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2008/04/23
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テーマ: ニュース(100366)
カテゴリ: 時事的話題
昨日、文科省の全国学力テストが行われました( こちら
愛知県の1自治体やインフルエンザがはやっている学校を除いて平穏無事に行われたそうです。

子どもたちにも聞いてみましたが、やはり、B問題は難しかったと言っていました。
学力テストで競争を強いられて、子どもたちが泣いているとか、傷ついている、というようなことが言われるのですが、私の目には、そんな風には見えませんけれどもね。
子どもたちにしてみれば、運動会の徒競走の乗りでやってくれればよいと思います。

ですが、今年も結果が公表されないのでしょうか?
県別の平均点を出して、秋田県が高くて、都市部は低い、などと競争しても意味はないと思います。
希望する個人には結果を公表するべきなのではないでしょうか?


ですが、沖縄県や高知県では、昨年の問題を子どもに解かせて準備した学校があるそうですが、子どもに準備をさせたり、補習をしてしまうのでは、学力調査の意味が無くなります。
通常行われている授業のやり方を改善するべきなのであって、普段通りに授業をやってきた中でテストを行うべきだと思います。

愛知県のある自治体では、昨年と同様に、学力テストに不参加となりました。
自治体単位でこういうことをするのは、逆に、教育の機会を奪うものではないでしょうか?
学力テストに参加したいか、したくないか、ということは、当事者の判断に委ねるべきだと思います。

解答に至る過程を説明させるような問題も出ているそうです。
学校では、「活きる力をつける」という文科省の方針に沿って、言葉で説明する能力をつけるような努力も行われていますが、朝日新聞の記事にも書かれている通り、この努力が実を結ぶようにするためには、1学級の人数を10~15人程度にしないと、発言する子どもが決まってしまっていて、発言する子どものコミュニケーション能力は高くなるけれども、気が弱くて黙っている過半数の子どもと、どんどん格差がつくばかりになってしまうと思います。
急激に1学級の人数を半分以下にするのは無理だと思いますが、地域や、教員志望者のボランティアをもっと充実させて、全員の子どもに発言機会が与えられるようにするべきだと思います。




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最終更新日  2008/04/23 09:40:41 AM
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