって最も重い罰則)により、追放」した、点だ。 中世における念仏弾圧は、興福寺の主張を入れて法然・親鸞、その門弟を死罪もしくは遠流 おんる に処したこと。 僧資格を剥奪して還俗 げんぞく。法名を奪って、土佐や越後に流罪に処した。 近世は薩摩・島津家による「真宗禁制」。 講座を担当した阿満 利麿(あま としまろ、1939年12月20日 - )氏は「(絶対平等主義の思想は)階級社会的秩序を求める政治権力と否応なく対峙せざるを得ない」「権力は必ず差別をはかる」と、述べる。 nhkETV 「シリーズ 歎異抄にであう 無宗教からの扉 (6)「慈悲の実践」 初回放送日: 2022年9月18日」の再放送。 掲載画像はhttps://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/L5MW56V44K/。
2024年03月07日
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自身を孤独の中に置き去りにしない 長崎街道に商売繁盛=佐賀の街角に恵比寿像240310 佐賀市のマチナカで笑みを浮かべる恵比寿像840体。 nhk G 小さな旅 「えびすさん ほほ笑む街角で ~佐賀市~」24年3月10日朝の放送。 テレビに紹介、関わりを有する市民は。 一に「頼る人も少ない、通るたびになんとなく話しかけるのサラリーマン。 二に「なんでも話せる、かけがえのない存在」の老舗和菓子店主。 三は「(子が成長し家を出た今)ここへ来て、亡き夫と毎日、向き合う」「老後の話相手」。 番組でこれら談話を視聴しながら、思いめぐらした点。 湿原シニア大学という高齢者講座で、「周囲の仲間を孤独のなかに置き去りにしない」。 2年課程修了者が在籍する湿原シニア大学院で、「自身を孤独の中に置き去りにしない」。 いずれも、「人生百年時代、高齢者講座でなにを、なぜ、どのように、いつ学ぶ」の<3W1H>で問いかけている、点。 人生百年時代を学ぶに、有形資産と無形資産があるも、「(恵比寿像が)話相手」。 その恵比寿像は「有形資産」ながら、「話相手」は「無形資産」そのものでは、ないか。 「佐賀の街角えびすさん」の「日本一の恵比寿」 http://www.saga-ebisu.com/main/4978.htmで、「佐賀に恵比須像が多い理由」。 そこのところを、 (1)お殿様が恵比須さんを祀って、それが住民に広がった説 (2)海運業が盛んな佐賀城下町だったので、関係者が海の神様として恵比須を祀った説 (3)重要な道「長崎街道」沿いで、旅の安全を祈願する神様として恵比須を祀った説 (4)石の大工が多かったので恵比須像が広がった説 番組に登場の石工さん。「恵比寿像の残存数を減らしたくない」。 そう申して破損した恵比寿像の修復に余念がない。修復後、あらたに祭主が出現することがネライ。 <地域が文化を創った象徴>としての恵比寿像。こんどは<地域を恵比寿像という文>化で創造することが、できるかも。
2024年03月05日
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嵯峨野 竹林 観光地の歴代に及ぶ膨大な投資。 2003年元日、貸し切りハイヤーをチャーターして、この界隈を視野に。 時に「二尊院」「念仏寺」「嵯峨野の竹林」を訪ねたが、もっとも圧倒されたのがこの竹林。 12年4月にも再度、訪問。感慨をあららにした。 北海道の観光。観光客入込数を拡大することに官民ともに「躍起」ではあるも。 しかし決定的に不足。 「投資をしていない<自然>に物語を創設すること」「物語を創れる<語り部>」「道民が来訪者にお勧めのの<愉しみ方?」。 「自然のママ」に「物語創造が不可欠」、「あなた料理を作る人、私食べる人」は通じず240309。 TV朝日の番組で「嵯峨野の竹林」を視聴しての、感想。
2024年03月02日
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「肥料にまさる(一日の)寒暖差」 スペシャル 「京都の奥座敷」美の壺240224.「うるおいがあって、乾燥しすぎず野菜にとって過ごしやすい環境」。大原野菜の産地にあって、生産者がシミジミ語る「地の利」の利点。 . 「寒暖差があることで、肥料にまさる旨味さが育つ」。「土の良さ、歴代にわたり育ててきた<土つくり>の思い入れ」など、寸毫もみせずに。 「本来の旨さ、本当のおいしさ」。そこのところを消費者は求め、生産者も心がける。 しかし、自身で育てている生産品の特性を、どこまで生産者は伝え、消費者は「違いのわかる」点を示しているであろうか。 生産者の発言を聴いて、考えさせられた一コマ。番組案内にある「日本料理の中東久雄さんも絶賛する味の秘密とは?」。 そこに生産者が答えていた。そう受け止めた。2月24日の放送。 スぺシャル 「京都の奥座敷」 初回放送日: 2024年2月24日 京都人がこぞって山頂を目指す「愛宕山」。毎年夏の伝統行事に密着! ▽「南山城」の山寺は極楽浄土?アレックス・カーさんが語る仏像と庭の魅力!▽もみじの名所「高雄」では絶景を堪能。写真家イチオシの紅葉鑑賞法も! ▽「大原」ではホテル総料理長からイタリア料理シェフまで料理人愛用の野菜に注目。日本料理の中東久雄さんも絶賛する味の秘密とは? ▽俳優・木村多江は「美山」でかやぶきの暮らしと文化継承に迫る!!
2024年02月21日
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アルプホルン、木炭製造、「雪国の幼稚園」 「笑顔 雪に輝く ~群馬県 片品村~」 先生、今ですねー、群馬県の片品村にNHKの中川緑アナが訪問している番組を見ていますよー。 最初にアルプホルンを作り、村人が演奏して楽しむ場面を見ました。 とても、感慨深いです。群馬の県民の知恵を学ぶと言うか、開発力の高さを読み取らせて貰っています。 本州各県が懸命に、歯を食いシバって、生きる執念を高めているとき、北海道は公共の豊富な投資がありましたから、貧しさも、すっかり隠れてしまったのですよ。 「根曲がりの木」でアルプホルン、木炭製造、そして「雪国の幼稚園」 最後はその園児たちのために、アルプホルンの音色を<体一杯>聴いてもらう、体感してもらう。「笑顔 雪に輝く ~群馬県 片品村~」240223mhk4K. 番組の最後。そこは集まった子供たちに、楽器の音色を体全体で感じさせなて、笑顔を存分に引き出していました。 ほのぼのとさせて貰いました。群馬、頑張るです。 240223 「笑顔 雪に輝く ~群馬県 片品村~」 群馬県北部、2000m級の山々に囲まれる片品村。 豊かな自然が残る村には、夏は尾瀬観光、冬はスキー、たくさんの人がやってくる!山には傾斜と雪の重みで根元が曲がった「根曲がりの木」も。 この木で地元の人たちが作るものとは?農閑期の仕事として行われてきた炭焼きを守る職人と弟子。 雪の中を駆け回り、すくすくと育つ子どもたち。 片品村に流れるゆったりとした時間、心あたたまるいとなみ、そしてあふれる笑顔に出会う旅。
2024年02月19日
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「こぶりで 濃厚 漁師小屋で一番の人気」=売り出し先が「旨さ」示す 大分中津<干潟養殖牡蠣>240121 nhkG 朝、4時台のnhk地方ニュース。「ひがた美人」は大分県中津市の干潟で養殖した、牡蠣のブランド名の「ようだ。 干潮&満潮が日に二度ある点を活かして、昼間の干潮時には、養殖籠を水につけずに<日光照射&水切り>をする、と。 牡蠣は体液をもらさぬようにと、<殻を閉じる>ため筋肉を鍛え上げて、「筋トレが味を濃厚に&歯ごたえ」のある身」に育つ、と。 それだけではない。 <地牡蠣>ならでは、<殻に付着して栄養を吸い取る>。そこで、懸命に殻に付着した付着物を除去する<クリーナー>の作業を、辛抱強く。 手間暇惜しまず。手数をかける。珠玉の逸品に仕立てあげる。 販売施設は胸をはる。 「美しく深みのあるカップ(殻)が深くなることで、丸みを帯びた身は肉厚になる」。 JAL客室乗務員がエールを贈る。その内容は、誠に多様にして、読ませてくれる。 1)深みのあるふっくらとした殻が作られ独特の歯ごたえのある肉厚の身。 2)お互いに殻がぶつかり合うことで殻の表面を綺麗にしている 3)小ぶりなサイズでお子さまにも食べやすく、牡蠣の濃厚な旨味とぷりっとした食感 4)「ひがた美人かきめしの素」「ひがた美人牡蠣のアヒージョ」「ひがた美人オリーブオイル漬け」などの加工品も販売 5)(蒸しカキ、生カキ、カキ飯、カキ汁、鱧団子、カキフライ)ひがた美人のメニュー 6)ひがた美人は水分を多く蓄えているため、焼くより蒸すことで凝縮された旨味が感じられ、ぷりっとした食感が楽しめる 7)新鮮なので少しレアな状態がおススメ。「タルタルソースとチーズ」をのせて食べるとお子さまにも食べやすくなり、とっても美味しい、そうです。 8)牡蠣にはビタミンB群や亜鉛などの栄養素が豊富に含まれており、美肌・美白、アンチエイジングにも効果的です。貧血などにも効果的。
2024年01月20日
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元日の能登半島沖地震、第2日の羽田空港JAL機炎上。そこに、いささかの接点。 <二度あることは三度ある>の比喩を思い出したくもないが、あってはならない、ことではないか。 『白い巨頭』『華麗なる一族』。原作も映画でも読んで、かつ観た。 たまたま『沈まぬ太陽』放映の報を知って、観てみることに。主題がなんであるかは、承知していなかった。 18時からの放映を前に「臨時ニュース」でJAL機炎上の報に接した。 一つの偶然にすぎないが。 『沈まぬ太陽』は『週刊新潮』で、1995年から1999年まで7連載されていたものと言う。 作者は言わずと知れた山崎豊子氏。社会派として知られているではないか。前二作の監督は山本薩男氏ではなかった、か。 「アフリカ偏」「御巣鷹山篇」「会長室篇」の構成か。「闘うも、会社の壁」。そういうことではないか。 残された教訓は「御巣鷹山」を最後に、国内では大型航空機事故に遭遇しなくなった。 しかし、モデルとなっている航空会社は会社再生を潜り抜けねばならなかった。 その目は「壁」の存在が、暗示していたように思う。他方で「安全神話」。 放映放送を前に、羽田空港でJAL機が炎上。どうも能登半島沖地震の災害対策で出発の対象機との接触らしい。 転じた安全最優先、不変の黒幕 山崎豊子作『沈まぬ太陽』240102BS11 「弱り目に祟り目」「一難去ってまた一難」 「泣き面に蜂」。負い目の政権に頭痛の種が二粒目。
2024年01月02日
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人類・生物界が共に、<生存の危機>にか nhkスペシャル「OSO18 “怪物ヒグマ”最期の謎」231230 htps://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pLX7olZOk6/ 見つかった骨の分析を研究者に依頼した。 福井県立大学・准教授/松林順「ほかの個体よりも、肉食傾向が強いのは間違いないと思います」 骨に含まれる炭素や窒素の同位体比を調べることで、何を食べていたのかわかるという。骨の層を薄切りにすることで、年齢ごとのデータまで得られる。 分析結果は、驚くべき数値を示していた。 一般的なヒグマのデータは、果実や草本類を食料にしていることを示している。 しかし、OSO18の数値は、エゾシカと乳牛の間に位置し、著しく肉食に傾いていた。 年齢ごとのデータからは、4歳から8歳までの間、常に肉を食べていたことがわかった。 OSO18が初めて牛を襲ったのは、5歳5か月。 その前から、日常的に肉を食べていた可能性が高いと判明したのだ。 ヒグマは、安定して手に入る植物を主食とするよう数十万年かけて進化し、生き延びてきた。 OSO18の行動は極めて異例だという。 北海道大学獣医学研究院・教授/坪田敏男「エゾシカの放置された死体を食べたりして、肉食に傾いていってしまった。そういうことをうかがわせるようなデータだと思います」。 「結果が少しは草本だとか、果実、そういうところに少し動いてもよさそうなんですが、それが全くなかったので、クマの進化の中で考えると、異常な結果なんじゃないかな」 人間が守り、増やしてきたエゾシカ。 人間が原生林を切り開き、放牧してきた乳牛。 それらを食べ、肉に依存するようになったOSO18。 野生のヒグマと全く違う食習慣を身につけてしまったOSO18は、いつしか自然を生き抜く力を失ってしまったのではないか。 その結果、次の点が強く印象に残る。 「草や果実、植物を全く食べないとなると、彼らの体に何か異変を起こすというか、よくないことが起こる可能性の方が高いんじゃないかと」。 「これがもし人の手によって、そうなったんだとしたら、このクマは非常に不幸なクマだったと思います」。 「彼から野性味を奪ってしまって、クマの自然本来の生き方を奪ってしまったということだと思います」。 小生の強く思うところ。 「彼らの体に何か異変を起こすというか、よくないことが起こる可能性」とは、< 人類の営為、ヒグマ食栄養組成に変更せまる? >か。 人類が自然の聖域に踏み込みすぎ、身に危険が迫ったように思えるも、人類・生物界が共に、<生存の危機>にあるのか、と。
2023年12月27日
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北海道東部の根釧地方。根室には近江商人の進出が早いが、釧路は江戸系商人の投資地であったため、近江商人の進出は明治39年まで遅延する。そこで、「根釧には北前船が来航していない」。そうした声も小さくないが、根室市と黒部市は 1976年(昭和51年)10月19日に姉妹都市協定を提携した。羅臼漁港では「四十物」姓の方が漁業組合長を務め、地域有志のお独り。「根釧に<北前船>の来航はない」は、当を得ていない。富山県。昆布に注ぎ込む消費額が全国一。そうした統計があるらしい。蝦夷地。その名称は江戸時代の北海道の名称ながら、この地に産するコンブを関西、そして薩摩に送りとおどける中継地。産地と消費地をむすぶ、輸送手段は<船商業と運送を兼用する=買い積>の性格で存在した「北前船 きたまえぶね」であった。231225 18:00ー18:05 BS4Kで放送「もういちど 日本 北前船と富山の昆布」。中継地はなにより商品たるコンブの利用方法に卓越したワザと知恵が培われている。コンブの産地は利尻島と目梨郡羅臼港。中継地・富山の商品入手地域が、北海道北部と同じく東部の最先端地である点が、極めて興味深い。北海道南部の渡島半島&噴火湾西部に産する「真昆布 まこんぶ」は、敦賀・三国の越前勢に中世の段階で抑えられていた。利尻産にしても、羅臼産にしても富山では、仕入れたコンブを十分に熟成させる。その工程の一部が紹介された。象徴的な点は「熟成させた昆布」に圧力をくわえ<四角の塊>に圧縮した材料から、<とろろ昆布>を機械スキするのではないか。「富山では<まぶしの文化>があって、ご飯にまぜ食べています」。富山県黒部市では、「四十物昆布の<とろろ昆布>」がブランド化している。「16歳のとき利尻島に渡って・・・・・」。そこが発端となって、「利尻ー富山ー関西」の流通ルートが出来上がった、と。その四十物家の年越し、新年の家庭料理が紹介される。「昆布ジメ」の献立。写真で示すと、掲載の画像で示される。中継地ゆえの<コンブ利用の知恵・ワザ・工夫> 産地は負けておられない「もういちど 日本 北前船と富山の昆布」
2023年12月25日
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両国・清州・永代 橋の博覧会=隅田川の架橋「橋 新日本紀行」220625 「欧州=オランダ、フランス どこでもやっている」。元都職員の橋脚管理の管理職の発言。 「どうやって造る、どう言って予算つけるの?、そういう橋をつくる日本にはない」。 「安ければ良い」「それは2000年頃、東京都の管理職の(人事)評価科目のなかに『予算額に対していくら抑えて発注できたか」。 「それが大事な評価項目だった」「でも、世界から見ると日本だけ変わっている」。 東京スカイツリー。その展望台から隅田川を鳥瞰(飛行中の鳥の目線で大地を見下ろしてみる)すると、墨田川にはアラカルトな橋が架けられている。 関東大震災。その復旧工事は急がれた。予算をかけずに、早期に復旧することが求められた。担当の復興局橋梁課の田中豊課長は、考えた、と。 1)「同じ橋だと同じ時期に老朽化する」。 2)「同じ橋だと災害時に一斉に落橋する可能性がある」。 3)(これが本音)「(形式、工法、素材を多様に用いることで)技術力が一挙にあがる」 清洲橋と永代橋。この二橋は<天と地>を逆転したデザインとなっている。 「関東大震災後の復興事業を象徴する優れた構造・意匠」で、「当時の最先端技術を駆使した(勝鬨橋は)日本で最大規模の跳開橋(ちょうかいきょう)」。 この三橋は平成19年(2007)6月にそれぞれ重要文化財の指定をうける。 合理性、実用性、低予算化は大切なことながら、それはある意味「経済性」。 アラカルトな架橋の存在は、橋の展示場にふさわしく識者は「橋の博覧会」と称する。 それが今もなお健在。「国指定の重要文化財」たる「文化性」を有している。そういうことだ。
2023年12月24日
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〇「白炭」=白き魔術師 備長炭の味わい 不純物なく安定した火力と熱源は、ウナギの蒲焼に欠かせない。 ●「黒炭」=宿るゆらぎにワビ、サビの世界 茶席は二刻=4時間の間、持続的な火持ちが必要。 千利休は抹茶の道に、時の移ろいを見出した。そこを可能にした黒炭。 ◇「暖」=炭火をかこみ、和(なごむ)ひととき 炭火で餅を焼き、調理をすすめる=食材がやわらかくなる、火はどのように燃えるか。幼時から見守る。 231223nhk4K「美の壺 あかあかと燃ゆる 炭」 初回放送日: 2023年12月13日 (番組案内) 日本では30万年の歴史をもつ炭▽炭にこだわるうなぎ屋。表面はカリッと身はフワッと焼き上げる炭の威力▽炭の最高傑作、紀州備長炭。365日炭を作り続ける秘密と職人の根気 ▽茶事で欠かすことのできない菊炭。裏千家茶道家による炭手前。考え抜かれた炭の組み方から茶事で感じる炭の移ろいまで ▽炭の暖房・火鉢。美食家、北大路魯山人も愛用した火鉢とは?築170年の古民家でいろりを囲んで家族団欒。<File 594>
2023年12月22日
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知恵結晶=「日田・小鹿田焼」「佐賀平野・クリーク」「小鹿田=おんた」 「筑紫次郎・筑後川~流域の知恵~」231125 それは永年にわたり蓄積された知恵の結晶ではないか。 日田市皿山・小鹿田焼の里に始まり、「アユの手づかみ漁」「米どころを潤す3連水車」「かっぱ伝説」。 佐賀平野に入ると「クリーク」と呼ばれる水路が縦横無尽に走る。 「クリーク」は、水を溜めて田畑に引き入れてきたモノ。 戦国時代には城を守るお堀の役割も果たし、交通手段の乏しい時代には、水運にも利用、と。 現在は、地域に欠かせない防災の要にも。そう紹介されている。 世に「薩長土肥」。維新政府の発足にあたり、肥前・鍋島家の対外国情報、科学技術の巣潤、軍事の見識。侮れないものが、あったとされる。 「クリーク」は今日、海抜が低い佐賀平野ではたびたび洪水に見舞われるので、「雨水をためる防災ダムとして、クリークを活用」とも。 「小鹿田」。かく記載して「おんた」の読みは、理解できなかった。そのあたりについて。 「昔はここの土地が狭く荒地が多いことから『鬼』の字が用いられ『鬼カ田』」『鬼ガ田』と表記されました」。 「また鹿の生息地でもあることから『鬼鹿田』となりさらに『小鹿田』と変化していった」。 https://www.welcomekyushu.jp/article/?mode=detail&id=474 かく、言われているようである。
2023年12月21日
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(依頼者)「もうちょっと、ピリッとさせて」。(和食店主)「ピリッとですね、畏まりました」。 仕出し料理をヒイキの専門店主に頼んで、客人をもてなす習慣は京老舗の定番。 近く開催。帯問屋の亭主は、首都圏から迎える女性たちの<おもてなし>に仕出し料理の粋人に依頼してる席。 承っているのは、「木乃婦」三代目の高橋拓児師。「ハイ、私たちは育てられております」。 経営のお店での晩さんなら一人前2万円や3万円~が定番の司厨士。 亭主は知る人ぞ誉田屋 山口源兵衛師。創作デザインで知られ、1738年創業の十代目、国内・国外に「熱狂的支持者」をもつと言う師匠。 さて、<ふるまい>の当日。店には10人ほどの女性たち。仕出し料理を開いて、亭主は「オッー、美しい」。 接待をうける女性たちは一様に感動。亭主は椀を一口。「ちょうど、よい」「良くなった」と合格点。 2017年1月4日に初回放送。「京料理紀行 ~和食の“おもてなし”」。 視聴しながら、「育てる力の質、レベル、クオリティ」と言ったことを考えた。 そして提供者の対応力、開発力、提案力に、ある意味<すごみ>すら覚えた。 当初はいつもの「関西風の嗜好」を念頭に、打ち合わせでは準備したのかも。 しかし<お接待>をうける客人は、首都圏からのお得意さんの来報する予定の場面であった、ようだ。 亭主はそこを念頭に、「もうちょっと、ピリッと」。そうした展開であったのかも。 番組では亭主の属性など知る由もなかったが、そこは、京都人なら一目で理解できる著名人。名を示すキャプションなどまったく、不要。 師走の夕刻。市内で女性たちの小グループの会合があった。 楽しみにしていた望年会の料理が、いささか女性にはキツかった、ようだ。 その様子をみて思い出した、「京料理紀行 ~和食の“おもてなし” 育てる力の質、レベル、クオリティ」231207 (番組案内) 日本人の伝統的な食文化「和食」。その礎を築いた京都の料理人をたずねる「京料理紀行」。 京都ならではの食文化「仕出し」を守る料理人の髙橋拓児さんの営みを追う。 法事や茶会などで振る舞われる仕出し料理は、夏の祇園祭が最も注文の多い時期。 老舗帯問屋では得意先を迎えるために髙橋さんの料理が欠かせない。 料理に込めた「おもてなし」の心を料理人と帯問屋の会話からひもとく。最新の4Kカメラで撮影した映像美にも注目。
2023年12月20日
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世界で初、鮭の人工増殖 「よみがえる新日本紀行 越後・鮭物語~新潟県・三面川~」nhk4K231216 越後国三面川の鮭。 平安時代には朝廷に献上する品であった、と。 不漁になった江戸時代。<回帰本能>を知って、世界初の人工増殖に取り組む。 そのキーマンは、青砥武平治(あおと・たけへいじ)翁。 青木は<種川の制>なる、「川に分流を設けて、そこに鮭を導き、産卵させ、産卵が終わるまで禁猟とした鮭の自然ふ化増殖システム」の手法を実施。 「鮭は多くなり、村上藩の財政に大きく貢献しました」と、される。 住民は居繰網(いぐりあみ)漁業で資源の保護をはかる。 往時には、毎年、民家に鮭が配られた。漁業家の軒先には鮭を吊るして寒風で乾燥させ、正月料理に充てられる。この伝統は京都の和食料理店でも行われる。 今も奨学金制度が設けられている。 「村上を離れ勉学に励む子弟に、『将来は大きくなって故郷に帰って来い』と奨学金を出して援助」。「援助を受けた彼らを『鮭の子』と呼ぶ」とも。 400人強の奨学金授与者には今も、年一回。ふるさと通信が送られている。「実際にはなかなか、戻ってこないが」。そう、言いつつ。 「『三面川の鮭を食べる会』を長年の夢であった故郷村上で開催する」。「村上の関係者の方々と交流を深める機会に」とも、主張。 人工増殖。地産地消、その余剰物を全国市場に。後継者の育成。いずれもが、官依存の北海道。 「官依存」がどうのこうの、それを申すつもりはない。 が、北海道では「民の開発力&提案力」は貧困ではないか。そもそも、官の情報収集力。 そこが極端に、貧困。
2023年12月14日
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廃墟の建て主は在来商店主でも 釧路市北大通&鉄北231214 1)旧今井百貨店釧路店跡、2)丸ト北村百貨店、3)釧正館ビル、4)「鉄北センター」(若松町)。 (取材記者)「廃墟」「不動産業者間の転売」 (自治体管理職)「法律では公共団体が廃墟を解体し所有者が支払う方法があるが、まずは所有者の責任で」。 (大学教官)「昔、良い時があったのですが」「今は、なんとも手の付けようがないですねー」 (観光ボランティアガイド)「街づくり再生のヒントを獲得したい」。 231214 HTB「イチオシ!! 人口減少続く釧路市 打開策は廃墟ツアー?」。 どうなるかは、先が読めない。しかし、確実なこと。 ちなみに「駅ホームから100メートルほどの場所にある飲み屋街「鉄北センター」(若松町)。 掲載写真は「釧路港の夕映え From=久寿里橋231127」。
2023年12月13日
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「強い火であげないと豆腐はおしいくない」 インドネシアのある村。世界隔地からプラスチックが集められる。 石油で作り上げたプラスチックのゴミ。それを燃料に食べ物を調理する。 「蔵ストックゴミが無くなったら、村はなりたたない」。 農村では女性たちがUSA、中国、日本から送り込まれたプラスチック廃棄物の処理がすすむ。 廃棄物のなかに含まれる金属製品。「これが換金できて収入になる」と男性。 強烈な埃。マスクもしないで粉末にされたプラスチックゴミが、女性たちによって炉に投入される。 微粒子の粉末が小屋の中で飛散。食材を加熱する鍋には、蓋もない。 日本の学者が登場して、「横棒グラフ」を示す。 地中で分解し「強い火であげないと豆腐はおしいくない」 インドネシアのある村。世界隔地からプラスチックが集められる。 石油で作り上げたプラスチックのゴミ。それを燃料に食べ物を調理する。 「蔵ストックゴミが無くなったら、村はなりたたない」。 農村では女性たちがUSA、中国、日本から送り込まれたプラスチック廃棄物の処理がすすむ。 廃棄物のなかに含まれる金属製品。「これが換金できて収入になる」と男性。 強烈な埃。マスクもしないで粉末にされたプラスチックゴミが、女性たちによって炉に投入される。 微粒子の粉末が小屋の中で飛散。食材を加熱する鍋には、蓋もない。 日本の学者が登場して、「横棒グラフ」を示す。 地中で分解しないプラスチックの粉末が、土壌に堆積。ボーリングのコアを示すと。 「1950年以降に、堆積量は確実に増加している」。それは図で明らか。 先進国はツケを託して便利。快適を謳歌 「人新生 ある村にて」 nhkETV特集231125. 「知らない間にお金を払って獲得している大量消費」。そのツケを先進国は「ある村」に託して、工業発展の果実を謳歌する。 (番組案内) 初回放送日: 2023年11月25日 人新世 ある村にて もっと豊かに、より良い明日を…人類の活動が地球の環境や生態系を変えつつあると提唱される「人新世」。 その影響が人や社会に及ぶ場合、貧しいコミュニティに大きく現れることが指摘され始めている。インドネシアのある村。かつては穏やかな沼地だった。 今、各地のプラスチック廃棄物が流れ着く。廃棄物は意外な方法で金になった…規制に取り組む政府。 一方で、時代の渦にのみ込まれていく村の日々を見つめる。(語り 池松壮亮)
2023年12月07日
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日本 GDP4位に後退か ジャパンアズナンバーフォーの課題 2023年12月01日 (金) 柳井さんは官僚の視野の狭さや、国の支援に依存しがちな民間企業の甘えを、鋭く、批判。 担当解説委員の櫻井玲子氏は、最大の要因は「少子高齢化」ながら「ドイツの人口は日本の3分の2で、人口減少だけが要因、というわけでもない」。 「そこで、指摘されているのが日本の『賃金の低さ』です」、と。 「日本ではこの30年、名目べ―スで1.1倍しか増えていない」 「先進各国をみてもアメリカは2.7倍、イギリスは2.6倍、ドイツは2.1倍増え、日本だけがデフレの悪循環で賃金が伸びなかった」。 次にどう、論理を展開しているであろうか。 「北京や上海でも、東京にくらべて2倍から3倍高い報酬が得られる、という指摘」。 「収入が増えなければ、個人消費」も伸びず、「アメリカの消費は30年で2倍、ドイツも1.4倍以上伸びたのに、日本は1.3倍にとどまっています」。 少しずつだが<我が国固有の投資事情><今さらながらの経営論理>の呪縛から逃れられない、のではないか。 「国内外の投資マネーを、株式市場や不動産といった金融分野だけでなく」 「日本の課題となっている脱炭素化や、地方経済の活性化といった、国の成長に長く貢献しそうな取り組みに活かす」。 そこを「期待したい」で結ばねばならぬところに、<日本経済固有の事情>がありそうだ。 続けて申す。「さらに、『将来への投資』を十分にしてこなかった」。 「日本企業はより大きい市場を求めて海外に進出し」「その分、日本国内に対する人やインフラへの投資が手薄になったともいえるようです」。 最後の「手薄になったともいえるようで」。ここに、刮目しおかねば。続けて申すに、そこに漬けこみ、「国内納税」を免れる海外投資。その指摘はあって、良いのではないか。 1)低い賃金水準、2)マネーゲーム傾斜、3)国内投資の回避 <Japan as No.4>の課題 nhk「時論公論」231201
2023年12月05日
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「(パブリック・コメント)結果、内容、まして少数意見など市民は聞かされない」 日本に未成熟「応答責任」の行方231121 nhkGNews 「応答責任」、説明責任より重要視 イコモス国内委員会二度目の回答要求231121 NHKGNews 「応答責任」という概念があるという。 一には「応答責任とは、行為者が自己の行動に関して正当 な理由を提示すること」。 もしくは「すべての行動. は,理解できない呼びかけに応えながら行われる」(Spivak 2008, p. 61)と. いう意味もあるらしい。 経過は、こういうことらしい。 明治神宮外苑の再開発をめぐり、中止を求める警告を出したユネスコの諮問機関の国内委員会が、9月に行った渓谷で要請した回答が期限までになかった。 そこで東京都や再開発をすすめる事業者に対し、改めて回答を求めたと、いうこと。 事業者たちは「何度も説明会を開き、計画の説明はすでに終わっている」との立場。 しかし国際社会は「(明治神宮外苑が)世界の公園の歴史においても例のない文化的資産」だと言うのに、再開発を中止しないばかりか、「考え方」を示すことなく「返答がない」。 それは「大問題」という立場だ。そういうことである。 末尾には、アメリカの都市開発に詳しい東北大学の窪田亜矢教授の談話も載せている。 「日本では説明会を開くだけで住民参加が形骸化しているように見える。『説明責任』だけじゃなく住民の意見に応える『応答責任』も求められるべきで、今はまさに過渡期だと思う」とする。 最近、国会中継が始まると、チャンネルを変えるようになった。 「アベノミクス」の推進者の時代になって、特にひどいではないか。「説明責任」も。 まして、「応答責任」など、「あるんですかー?」の態度ではないか。 地方公共団体の周辺でも、耳にする。 「パブリック・コメント」というから投稿した。「しかし、その結果や、内容、まして少数意見など何があったか市民は聞かされない」。 主権者に対して、失礼ではないか。
2023年12月04日
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歩く 歩いたら書く 書けるほどに歩く 観光地で過ごす時間「2時間でまわる」シリーズnhkBS 231202 大手旅行会社によると、観光地で過ごす時間はおよそ2時間。 多くの日本人が観光地で過ごす時間はおよそ2時間。 2時間で、国内外の有名観光地を味わい尽くす究極のルートを紹介するシリーズ。 https://www.nhk.jp/p/2hguide/ts/WY9ZK8Q98V/list/ 2時間でまわる国立科学博物館 初回放送日: 2023年11月28日 2時間でまわるルーブル美術館 初回放送日: 2023年9月26日 2時間でまわる大英博物館(8K版) 初回放送日: 2023年9月7日 2時間でまわる姫路城 初回放送日: 2023年8月29日 2時間でまわる清水寺 初回放送日: 2023年8月20日 2時間でまわる大英博物館 初回放送日: 2023年7月25日 2時間でまわるアンコールワット 初回放送日: 2023年6月27日 2時間でまわる東大寺 初回放送日: 2023年5月30日 2時間でまわるピラミッド 初回放送日: 2023年3月25日 2時間でまわる嵐山 初回放送日: 2023年3月11日 最後の、最後に案内された展示物。それは「ロゼッタ石」であった。 「2時間でまわる大英博物館」。この番組を録画しながら視聴して、その最後の展示物を若者に見てもらったのは、2012年6月のことであったか。 その番組が確かに増加している。23年にはいって10本のラインアップがあるようだ。 「2碑簡に収める」理由は記載のとおりとして、我々が愉しむ、楽しみ方のメニュー。 それぞれに身近なところにテーマをしつらえて、愉しむことを考えてみようではないですか。 そのうえで、「歩く 歩いたら書く 書けるほどに歩く」ことに。
2023年11月29日
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下流=淡水魚、中=草食から両生類、上流=豊かな植生 「ナイル川源流を行く」190911 12月1日。nhkBSプレミアムの放送に終始符。最後の番組が2019年9月11日放送の「ナイル川源流を行く」。 番組案内のキャッチコピーにも影響をうけて、朝から視聴、そして録画。 「下流=淡水魚、中=草食から両生類、上流=豊かな植生」。 紹介の映像がナイルのどの位置なのか。図示があったわけではないので、最初からビクトリア湖かと想像していたが、違った。 下流部であった。挙住民が船を出して釣り糸をたれる。 次第に川幅がせばまり、名所「マーチソンフォールズ」に接近。巨大瀑布(ばくふ)、泡立つ激流、湖と河川が作り出す豊かな生態系が広まる。 当地に見られる西欧型河川。ビクトリア湖には屈斜路湖が相当し、下流の挙住民に生活の糧を与える貴重な空間はナイルも釧路川も愛似たり。 もとよりそのスケールの広がりは比較のそとではあるも。 下流=淡水魚、中=草食から両生類、上流=豊かな植生 「ナイル川源流を行く190911。 巷の会合で供する話題のなかで考えてみたい。
2023年11月28日
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「兄弟分」のキズナ <1970年、赤潮>乗り越えた同級生の結束231125 nhkGで放送 「小さな旅 島の絆 つむいで~兵庫 坊勢島~」。 番組半ばで、<1970年、赤潮>の紹介。「ムラの人口はその後20年で4割減った」と。 ためにハマチがあいつぎ、死骸で浮上。先代の漁業者たる父は、経営難に。後継者は高校進学を諦め、家業を手伝う。 自身が父から継承したのちも、中学の同級生の開く居酒屋にあつまって、<兄弟分の絆>を深める。 赤潮の被害。それは、<兄弟分の絆>では食い止められなかった、はず。 そう考えれ「播磨灘 1970年 赤潮 被害」のキーワードで重ねて、検索。 https://www2.kaiyodai.ac.jp/~tkatan0/img/e-book2xxx-xxx-xxxxx.pdf これから「赤潮」の話をしよう - 東京海洋大学 1972年には播磨灘で赤潮による漁業被害が71億円にも上り、その後も2009年に約33億円、2010年に約54億円の被害を伴う赤潮が八代海で頻発しました。現在.でも、瀬戸内海・・・・・・。 島の中に、船を模しつつ操業漁船ではなく、刺身など小売店を営む夫妻が住む。 観光客を当て込んでの商い。そもそもムラの祭事に例年現れて、住みビトとナジミに。 もちろん、「同級生の店」に現れて、交友する。立派に「兄弟分」の位置に身を置く。 移住といえばサラリーマンをめざし、「雇用があるかどうか」。 しかし本州のムラに移住するは、「経営」「起業」で身をたてる。 新しい付加価値の創設。その姿が示されているではないか。 (小辞典)兵庫県坊瀬島 家島諸島で最も小さい有人島ながら漁業の島として有名 姫路市から約18km、播磨灘の沖合に浮かぶ、大小44の島々から構成される家島諸島。4つある有人島では最も小さく、面積約1.29㎢、周囲約12km。約1時間ほどで一周できます。 島民の多くが漁業に携わっており、水揚げ量、水揚げ金額ともに兵庫県でトップを争います。島には神権伝説で有名な「弁天島」や、瀬戸内海を360度見渡す景色が楽しめる「かしわの山展望台」などの見所がある他、漁業見学船で漁業を身近に見る体験も楽しめます。
2023年11月24日
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不二門 (大福寺住職が中学生のころ)「一泊二日の旅行に出て、そこで大雨に見舞われ、2週間の間、閉じ込められ<生きるか死ぬのか>の体験」。「一人の女子生徒に一目ぼれして・・・・・」。 初めて「二」を感じた。「自分と他人、生と死」。そこですべてのバランスが整わなくなってしまった。 二つにわけて考える、視点ということに初めて気がついた。 そこから、迷い、戸惑い、悩みが始まった、と。 棟方志功の絵を見せられた。「これ、何ですかー?」の問いに、「裏にまわって見ろ」。 襖の裏には、「宿業者是本能則感應道交」と書かれてあった。 「宿業は人間の本能」、「無理に悩みを取り去ろうとするのではなく、悩みがあるからこそ仏様と感応できる」「生まれつきの姿を深く自覚することで真実に出会える」 https://mizutotakumi.jp/stories/482/ 「福光美術館」で知る、棟方志功の福光時代。 「民藝」の研究者。 「戦前、戦後。言っていることに変化なし」「戦前と戦後は見事に、つながっている」。 「美しい民芸品」。その奥がある。奥にひそむ仏の慈悲に神の愛。 「不二」「宿業」「土徳」 「かわいい民藝 救いの美」=nhkETV220911 土徳 どとく 民藝運動の創始者であり宗教学者でもある柳宗悦による造語。砺波平野に広がる。 「自然、風物、周囲の人々もひっくるめて、他者に対して安寧をもたらし、それでいて何も求めない品性」 「「厳しいけれど豊かな環境のなかで、恵みに感謝しながら、土地の人が自然と一緒につくりあげてきた品格」とも。 富山県・大福寺 太田浩史住職の三解脱門には「不二門」の札。 対立していて二元的に見える事柄も、絶対的な立場から見ると対立がなく一つのものであるということ。 徹底して「二進法」「二分割」に「そうか?」を示す。 (番組案内) 2022/9/11 かわいい民藝 救いの美 仏教 芸術 2022/9/11 かわいい民藝 救いの美 太田浩史:大福寺住職。「素朴なものは民藝なんですよ」。 「人々を圧倒するような美ではなくて安心できる美なんです」。 「単に物に限らず人間との出会いだろうが何だろうが、よくよく感じてみればこれは救いじゃないだろうかということは随分ある」。
2023年11月20日
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「僕は引き受ける」「学問に貢献する立場と義務を」=自身生存の意味と役割 「らんまん 植物学者・牧野富太郎」230927 「万さんは事実として世界最高峰の植物分類学者なのだよ」。「そういう万さんが『未だに理学博士ではない』って言うのは、この国の植物学者の植物学者の見識が疑われるのだ」。 「傲慢だよ!!」。 「槙野万太郎がここに居るのは、時代なのか摂理なのか。そういうものに呼ばれてここに居るんだ」。 「この国の植物学の黎明期に、誰も植物など気に留めなかった時に、なんとも変なヤツが突然に現れて調査を始めたんだ」。「その変なヤツが独りで勝手に日本中の植物調を始めたんだ」。 「僕と野宮さん(亀田佳明さん)だってそうだ」。「世紀の大発見をしたよ」。 「でも、何でその役目が僕らだったのかは分からない」。 「けど僕は引き受けることにした」。「称賛と引き換えに学問に貢献する立場と義務を!」 「理学博士になるんだ、槙野万太郎!」
2023年11月11日
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その名も立派 サティー作曲 パコリ作詞 『ジュ・トゥ・ヴ ~あなたが欲しい~』231106 そうなんですかー、初めて気がつきました、です。 作品は1900年に作曲されていたようで。「ジュ・トゥ・ヴ」は「お前が欲しい」「あなたが大好き」など様々に訳される、と。 エリック・サティーは、「楽壇の異端児」と呼ばれていたとも。 (以下、番組案内) 「サティーの生地ノルマンディーのオンフルールで、現在は博物館として公開されている生家、作曲家が入り浸った教会を訪れる」、 「また、活動の場となったパリでは、彼が学んだパリ音楽院や住居などの足跡をたどると共に、生前のサティーも通ったキャバレー(シャンソン酒場)もご紹介する」。 【出演】安田麻佑子,本田聖嗣
2023年10月31日
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大手物流会社の選ばれた20~30歳代の社員の職場研修。 企業の役割や社会的責任を考えようと、水俣病に向き合う。 なぜ企業は過ちに向き合えなかったのか。(課題に直面した時)リーダーは何を心に留めて意思決定するべきか。 利益を追求する企業が、被害にあった人々の声を拾い上げなかった 企業とか組織の利益が目的化し、市民が犠牲になってしまった 「企業で働いていると、目の前の起きたことに対して『何かすぐ策を打って』と考えるけれど」「(課題の)裏にあるものをちゃんと見据えたうえで、リーダーはそういうところを意識しながら周りを巻き込んで導いていくのが必要」。 水俣。それを吉本哲郎著『地元学をはじめよう』で、若者とともに10年ほど考えてきた。 リーダー研修での観点とは別に、「水俣の再生」。とりわけ「市民間に根強い<対立>の背景にあった<偏見・中傷・差別>を解消し、水俣の<経済・文化>を再生する」。 自然災害、戦時空襲、世界に類例をみない蚕業公害。 ほかにも<地域の課題>はある。 域外の外部投資で発展した地域。資本移転の相次ぐこれまで。「これからも」を考えるに“水俣”は明確な示唆を内在している。 利益はあげねばならぬが、その副反応 231101「nhkおはようビズ リーダーが学ぶ社会課題 “水俣の教訓”」
2023年10月29日
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放送大学「自然と環境コース」=「生物環境の科学(’16) Environmental Ecology 」 地球温暖化の時に、生物環境を考える視点。主唱点、その一。 「環境の構成要素として、非生物的な条件がもっぱら認識されるが、周囲にいる他の生物もまた、環境の構成要素」 二に、「生物はほとんどの場合単独では生きておらず、同種あるいは他種の生物と密接な関係を保ちながら生きているから」 三に、「生物の生息に影響を及ぼす環境条件について、生物的条件や景観に関わる条件なども含めて説明」。 各回のテーマと授業内容 第1回 生物にとって環境とは何か 第2回 気候と生物 第3回 地形と生物 第4回 植生と植生遷移 第5回 植生と動物との関係 第6回 水域生態系における生産者と分解者 第7回 生物的環境 第8回 生態系における撹乱 第9回 景観生態学的要因 第10回 人間による環境改変1:都市化 第11回 人間による環境改変2:農村の場合 第12回 人間による環境改変3:河川の改変とその生物への影響 第13回 生物多様性と進化 第14回 生物の進化1:種分化と種間関係 第15回 生物の進化2:孤立した生物生息場所が持つ意味 執筆担当講師名:加藤 和弘(放送大学教授) 環境の構成要素、生物間の密接な関係、生息に影響を及ぼす環境条件 放送大学「生物環境の構成要素」231006
2023年10月26日
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投資に先行、アイディア&愛情 オサラッペ川 in Takasu town 上川国の鷹栖 たかす 町に、「メロディー橋」があると、知らされた。 「鷹栖 メロディー橋」の検索用語で、「PayPayグルメ」のページに到達。 そこの記載は、別記のとおりなのである、が。 思った。米でおなじみの旭川市の近郊。 往時の中学生が登下校の途中で、「元気」「慰め」「勇気」を得たと聞かされて。 地域のアイデア創造力、愛情の深さ、思いやりの蓄積。投資を誘因。 (ネットの紹介) 欄干をたたくと「夕焼け小焼け」が聞こえてきます オサラッペ川にかかる全長約100メートルの橋で、正式名称は「北野橋」です。町のシンボルとして、地元の人にも親しまれています。欄干には鉄琴が取り付けられており、順番に叩いていくと「夕焼け小焼け」のメロディーが奏でられます。 メロディーを奏でる橋としては、日本で最初のもので、2013年には国土交通省から「手作り郷土賞」を受賞しています。雄大に流れる川の流れを眺めながら、美しいメロディーで心を和ませることができるスポットです。 https://loco.yahoo.co.jp/place/g-ZpV0ajKMcHM//?utm_source=dd_spot&sc_e=sydd_spt_slo_p_ttl&lsbe=1
2023年09月25日
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カキ10億個で水質浄化 ニューヨークでの試み230919 牡蠣で水質浄化。この話題はnhkBS「もういちど日本」。埼玉県の戸田川で取り組む例を見聞していたが。 19日はニューヨークの国連本部に各国首脳が集合する中、英国のウィリアム皇太子が空港から港湾地区へ。 たちまち胴長合羽に着替えて、そのまま海中に。 テレビの画像キャプションは「ウィリアム皇太子”NYミッション” 1つ1つチェック・・・カキで水質浄化」と表示。 10億個の投下予定は目下、1億2000万個と伝えていたが。水質汚染の浄化にカキが機能する、と。 ネットの記載。「英 皇太子 カキ 10億個」。かく検索サイトに記載。https://jcc.jp/news/2xxx-xxx-xxxxx/ 2023/09/19 テレビ朝日 【スーパーJチャンネル】 ウィリアム皇太子“NYミッション”・カキで水質浄化 英国・ウィリアム皇太子が米国・ニューヨーク港へ。 参加したのは水質が悪化したニューヨーク港を10億個のカキで浄化しカキ礁を回復させるプロジェクト。
2023年09月16日
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ひとりで生きる みんなで生きる 作家・若竹千佐子 初回放送日: 2023年9月3日 人間が一人になっていく契機は、さまざま。 親からの独立、離婚、死別、子の夭折。望んで独りだち、望まぬして当面する<現実> 人は「独生 独死 独去 独来」とは申すも。 出演は作家の若竹千佐子氏。『おらおらでひとりいぐも』の作品がある、そうで。 家族の形態、家族の機能。 (以下、番組案内) 2018年に芥川賞を受賞した作家の若竹千佐子さん。作品には自らの人生が反映されている。自己を深く見つめる若竹さんの創作を通し、老いや孤独との向き合い方を考える。 2018年にデビュー作『おらおらでひとりいぐも』で第158回芥川賞を受賞した作家の若竹千佐子さん。作品は、専業主婦として暮らすなかで抱えてきた葛藤や最愛の夫との突然の死別から立ち直った自らの経験がベースとなっている。その若竹さんが新たな作品の舞台に選んだのが、出身地である岩手県遠野市。自己を深く見つめつづける若竹さんの創作を通して、老いや孤独、生死の問題とどう向き合って生きていけばよいのか考える
2023年09月02日
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自身を<大切に><褒める><投資する> 親が変われば、子もかわる=nhkG「あさイチ 不登校」。 値段を厭わずに母親は、高価なカフェラテを一杯。 「(母親)自分はなにをしたいのか」「そこを否定せずに、自身に<投資する、褒める、大切にする>を実行しています」。 二学期の冒頭、「(子は)学校に行きたくない!!」。母は考えた。「今まで、自身もしたいこと、しないで封印してきた」「ダメだ、自分らしく生きよう」。 三学期が始まるころ。子供はポツリと「学校に行きたい」「しかし、今までの学校には行きたくない」。 この間に、母親自身が気がついたこと。それが「自身もしたいこと、しないで封印してきた」。 nhkG、230830朝の「あさイチ 不登校」。主題は「不登校の親子に聴いた やってよかったこと&後悔していること」。 1に自身をたいせつにする、2に自身を褒める、3に自身に投資する。本の整理。 自身への投資の後始末。かたわらに「貴兄の投資は、地域の財産になる」。そう申していただくも。
2023年08月30日
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陸相主張、首相ともなれば 通じなかった内大臣の思惑230814 日米開戦、三つのシナリオ。 1)欧米の主張を入れて臥薪嘗胆 2)日米開戦を視野に引き続き交渉→中国からの撤兵を陸軍に受諾 3)すでに開戦やむなし。 延々、継続。1941年10月の政府&陸海軍との協議。近衛内閣が総辞職した。 時の内大臣は事後の組閣を東条にゆだねる決意。それが「陸相の主張、首相ともなれば」の期待。 のち天皇はポツリ。「(東条ならば)陸軍を抑えることができる、そういうことではなかったのか」。そう申した、とか。どこか、記憶にあったが。 選 日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第4回「開戦・リーダーたちの迷走」 初回放送日: 2023年8月14日。 それを録画で視聴。 陸軍と海軍の、戦況魯海と国際分析。番組は「二・二六事件、東条は統制派に位置し、関東軍憲兵隊長として皇道派排除」とする その一方、「能吏ながら一国の総理の器ではなかった」は、これまでの通説も紹介。識者は「日本が当面していた諸矛盾を、全部、背負わされた人物」とも。 そこで首相を拝命。東条が直面した三つの選択。自身は「(陸軍の主張を淹れて)3)すでに開戦やむなし」を決断するも。 (以下、番組案内)選 日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第4回「開戦・リーダーたちの迷走」 初回放送日: 2023年8月14日 太平洋戦争70年の年に問いかける大型シリーズ。当事者たちの戦後の証言テープからは、驚くべきリーダーたちの実態が見えてきた。 戦争に勝ち目がないことを知りつつ、それを言いだせずに、各組織が互いに責任を押しつけ合って、重大案件は先送りとなる。 その結果、選択肢がなくなり戦争へと追い込まれてゆくという悲劇。 日本のリーダーたちは、国策決定の場で勇気を持った決断を下すことは、ついになかった。(2011年放送)
2023年08月20日
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目に見えない背景を見えるようにする nhkBS「プロフェショナル 魚屋 焼津」230818 「おいしく調理することが重要ではない」「もっとも大事なことは、目に見えない背景を見えるようにする」。 焼津で親以来の魚屋を営む、この道、30年のベテラン。 転機は30歳の時にあった。「料理店主に相談をうけ、それまで信用されたり、信頼されたりの機会がなかった」。 「魚の旨さをそのまま、消費者の舌に」「値段の高い魚が貴重なのではない、これまで注目されず、50円の魚でも、調理方法で一万円の価格がついたら」。 氷は12種類。そのブレンドの仕方で、魚を調理する方法と消費者の口に入る時間を<最適な状態>に仕立てる。 天ぷら店を開業しようとする後輩の店頭で、ジーっと手順を見守る。 「観てると、みな同じ手順ではないか!!」。カツを入れる。 手順が同じということは、料理全体にメリハリがない。そういうことではないか、と。 「素材によって異なる水分の量」「おまえが素材を調理する油温度は、何通りかの工夫がみられる」「しかしワシが魚を冷やす氷の温度は、あんたの10倍以上の段階を設けている」。 番組の結語。 「おいしく調理することが重要ではない」「もっとも大事なことは、目に見えない背景を見えるようにする」ことだ。
2023年08月17日
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炎が立ちあがる知恵&400年持続の伝統 京都五山・大文字送り火230816 20:00 「大」 如意ヶ嶽 20:05 「妙」「法」 万灯籠・大黒天山 20:10 「船形」 船山 20:15 「大」 大北山 20:20 「鳥居」 曼荼羅山 乾いた藁、良く乾燥させた松枝に、これまた乾燥の行き届いた粗朶木。 すでに来年度使用分は調達済みながら、再来年使用の素材が準備できていない、と。 6月 火床を設営した地点に保存会メンバーが登山する道の手当て。そこに始まる。 7月登山ルートの草刈り。8月6日 保存会メンバーは資材を所定の地点に搬送。 8月16日朝 保存会によってはいつもの寺院で、「火種」を採取する法要。 保存会ごとに「点火」の手順と作法は独自の手法。共通するは、京都盆地のドエライ猛暑。 今年はBS11で中継があった。BSPの番組案内に放送予定がみたらず、いかがしたものか、と。 しかし、催事の催行を疑うことはなかった。 折しも台風7号で、通過コース内にあること承知でも、「中止」はまったく考慮せず。 それほどの伝統と熱情が、こめられた催事なのだ。北海道人には解しがたい伝統かも、トホホ。(由来に申す)=https://www2.city.kyoto.lg.jp/somu/rekishi/fm/nenpyou/htmlsheet/bunka30.html 「(一説に)戦国時代に盛んに行われた万灯会(まんとうえ)が,次第に山腹に点火され,盂蘭盆会(うらぼんえ)の大規模な精霊送りの火となった」 「(最古の記録)舟橋秀賢(ふなはしふでかた)の日記『慶長日件録』(けいちょうにっけんろく)慶長8(1603)年7月16日の条に見られる「晩に及び冷泉亭に行く,山々灯を焼く,見物に東河原に出でおわんぬ」という記載」 「(具体的な名称があらわれる比較的早い例)寛文2(1662)年に刊行された中川喜雲(きうん)の『案内者』(あんないしゃ)で,ここには「妙・法」「船形」「大文字」の記載が見られます」。
2023年08月16日
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1953年に制作の映画。映画「ひろしま」(東宝) 記憶では1954年、小学校4年生の時に「釧路東宝劇場」で観覧した。 モノクロ映画であった。今、カラー化されてネットでも配信されているようだ。 偶然、「映画 ひろしま」の検索ワードでたどり着いた。 https://www.youtube.com/watch?v=O66BcBeoSj8 ひろしま / Hiroshima (1953) [カラー化 映画 フル / Colorized, Full Movie] 当時、その迫力の凄まじさに、固唾をのんだ。 直視しがたい場面が多かったが、多くの級友とともに、見続けたのだと記憶する。 最近になって「見せられない」の弁もあったと聴くが、当時は現実にあった事柄。 そう説明があって、見続けただと思う。原爆投下の場面。鮮烈が今なお、背筋を走りすぎる、馬車けん引の馬が倒れ込むところなど。 カラー化されて、いっそうの辛辣さが身に染みるのだと考える。 撮影にあたっては8000人超の市民エキストラが、「惨事再び」の思いで駆け参じたとのことだ。 元村 有希子氏が「TBS サンデーモーニング“風を読む”コーナー」で申していた。
2023年08月05日
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500余日調査=幕臣に出世した忠敬の60代の年収48両(254マン4000円) 「偉人の年収Howmuch」nhk230605 万石の大名。3000石の旗本。江戸時代の幕領家臣の高給ぶりを時代劇で目にしているも。 その実、低賃金構造にあった御家人、お目見え以下の下級幕臣。まして、嘱託級の幕府雇の町人階層。 西暦1800年前後。55歳の忠敬が蝦夷地測量で所要の経費は170両=900万円と算定される。 900万円相当中、幕府の負担は22両5分で120万円相当。忠敬の負担(持ち出し)147両1分で760万円。 「(測量させてと)頼んできたから、遣らせてみることに」。その姿勢があり、あり。 で、出来栄えを大いに評価。西日本沿海地図は幕府直営で実施。忠敬は嘱託で採用されたが対価は170両=900万円。 つまり寛政年間時にくらべ、宿賃、人馬、食事代の実費相当。 忠敬=49歳時の年収、1264両(6700万円)、蓄積の資産16億円を背景に据えねば調査は不可能であった。そういうことなりや。 (以下、番組案内) 測量家 伊能忠敬 初回放送日: 2023年6月5日 教科書に載るような偉人たちはいくら稼いでいた?お金を切り口に半生をたどると、偉人の生き方が見えてくる!今回は江戸時代に正確な地図を作った伊能忠敬の年収を推測! 今回の偉人は、江戸時代に正確な地図を作った伊能忠敬。いまの千葉県で生まれた忠敬は商売で成功をおさめ、50歳を過ぎてから第二の人生をスタート!日本地図の作成という大事業に挑みます。きっかけは“地球の大きさを測りたい!”という意外なことでした。忠敬はどのようにして正確な地図を作ったのか?果たして地球の大きさはわかったのか?高度な測量技術が幕府に認められ、幕臣に出世した忠敬の60代の年収を推測します!
2023年08月01日
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500余日調査=幕臣に出世した忠敬の60代の年収48両(254マン4000円) 「偉人の年収Howmuch」nhk230605 万石の大名。3000石の旗本。江戸時代の幕領家臣の高給ぶりを時代劇で目にしているも。 その実、低賃金構造にあった御家人、お目見え以下の下級幕臣。まして、嘱託級の幕府雇の町人階層。 西暦1800年前後。 測量家 伊能忠敬 初回放送日: 2023年6月5日 教科書に載るような偉人たちはいくら稼いでいた?お金を切り口に半生をたどると、偉人の生き方が見えてくる!今回は江戸時代に正確な地図を作った伊能忠敬の年収を推測! 今回の偉人は、江戸時代に正確な地図を作った伊能忠敬。いまの千葉県で生まれた忠敬は商売で成功をおさめ、50歳を過ぎてから第二の人生をスタート!日本地図の作成という大事業に挑みます。きっかけは“地球の大きさを測りたい!”という意外なことでした。忠敬はどのようにして正確な地図を作ったのか?果たして地球の大きさはわかったのか?高度な測量技術が幕府に認められ、幕臣に出世した忠敬の60代の年収を推測します!
2023年08月01日
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帯広の自然の森。それに続くは網走国・小清水町を舞台に「オホーツク村=オホーツク・サンクチュアリィ」。 地域に持続力を示す投資とプロジェクト。十勝国や網走国にはその例あるも、釧根には不足。 不足というより「ムツゴロウ動物の村」のように、個人で取り組むも地域の支持力にはつながらぬプロジェクト。 こちらはスポンサーメディアが手を引くと、事業縮小となった。そういうことではなかった、か。 持続力産む投資とプロジェクト オホーツク・サンクチュアリィ=小清水町nhkBS 今になって「獣医 竹田津実」の名を思い出し、出版も手にした思い出がある。 しかし、その背景にある意味を結びつけることはなかった。 NHK4K&NHKBS番組「オホーツク・サンクチュアリィ-北海道・小清水町-」 初回放送日: 2023年7月29日は、その意味合いを伝えてくれている。 (以下、番組案内) 「オホーツク・サンクチュアリィ-北海道・小清水町-」 初回放送日: 2023年7月29日 昭和56年、オホーツク海に面した北海道小清水町を訪ねた新日本紀行を鮮やかな映像で!野生動物の聖域を作ろうと力を合わせて奮闘する農家や獣医たちが描かれている。 新日本紀行から42年。動物たちの聖域「オホーツクの村」は健在だ。その運営には全国から520人が参加している。3代続けて“村民”になった一家は生き物たちを撮った写真をブログで発信。北の自然の息遣いを広く伝えてきた。 また地元農家を中心に、人間に重い病気をもたらす感染症を防ぐためキタキツネに餌に混ぜた薬剤を与える取り組みも行われている。ふるさとの森を舞台に人と野生動物の共存をめざす模索が続いている。
2023年07月30日
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「12万年で一番暑い…」 BSTBS 地球温暖化 報道1930 230725 12万年で一番暑い… 世界を襲う猛烈熱波の本当の怖さ人と地球は耐えられるか…気候崩壊の臨界点とは 猛暑襲来…人が耐えられる限界とは もう元には戻れない?世界6か所から温暖化加速のドミノ倒しが始まる?。“止まらない”温暖化が問う脱成長とウクライナ戦争が落とす影 猛烈熱波の本当の怖さ。熱波で氷河&永久凍土が融解してメタンガスを発生。 地球は元にもどれない。そして気候変動の臨界点。そうした概念が提示されたが。 まとめ。 その部分を「臨界点=critical point 越えではじまる気候変動」 https://bs.tbs.co.jp/houdou1930/archives/index.html BSTBS 報道1930 ゲスト 井上信治(自民党幹事長代理、党環境・温暖化対策調査会長) 斎藤幸平(東京大学大学院 総合文化研究科准教授) 江守正多(国立環境研究所・地球環境研究センター副センター長) 長谷川雄之(防衛研究所 研究員)
2023年07月25日
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土佐の横倉山へ戻り、西村寿惠子は語る。「nhkG 朝のドラマ らんまん」第63話。 「(万太郎さん)見えているもののことは、そんなにも見えてるじゃないでいすか」・ 「(私には山、木、草としかみえないけれども、あなたには)誰にも気づかれてないけど、そこにいる子。生きている子。その子たちを、万太郎さんだけが気づいてあげて、見てあげるの」。 そこには科学、あるいは研究の追い求めている属性が示されている。そうではないか。 <見えている>=世界、事象、構成、構造 <見える、見せる>が科学&研究230724万太郎の描く植物画、信州から上京した画家・野宮の挿画とは大いに異なる。 そんな場面が展開する東京帝国大学植物学教室のシーン。登場人物は異なるも。 野宮が、間もなく助手に採用される波多野に語り掛ける。 「あなたは顕微鏡で、なにを観ているのですか」。」波多野は答える。 「(私は)自分は見えないものを見ている、見たいと思っている」と答えのだ。 続けて、「肉眼では見えないけれど、命をつかさどる仕組みを見たいと思ってるんです」。 「一生を懸けてでも」と、「受粉してから植物で何が起きるかなど、分かっていないことを知りたい」。 いかが。植物画が植物分類を位置づけるポイントを、もれなく開示。 科学&研究には<見えている>=世界、事象、構成、構造。それぞれの部分、組成、数量、数式を<見える、見せる、見える化する>営為。 そういうことではないだろうか。研究者の描写する植物画と画家の描く絵画。その差異でもある。
2023年07月24日
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