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製造/販売 | デノン |
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製品情報 | 完全ワイヤレスイヤホン「AH-C15PL」 |
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PerLは、米国の大手医療機器メーカーMasimoの技術を応用。人ごとに変わる聞こえに配慮したパーソナライズ機能“Masimo AAT”(AATはAdaptive Acoustic Technologyの略)を備えているのが特徴だ。
ちなみに、デノンやマランツブランドを展開する株式会社ディーアンドエムホールディングスは、Bowers & WilkinsやPolk Audioなど様々なオーディオブランドとともに、これまで米Sound Unitedの傘下にあった。しかしながら、2月にMasimoはSound Unitedを買収すると発表。これらのコンシューマーオーディオブランドは、今後Massimoが展開していくことになる。つまり、グループ内での技術リソースが融合して実現した製品がPerLだ。
Masimoはパルスオキシメーターなど、医療用計測器の開発で知られている。PerLは医療機器ではなく民生機器だが、搭載する自動測定機能は、新生児の難聴検査に用いる医療技術を応用したものとなる。「聞こえている/聞こえていない」を言葉で伝えることができない新生児の耳の聞こえを独自の計測技術で知るための技術を、コンシューマー機器に応用することで、正確でシンプルな使い勝手の個人最適化機能を搭載できた。
Masimo AATの個人最適化機能は、内耳の特性も含んだ計測と最適化ができる点が特徴だ。内耳の蝸牛で受け取った振動は、再度鼓膜に伝わり、外に放出される(耳音響反射)が、その微小な振動をマイクで計測することで、ユーザーの判断に任せたフィードバック操作や撮影などをせずに、聴覚の特性が分かるという。
PerLシリーズの特徴は自動で使え、優れた精度を持つ個人最適化機能だが、上位機種のPerL Pro(AH-C15PL)は音質面でも最先端かつハイエンドの仕様となっている。振動板はベースモデルのPerLが樹脂製であるのに対して、PerL Proはチタン素材を使用した3層構造。加えて、アダプティブ・ノイズキャンセリング機能、骨伝導マイク内蔵、マルチポイント接続、ワイヤレス充電、ハイゲインモード(+6dB)なども搭載。
5バンドのEQ機能によって、個人最適化した再生音をさらに自分好みに調節できるほか、ヘッドホン向けの空間オーディオ(3D仮想サラウンド再生)技術「Dirac Virtuo」の利用ができるなど、全体にPerLを上回る機能を持つ。外音取り込み機能の聞き具合やタッチ機能も細かにカスタマイズできる。
さらに、クアルコムの“Snapdragon Sound”にも対応。Bluetooth接続時でも44.1kHz/16bitのロスレス再生(aptX Lossless)や最大96kHz/24biのハイレゾ再生(aptX Adaptive)が可能となっている。aptX Voiceによるワイドレンジで高音質の通話(最大32kHz)や低遅延再生(48ms)も特徴だ。
AH-C15PL |
AH-C10PL |
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