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製造/販売 | NTTソノリティ |
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製品情報 | 完全ワイヤレスイヤホン「nwm MBE001」 |
価格比較 | ここをクリック |
「nwm MBE001」は、この技術を応用した完全ワイヤレスイヤホンで、耳掛け式になっている。Bluetooth伝送に対応し、コーデックはAACのほかにaptXにも対応している。ドライバーには口径12mmというかなり大型のダイナミックドライバーが用いられている。特殊なドライバーを使用しないため自然な音質が担保されるだろう。
本体の再生時間は最大で6時間ということだ。充電中のLED明滅も上品。新しいコンセプトの製品ではあるが、意外と手作り感が少ないのはNTTグループの製品という大きな背景があるせいかもしれない。
音楽を聞いてみると、中高域の再現が思っていたよりも優れていて、楽器音が明瞭かつくっきりと聞こえる。ハープとピアノの曲などアコースティック系の楽器の音は自然で響きもいい。音場感も良く、クロスフィードをかけたようにやや前方に音像が感じられる。
女性ヴォーカルは透明感があって良いが、男性ヴォーカルだとやや軽く感じられる。やはり完全開放型という性質上、低域の再現には限界があるようだ。ロックやメタルなどは苦手分野となるだろう。
また、外の音が素通しで聞こえてくるので、完全な開放感が味わえる。レストランなどで使用した際には、装着していないのと同様に店内のBGMが聞こえ、店員たちの会話も普通に聞こえてくる。周囲とのコミュニケーションを重視するという用途に向いているといえる。
肝心な音もれに対しては、接触センサーを指で抑えるという方式で外側の音を聞いてみた。再生している音圧にもよるが、完全にオーブンであることを考えれば少ないと思う。ただ、完全に消えるわけではなく、部屋にひとりでいるなど静かな環境では、腕の長さくらいの距離まで離しても小さく音が鳴っているのが分かる。BGMが流れている程度のファミリーレストランで試した際には、ロックを再生していても、腕の長さほどの距離では、なにかの音が鳴っているがその詳細は分からない程度にしか聞こえない。
静かで周囲に人がいる、図書館などでの使用では避けた方がいいが、骨伝導タイプやオーディオグラスに比べれば相対的に音が良く、音楽再生の汎用性はあると思う。低域再生については如何ともし難いと思うが、ジャンルを選べば普通に音楽再生にも使える面白い製品だと思う。
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