友達 0
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パンダんちの近所の小さなパン屋。オープンして2,3年経つ。小さ目のアンパンやクリームパンは50円という低価格なので職場からキャンプや海水浴に行く時もおやつに100個、200個買うこともあった。ご飯炊いてない!!!!!という朝にパンダが食パン買いに走ることがたまにあって、チェーン店のに比べてふんわり焼き立てで気に入っていたのよ。ところがところが今朝、食パンとロールパンを買って帰り、サンドイッチを作ろうとしたらあれ??無意識のうちに粒マスタード塗っちゃった???粒マスタード塗るって誰かに言ったっけ?あたししか知らないよね??一瞬のうちにブワーっといろんなこと考えちゃったわ。食パンに粒々したものが見えたのは、マスタードではなくカビるんるん。まさか~~~~~無意識のうちに塗ったのかも、あたし。とまずは己を疑い、食パン1枚めくってみた。すると、同じように、ところどころカビるんるん。・・・・・恐る恐る念のためもう1枚めくってみた。すると、今度は形状も色も違うカビるんるん。ダメだ、こりゃ~店の袋に食パンを詰め、5分もかからない道を歩いてる間あー言われたらこう言おう、こう言われたらああ言おう、と戦闘モードだったのだけど、店に入って「あのー、さっき食パン買った者ですが、カビが生えてるみたいなんですけど」の「カビが」くらいのとこでパン屋のおじさんが、私の言葉を遮るように「よくぞ持ってきてくださいましたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」と満面の笑みで出迎えてくれた。内心、戦闘モードだった私は腰が抜けそうになった。口をあけっぱなしにしてしまっていたかもしれない。カビたパン持って来られたら1万軒パン屋があったら1万人のパン屋が「申し訳ありません」って平謝りだと思うのだけど・・・「へっ???えっと・・・」返金かな?返金+新しいパン?かな?などと思っていたらまたもや思いがけない言葉が飛び出してきた。「今、焼き立てのパンですよ~」と非常にうれしそうに熱々の焼き立ての食パンを袋に入れながら「ほんとは、さっきの食パンよりもこっちのほうが50円高いんだけどね。」「はぁ、どうもありがとうございます」やだわ、奥さんのバカバカバカ、なんでお礼なんて言ってんの!!!ダメだわね~日本人は、人に何かしてもらったら「ありがとう」って。染みついてるのよね。何も考えずに出ちゃったわ~で、笑っていいのか怒るべきなのか複雑な気分で家に着き、今度はスライスされてない食パンだったので、さ、切りましょうか、とビニール袋から食パンを取り出すと見事に腰が折れ、ぺっちゃんこでサンドイッチには無理。そこでメラメラと怒りが湧いてきた。もしかして、私がありがとう、なんて言ったもんだからオレ、いいことしちゃった♪とか思ってるんるん爽やかな気分になってるんじゃないのか?とかあたしがパン屋だったら今日1日食事も喉を通らないだろうし1週間くらいは鬱々するだろうし1ヶ月くらい悩んだ末に廃業を考えるかもしれない・・・それなのにあのパン屋の親父はニッコニコでこれから先も熱々の焼き立てパンに混じってカビるんるんのパンを売り続けるのか?!!!とかあれこれ想像しては悶々としてしまった。とりあえず、そのパン屋を利用しないであろう友達2人にはメールしてみた。一人はパン焼き上手なNさん。Nさんからの返信「このパンびっくり! 10年以上前、お惣菜パンがこんな感じでカビが生えてたけど やっぱりウリナラは何年経っても変わらんな~ まずは謝罪やし・・・以下省略」そしてもう一人、学生さんたちがお昼に利用する売店で働いてるKさんから。「私もこないだお客さんからキムパプが酸っぱいと言われて 返金すると言ったら 『半分食べたからいいよ』と現金渡そうとしても受け取らないので 翌朝までの期限のおにぎりを2個持ってってもらったけど、 『腹痛くなけりゃいいんだよ』って そのお客さんも慣れた感じだった」というわけで今日の結論。売るほうも買うほうも、慣れている、カビるんるん。慣れていない人だけがストレス
2017年09月11日
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前々回のブログの更新から前回の更新までのブランクが5年。また書きます~といいながら、前回のブログ更新から今日までが1年4ケ月・・・ でも私の脳内ではほんの数ヶ月前に更新したつもりでいたのよ。やだわ~。これが老いるということなのかしらねえ?でもシャキシャキしてる人もいっぱいいらっしゃるじゃない?先日TVに出てらした栗原はるみさん!前に還暦過ぎてると知った時も腰抜かすほど驚いたけど、今、70代なんでしょう?あれね、人は食べたもので作られるって聞いたけど、ちゃんと作ってちゃんと食べるって大切なのね~。また久しぶりにブログを書こうと思ったのは、ここ数日であれもこれもと、韓国ならではの出来事が押し寄せてきて、ネタがてんこ盛りで。これはきっとブログに書いておけという天の声かしらと思ったのでした。まあ、いったい奥さんに何があったの?と思うでしょ? ちょっと待ってて・・・怒りにまかせて送ったメッセージを探してくるわ・・・(もう忘れたのか???)はい、探してきましたわ。けど、読み返してもそれほど怒りが湧きません。大人になったわね、私も。さて、先週の金曜日に私を恐怖と怒りのズンドコに陥れたのは義姉旦那(敬称略)からのメールでした。パンダのお姉さんの旦那さんです。先々週だったか、一人でふらっとやってきた義姉旦那に呼び出された私。友人夫婦がやってるカフェに行くと、「あー、パンダ奥さん、こんにちは。すみません、わざわざ呼び出したりして... ちょっとお願いしたことがあって... それとインドカレーが食べたくなって。ご一緒にいかがですか?」義姉旦那はうちの市内のインド人がやってるインドカレーの店が大好きなのだよ。「あ、お二人もご一緒にどうぞ。」と誘われるがままに友人夫婦も早めにカフェを店じまいして4人でカレー屋さんへ。 「実はですね、うちの嫁の実家のお父さんが9月に還暦を迎えるんですが、 ご実家のみなさんで沖縄旅行するそうなんです。 旅行中に誕生日を迎えるので、その日に合わせて サプライズケーキとプレゼントを届けたいなと思って... そういうの出来ますでしょうかね??」「出来るんじゃないでしょうかね~?」出来るよね?楽天かどっかで注文してカードで決済して、配達先をホテルにして日時指定でいいよね??パンダ奥「じゃ、日時とホテルとプレゼント内容がわかったら教えて下さい。」義姉旦那「すみません、お手数おかけしますが、よろしく~」友人夫婦「インドカレーうんめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~」めでたし、めでたし、シャンシャン♪って感じの夜だったのよ。ところがその1週間後に届いたメールがズンドコメールね。「パンダ奥さんこんにちは。 嫁のお父さんの誕生会が決まりました。 10日の日曜日の午後5時に ケーキとプレゼントをホテルのフロントにお願いします。 ホテルは〇〇〇〇沖縄で、プレゼントは沖縄の名産品でお願いします。」これを受け取ったのが8日の金曜日の昼・・・で、10日の日曜日に届けろと・・・ ねぇねぇ、できるとでも思ってんの、ウリナラの人って?逆に注文してみたいわよウリナラで。無理でしょ?土日は営業日に数えませんとか日曜日は配達しません、とかだよね?沖縄在住の友達もいませんよ、私。仕方がないからダメ元でホテルに電話してみた。 これこれこういう理由でケーキと沖縄の名産品をお届けしたいのですが!!!!!と、忘れかけてるちゃんとした日本語で必死に訴える奥さん。韓国の〇〇さんて人がそっちに10日に泊まるからケーキ届けてちょうだいね、あ、支払いは〇〇さんの娘さんの△△さんが現地で現金でお支払いします。ってこんな用件一発で通るわけがないよね。でもウリナラならきっとOKよ。贈り物が危険物だったりしたらどうするつもり?!「はい、では確認いたしまして折り返しご連絡差し上げますのでお待ちください。 番号はこの番号でよろしいですね? わたくし、○〇〇〇沖縄の〇〇の※※と申します。 ご連絡いただきましてありがとうございました。」あああああぁ なんてご丁寧な・・・「うぁあああっ!すみません! この番号、無料の国際電話のアプリでかけてるんです! 私のほうからメールでご連絡差し上げますのでよろしくお願いします!!!」焦る奥さん。日本に電話する時はОTОというアプリを使っているのよ。iPhoneOTO、androidОTО それから待つこと2時間弱。私が伝えた名前とは完全に一致する客がいないため、性別と生年月日を教えてほしいというメールが届いた。さすがよっ!確認に確認を重ねる日本、チャチャチャ 義姉旦那に確認して再度送信。 またまた丁寧なお返事が届いたわ、ブラボー!「パンダ奥様 ご返信頂き誠にありがとうございます。 性別・生年月日のご教示誠にありがとうございます。 弊社内の情報と一致いたしましたので、引き続き対応させて頂きます。 メッセージカードとケーキ用のプレートは『回甲』にて手配させて頂きますが、 ご変更等がございましたらお気軽にご連絡下さい。 ケーキのサイズでございますが、あいにく前日でのお手配は 最大5号サイズ(直径15cm)3,000円(消費税込)となります。 ただし、生デコレーションケーキに限ります。」あああああああああ、ありがてぇありがてぇ~~~そしてかっこいい!「ただし生デコに限る」キリッ! しかも韓国語で還暦を意味する「回甲」ってメッセージまで!素晴らしい!!!!!そしてそして「また、日時は9月10日(日)17時とのことですが、 団体様の行程表を確認したところ、当日は19時のお戻りとなっております。 17時をご希望の場合はお客様にてフロント受け取りとなり、 事前にお部屋の冷蔵庫にセットする際には4号サイズのみ可能。 5号サイズは冷蔵庫の大きさの関係上、係にてお部屋へのお届けとなります。 上記をご確認いただき、お手数ではありますが、 再度ケーキのサイズ、提供場所と時間をご教示下さい。 ご精算につきましては2階フロントカウンターにてお支払いいただきますよう、 △△様にお伝え下さいますよう宜しくお願い申し上げます。 以上、その他不明な点等ございましたら、 どうぞお気軽にお問い合わせください。」おいおい、義父旦那、どうなってんだよ~!!!危ない、危ない。素晴らしいよ、日本のホテル!とにかく確認、確認、また確認よね。 19時にお届けしてもらうということでファイナルアンサーやりとりしてるうちに夕方になってしまったわ。するとファイナルアンサーに対するファイナルアンサーがそれがもう...涙なしでは読めませんでしたわよ。「パンダ奥様 ご返信頂きまして誠にありがとうございます。 以下のご依頼内容にて確かに承りました。 ご注文ありがとうございます。改めまして御礼を申し上げます。 私共もこの度のご還暦祝いのお手伝いをさせていただけます事、 大変嬉しく存じます。 それでは取り急ぎ御礼とご報告まで ○○○○沖縄○○部□□」あああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ もう一回言ってちょうだいっ!私共もこの度のご還暦祝いのお手伝いをさせていただけます事、大変嬉しく存じます。大変嬉しく存じます大変嬉しく存じます大変嬉しく存じます大変嬉しく存じます大変嬉しく存じます……エコーしてるエコーしてるエコーしてるエコーしてるエコーしてるエコーしてる…在韓日本人の皆様。大きな声では言えませんが困った時に助けてくれるのは日本人ですよ。
2017年09月10日
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子パンダのハーモニカが海を越えてやってきて一週間が過ぎた。毎日宿題はハーモニカの練習だ。ハルモニ(おばあちゃん)先生の意気込みを感じるわ。子パンダも結構機嫌よく練習している。が、本人よりもご機嫌なのが、それを聞いてるパンダ母である。「いいね~子パンダの先生、いい先生に当たったね~。」「なんでですか?」「ハーモニカ吹けるなんて、かっこいいじゃないか! 頭いいじゃないか~!!」「・・・・日本じゃ1年生から音楽の時間で、全員やりましたよ。」奥さんも5年近い同居でようやく、これくらい言えるようになった。でも、奥さんがドキドキしながらガツンと言ったつもりでも、そういう自分に都合の悪いセリフは、パンダ母の耳はスルー。さっと、視線をまた子パンダのハーモニカに戻すと、「吹きにくそうだね~、なめらかじゃないね~。」そりゃ低学年の子に2段ハーモニカは難しいんですってば。「口に油塗って吹いたらどうだい?」はいはい、ハーモニカも口も壊れますから止めてくださいね。奥さんの耳もスルーね、スルー。一週間経って、音もだんだん上手に出るようになってきた。そのことを褒めると、突然子パンダが「ママ、先生がね、こうやって吹きなさいって。」と、ハーモニカの側面を叩きながら吹き始めた。そ・・・それってトレモロ?!!え~っと、え~っと・・・2年生なのに、2段ハーモニカで24穴で、今ならもれなくトレモロもついてくるのね?でも楽譜はないのね???週末の参観日で発言しちゃおうかな。「先生、楽譜読めるようにしてやってください~~~!!!」もうね、はっきり言って、無理。1段だけのハーモニカだけでも、小さい子は2つ3つまとめて音が出ちゃうでしょ?2段だから倍になって4つくらい音が出ちゃうでしょ?そこにもってきて、底とか側面叩きながら吹くもんだから、音が6つくらいいっぺんに出てるのよ!!!!子パンダ一人でそれなんだよ。30人合奏になったら、いったいどんな不協和音ハーモニーが生まれてしまうの???そして、おとといの事。子パンダを迎えに行ったはいいけど、終業時間20分過ぎても出てこない。30分遅れて出てきた子パンダに「あれ?今日掃除当番だったっけ?」と聞くと、「ううん。 先生ね、今日からハーモニカ持ってきた子に教えるのに忙しくて、 他の子は、子パンダが教えてたの。」「・・・・」え~っと、え~っと、もう一回いいかな?「今日から持ってきた子がいるって、 今までハーモニカ、クラス全員揃ってたわけじゃないの?」「うん。まだ持ってきてない子のほうが多いよ。」すげー見切り発進。いや、それなら個人でバラバラに買わせないで、学校で団体注文して団体割引してもらってくれないかな???それで、全員ハーモニカが揃ったところで、練習始めない??「そ、そう・・・で、子パンダが教える係になったの?」「うん。だって、みんなリズムが合ってないから。」そうだよね~そうだよね~音符じゃなくて、ハングルでドレミ書いた紙だけじゃリズム合わせられないよね~~~それは子供たちのせいじゃないよ、ハルモニ先生がおかしいんだよ。でも、家に帰ると相変わらずパンダ母にはハルモニ先生の評判はすこぶる良い。ハーモニカの音が割れていようが、だぶって5つも6つも音が出ようが「子パンダの先生は頭いいねえ~。」いや、全然っ!!!本当に頭良くて、学芸会できちんと発表したいのなら、楽譜プリントして、音符説明して、ハーモニカは1段、15穴を準備させると思うけどな。なんなんだろうな、一体・・・あ~でも悪い風にばかり考えてると、ハゲそうだからやめよう。きっと先生は、学芸会には#や♭も入ってる難しい曲をマスターさせるおつもりなのだ。そうだ、そうだ、きっとそうだ。「ねえ、先週は『野バラ』練習してたでしょ? 今は『お花畑』だよね? 本番は何やるのかね~?もうちょっと難しい曲かもね。」「ううん。学芸会も『お花畑』をやるんだって。」「へぇ~、そう?じゃ、学芸会も近いのかな? いつやるの??」「えっとね、12月。」じゅ・・・12月~~???集中力とぎれるわっ!!!どうなっとんじゃいっ!!
2010年03月18日
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どうした奥さん、ブログ更新してるよ。あら、そんでもって「美容院」の次は「皮膚科」ですかい?そうなの、今日は韓国来て以来初めて皮膚科に行ってみたのよ。韓国の皮膚科。皮膚科というと、日本じゃアトピー性皮膚炎でお世話になることが多いと思うけど、韓国じゃもっと身近。ひと言で言い切ってしまえば、爪切り感覚だとわたしは思う。今日、初めて皮膚科の門をくぐり、待合室で待ってる間、かゆくてかゆくて仕方がないのよという患者さんは見かけなかった。恥ずかしいけど、オレ、水虫なんだ、っていう患者さんもいなかった。にきびで悩んでるような学生もいなかった。じゃ、奥さんはなんで行ったのかというと、自分でもよくわからない。(おいおい)毎度のことながら、流れに流されてるうちに皮膚科にたどり着いたのだった。今朝のことだ。朝ごはんを食べ終わったパンダ。「奥さん、今日の予定は?」「何?デートの申し込みなの?はい、一列に並んで~~~」「・・・オレは時間あるんだけど。」「何よ、映画でも観る?」「いや、あの・・・ホクロ取りに行かないかと思って。」「へっ?ホクロ??」パンダはじっと奥さんの顔を見つめている。いや、正確に言うと奥さんの顔のホクロを数えている。やめろ!数えると増えるんだよっ!!!「ホクロ、取っていいの?」「ああ、前に奥さん取りたいって言ってたじゃないか。」「どうしたの?急に。そんなのもうずいぶん前のことじゃないの。」「篆刻習ってる生徒さんが、最近ホクロ取ってきたんだ。」「それ見て、あ~奥さんも取ればいいのにとか思ったの?」「うん、まあ。。。」そこで思い出したのが、わたしが通ってる外国人センターのパク先生。先月突然、顔中赤やら青やら紫やらに染まってるので、びっくりしたのよね。一瞬、夫婦喧嘩でもしたのかと心配したわよ。「先生、てんぷら油でも飛んだんですか??」「あ?ああ、これ?あはは、ホクロ取ったのよ。ホクロとかシミとか。」「!!!!!痛くないんですか?」「う~ん、ちょっとチクチクってするだけよ。 2,3日顔洗ったらダメだって言うから、しばらくは近寄らないでね。」「・・・・そういうの、高いんですか?」「安くしてもらったのよ~。何?奥さんも取りたいの??」「ははは、そりゃ取りたいって言えば取りたいけど・・・」「じゃ、そん時は紹介するから、言ってね。」というような会話があったのだよ。で、パク先生に電話してみた駅前だそうだ。病院着いたら、また電話してくれとのこと。パンダの気が変わらないうちに行ってみるか、と親子3人で駅前の小さな皮膚科に行ってみた。しばらく待合室で待って、診察室に入ると優しそうな先生が「どうしましたか~?」「ホクロ、取りたいんですけど。」と、パンダが即答。あんた、そんなにあたしのホクロが憎かったの??しかもすでにパク先生と電話がつながってるし。わけもわからず、パンダの携帯を院長先生に渡すと、「あ~~~~先生~~~?外国人センターです~~~ @#%&△☆⇔$!!!!」と、パク先生のいつものテンション高い声が洩れてきた。「あ~はいはい、わかりました。わかりました。」院長先生はうなずきながら携帯を切り、「今から、麻酔のクリームを塗ってから30分待ってもらいます。 それからレーザーでホクロを取って、合計1時間くらいかかりますが、 お時間大丈夫ですか?」「え?そんなに早く終わるんですか?」と、またしてもパンダが口を開いた。1時間で早いって、どんだけ大手術を期待してたんだよ?!「お~い、薬塗ってあげてくださ~い!」と、のんびりした声で院長先生が呼ぶと、可愛い看護師さんがささ~っと飛んできて、診療室ではなく、再び待合室に連れて行かれ、そこで鏡見ながら「ここと~、これと~、あ、これもホクロですか?」と指差すのもパンダ。だから、あんたなんでそんなにノリノリなわけ?!!しかもホクロ1個につき1万ウォン(800円くらいだが、わたしの中では千円)っていうのに、「ついでだから、これも、あ、これも。」と予想を大きく上回る数のホクロを指している。可愛い看護師さんは、パンダが指差したホクロに麺棒でちょこんちょこんと白いクリームを塗っていく。これが麻酔だなんてなんか不思議よね。「30分くらい待っててくださいね~。」30分待ってる間、60代と思われるおばあちゃんの二人連れが来られ、わたしの隣に座った。一人は患者さんだけど、一人は紹介者のようだった。しばらくすると、一人のおばあちゃんの眉に白いクリームが塗られた。どうやら、眉のアートメイクを落としたいらしい。すると、もう一人の紹介者のおばあちゃんが、わたしを見て「あら、ホクロ取るのね??」「あ、はい・・・」「あ、じゃ、あたしも久しぶりにやってもらおうかしら~。 すんませ~ん、ちょっとあたしもホクロ~~~!!!」え?そんなにお気軽なんですか??それからまた名前を呼ばれ、手術室(?)のベッドに横たわりホクロを取ってもらった。チリチリっとちょっとだけ痛かったけど、我慢できないほどではなく、途中で違う部屋に移り、ストロボみたいなのが焚かれたと思ったら、それもすぐに終了。小さな絆創膏を患部に貼っておしまい。3日間ほどは洗顔も禁止で、1週間くらいでかさぶたがはがれたら、きれいになるそうだ。絆創膏や塗り薬の説明の後、気になるお値段。看護師さんが、可愛い声で「え~っと、ほんとはホクロ1個につき1万ウォンなので、 今日は18個取ったのと、根が深いホクロがいくつかあったので、 20万ウォンくらいいただくところなんですけど、 院長先生からまけるようにとお話がありましたので・・・」とまで言うと、ちらっと他の患者さんたちを見渡した後、カチャカチャっと電卓のキーと叩いた。恐る恐るのぞいてみると、たった一桁の数字がひとつ。「7」え???7万ウォン???(5千600円くらい?)い、いいんですか~~~~~?!!!ああ、そうと知ってたらもっとあれこれお願いすりゃよかったわ。と、ちらっと思ってしまった奥さん。パンダは「オレは絶対まけてくれると思ってたから、 この際だからと思っていっぱい頼んだんだ。」と話していた。すごいね、さすが韓国人には韓国人だわ。わたしには予想できなかった。だって、20万ウォンコースだと思ったのよ。それが、電卓見せてこれでどう?ってあなた、それって東大門市場のノリじゃない?帰り道パンダが「日本じゃいくら位なの?ホクロ取るの。」「いや~日本じゃホクロも別に取ろうとか思う人いないから、 日本の相場なんてわからないよ~。」「ホクロくらい取るでしょ?」「取らないよ~~!!!」「じゃ、なんで奥さんは取ったの?」「パンダが取ったら?って言うから取ったんじゃないの!」ちなみに、偶然この後市内の日本人奥さんに会い、ホクロの話をしてたらやっぱりその奥さんも頬のホクロを嫌がられたみたいで、日本でホクロを取ってもらったそうなのだけど、10年位前で1個1万円だったそうよ。桁が違うわね。というわけで、美容院、皮膚科となぜか今年はビューティー路線のネムセがするわ。後はダイエットか
2010年01月26日
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お久しぶりでございます。あやうく5月の日記(すでに月刊?)更新することなく過ぎるところでした。が、今日街角でこれは日記に書かなくては!と思わせてくれる出来事があり、こうして重い腰を上げたわけでございます。さて、今日は暑かった。あんまり暑いので子パンダと学校からの帰り道、家まであともうちょっと、というとこなのに我慢できずにスーパーに寄った。スーパーとまでは言えないかな。ほんとに小さな駄菓子屋さんみたいな店。入ってみると冷たい飲み物があまりない。缶コーヒーとトマトジュース、アロエジュース、栄養ドリンクもどき・・・子パンダが選んだのはバナナ牛乳。確か600wか700wくらいだったなと思い、1000w札を出すと店番のばあさんが「はい、1000ウォンね。」「え?1000ウォン??」「あんた買ったことないの?」それが客に向かって言う台詞かよっ思わずチッと舌打ちすると、ばあさんが更に「よその店行って見て来な!」このクソババー返品じゃ、返品!!!と子パンダのバナナ牛乳を奪うと、すでにそこにはストローがささっていた。。。「二度と来るか、こんな店! はよ潰れんかいっボケっ!!!」と、通りに出てから日本語でまくし立てた。頼むから夏の間はデブを怒らせないでちょうだい。ただでさえ暑いんだから。夜になってからも、気になってバナナ牛乳の価格を検索してみたら高いところで850w、安売りで650wだったのでパンダに「明日1000w札握り締めて、あの店に行ってバナナ牛乳買ってみて。 ばあさんが『1000w』って言ったら、即 『どこに1000wもするバナナ牛乳があるんじゃい! アンタ買ったことないのか?よその店見に行って来い! 二度と来るか、こんな店! はよ潰れんかいっボケっ!!!」』 って、思う存分キレまくってちょうだいね。」と言うと、「奥さん、それどこの店の話?」「おじいちゃんばっかの八百屋の向かい。」「ああ~~~あの店のばあさんは感じ悪かったわ。 オレももう二度と行くまいと思ったことあったもん。」それを早く言わんかい!!!ほんとこの国の人たち、簡単にひょいっと商売始めるけど、サービス精神もない人が店やるってのが信じられないし、ああいう店でもつぶれないってのがまた信じられない。けど、気をつけたほうがいいと思うわ。温厚な(え?)わたしに潰れろ!なんて思われた店は確実に潰れてきたからこう見えても、わたしは祈りの名人なの。時々間違って祈りじゃなくて、呪いになっちゃったりしてるけど。子パンダを家に送り届け、頭の上の湯気がおさまってもいないのに、休む間もなく今度はバスで移動。市内の歩道はあちこちレンガだのレンガもどきだのが、掘り起こされてて工事中。景気が悪いので、歩道でも掘り起こして、また新しく舗装すっか~そうすりゃ人手も要るだろうよみたいな安易な景気対策によるものらしい。工事中なのは歩道だけではなく、バス停も同じだった。この暑い最中、バス停のベンチも屋根もなくなっている。あるのは鉄骨の枠組みだけ。わたしは仕方なく立ってバスを待っていたが、後ろのおじいちゃんは鉄骨の枠に腰掛けていらっしゃる。バスは何台も来るのだけど、奥さんの目的地方面のバスがなかなか来ない後ろのおじいちゃんもどうやらそのようで、(もしや、おじいちゃんも○○百貨店まで行くのかしら??)などと思っていたら、バスではなくシルバーのセダンが目の前で停まった。ウィーンと助手席の窓が開き、運転席から40代くらいのおじさんがぐぐっと助手席側に身を倒し、「ちょっと道聞きたいんですけど、電話局はどこにあるんですか?」韓国暮らし4年経つというのに、「電話局」と聞いたとたんに奥さんの頭の中に浮かんだのは(え~っと・・・え~っと・・・NTTのことだよね? 電話局ってのもまた古い言い方だよな。電電公社ってこと??)などと昭和ちっくなことを考えていたら、後ろのおじいちゃんがさささっと寄ってきて「何?どこ行きたいんだって??」「電話局だそうですよ。」と、わたし。運転手ももう一度「電話局に行きたいんですけど。」するとおじいちゃん、わたしを押しのけて「電話局か・・・電話局ならえ~っと・・・」と考えるふりだけして、1秒後には「電話局なら、わしと一緒に行こう」え?えええ~~~???そして運転手も助手席のドアを開け、おじいちゃんを迎え入れたえええええ~~~~~???驚くわたしを尻目に、何事もなかったかのように、二人は去ってしまった新手のヒッチハイクか?つい最近、子パンダが学校で「道を聞かれて『わからないから、一緒に探して』と頼まれても 絶対車に乗ったり、ついて行ったりしてはいけません!!」と習ってきたばかりだったので、なおさら可笑しくて。。。運転手もちょっとびっくりしてた感じだったけど、年上のおじいさんの言うことだから断りきれなかったんだと思うよ。けど、よい子のみなさんは絶対に真似しないでくださいね。それではまたぼちぼち更新いたします~
2009年05月27日
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「緑のおばさん」1959年(昭和34)、児童の登下校時に、緑の制服に黄色い旗を持って子どもたちを誘導してくれる”緑のおばさん”が、東京に登場した。東京オリンピック(1964年)開催が決まり、大規模な建設ラッシュで車の交通量が激増し、それと同時に子供たちが交通事故の犠牲になることも多くなったためだ。「緑のおばさん」は、正式名称を学童擁護員といい、 小学校の通学路上に立ち、児童の登校の安全確保に当たる職員のことで、女性の学童擁護員が、「緑のおばさん」の愛称で親しまれていた。導入された当時は戦後の寡婦(戦争未亡人)の失業対策として創設した職業であり、ボランティアではなかったそうだ。今はどうなんでしょうか?町内会やPTAのボランティアで回ってるのかな??さて、ここは韓国。同じように登校時の横断歩道で、黄色い旗を持っているママさんたちがいる。「ノクセク オモニ」ノクセクは緑色、オモニはお母さん。つまり「緑の母」ですね。 あ、これは違うわね。小さい頃、一体何の薬なんだろう?と疑問だったけど、更年期障害の女性のための漢方薬だったのか。。。今の奥さんにはポチりたい薬かも基本的には「緑の母」をやりたいってママさん方が学校の申し込み用紙の「希望します」のとこに○つけて提出なんだけど、1年生のオンマたちの集まりが悪かったようだ。わたしはパンダが「奥さんは外国人なんだから、まあ今学期は休んでりゃいいよ。」と甘いことを言うので、希望書は出さずにいたら、先月末に子パンダの担任の先生から電話があって、「子パンダのお母さん~ 会社勤めされてないなら、申し訳ないんですけど 学期ごとに1,2日だけ立ってもらえませんか~??」とお願いされた。どうやら希望者が少なくて、人手が足りないらしい。「えっと、学校に子パンダ連れてくのはわたしなんですけど、 どうしたらいいんでしょうか?」「私が教室で見てますから、早めに登校させてくださいませんか?」「ああ、それなら大丈夫です。」「やってくださいます~~~?!!!」子パンダのクラスの先生、40代後半のアジュンマ先生なんだけど、韓国でやっていけるのかな~??とわたしが心配になるくらい声も小さいし、すごく上品だし優しそうな先生なのよ。だからかしら(え?)わたしとは気が合いそう何が気に入ったって、先日子パンダが家に着くなりこんな問題を出した。「足のにおいが臭いのは、いいことか悪いことか?どっち~?」「え~?・・・う~ん。いいこと?」「ピンポ~ン♪」「なんで?」「外で子パンダたちがいっぱい走って遊ぶと、足も汗かいて臭くなるの。 それくらい体を動かしたら、よく眠れるし体もすくすく大きくなるの。 だから足が臭いのはいいこと、って先生がおっしゃってたよ。」いや~ん、いい先生だ~。そしてもっと気に入ったのは、昨日の発言。明日、子パンダの学校では科学なんとか発表会っていう行事があるらしく、低学年の生徒たちは、未来はどんなふうになってるか想像して絵を描くのだそうだ。それはいいけど、韓国のオンマたちはそうとなったら必ず、明日描く内容をあらかじめ家で子供に描かせてみるのだよ。そんで、ここをこうしろ、ああしろとチェック&指導するらしい。なんでかっていうと、上手に描けたら賞がもらえるから。いや、逆だな。上手く描けないと賞がもらえないから。ばかばかしいと思うけど、日本にはほとんど需要も必要性もない子供美術教室(塾)が韓国にいっぱいあるのは、そういう韓国オンマがいっぱいいるためなんだよね。だから、わたしも一応子パンダに聞いてみた。「へぇ~。じゃ、今から描いてみる?」すると子パンダがきっぱり言った。「先生が、 絶対 家で描いてくるな、っておっしゃったよ。」それ聞いて、わたしゃ腹抱えてひっくり返って大笑いしたよ。いや~、こういう先生大好き。1年間安心してお任せできそうだわ、と安心した。今朝8時前に教室に着くと先生は、とってもべっぴんさんで上品なのにトレーナーにジーンズという、わたしが家でゴロゴロしてるのと同じような格好。化粧っ気もなくていい感じだった。「あっら~もうこんな早くにいらしたんですか~。 す~み~ま~せ~~~~ん」そして西側の横断歩道まで案内してくださる途中で、ちょこちょことおしゃべり。「西側は児童数は少ないんですけど、信号もないし 車の通りが激しくて危ないんですよ。 横断歩道だってゆっくり渡ってられなくて、 子供たち走って渡ってるんです。」とその美しい眉をひそめた。「じゃ、もうすぐもう一人のお母さんが来られますから、 2人一組でお願いしますね。 ああ、どうしましょう・・・明日筋肉痛が出ないといいんですけど・・・ 風邪引かないでくださいね・・・」と、先生はとっても恐縮されていた。あはは、ほんと韓国で大丈夫かなあ。 緑の奥さん初出動 しばらくするともう一人のママさんが来られて、学校側と向かい側に分かれて立った。信号が無い横断歩道なので、子供来る。緑の母旗下ろす。車は停止。子供渡る。子供と緑の母は運転手に一礼。車去る。でいいよね?とやってみたら、なんと車が停まってくれない。しかも、やっと停まったと思ったら、反対車線は車がゴウゴウすっ飛ばしてて、ママさんが車止めてくれてないしちょっと、一体なにやってんのよ?!!!と思ったら、逆に奥さんが文句言われちゃったよ。「ちょっと奥さん~~~! 車無いときに同時に旗出さないとっ!!!」え・・・?ええ~~~~っ???どういうこと?えっと、まとめますと車、もちろん停まらない。両車線、車来ない。緑の母旗下ろす。子供ら渡る。おしまい。これが韓国。。。 じゃ、緑のおばさんの意味無いんでは・・・?とわたしの頭の中いっぱいに?で埋め尽くされそうになった瞬間、向かいのママさんがでかい声で叫んだ。「おおお~~~い!!!アンタたち~~~!!! 今、車来てないから、渡ってしまいなさ~~~~い!!!」ちょっと離れたとこを歩いてた児童たちも、その声に急かされてパタパタ走ってきてパタパタ渡っていった。いや、あの、先生は走って渡るのは大変だから、旗で守ってゆっくり渡れと・・・も、もしや、これが緑の母の本来の役割なのかっ?!!!ああ、だんだん思考力が衰えていく・・・・ 母さんや、これでいいのだ。 え?なんか違うような・・・
2009年04月01日
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先月中頃、親切な金さんが、「最近また鼻が痛くて、痛くて~~~」 というわたしの話を聞いて 「私も鼻悪くて、11月に手術したんですよね。 調子いいですよ。鼻がスコーンと抜けた!!!て感じで もう頭痛もしないし、本読んでても頭入ってくるし・・・」 そうそう! 鼻が悪いと頭まで痛くなるし、頭悪くなるのよね。 「レーザーで簡単な手術だし、10分もかからないですよ。 奥さんもどうですか?火曜日の午前中なら私が付き添いますよ。」 と手術を勧めてくれた。「え?予約とか要らないんですか??」 「ええ、普通の診断の合間にささっと済むんです。」そうなの?そうなの?? いつだったかサザエ姉も、日本でレーザー手術してもらったら? って言ってくれたことがあったのよね。 韓国では内視鏡手術だろうなと思ってたら、レーザーもあるんだ。 と、金さんに誘われるがままに、金さんの地元の耳鼻咽喉科に行ったのよ。自分ではてっきり蓄膿だとばかり思っていたら 「蓄膿じゃないですよ。アレルギー性の鼻炎ですね。」 え?そうなの? 蓄膿じゃないなら、別に手術しなくてもいいか・・・ と思っていたら、男前な医者がにっこり微笑んで 「手術してしまいましょうか?」 と言うので、気づいたらうなずいていた乙女なわたし。 手術は本当に簡単で、はじめに薬がしみた脱脂綿を鼻に詰めて15分ほど待機。その後レーザーで患部を治療(焼くの??)途中、あうぅっ!!!と痛み走るものの、叫ぶほどではないかな。とは言え、瞬間瞬間かなり痛いので、もうそろそろやめてくんない??ってタイミングで終了1,2日は鼻血や鼻水、鼻づまりがあるけれど、 2~4週間で完全に粘膜が再生して完治らしい。 患部のかさぶたがきれいになるまでは、週に一度くらい通院。また男前先生に会えるので、内心ちょっとだけご機嫌な奥さん。すまん、パンダ。ところがだ。ところがだよ。2週間過ぎてもダラダラと鼻水と鼻づまりが交互にやってきて、非常に不快なのだよ。相変わらず鼻の奥のツーンとした痛みは走るし。で、男前先生曰く「次の土曜日に来てもらったら、 よほどのことが無い限り、通院もおしまいですよ。」土曜日は、はあちゃんママさんに会いにソウル国際スポーツレジャー産業展に出かけたので、ちょっと間が空いたが、今日が最後の通院と思ってバスに乗った。ここんとこずっと鼻水鼻づまりもひどいし、鼻水も粘ってきたし・・・と訴えると、相変わらず男前の医者は、奥さんの鼻の奥を確かめながらにっこり微笑んで、「手術したところはケンチャナヨ。」と、手術大成功マンセー発言。すごい保身っぷりで笑えたさらに「鼻水はね・・・完全に出なくなるわけじゃないですよ。」と、再発してもオレのせいじゃないからね釘指し発言。なんなの~~~??? とどめは「薬出しておきますので、夜1回だけ飲んでね。」もらった薬はなんと長期2週間分。もう来るなってことか?!!!もう来るな宣言だよね。だって韓国の医者って、こまめに通院させるためだと思うけど、薬の処方って2日分しかくれないもの。それが大サービスの2週間分だよ。「はい、お疲れ様でした~。」男前な医者の笑顔は輝いていたが、それゆえに、100倍憎たらしくなってしまった。薬の服用が必要ないからと思って、手術を選んだのにな。完治は2週間~4週間というので、あと1週間様子見てみるわ。金さんの言う「スコーンと抜けた」鼻ってのを体験してみたいもんだよ。ああ、なんかすっきりしないわ、鼻も心も。
2009年03月04日
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パンダ母が30年以上、雨の日も風の日も続けてきた「契」の集金。詳しくはよくわからないが、10人集まって、一人を助けましょう。そんでもって、それを10回やって、みんな順繰り順繰り助け合って、ちょびっとだけ儲けましょう。という、相互扶助の精神と仲間内の信頼関係があって、初めて成り立つシステム。参加人数は何人と決まってはいないけれど、参加人数が多ければ多いほど、利子も多く付き、契を取り締まる親分の懐も潤うらしい。パンダ母(親分)に言わせると、「普通の主婦が外に勤めに出たって、こんな稼げるわけがない。」そうだ。特に、パンダ母が声をかけるのは、一般家庭の主婦ではなく、全て、商売人なので、その日のうちに現金が入ってくるので、うまく回れば、美味しい副業になるらしい。そう、うまく回ればね。けど、このご時世、商売がうまくいかなくて、集金に行っても、なんだかんだと言い訳されて、回収が滞ることも多い。滞るどころか、自分の配当の時だけさっさともらって、残りのお金を払わずにトンズラする奴もいる。親分や、他の参加者のことを思ったら、絶対そんな真似は出来ないはずなんだけど、実際にはいる。さて、今日の昼前、パンダ母が「ちょっと、松炭まで行ってくるよ。」と、言い出した。松炭(ソンタン)というのは、隣町で、わたしが通うパン教室があるところ。ってことは、25分くらいバスに乗らないといけない。「え?タクシーでですか?」「いや、バス。」「しんどくないですか?腰大丈夫ですか?」「大丈夫だろう。」「松炭に何の用事でですか?」「ん~?お金もらいにね~。」へぇ~、松炭からも契に参加してる人がいたんだ・・・「じゃ、バス停まで、車椅子に乗っていきますか?」「ああ、じゃ、そうしてもらおうかね~。」と、バス停まで、車椅子を押した。が、松炭行きのバスの路線がいくつかあって、何番のバスに乗ったらいいのか、よくわからない。「お義母さん、わたしも一緒に行きましょうか?」「え?昼からどこも行かなくていいのかい?」「あ。。。ええ。。。」「じゃ、そうしてくれるかい?」ところが、車椅子の重いこと、重いこと。韓国バスの昇降口の高いこと、高いこと。おまけにバスの運転手はたいがい、せっかちでしょ?焦ったわ~。後ろから、バスを待ってたお客さんが、うんしょ!と押してくれて、ようやく、パンダ母も奥さんも車椅子も無事乗車。バスに揺られて20分。松炭の町に着いた。ところが、パンダ母の目が泳いでいる。「え~っと・・・市場、市場っと・・・。」そんでもって、通りすがりの人に、市場の入り口を尋ねている。???携帯で呼び出せばいいのに・・・「奥。ここをまっすぐ行ってみようよ。」行ってくれ、じゃなくて、なんで、行ってみよう、なの??とにかく、パンダ母が指差した方向に向かう。「ちょっと、止まって!」小さなお餅屋さんの前で車椅子を止め、パンダ母は、じ~っと店内をうかがう。餅食べたいのか?「違う・・・」え?何が??「じゃ、こっちの通り行ってみて。」市場の中の別の通りを指差すパンダ母。だから、なんで、行ってみて、なんですか??携帯は~???「果物屋か、トッポッキ(餅のおやつ)の店が無いか、よく見ながら行って。」え~?相手の住所とか電話番号とか知らないの~???と、内心ブーイングが湧き起こったその時、信じられない話が始まった。「そのアジュンマ(おばさん)、元々は市内で商売してたんだよ。 それがさ、契のお金もらうだけもらって、トンズラしたんだよ。 でも、悪いことはできないもんだね~。 つい最近、アジュンマを松炭の市場で見かけたって人がいてさ、 それ聞いて、追いかけてきたって訳よ。」え・・・?はっきり会えるって当ても無く・・・?「・・・じゃ、この市場の中の、果物屋さんとか屋台を探したらいいんですね?」「ああ、多分、出せたとしても、小さな店だから、すぐ見つかると思うよ。」奥さん、ちょっとした探偵気分で、結構真面目に探したわよ。でも、それらしきお店も人もいないんだよね~市場の中の通りは全て探したけど、見つからない。半分あきらめて、市場を抜けて大通りに出た瞬間。パンダ母が、「いたよ!!!」思わず、車椅子を押す手を止めて、通り向こうの小さな屋台に見入った。「間違いない。あのアジュンマだよ。」「お義母さん、行きますか?」パンダ母がうなずいた。後は、奥さん猛ダッシュ。ここでアジュンマに逃げられてはなるものか!!ぜえぜえ息を切らして、屋台に到着。パンダ母が「ちょっと!あたしだよっ!!!」とアジュンマに声をかけると、アジュンマ、一瞬、きょとんとした顔をして、すぐに、泡吹いた表情を見せた。「あら、あら、ちょっと、どうやって来たのよ~~~!」「どうもこうも無いわよ。一体、契のお金いつ払ってくれるのよ? どうなってんのよ?!!!」慌てながらも、アジュンマは、家族が病気でソウルの病院に入院しているだの、パンダ母には申し訳ないことをしたと、いつも気になっていただの、急な引越しだったので、バタバタしていて、パンダ母の携帯番号を失くしただの、スルスルスルスルと、口をついて出てきた。うわ~、普通に息をするように、嘘をつく人って本当にいるんだなあ・・・と妙に感心しながら、わたしはずっとパンダ母とアジュンマのやりとりを見ていた。「じゃ、いっぺんには無理でも、ちょっとずつでもちゃんと返してよね。」「そりゃ、もちろんよ~。」「とりあえず、今日も、ちょっとでもいいから、お金もらえないかしら?」「え~、今日は勘弁してよ~。月末にしてよ~。」すげ~っ。パンダ母の取立てをかわしたよ、アジュンマ。。。だけど、これで黙ってるパンダ母じゃないよね。「あ~、お腹空いてきちゃったわ。」と、目の前で湯気立ててるジャガイモをむんずとつかんだ。そして、ほおばった。「はい、食べなよ。」と、わたしにもくれる。あ、いや、いいんですか?商売の邪魔じゃないですか?とはらはらしつつ、奥さんもふかしたジャガイモをほおばった。引き続き、パンダ母は、サツマイモにも手を伸ばした。「はいよっ。」やはり、わたしにもサツマイモ。それから、パンダ母、トウモロコシも食べ始めた。ひょっとして、取立ての分、食って元とろうって算段なのか?!!TVチャンピオンみたいになってきたぞ・・・ふかし物の中では、サツマイモが一番美味しかったらしく、パンダ母は2つ目のサツマイモにGO~!わたしにも食べろと目で訴えていたが、さすがのわたしも、芋ばっかそんなに食べられるもんでもなく、お断りした。すると、パンダ母は、すっくと立ち上がり、「えっと・・・じゃジャガイモ1万ウォン分と、 かぼちゃときゅうりと唐辛子とナスで1万ウォン分と、 それから、ふかしたジャガイモとサツマイモとトウモロコシ1万ウォン分 全部で3万ウォン分、包んでちょうだい。 今日、財布持ってないから、ツケといて。」と、屋台にあるものほとんど全てを一つ一つ指差した。でっかいスーパーの袋、合計4つにもなった。あの・・・これを一体どうやって持って帰れと・・・??「じゃ、月末、また来るから。ちゃんとお金用意しといてよね。」パンダ母は杖をつきながら、バス停へと向かう。わたしは、車椅子に、パンダ母の代わりに野菜たちを乗せて、ゴロゴロと、同じくバス停に向かった。すぐにバスは来た。が、すぐには乗れない奥さん。そして、すぐには降りられない奥さんと車椅子と野菜たち・・・重い・・・重過ぎる・・・パンダ母もゆっくりとバスを降り、「じゃ、あたしゃゆっくり歩いてくから、野菜お願いね。」引き続き、車椅子に野菜たちを乗せて、家路に着いた。パンダ母は当分おかずには困らないと、ご機嫌だったが、わたしはもう疲れてヘロヘロで、夕飯の支度だけはしたけれど、ご飯の後は、肩が痛くて痛くて、後片付けもパンダにまかせて、2階に下りてきてしまった。実家の兄嫁さんとサザエ姉に、ちょびっと愚痴メールを送っていたら、子パンダが、隣の部屋から「お母さん~、お母さん~。」と呼ぶ。うわ~、ごめん、子パンダ、今日は絵本も勘弁してくれ。一人で寝てくれ!!!「お母さん、ちょっと来て~~~。」「用事があるなら、お前が来んかいっ~!!!」「お母さんが来ないとダメなの~。」???何だろうと思って、まだツノ出したまま行ってみると、「お母さん、ここに寝転がって。 肩揉んであげる。」いや~ん。子パンダ~。いつものことながら、ごめん~~~。ごめん、ごめん、ごめん、ごめん~~~~。奥さんこの日は泣き寝入り。子パンダに寝かしつけてもらったよ
2008年06月03日
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パンダ母は入院中の身ではあるが、足以外は元気なので、一日のうちに何度か携帯が鳴り、おつかいを頼まれることが多い。今日の午後も、そう。「奥かい?今から○○紳士服のとこに行ってちょうだい。」「え~っと、え~っとスーパーの角のですか?」「そうそう。お父さんの身分証明書と印鑑も持ってね。」「あ~、はい。。。」今日は何なの~~~?それにいくら探しても、パンダ父の住民登録証が無いのよ。困った、困った・・・パンダに電話してみたら、あっさり「あ、それ、オレが持ってる。」「なんで~~~?」「ちょっと、市役所への申請に要るから。」いや~ん・・・その旨をパンダ母に伝えると、「わかった。じゃ、お母さんのでいいから、持ってきて。 お母さんも、今からそっちに向かうから!!!」え?向かうって???よくわからないまま、N紳士服に着いてしまった。ここのご主人には、つい最近集金のことで、お世話になったので、顔見知りと言えば、顔見知り。「こんにちは~。」「あれ?今日はどうしたの?」「あ、いや、あの・・・お義母さんが・・・ 今、ここに来られるそうなんですけど・・・」「どうして?」「そ、それは、わたしにも、ちょっと・・・」しどろもどろというのは、こういうことを言うんだろうなあ・・・しばらくすると、なんと、病院のパジャマ姿で、車椅子に乗ったパンダ母が登場。車椅子を押してきてくれたのは、市内の女子高に通う女の子2人。「あ~、ほんとに助かったよ、ありがとうよ~。 えっと、あんたたちの学校と名前教えてくれないかい?」さらさらとメモするパンダ母。「今度お礼するから~~~!!!」「あ、いえ・・・さようなら・・・」と、立ち去る乙女たち。「車椅子くらい自分で動かせると思ったら大間違いだったね~。 どうしようかと思って、あの子たち捉まえて、お願いしたの。」ご苦労様・・・「何、今日はどうしたの~?」店のご主人が、車椅子を店に引き上げてくれた。「いえね、そこの空き店舗に入らせてくれって人がいるから、 もう今日、契約してしまおうかと思って。 アンタなら信用できる人だし、立ち会ってもらいたくてね~。」ああ、そういうことだったのか・・・パンダ母は、市場の中ほどに、貸し店舗を持っているのだけど、そこの2階は長いこと空き家だったのよ。しばらく待つと、普通の主婦っぽいおばさんと、スーツ姿の爽やかおじさんが入ってきた。どうやら、この人たちが、店子さんみたいだ。店のご主人が、さっと契約書を取り出した。パンダ母の代わりに、名前や住所を代筆してくれる。「えっと、契約金は1000万Wだけど、どうされます?」すると、主婦っぽいおばさんが、「じゃ、今日のところは10万Wだけ手付金として置いていきます。 すいません、持ち合わせが無くて・・・ 今日物件が見つかるなんて思ってなくて。。。 でも、急にここがいいなと思って・・・」そうなの?そんなんでいいの?そんなもんなの?敷金礼金100万円なんだけど、1万円だけ置いてくね、ってなもんだよね??「えっと、じゃあ、残りの999万Wはいつ?」「じゃ、来週の水曜日に。」「う~んと~・・・契約日ってのは、今日なのかな? それとも契約金もらってからの日付にするのかな・・?」店のご主人が、ぶつぶつつぶやいていると、店の奥のソファに座ってたおじいちゃんが、すすすすす~~~~っと、やってきて、日付は今日の日付を書け、手付金はこの欄、残りはここの欄、来週の水曜日の日付はここに・・・と、手取り足取り教えてくれる。店のご主人は、言われた通りに書いていたが、「え?けど、やっぱり契約金全額払ったところで、契約なんじゃないの?」途端に、主婦が焦った表情で、「でも、全額揃って払うまでに、 他の店子さんが入ってしまったらどうするんですか?」ここで、おじいちゃんがまた「契約の日は、今日でいいんじゃ。手付金は今日置いくんだから。」あ~、このおじいちゃん、この主婦のお父さんか親戚の方かしら??主婦はほっとした様子で、何度も「今日決まるなんて思ってなかったから、現金が無くて・・・」と、繰り返していた。それから、パンダ母が、「一体、何のお店を出すのよ?」え~~~?知らなかったの~~~?聞いてなかったの~~~???今度はスーツ姿の爽やかおじさんが、「健康グッズと言いましょうか、 台に乗って、1分間に1万回以上の振動で、 脂肪を燃焼させるんですよ。ダイエット商品・・・ですね。」爽やかおじさんが、わたしをちら見したわたしも健康グッズと聞き、胡散臭そう~と思ったのだけど、その振動するやつは興味あるある大辞典。日本でお試し体験したときに、あまりにも全身の脂肪が揺れたので、いつかTVショッピングで注文したいわ~とか思っていたのよ。ぎらつくわたしの目に気づいたのか、「お嫁さんは無料で使ってって下さいね!」爽やかおじさんが、微笑んだ。何ですと~~~?タダで使えると喜んだのと同時に、やっぱり誰が見てもダイエットが必要なのねと、ちょっと複雑な気持ちだわ。それにしてもわからない。お店や商品の説明をするのは、爽やかおじさんで、主婦は全く口をはさまない。おじさんが営業マンだとしても、主婦が一言くらい「ええ、そうなんです。最近話題でしょ?」とか「この頃流行ってるんですよ~」とか、会話に入ってもいいと思うんだけど・・・まあ、いいんだけどね。お互いの名前や住所、住民登録番号や、電話番号などを全て書き込み、後は印鑑を押すだけとなった。店のご主人が、それぞれの名前の横にハンコを押し、契約書、甲・乙2枚をつき合わせて、そこに割り印を押した。おじいちゃんが、満足そうに、「そうそう、割り印ってのはそれでいいの。」契約書が埋まったところで、ご主人がコーヒーを入れてくれて、しばしくつろぎ、「じゃ、来週の水曜日にまた来ます。よろしくお願いします。」と、主婦と爽やかおじさんが去っていった。ご主人とパンダ母が、「あの二人、夫婦じゃないよね~」って話で盛り上がっている。あれ?おじいちゃんは、まだ、お店に残ってるじゃないの。ってことは、あのおばさん側の人じゃなくて、ここのご主人のお父様なのかしら・・・おじいちゃんは、パンダ母にまで、色々アドバイスし始めたよ。「契約ってのはね、契約金は低めに、 月々の家賃はちょっと高めにしておくの。@#〒#◆$*#&▲・・・」あはは~、パンダ母がこんなに大人しく人の話を聞いてるの、初めて見るかも~~ひとしきり話すだけ話して、コーヒーを飲み干し、「じゃ、帰るわ。」とおじいちゃんも去っていった。「さようなら~。」・・・・・誰?「じゃ、あたしも病院戻るわ。奥、押して。」行きは女子高生。帰りは20何年前の女子高生に車椅子を押され、パンダ母は病院に戻っていった。驚いたことに、医者には黙って外出してきたらしいわたしがびっくりして、「いいんですか?!そんなことして?!」と、聞くと、更に驚いたことに「あはは、いいのよ~。今日だって、こっそり鍼治療に行ったの。」えええええ~~~~~?!入院してるのに~~~??・・・・・・そして、とどめ。「あのね、お医者さんが、手術しろって言ってんのよ。 でも、お母さん、嫌だから!!!!!」そんな・・・・手術して良くなるのなら、手術したらよろしいじゃないですか・・・こっそり鍼に通うって(笑)どうしたらいいの?先生にチクっちゃう??もう、何でもいいから、早く帰ってきて~~~~!!!
2008年04月16日
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水曜日は荒れ狂った天気とわたしだったが、木曜日の日記に書いたように、『はなや』という名のお花屋さんに心が慰められ、午後から行った韓国語教室では、初級ではなく、中級のクラスに入れてくださいと言ってみたところ、即OKで、しかも、中級の先生は、ものすごく感じの良いアガシ先生授業もわかりやすくて、熱心で、やっとアタリ!って感じで、もうご機嫌さんで帰宅。帰宅。帰宅。。。えっと、韓国語教室から、パンダ家まで、歩いて1分もかからないんだけど、なんで、1分もかからない間に、変なおばちゃんにつかまっちゃうかな、奥さん。。。「奥さん、すごく福のあるお顔立ちしてらっしゃるわ。 干支は何?ご主人の干支は? お寺行ったことあります? ちょっと、お茶一杯ご一緒しない?」あ、いや、あの・・・もうそういうの結構ですから・・・気をつけないとね。ぼーっとしてるのかしらね、わたしって・・・思えば、それが、予兆だったのかもしれない。。。家に着いて、子パンダが帰る時間までに、夕飯の支度をして、あら、なんか余裕だわ~と悠長に構えていたのも束の間。子パンダが帰ってきて、しばらくして、パンダ母が「○○と▲▲と□□に、集金に行ってきてくれないかい?」契(ケ)の集金ですね。。。ここんとこ足の具合が良くないパンダ母の代わりに、近所のお店にはわたしが契の集金に行っている。集金から戻ってご飯食べて、シャワー浴びて、さ、子パンダ寝かそうって時になって、また3階からパンダ母の呼ぶ声がする。行ってみると、もう使わなくなった鍋が、コロリ・・・「そこに水入れて。」浄水器の水を入れようとしたら、「水道水でいいのよっ!!」え・・・???水道水を鍋に入れ、言われた通り、残り物のご飯とキムチを入れると、「鍋を火にかけて。」言われるがままに、火にかける。一体何の料理ショー???全然美味しくなさそうなんだけど・・・随分グツグツ煮えたところで、パンダ母が、「ハサミ!」「はい・・・」「あたしの髪の毛切ってちょうだい。前髪をちょびっとだけよ!」???????ほんの一握りを、何mmか切ってみた。「鍋に入れて!」こ、これをですか?「もう一回、切って。切った髪は鍋に入れて。」「はぁ~・・・」合計3回、前髪をわずかに切って、それを鍋に入れた。「火、消して。その鍋をあたしの頭の上でぐるぐる3回回して。」訳がわからんけど、ぶつぶつ拝んでいるパンダ母の頭の上を、とにかく、ぐるぐる3回、熱く煮えたぎった鍋を回す奥さん・・・パンダ母は神妙な面持ちで、何かを唱えている。あ・・・・これ・・・前にどっかで見たことがあるわ・・・確か日記にも書いた気がする・・・限りなく黒魔術っぽくて、怖いんだよね~。「もうね、この足の痛みは、何かが憑いてるとしか思えないの。 これを、大通りに出て、○○薬局のあたりに撒いてきて。 その後、包丁をこんな風にね、投げてみて。 包丁の刃が、向こう側向かないとダメよ。 こっち側に向いてたら、何度でも投げなおして。」えええええ~~~~~?!!!この、ぐっちゃぐちゃのゲ○に近いおかゆを、○○薬局前に撒くんですか?!「○○薬局はもう営業時間じゃないから。」いや、そんな問題じゃなくて・・・わたしが一言も言葉を発せずにいたら、パンダ母は、シャッとマッチを擦り、3本のお香に火をつけた。「さ、これも持ってって。」どうしよう、どうしよう・・・しかも、何かが憑いてるとか、怖すぎるし、こんな夜遅くに、線香と包丁と鍋持って走る女・・・それがわたしだなんて、気が狂いそうだわ・・・でも、パンダ母はそうでもしないと、足の痛みが引かないと信じてるんだよね??「じゃ、行って来ます・・・」どうか、こんな姿を誰にも見られませんようにと祈りながら、湯気が上る鍋と包丁、そして線香を持って、大通りまで走る奥さん。ところが、○○薬局は閉まってるものの、お隣の食堂はまだ営業中。そして、お客さんや店のご主人が出入りしている。そんなところで、こんな得体の知れないものを撒くわけにはいかんだろう~~??ダメだ。わたしには出来ない!!!たとえ、誰が見てなくても、そんなことは出来ない!!!見上げれば三日月。お月様だけが知っている。そのまま、また、鍋と包丁と線香を持って、ひた走る奥さん。ひとまず家に戻って、地域指定のゴミ袋を持参。また○○薬局前に走る。どうか、パンダ母の足が治りますようにと念じながら、鍋の中のどろどろを、ゴミ袋に流し込んだ。それから、包丁をポイっと投げ、刃が向こう側を向いたのを確認して、空っぽの鍋とゴミ袋と包丁を持って、全速力でダッシュ。途中のごみ収集場にゴミ袋を置き、家まで無呼吸で走りついた。ぜーぜーぜーぜーどうにか街の景観は守れたわ。「お義母さん、ちゃんとやりました!!!」「ああ、そうかい。お疲れ~。」まだぜーぜー言いながら、部屋に戻ると、子パンダが「お母さん、どこ行ってたの~~~?」と、涙目で待ちくたびれていた。す、すまん。。。どこって・・・どこって・・・おばあちゃんのお遣いだよ・・・参った。参った。疲れた。が、奥さんが本当に参ったのは、この翌日であった。
2008年04月11日
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土曜日。パンダは午後からソウルで仕事。昼前に出ればいいので、のんびり朝寝。今年に入って、「良い嫁貯金」も底をついたけれど、もう去年までみたいに、良い嫁を演じて、くたくたになったり、ブルーになったりするのは、もうこりごりだと思っているわたし。目が覚めたのは7時過ぎだったけど、3階に上がったのは9時。同居1年目だったら、寝坊した~!!!って半泣きだったわね。奥さんも図太くなったもんだわ。さて、朝食は、昨日大量に作ったチャプチェ(五目ハルサメ)赤やオレンジのパプリカが入ってて、食欲をそそるわ。けど、昨日、ご飯だよ~~~!!!って呼んでもなかなか来ない子パンダに「早くおいでよっ!!! お母さん久しぶりに美味しいもん作ったんだから!!」美味しいチャプチェと言いたかったのに、あまりにも久しぶりで、名前すら出てこなかったのよ。それを聞いてたパンダ。食卓について、辺りを見回して、「えっと・・・美味しいものって・・・?」いきなり宣戦布告かよっ?!!「チャプチェだよっ!なんか文句あんの?!」「あ・・・いや・・・美味しいもんっていうから・・・」五目ハルサメって、わたしの中では十分美味しいごちそうなんだけど、韓国じゃポピュラーすぎて、旦那にゃなんでもないおかずだったようだ。と、そういうわけで、わたしはご飯食べ終わるなり、ずんがずんがと下の階に下りていって、一人食後のお茶。当然、お茶碗洗いはパンダ。すまんね~。というようなことがあった翌朝である。そう、今朝のことよ。さ、昨日の残り物を食べてしまいましょう~あ?あ・・・ん・・・??チャプチェが・・・チャプチェが・・・昨日炒めたフライパンの中に、そっくりそのまま、おわします~~~ね?なんで?なんでタッパーに入れるとか、冷蔵庫に入れるとか、ラップするとか、できなかったの?せめてフタしとくとかできなかったの??そりゃさ、ふくれっつらして、後片付けもせずに台所を去った奥さんも悪いよ。けどさ、それはそれ、ハルサメはハルサメじゃない??乾いてるじゃないの。乾いちゃってますってば!!!もうちょっと気を利かそうよ、パンダ。そして、ふと、回れ右して振り向くと、食卓には、きれいに盛り付けられた赤いおかずたちが。。。辛そうなおかずたちは、パンダ母が今朝作ってくれたものだろうけど、なんで自分が作ったおかずはこんなきれいに置いてあって、わたしのおかずはフライパンの中で乾いて~るのよっこないだのミネストローネのスープ。あれだって、翌朝食べようとしたら、前々日のおでんがコラボされてて、味も変わってたし、でっかい大根がプッカプッカ浮いてたじゃないの。そういう離れワザができるんだったら、ハルサメの上にフタするくらい何でもないことじゃないのよ。そりゃさ、奥さんだって、悪気はないけど、失敗しちゃったってことは数限りなくあるよ。つい、こないだだって、黄砂警報真っ只中に、パンダ父のパンツ外干したよ。おまけに、夕方からその黄砂入りの雨が降り出したってのに、そのままパンツ放置しちゃったよ。でも、そういう失敗とはなんか違う匂いがするんだよね。ああ、そんでさ、なんでだろう、日本から戻ってきて以来、ずっと調子良く来たし、さらさらなんでも流しながらいい感じで来てたのに、またしても、思い出さなくてもいいことまで思い出し、こだわらなくてもいいことにこだわり、奥さん、あっさり噴火(笑)ちなみに、思い出してしまったことというのは、台所のたわし。奥さんはエコエコ奥さんなので、食器用の洗剤は使わずに、アクリルたわしで済ませている。随分前に編んだシマシマのたわしがあるのだけど、なんと、日本から帰ってきたら、そのたわし、編み直されていた作りたてのほやほやなら、わかるよ。でもさ、編んで、使い込んで、もう半分臭くって(笑)フェルト化してるような毛糸を、ほどくって、ものすごく難しい作業だし、それをまた編みなおすって・・・そこまで何がパンダ母を駆り立てるのかしら?パンダの「親切でやったことだと思うよ。」「悪気はないと思うよ。」ってのも聞き飽きたの。だって、日本だったら、たとえば、うちの兄貴やサザエ姉の旦那さんだったら、とっくに「要らんことすんなクソババア!!!」くらい言ってると思うもの。いや、クソババアはないか。ババアくらいか?・・・・わからん。韓国じゃ、目上には絶対敬語という最上級の敬語を使って話すから、そもそも母親に対して、「ババア」にあたる単語があるのかどうかすら疑問だ。仮にあったとしても、「ババア、それはあんまりではございませんか?」「ババア、いい加減になさってくださいませ。」とかいう言い回しになってしまうんじゃないかな。とにかく、荒れ狂う奥さんの側で、パンダはただ、黙って立ちすくむのみ。その後、メールで、「奥さん、ごめね。なにも助けることがないので。。。-_-;;」何も助けてあげられなくて、って言いたいのね、多分。気分転換にと、久しぶりにソウルに出かけたけど、雨。それにパンダは一足先にソウルに出てたから、わたしと子パンダだけで移動というのは、結構疲れるんだよね。着いたら、もう夕方で、ご飯食べて、シャワー浴びたら、もう寝る時間だよ。日曜日は日曜日で、子供ってなんでかね~~~??平日は起こしても起きないくせして、休日の日って、なんで、早くからパッチリ目が覚めてハイテンションなの~~?横見ると、まだ冬眠中のクマがいるわ。ああ、この頃、子パンダのことはめっちゃ可愛くてしかたないんだけど、パンダのことが可愛くなくてしょうがないの。どうしたらいい?? 今日のおやつ・ポンデ
2008年03月23日
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パンダ85kg。年に何度か酔っ払う。過去のデータを見ると、四半期に一度。春夏秋冬この冬、またやってくれたよ。酔ってくれたよ。金曜日、わたしの髪型がワカメになり、気づいてくれるかしら?とか気づいてくれないほうがいいな、とか乙女心を揺らしているのに、12時過ぎても帰ってこないパンダ。携帯鳴らすと、「あ~~~~もう駅に~着きまっした~~~。」駅から徒歩7分くらい。酔っ払いの千鳥足でも15分。なのに、15分過ぎても帰ってこない。このクソ寒いのに何してるんだろう?駅に着いたのは電車で、本人は降りてこなかったのかしら??また携帯鳴らすと、「ちっ!!!明日、テジョンに行く切符買ってんだよぉっ!!!」それくらい、わかれよボケッ!!!くらいの勢いで、なぜか逆ギレしている酔っ払い。それから待つこと20分、ようやくご帰還。ガチャガチャガチャガチャ!!!!酔っ払い。キーが差し込めないほど酔ってるらしい。わたしが開けると、一瞬ぐらっと世界が傾いた。と思ったのは気のせいで、ぐらっと傾いて立ってるのは酔っ払いだった。パンダ、酔っ払うと、まっすぐは立っていられない。「奥さん、ごめね、ごめね、ごめね・・・」何を謝っているのかわからない。「誰も怒ってないでしょ?!!ちょっとちゃんと歩いてよ!!」パンダを2階の部屋まで押してって、布団に寝かせた。が、実際は、拝むようにでかい体を丸めている酔っ払い。なんでか、酔っ払うとこの体勢。いつでも店開きできるようにかね~??「ちょっと、足伸ばして、楽に寝なさいよ!!!」と、前に回って、腰のあたりをつかんで四つ身になる奥さん。相撲かいな。。。やれやれ。けど、明日は確か昼から行けばいいって言ってたし、朝寝してればいいわ・・・案外早起きしてきた酔っ払い。「奥さん。。。なんかジュースかなんか下さい・・・」はちみつ溶かしたお湯を飲み、ちょっと落ち着いたパンダ。テジョンで行われる書道関係の総会の資料に目を通して・・・と、カバンを見てびっくり。カバンの持ち手がぶっ壊れている。振り回しながら帰ってきたのかしら・・・???そして、それ以上に驚いたのは、そのカバン。他人様のものでした。それから、大慌てで、身元がわかるようなものがないか探し、手帳が出てきて、こんにちは。幸い、飲み会に参加していた人だとわかった。が、今日必要な総会の資料は、パンダのカバンの中。そこで、またあちこち電話して、メールで送ってもらったり、自分の書類引っぱり出してきたりで、てんやわんや。そんな中、わたしははっきりと聞いたね。机の上を探していたパンダが、振り返って、PC前にいたわたしに向かって「あ、奥さん。」じゃなくて、「あ、○○さん。」おいおい、奥さんの名前じゃないんだけど「ちょっ、あなた今、奥さんじゃなくて 他の女の人の名前言ったでしょ?!」するとパンダ、「あっ、あっ、もう時間が、飛行機の時間に間に合わない!!!!」この街のどこにテジョンに向かう飛行機が飛んでるっていうのよ???米軍の戦闘機にでも乗るつもりか???と、いつもなら、ここで奥さんが噴火する場面なのだけど、ひとつだけ心配になって、聞いてみた。「ちょっと、朝ごはんは?!」「いい、食べない、時間ないから!」ここで緊急事態発生。奥さん戦意喪失。同時に懇願。もうすぐ号泣。「ぇぇぇぇぇええええええぇぇぇ!!!! お願い!お願いだから食べてって!!! じゃないと、またお義母さんが、何て言うか・・・」「いい、いい、ほんとに時間ないから。」「困るわ~!!! じゃ、パンダが上行って、お義母さんに言っといてよっ!!!」「わかった、わかった・・・」と、見送りだそうとしたその瞬間、上の階から噂のパンダ母が降りてこられた。「何?朝ごはん食べなさいよ。」「いや、オレ、時間無いから。もう行ってきます。」「んだって~?!@#$%*&^#▲ё〒*&%$#@!!??」駆け下りて、駅に向かう(それとも飛行場?)パンダ。バタバタとパンダを追いかけて出て行くパンダ母・・・なんなの?追いかけてって、朝飯食わす気なのか??けど、いっこうに帰ってくる気配がない。昼まで待って、単にいつもの例のへんてこ売り場に行ってただけだと気がついた。が、朝飯至上主義のパンダ母。昼になっても、ぶつくさぶつくさ文句が出る。「全く、朝ごはんも食べず(食べさせてもらえず)に行くなんて・・・ どんなに腹を空かせてることだろう・・・」小学生の子供でも、腹が減りゃ、その辺で買い食いするでしょうよ。息子さんなんか、もうおじさんなんですよ?!そして、ちくりちくりと奥さんの反撃がようやく始まった。「ほんとは、昼から出れば良かったらしいんですよ。 それがね、昨日へべれけに酔っ払って 他人様のカバンを間違えて持ってきちゃったんです。 だから、自分の今日の資料がなくて、 朝あちこちに連絡して、揃えてたんです。 それで、朝ごはんも食べられなかったんですよね。」「え~?なんで、人様のカバンと自分のカバンを間違えるんだいっ?! @#$%*&^#▲ё〒*&%$#@!!??」パンダ母は、よそのどなた様が、パンダのカバンを間違って持っていったと勘違いして、猛烈に怒り狂っている。あくまでも、正しいのはうちの子。間違ってるのはよその子。なのだ。さ、奥さん、落ち着いて、にっこり笑って~「やだ、お義母さん。違いますよ。 酔っ払って、カバン間違えたのは、 パンダですよ~。」ふぅ~。なんか、今年は違うぜ、奥さん。一瞬、パンダ母は、きょと~~~~んその後、「やあね、あの子ったら、お酒のせいでね~。全く。 あの子、そんなどんくさいことする子じゃないもの・・・」ですよね~~~。他人様のせいじゃなければ、酒様のせいですよね~~~。奥さん、武士の情けで、最後の言葉は、飲み込んだ。いいえ、お義母さん、息子さんはじゅう~~~~ぶんどんくさいんです!!
2008年02月23日
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韓国暮らし。この春が来て丸3年。え?まだ3年なのか?あんまり濃いので、6,7年経ったかと思ってたよ。去年の5月から4ヶ月間、製菓製パン教室に通ってみた。中級クラスで、先生もレシピもまあまあだったし、パン仲間もできた。中級の次は、欲も出てきて、資格を取るコースを受講してみた。そしたら、まあ、これがハズレだよ。使ってる教科書は、限りなくレトロなレシピの教科書で、その通り作ったら、バターたっぷり、砂糖たっぷりで、いけません。。。日本で、30年くらい前に食べたような懐かしい味と食感。でも、先生は「この教科書の通り実技試験に出ますから、この本でいいんです! それに眺めてるだけでも、勉強になります!!!」って、すごくオススメなんだよね。で、毎回毎回、メタボちっくなパンやケーキになるし、いや、それでも美味しいのならあきらめもつくけど、美味しくないんだよね・・・だから、家では食べきれないから、パンダが「じゃ、仕事場持ってくよ~♪」って、持ってってくれるのはいいけど、みんなからえ~、奥さんのケーキ美味しくない~とか思われるかもと思ったら、それもシャクでシャクで(笑)だから、12月に日本に里帰りするときに、「先生、今までありがとうございました。 1月からはちょっと通えないので・・・」と、小さなプレゼントも用意して、おいとまを告げたのよ。そしたら、日本に帰る前日の夜、先生から電話がかかってきた「奥さん~~~、あのね、 1月からの教室、受講の申し込みしておいたから!」「え?あ?あの、わたし・・・」「代金も払っておいたからね、代わりに。」「・・・・・」「今日が締め切りだったんだけど、生徒さんが13人しか集まってなくて、 このままだと、閉講になってしまいそうだったの~~~。」「・・・(なってもいいじゃないですか)」「だからお願い~、1月からも通ってぇ~~~~~」あ、いや、わたし、お別れの挨拶しましたよね?お世話になったお礼もしましたよね?なんだったんですか?あれ??と、大和なでしこは、口に出すことができず、ただ、「は、はあ。。。」とか「へぇ・・・」とかしか言えず、寄り切られてしまったのよ。 あ、いや、四つ身にもなってないから、突き倒しって感じかしら? で、1月末から、不本意ながら、また同じ教室に通っている。もうこうなったら、とことん先生から吸収できるものは吸収してやる!利用してやる!!!くらいの勢いで、臨んだのが、大きな間違いだった。知り合いの日本人奥様から、ケチャルパンの作り方を聞かれたわたし。ケチャルパン好きな人は多いようだけど、わたしは食べたことがないの。 タピオカ粉を使ってるから、外はかりっと、中はモチモチみたい。ポンデケージョみたいなのかな?スーパーでホットケーキミックスみたいな、ケチャルパンミックスの粉は見たことある。でも、あの手のミックス粉使うのって、もったいないし、手作りできるなら作ってみたい。そこで、東南アジア食品の店で、タピオカ粉だけ買って、ミックス粉の箱の裏に載ってた割合で、適当に作ってみたよ。そしたら・・・そしたら・・・温泉せんべいみたいに、ぱりぱりのが出来上がって、それはそれで美味しいっちゃ美味しかったんだけど、ケチャルパンとしては失敗に終わったのよ。それがさ、わからんもんよね、パンダ母が「美味いよ、これ。今まで奥が作ったパンの中で一番美味い!!」っていっぱい食べてくれて、ちょっと複雑。。。そこで、先生の登場だよね。こういうときに、どんどん教えてもらわなくっちゃ!!「先生、あの、ケチャルパンなんですけど、 モチモチっと焼けないんですけど、どうやったら・・・」先生、わたしの質問最後まで聞かないうちに、元気に答えてくれたよ。「あ~~~~!!ケチャルパンは、 ミックス粉使うのが一番美味しいの!!!」え゛?聞きまつがい??わたしが自分の耳を疑っていると、先生は「家で焼くのは難しいから、 ミックス粉使うのが一番よ!!!」またしても奥さん土俵下へまっさかさま。ねぇ、ねぇ、それって、たとえるなら、え~っと、え~っと、たとえるのすら難しいんだけど(笑)たとえば、年賀状をきれいに書きたいと、お習字教室行ったら、先生が「え~っと、年賀状は、ワープロで、行書体で、 フォント15くらいでプリントするのが一番きれい♪」って、言ってるようなもんじゃない?面白すぎるわ、全く。あ~~~~・・・けど、思い起こせば、この先生、食パン焼いたときも確か、「食パンは、なんといっても、 パン屋さんで買うのが一番美味しいです!!!」って、言い切ってたわ。。。パン教室の先生なのに~~~(笑)あ~、早いとこ試験合格して、とっとと教室も卒業してしまいたい。もうあとひとふんばりです。土俵際です。どすこいっ!!
2008年02月19日
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さて、旧正月当日。法事は、命日の法事と違って、夜中ではなくて、朝のうちにやるから、比較的ラクと言えば、ラクなのよ。けど、祭壇やら食器の準備もあるから、パンダ母の希望としては6時起床あたりなんじゃないかしら?ところが!!日曜日だよ・・・いつも6時半と7時に鳴るはずのアラームが、週末モードになっていて、奥さんたら、起きたら7時半あわてて、3階に駆け上がりつつ、えっと、今日の朝の挨拶は、おはようございますなのかそれとも明けましておめでとうございますなのかどっちなんじゃい~~~~?!と迷いつつ、あ!兄嫁さんに聞けばいいか!と、とりあえず、おはようございます~♪と部屋に飛び込むと、まだ、準備はこれから、って感じで、ほっとしたわ。しかも、パンダ母が「奥~!ひとつ料理忘れてたよ~。今から揚げて!!!」と、白身魚を指差した。ええ、ええ、いいですとも。これで朝寝こいてたのが、ちゃらになるなら!!!で、魚揚げながら、兄嫁さんがおはようございますなのか明けましておめでとうございますなのか、ちゃんと聞いておかなきゃ・・・と、兄嫁さんの登場を待ってたんだけどいない。。。パンダも同じことを思ったらしく、「兄嫁さんは~?」パンダが声を発すると同時に、パンダ母が「どうでもいいのっ!!!」ほら、あれだよ、あれ。「ピカッと光ってから、しばらく経って、 ゴロゴロって雷の音がするときは 遠いから、安心です。 それが、 ピカッと同時に、ピシ~~~~~ッと音が響いた時は、 近くに落ちたってことです。」って、中学んとき、理科の先生が言ってた通りだよ。今朝は、同時だったよ、同時その剣幕に押されて、お義兄さんが、「呼びに行って来るよ・・・」すると、これまた同時に「要らん~~~~~っ!!!!! 起きてくるまで、放っとけ~~~!!!」春雷・・・美しい日本語ですね・・・けど、ほんと放っておいたら、いつ起きてくるかわからないので、お義兄さんが、向かいのサウナまで呼びに行ってくれた。歩いて1分もかからないのに、なぜか、帰りが遅い・・・わたしの天ぷらもそろそろ全部揚げ終わっちゃうわ。「また、呼びに行って、喧嘩でもしてるんだろ?!」とパンダ母。わたしも、思わずうなずいてしまった。それくらい時間が経っていたのよ。かれこれ15分くらいしてから、兄嫁さんたちが帰宅。おはようなの?明けましておめでとうなの?!ところが、兄嫁さんは無言。。。そして、濡れた髪はちりちり・・・あ、、、兄嫁さん、、、朝シャン???場が一気に凍りついたところで、明るいお義兄さんが「いやぁ~、もう、すごいよ、この人。たいしたもんだよ~!!! 放送で呼び出してもらっても、出てこないから、探しに行ったの~。 人いっぱいだし、布団がなかったらわからなかったよ~!!!」シ~ン・・・けれど、また何事もなかったかのように、しゃんしゃんと法事の準備は整えられた。「奥、法事が済んだら、この皿に、料理や果物、少しずつ盛って、 1階の門の外に置いておくんだよ。」「あ、はい・・・」いつもは、それパンダ母がやってくれてたんだけど、今年はわたしの仕事になったのね。なんでそんなことするかっていうと、わたしもよくわからないんだけど、法事で供養してもらえない、可哀相な霊が妬むといけないから(by パンダ母)らしい。それから、兄嫁さんには、1階のシャッターと門、2階の門を開けておくように指示。それは、もちろん、ご先祖様が入ってこられるようにね。10時近くになって、ちょっと遅めの法事が始まった。ご先祖様、おな~り~。たくさんの法事料理を、ご先祖様が召し上がりやすいように、箸やスプーンを置いて、トックッ(雑煮)のおわんの蓋も開けて・・・何度やっても、ちょっとリアル。で、最後に家族が花道みたいに入り口に並んで、お辞儀して、ご先祖様をお見送りする。わたしは忘れないうちに、料理を皿に少しずつ盛って、1階に下りていった。が、そこで、わたしは、信じられないモノを見てしまった。閉まってる・・・・・シャッターは開いてるけど、ドア閉まってます~!!!あ・・・兄嫁さん・・・?わからん・・・ご先祖様も、さぞお困りだったろうよ。ドアの隙間からなんとか出入りされたのなら、いいんだけど・・・とにかく、このことは、わたしの胸の中に閉まっておこう・・・
2007年02月18日
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子パンダ、初めての運動会は、韓国で迎えることになった。日頃、幼稚園で集まることもないし、ママ友と呼べる韓国人ママさんもいないので、ちょっとドキドキなんだけど、行ってみてびっくり。あ~、楽しかった!!!そして、もう全然時間の決まりとか約束とかがないの。見事に!!!9時半から始まるというので、きっちり日本人・かつ小心者のわたしは遅れそうになったので、タクシーとばして会場へ。幼稚園からちょっと離れた小学校のグラウンドをお借りしたらしい。広い~~~~。どこに座るの?陣取るの??あ、好き勝手に座っていいのね。受付を済ませて、応援グッズをもらっただけで、プログラムも予定表もないのよ。あはははは~~~全然園児とその家族も集まってないし。9時半にはじめようと思ったら、9時に集合ってお知らせしとかないと~。で、あれ?まだ全員集合してなさそうだけど・・・ってな、まばらな人数で、もう始まっちゃったよ。いいのかな。まずは、開会式。お寺の幼稚園らしく、ちょっと仏歌っていうのかしら、渋い歌を歌って、それから、和尚さんのあいさつがあって、園長先生のあいさつがあって・・・それはいいんだけど、それの舞台進行してる司会の人が、おかしいの!!!顔は橋下弁護士で、それはいいとして衣装がね金スマの中居君みたいなのよ!王子様!!!なんで?!!! どうやらイベント会社が、司会や競技進行を受け持ってくれてるようで王子は「秋物を発注したのに、こんな冬物が出来てきてしまったんです。」「9月10月の運動会、この衣装はちょっとしんどいんです。」と、内情を訴えていて、めちゃ可笑しかった。その後、びっくりしたのが、準備運動。「はい、左右前後、間隔をあけて~~~!!!」ここまでは日本と同じよね。日本じゃ、それから、ラジオ体操か、簡単なストレッチでしょ?それが、さすが韓国。体操じゃないのよ。猫ひろしみたいな、お笑い芸人風のお兄さんが出てきたと思ったら、マイケル・マイケル・マイケル・マイケル・・・みたいに踊り出したよ。激しいよ~~~、飛んでるよ~~~!!!こんなの体操じゃないし。ついていけないよ~。って思ってたけど、ついてく父兄の多いこと、多いこと(笑)なんなの~??? 踊るのは、準備運動だけじゃなくて、応援合戦もなぜか突然始まって、王子が「はい~、両チーム、お父さん出てきてください~。 出てこないと減点~~~!!!」と招集をかけ、お父さんたちも踊っていたし、おじいちゃん、おばあちゃんの競技でも、落下傘持って走っていって、王子がピィ~って笛を吹くと、走るのをやめて、踊らなければいけない、というルールで、踊っていた・・・ なんなの~~~???子パンダの徒競走もね、「はい、両チーム4人一組で列になって~!!!」って、そこらにいる子、4人そろったとこから、スタート!なのよ。日本ってさ、走る順番からメンバーから決まってない?予行練習とかまでしちゃうよね??あはははは。途中からやってきて参加する園児もいるし、逆に途中でいなくなって、また現れる園児や家族もいるのよ!!!すごいわ~。ほんとの意味で 自由参加 (笑)競技だって、やってる途中でルールが変わるのよ!王子が変えちゃうのよ。時間かかりすぎとか言って。もう見たことも、やったこともない競技ばっかりだったけど、どれも面白かったわ。そうそう、そうそう!!!運動会以上に笑えたのが、お昼のお弁当の時間!!!ブォォォォォォォォン~~~って、バイクのおじさんが、グラウンドの中まで乗り込んできたかと思ったら、チキンの配達~~~。あ~り~え~な~~~い!!! わたしが目を丸くしてると、パンダが「昨日出勤だったお母さんなんかは、出前も取りたくなるよね。」まあ、そりゃそうだろうけどさ・・・そのパンダが、くいっ、くいっとあごで、あっち!と教えてくれた先を見て、また爆笑~~~~~そこの一家ったら、チャジャン麺の出前とって、食べてる~~~!!!んぎゃ~~~~しかもさ、パンダ親子みたいなゴザとかビニールの敷物じゃなくて、立派なテーブル・チェアのリゾート4点セットみたいなのに座って食べてるの。お母さん、そんなセット持ち出すヒマがあるなら、キムパプ(のり巻き)買っておいでよ~~~。そしてとどめは、どっかから焼肉の匂いが漂ってきたこと。肉焼いてんのかっ?!!!いや~、人それぞれ。国それぞれ。あ、それから、それから。競技の点数だってね、もう王子の気分次第なのよ。綱引きとかリレーとかは、勝ったチームに1000点入るの。クイズダービーかっつーの。だから、ちょっとくらいリードしてたって、あっという間に逆転もありうるの。そんで、列になるのが遅かったりしたら、相手チームにたちまち500点追加されたりして。もう、点数表も途中経過で、すでにこんな大きな点数になってますわ。最終的には、1万2千300 対 7千600だったかな(爆) 途中経過だけどこの勢い 閉会式では、またお寺の幼稚園らしく般若心経を唱えていたりして。年長組の子供達がそらで唱えてるのには、びっくりしたわ。お楽しみ抽選会は、相変わらずくじ運ゼロのパンダ親子。もらった賞品といえば、参加賞のスケッチブックのみ・・・でも、ほんと楽しかったわ~。そうそう、最後の最後に驚いたのが、あれだけ、参加人数も時間もちぐはぐのバラバラだったにもかかわらず、競技の途中で、ルールが変わりまくってたにも、かかわらず、終了時間が、予定ぴったりの3時半だったこと。コリアンタイム、恐るべし!!!ま、全ては、この人のおかげね。
2006年10月15日
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チュソク。漢字で書くと、秋夕。中国では中秋節。旧暦8月15日で、日本の旧盆みたいなもん。法事とお墓参りのために、国民こぞって田舎に帰省の大渋滞。パンダ家は、市の郊外にパンダの曽祖父・母、祖父母のお墓があるので、どこにも行かず、家で法事をすませる。だから、前日の今日からソウルのお義兄さん一家がやってくる。「どうせ、全部料理の準備が済んだ頃に来るに決まってるよ。」と、パンダ母。確かに、ソウルを朝出ても、大渋滞に巻き込まれたら、着くのが夕方か夜、ってこともある。けれど、お義兄さんたちは、予想以上に早く、午後1時には到着した。それから、市場へ買出しに行って、兄嫁さんとわたしとで法事の料理作り。例年の通り、難易度Zの荒技連発で、兄嫁さんはすいすいと法事料理を片付けていく。去年は、1つのフライパンをずっと洗うことなく、次から次へと焼きまくりの炒めまくりで、わたしの目の鱗も、ボロボロ落ちてたんだけど、今年もすごかったよ。後ろでパンダ父が「お~い、なんかつまみになるモンをくれぇ~」パンダ母なら「何言ってんですか!法事終わるまでは食べられませんよっ!!!」と、ぴしゃりとお断り、なのだが、兄嫁さんは「はい、はい、はい~」と、ご先祖様よりも先に、パンダ父に食べさせちゃってたよ。しかも、パンダ母に言わせると「法事の時は、味見もしない」法事料理を、兄嫁さんはつまみ食いしまくっていた(爆)え?いいの?味見もつまみ食いもいいの???兄嫁さんのいいところは、わたしみたいに、あれこれ考えて、こそこそつまみ食いってんじゃなくて何にも考えずに、堂々としてるところ。今年はソンピョンという餅を、家で作らずに、店で買ったのを用意したから、随分ラクだった。それでも、やっぱり料理の量が多いため、どのお宅でも、お嫁さんは大変だと思うよ。「もうね、チェサ(法事)だって無くなると思いますよっ、これからは!!!」え?なに?何今の?あたしの心の叫び?!!と、思ったら、なんと兄嫁さんが、パンダ母にそう言い放っていた(驚)「チェサが無くなるわけないじゃないか!」「もう、お義母さんの時代じゃないし、あたしたちの時代だって過ぎたら、チェサなんてなくなりますよ!」「いつの時代になっても、チェサはやるよ! なんでも悪いとこだけ、アメリカの真似して!!!」「子供一人産むか産まないかって時代になってしまって、 チェサも何もないじゃないですか。」「だから、男を産めって言ってるの!」「チェサが無くなったら、男を産めだのなんだのって 必要もないですもんね。」(韓国では法事を執り行うのは、長男と決まっている)「今産んだら男だっていうのに、なんで産まないの?!」(パンダ母は占いかなんかで、兄嫁さんが次に産むのは男の子だと信じている)「もう2人で十分ですし、産む気はないです。」「@#*&^%$☆◆▽∴Щ%$#@!!!!!」「ЯЙ*$%*☆∵■ЩФ@#$%&*!!!!!」ここから後は聞き取れなかった弟嫁。いえ、聞き取れないほうが幸せだったのかも・・・すごいよ、二人とも折れないんだもん、絶対・・・そっと、その場を立ち去る気弱な弟嫁・奥さん。。。どっと疲れて、2階で一休みしてたら、兄嫁さんが鼻息荒く入ってきて「お義母さんっていっつもあんななの?!男産め産めって、全く!!!」「あ・・・あぁ・・・。」「いつもそうなのかって聞いてんのっ!!!」「あ、はい、いつもです・・・」兄嫁ふて寝。けど、兄嫁さんはまだいいじゃないのよ、一年に何度しか顔合わせないんだし。わたしなんか、毎日一緒なのよ~。あ~でも、嫁の立場というのを抜きにしても、子供を産むとか産まないとかいう個人的な問題をどうのこうのは言われたくないわよね~。ほんと、そういうとこ、全く気遣いとかデリカシーとかないのが韓国。兄嫁さんが怒る気持ちはよくわかるわ。今回はわたし、兄嫁さんの味方よ。わたしの分まで、言いたいこと言っちゃってください~~~!!!兄嫁さんが言ってたように、ほんとチェサ(法事)だって、みんなブツブツ言いながらならやめてしまえばいいのよ。嫁だけがしんどいのなんておかしいじゃないの。はっきり言わせてもらえば、嫁のご先祖様じゃないのよ男どものご先祖様なのよ?!ちったぁ、男も働けっつーの。ご先祖様を敬う気持ちは大切だけど、それなら、遠いお墓に1年に2度しか参れないよりも近くにお墓建てて、ちょくちょく季節のお花を生けて、好きだったお菓子供えて近況報告するなり、対話するなりすりゃいいじゃないの。墓地の造花見るたんびに、げんなりするよ。大切なのは、今生きてる人が、生き生き生きること。
2006年10月05日
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前回、韓国に来てから出来た友達の話をしたけど、男ともだちは、さすがに出来ないだろうと思っていた。いや、出来たらまずいでしょう~?それが、それが・・・出来たのですよ。日曜日、電話がかかってきた。「あのぉ~、そちらに日本人の方いらっしゃいますか~?」携帯にかかってきた電話なので、わたしのことだよ。「はい~、あの~、わたしですけど・・・」「あ~、あ~、あの~~~。。。」聞き覚えがある、おじいちゃんの声だ。あのおじいちゃんだよ!!!1号線の電車で知り合った親日おじいちゃん。「あのぉ~、覚えてますか~?」「はい!はい!覚えてます!!!」「あのぉ~、遊びに行ってもよろしいでしょうか~?」「あ?え?あ!はい、はい。いいですよ~。 でも、今日はお客さんがありますので、 明日、明後日がいいんですけど~。」「そうですか~。わかりました~。」わ~。そうだった、そうだった。わたしには韓国人の男ともだちなんていない、と思っていたら、いたんだよ~。おじいちゃんが~~~。ところが。昨日朝早く、学科長から電話があって、成績処理も入力も終わったのだが、わたしが記入した、学生の出席率が間違っているとのこと。もう一度、書き直して提出してください。だって・・・学科長が書き直しておいてくれないかなあ。と、それとなく言ったら、「本人じゃないと、ダメなの~。」あ~あ~。学生のレポートは代筆できるのに、わたしの成績処理は代筆不可なんかい・・・仕方ないので、おじいちゃんに、今日は都合悪くなりました、って電話をかけようと、携帯にかかってきた番号に、電話してみた。すると、若い男の子が出て、「あの~、そちらにおじいちゃん、いらっしゃいませんか? チョン・○○さんのお宅じゃないですか・・・?」「いいえ~。あの、どちら様ですか?」「あ、いや、いえ・・・すみません・・・」???どうしよう。。。おじいちゃんの住所は教えてもらったけど、電話番号は知らないのよ。。。パンダが留守番しててくれるならいいんだけど、パンダもソウルに出ちゃったしなあ。。。でも、明日か明後日って言ったから、ひょっとして明日かもしれないし・・・と、ぐずぐずと学校に行く準備をして、電車に乗った。電車にゆられて1時間近く経ったところで、電話。おじいちゃん?!と思ったら、学科長だった。「ちょっと遅れるけど、先に部屋に入って待っててください。 クーラーつけて、お茶飲んでてください。すみませ~ん」それはいいんだけど、学科長室、鍵がかかってて、入れないのよ。確か、こういうときは、カードをはさめて、ガチャガチャやってると開くのよね。たまに、学生が住民登録カードで開けてくれてたのを見てたんだ。でも、カードがないのよ、わたし。外国人登録証は、前に失くして以来、コピーを持ち歩いてるだけだし、銀行カードも、持ち歩かないようにしてるし。あ!ある、ある!!!交通カード!!!え~っと、関西でいう「いこかでいこか」カードみたいなもんね。カードを2500W(300円)で買って、そこに1000円とか5000円とか入金して、そのカードで、地下鉄やバスに乗るの。その交通カードで、部屋の扉のすき間をガチャガチャやってたのよ、熱心に。気分は、こそドロ。小心者だから、もうドッキドキ。ガチャッ・・・ひゃ~!!!開いた!開いた!!!学科長が来るまで、お茶飲みながら、楽天の日記読んだりしていた。学科長が来てから、出席率を訂正して、成績表書き直して、あっという間に終わってしまった。それから、昼ご飯に誘われて、わたしはおじいちゃんが気になったのだけど、長い休みの前だし、まあいいかと思って、二人でブテチゲをいただいた。ブテチゲというのは、キムチチゲにソーセージやハム、ラーメンが入っていて、辛いのだけど、チーズのおかげで、マイルドな味なのよ。わたしもこれなら、好きなの。だけど。やっぱり、体は正直よね~。もう、汗も吹き出るし、鼻水もずるずる。それに、猫舌だから、そんなに熱いのいっぺんには食べられない。すんごい時間もかかったし、鼻かんだティッシュは山積み・・・やっぱり、とっとと帰ればよかったかも。。。それからすぐに駅に走った。が!!!交通カードを改札の読み取り機に載せても、反応しない!!!うん、とも、すんとも、ぴっ、とも、ぷっとも言わない。まさか、さっき、ドア開けるのに、ガチャガチャやったから?これで?? 料金窓口に行って「これ、使えないんですけど~」と、提示すると、職員さんは、入金時の器械を持ってきて、それにも通してみてくれたのだがはやり、反応なし。そして、マイクとわたしに向かって「死んでます~」スピーカーを通して、その声は、でかでかと構内にこだました。もちろん、わたしの耳にも。死んでます・・・死んでます・・・死んでます・・・ああ・・・なんてこった。交通カードが2500W。確か、残金が7000W。約1万W(1200円)がパァ~なのだ。ご馳走になったブテチゲは4000W。-6000Wの出勤日となった。そして、帰宅して、さらに驚いた。パンダ父が「どっかのおじいさんが、『日本人女性はいませんか?』って訪ねてきたぞ。」「へっ?!え?電話があったんですか?」「いや、直接ここに来たんだよ。」「あらら・・・・・」慌てて、携帯を見た。わ、不在着信が3件も!!!電車の中で寝てて、気づかなかった。。。こっちからかけてみた。今度は携帯の番号じゃなくて、一般家庭からのようだ。けど、着信拒否になってた。あれれ?携帯からだからかな?と、家の電話からもかけ直したけど、やっぱり着信拒否だった。。。はぁ~~~~。。。ごめんなさい、おじいちゃん・・・「今日はでかけてる、って言ったら、 じゃあ、明日にでもまた、って帰っていったぞ~。」なんてこったい・・・地下鉄はお年寄り無料でも、階段や駅までの往復は、大変だと思う。お願いですから、明日はゆっくり休んでて。わたしが会いに行きますから~~~と、思っていたら、今日は、電話もなかったし、おじいちゃんが直接訪ねて来ることもなかった。ちょっとさみしいような、ほっとしたような・・・あ~、昔、ドラマであったの。NHKで。予備校生の孫の名前使って、おじいちゃん(加藤嘉)が文通してて、え~っと、え~っと・・・思い出せない。子供だったから。最後はハッピーエンドじゃなかったんだよね・・・ビートルズの『Let it be』が流れてたのが、印象的だった・・・わたしとおじいちゃんは、ハッピーエンドで終わるのだろうか?
2006年07月04日
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子パンダが通う幼稚園は、裏山が近くて、そこを散策する時間もある。先週の金曜日も、山遊びを楽しんだらしく、やぶ蚊にいっぱい刺されて帰ってきた。「お母さん~かゆいよ~~~。」「掻かないの!なに?いっぱい刺されちゃって。みんなも刺されたでしょ?」「ううん、チミンと子パンダだけ。」「あら~、二人で走り回ってたんでしょ?汗いっぱいかいてたから、蚊にさされたんだよ。」そんな会話があって、さて、今日の午前中。幼稚園の園長先生からお電話。「お母さん~、子パンダ、水疱瘡みたいなんですけど。」「え?!あの、予防接種してありますけど・・・それ、蚊にさされた跡だと思いますけど。。。」「けどね、他にも水疱瘡で休んでる子がいるもんですから、一応、お医者さんに連れてってあげてくれませんか?」「は、はあ・・・」しぶしぶ、幼稚園に迎えにいったら、園長室に、水痘の疑いのある園児が二人、ちょこんと座っている。一人は、男の子。もう一人が、子パンダ。それから、すぐにかかりつけのお医者さんに行ったら、おでこのぶつぶつを見て、「あれぇ~、ほんとに水痘だ~。けど、もう治りかけですね~。」へっ?!そうなの?水疱瘡だったの?治りかけ?重い子は、水疱が何百も出来るようだけど、子パンダは蚊が刺したみたいなのが、10個ほど出来ただけだったのよね。軽くて済んでよかった・・・・・あっ!大変!!昨日、トルチャンチで、すーちゃんちにお邪魔していたわ。うつしてしまっていたら、どうしよう・・・夕方にすーちゃんのママに事情を話すと、のんびりと「大丈夫だと思うよぉ~~~~」あ~、ごめんね、ごめんね。あっ!!!あの・・・わたしも、水疱瘡、かかったことないんですけど~~~~~。
2006年05月29日
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突然だが、日韓同時に歌手デビューしたいという人が現れた。パンダの先輩である。書道関係の先輩で、それはそれは歌が上手いらしい。もともと、韓国の人って、素人さんでも即CDデビューできそうなくらい、歌が上手い。音痴な人はほとんどいなくて、カラオケ行ったら、上手い人だらけなので、むしろ音痴が大歓迎される。そんな感じ。さて、その先輩。書道にかける情熱も、人並みではないようだ。今回、CDを作りたい、という、その歌もなんと。そのサブタイトルが、「書道礼賛歌」書道を讃えちゃう歌なのだ。作詞:先輩タイトル「私の魂の鏡~書道礼賛歌~」そんで、その先輩から連絡があり、韓国語版の歌詞を、日本語バージョンに訳してくれとのこと。ひととおりの訳は、知り合いの日本人に頼んだらしいが、もうちょっと、演歌っぽい歌詞にしてほしいとのこと。演歌っぽくと言われても、もともとが「書道礼賛歌」なので、非常に難しい依頼なのよね。そこで、今日は、いつもここにおいで下さるみなさんのお力を拝借したいのです。お願いします。こ、この詩を、日本語の演歌っぽい歌詞にしたいのです。もし、CD売り上げ100万枚突破したら、ギャラははずみます。では、いってみましょう。私の魂の鏡~書道礼賛歌~あなたの白い心 私の鏡私の魂を いつも映してきたあなたは そっと 私を包み私の青い魂と情熱 あなたに注いだ雨が降っても 雪が降ってもあなたとひとつになって この命 大きなひとすじの光あなたとともに生きてきた私の愛 私の夢 もう振り返れない宿命の道 (さだめ)この人生が終わる瞬間まで (とき)私の魂を燃やし尽くして深いその香を伝えようああ~ 愛するあなた あなたの白い面影私の魂の鏡よこの心 筆にのせこの愛 墨に込め永遠に輝かそう以上です。先輩は真剣です。もちろんわたしもです。あ、そこのあなた、笑い過ぎです。落ち着いてください。まあ、これ、歌詞っていうよか、本人にしかわからない詩ですから、一般大衆に歌で届けようというのが、土台無理な話なんでしょうけど、でも、作詞家になったつもりで、考えてみてください。・・・こう言ってるわたしも、まだメロディは知らないので、どんな歌になるのか想像もつかないんですけど、でも、録音の時は、日本語の発音指導もあり、立ち会って欲しいと言われています。笑わないようにしなくっちゃ・・・ちょっと、注釈をつけますと「あなた」というのが書道ですね。書の道。「白い心」・・・まだ何も書かれていない、真っ白な紙のイメージでしょうか。「青い魂」・・・ちょっと本人でないと、わかりません(笑)「この命 大きなひとすじの光」・・・同上「私の愛 私の夢 もう振り返れない 宿命の道」・・・この歌一番のヤマ場「深いその香」・・・墨の香りをイメージ。非常に難解。「ああ~愛するあなた あなたの白い面影」・・・やはり紙ですか?で、あなた、というのが、結局白い紙なのか、鏡なのか、書道なのか、よくわからんのですがそこは、もうメロディにのせてしまって、適当に・・・その先輩、典型的なせっかち韓国人。一日に何度も電話がかかってきます。よほど歌詞に自信があるのか、わたしが、直した部分は、なぜ直したのか聞かれます。だっておかしいんだも~ん
2006年05月27日
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中間テストが終わって、中間というからには、1学期も残り半分。と、わかってはいても、学校に行く足が重い。中間テストが終わったご褒美に、と、今週は、水曜日の1年生の授業はDVD鑑賞。ほんとは「NANA」の予定だったが、なぜかPCと相性が合わず、結局「ハウルの動く城」を見た。作品は好きなんだけど、授業で見るなら、やっぱりアニメじゃない日本映画で、背景の日本の風景や街かどや、普通の親子や友達同士の会話とかを勉強してもらいたかった・・・ 「ハウルの動く城」見たことがないという学生が、ほとんどだったのに、それでも、がやがや、うるせー、うるせー。わたしが、静かにしろ!!!と、でかい声を出しても、すぐにまた、べちゃくちゃべちゃくちゃ、要らんおしゃべりが止まらない。はい、そこの集団、絶対Fね。F。昨日は、2年生の授業。1年生だけDVD鑑賞というのも、不公平かなと思い、2年生のクラスにもあらかじめ、DVDの器械だけ準備しておいてと伝えておいた。そんで、わたしが持ってる「今会いに行きます」を持参。ところが、教室に入ったら、器械も置いてなければ、学生もいない。「みんなは?」と、尋ねると、「今、DVD借りに行ってます。」「DVDのプレーヤーは?」「あ、借りてきます・・・」で、頭20分ほど授業にもならない。そこへ、また学科長がたまたまエアコンのリモコンを取りにやってきて、「先生、DVD鑑賞なら、あらかじめ、そう言ってください。準備がありますから。」と、ちくりと嫌味を言われた。あらかじめ、言っといてもこれなんだよっ!!!それから、学生たちが借りてきた「ジョゼと虎と魚たち」を見た。わたしは好きだ、こういう映画。「先生、カクテル作りましょうか?」と、2年男子。「へ?」「作れるんですよ。」「なんで?」「カクテルの授業もあるから。」「いや、でもダメよ~。」「大丈夫です。作ってあげます。」・・・ジントニック。美味いよ。カクテル飲みながら、映画鑑賞か。それでお給料もらえるなんて、辞められませんなあ・・・なんて、思うはずないじゃないの!!!帰りも、思い切り不機嫌そうな学科長に「先生、6月12日から期末テストですから。 来週・再来週はテスト範囲整理してくださいね。」と言われた。あ~、もう残りわずかな授業なのに、映画鑑賞してたのが気に入らなかったのね。けどさ~、もう、はっきり言うけど、わたしに、あの子たちを教える実力もなければ、あの子たちも、真剣に学ぶ気もないのよ。お互い、時間の無駄だと思うわ。気力も残ってない。欠席3回で、成績は自動的にFなんだけど、下りのエレベーターに乗ろうとしたら、欠席すでに4回の学生が、駆け寄ってきた。この人、中間テストの当日だって来てなくて、追試受けたのよね。追試させる学校だって、甘いよね。「先生~~~。あの~、欠席4回・・・なんとかなりませんか?」「・・・」わたしが聞きたいよ、どうしたらいいのか。「レポートとか、課題とか出してくれたら、やってきますけど~。」「・・・・」「あ、それとも、ご飯でも一緒に・・・?」「それはダメだよ。」「じゃ、お茶でも~。」「いや、そういう問題じゃなくて。」「なんとかして下さい~~~。」知るかっ!!!もう、わたしは辞めたいんじゃいっ!!!どなたか、この日本語講師バトン受け取ってください~!選挙活動中の議員候補よりも、真剣に踊ってます叫んでます。第二走者候補のかたは、メール下さい。お願いします。
2006年05月26日
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今日は元気に幼稚園に行けた子パンダ。わたしも、ソウルの学校へ。中間テストも済んだから、ちょっと息抜きに『NANA』のDVD鑑賞にしようと思っていたのよ。で、DVDは学生が持ってくるっていうし、お任せしていたら、なんやら、器械の調子が悪くて、うまく映らない~~~。「じゃ、来週に延期しようね。さ、今日は普通の授業ね~!!!」ところが、クラスの半数以上が「え~~~、先生~、教科書持ってきませんでした~~~。」あ、あんたら・・・「先生~、今日はもう、フリートーキングにしましょう~~~」フリートーキングって、韓国語のか???カンベンしてくださいよ~~~。「先生~、野外授業してください~~~」と、中間テスト1点だった女の子が、手招きする。あら、教科書持ってきてるじゃないのと、思ったら、その教科書の余白に、延々と、韓国国内の遊園地の名前が書いてある。野外授業って、、、「先生、どこがいいですかぁ~?」選べませんっちゅーの!!!そんな中でも、2人だけ、真面目に黙々と自習してる学生がいる。クラス委員のチナさんと、ジョングンさん。二人とも中間テストは満点だった。ほんとに、この二人だけが、今のわたしの希望の星さて、帰宅して、重い足取りで階段を上っていると、なにやら3階が騒がしい。またパンダ父が、パンダ母に叱られているのかと思ったら、そうじゃなかった。子パンダが、パンダ父母に怒られていたのさ。なんでも、子パンダが、パンダ父の頭を、鉛筆でぽかぽか叩いたらしい。まあ、叩きたくなるような理由はあったんだろうけど、それはいかんよ、子パンダ。こらえて、こらえて。子パンダの目には涙が浮かんでいて、わ~っとわたしに飛び込んできた。パンダ母にもとっても反抗的だったようだ。「あ、そっか、今日、おばあちゃんがお迎えに行く、って言ってなかったから、それで機嫌が悪いんでしょ???」と聞くと、こくりとうなずいた。しまった。朝、子パンダに、お迎えがおばあちゃんだってこと、言い忘れたよ。けど、もう毎週のことだから、覚えて欲しいよ・・・それからパンダ母が、鼻息荒くわたしに聞いた。「全くもう~!!!ママの前ではおとなしくしてるけどさ!!! ママがいないと、言うこと聞かないったら、ありゃしない! ママ!子パンダ、何型なんだい?!」「・・・・え?」「血だよ、血!血液型!!!」「え、O型ですけど。」「や~っぱりねえ!!!小さいコモ(子パンダのおばさん=パンダの姉)とそっくりだよ! 頑固なとこ、そっくりだよ!あの子もそうだったよ。あの子も0型だもの。」「・・・・・」(っていうか、わたしかパンダに似たんじゃないのか?)「奥さん何型なんだい?」「わたしもパンダも0型です。だから、0型しか産まれないです。」「ふぅ~ん、そうかい。」「あの・・・お母さんは何型ですか?」「あたしかい?あたしゃ、ABだよ。AB型。」「・・・お、お義父さんは?」「0型だよ。パンダと小さいお姉ちゃんがお父さんに似て0型、 ソウルのお兄ちゃんと、大きいお姉ちゃんがあたしに似て、AB型」いや、似てるとか似てないじゃなくて、、、あの、AB型と0型からじゃ、0型もAB型も生まれないんだけどな・・・「0型だから頑固なんだよ、0型だから!!! 次の子は別のがいいよ、別のが!!!」「あ~、でも、パンダとわたしじゃ、0型の子しか生まれませんから~」「・・・???そう???」ええ、あれこれ出てきたら、困ります~。あの~、もう一度、パンダ一家、血液検査してみてください。なんかおかしいと思います~。かみあいません~。かみ合わないといえば、パンダ。も~、これで連続3日間飲み会なのよね。ど平日だよ、ど平日。しかも、今日は、遠いとこで飲んでて、帰れそうにないからお泊りする、って電話。頭にきて「もう好きにしてください!!!」と、途中でブチッと切っちゃったのよ。とっとと、下の鍵かけて、シャッター下ろして、パンダ母にもお泊りですって伝えた。そしたら、またさっき電話がかかってきて、「今、テジョンの駅。今から1時間待って、そんで帰る。1時半に着く。」ガチャン!!!めっちゃ不機嫌な声。そんなんなら、無理せずお泊りしてきてくれ。奥さんのせいで、楽しく飲めなかったとか思ってるんじゃあるまいね。だいたい、飲まなきゃ話せない話が、1週間に3日も4日もあるかいな。ああ、かみあわないったら、ありゃしない!!!
2006年05月10日
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韓国では、胎夢と書いて、テーモン。「妊娠のきざしとなる夢」のことをいう。のだそうだよ。わたしが、子パンダを授かった時は、パンダ母は、「広~い海で、大きな大きな綺麗な白いヘビが、泳いでた。」夢をみたそうだ。なぜそれが、妊娠と関係する夢なのかは、わからないけど、動物や果物が出てくるらしい。どうでもいいけど、わたしの実家のあたりじゃ、鼻の中におできができたら、身近な人が妊娠、といわれている。サザエ姉ちゃんが、一人目を授かった時、わたしの鼻の中には、でっかいおできが出来ていた。さて、昨日の明け方、わたしも珍しく夢を見た。子パンダがいつも行きたがってる、エバーランドに行った夢だ。人気の乗り物なのか、大勢の人の列に並んでいる、パンダ親子と実家のみんな。すると、実家の兄嫁さんが「わたしは乗らないわ。」と言い出した。なんで?と聞くと、「奥さん、わたし、妊娠したの!」えええええっ?!!!4人目ですか?!わたしは、内心、え~?わたしだったら良かったのに、とちらりと思ってしまったけど、必死で「そうなの~?!よかったね、よかったね、お義姉さん~!!」と、お祝いしてる、そんな夢。確か、となっちゃんも、夢でお義母さんに赤ちゃんが生まれたんだったよね・・・じゃ、うちのお義姉さんも、その赤ちゃん、わたしにくれないかしら。なんて思ってたら、昨日、売り場に出かけようとした、パンダ母が、2階に顔を出し、にっこり笑って「今日さ、今日、やんなさいよ!」「へ?」「お母さんね、夢を見たの!いい夢!」「え?お義母さんも?あの、わたしも今朝夢見たんですけ・・・」と、言いかけたら、それを遮るパンダ母。「わかってる、わかってるって。人には言わないの!とにかく、今日、やんなさい!」それから、ちょっと考え込んで「そうねえ。。。夜中の1時まわってから・・・ううん、出来れば2時から3時の間に。」宅急便じゃあるまいし、時間指定ですか?!(男の子が欲しかったら、1時以降が原則・・・by売り場のみのもんた)言うだけ言って、パンダ母はうきうきと出かけていった。その表情があまりにも真剣なのと、でも、同時にちょっと恥ずかしげで可愛いのとで、めっちゃ可笑しかったんですけど・・・でも、パンダの帰宅は12時だし、翌日だって、朝から晩まで仕事だし、いくらオンマから、時間指定でやんなさい、って言われたってなあ・・・親公認?こんなおもろい国もないよな。ははは。で、12時近くになって、パンダが帰ってきた。夜中でも、パンダ母は必ず息子の帰りを待っている。それで、パンダも必ず、3階に顔出してから、2階に戻る。でも、そのパンダの戻りが遅い!まさかとは思うけど、同じことをパンダにも話してるのかしら?そうだよ。そのまさかだよ。すごいよね、パンダにも同じことを言ったらしいわたしは、それからすぐに寝てしまったが、親孝行なパンダは、パンダ母の言いつけ通り、PC前でメールチェックしたり、ニュース見たりして、時間を潰していたようだ。そして、2時。「奥さ~ん」え~?パンダ、いくらお義母さんに、言われたからってさ~。しかし、そのパンダの呼び声と同時に「うぅ~~~~~ん~~~~~!!!!」「あうっ、あうっあうぅぅぅぅぅ~~~!!!」なんと、子パンダがうめき出した。額に手を当てたら、あっちっちだよ。熱、熱、熱!!!2,3日前から、鼻水やら咳やらで、しんどそうだったのよね。あ~あ~、あんまりパンダ母が、男の子、男の子って言うもんだから、きっと子パンダすねちゃったんだよ・・・それから、薬飲ませたり、頭冷やしたりでソレどころじゃないっちゅーの!!!今朝起きてからも、ちょっと熱っぽいので、幼稚園休ませて、病院行ったら、「子パンダは治りかけだけど、お母さんのほうがひどいじゃないですか!」って言われちゃったわ。ほんと、わたしの今の声、すごいガラガラのオカマ声なのよ。帰ってきて、しばらくしたら、パンダ母も売り場から帰ってきて「昨日さ、ちゃんとしたの?って聞いたら、パンダが『昨日はお酒飲んで帰ってきたから』って言うじゃない?だからそういう時は、『今、薬飲んでるから、お酒は飲めない!』って断らないとね~。あたしがよく言っといたらから!」と、また、真剣な、そしてちょっと恥ずかしそうな、なんともいえない表情で報告するのだった・・・なんだかな~
2006年04月13日
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どうしたんだろうか?突然、NHKワールドが映らなくなった。NHKワールドだけじゃない。チャンネルありすぎて、どれがなくなったか、はっきりわからないんだけど、とにかく、違うのよ!逆に、見たこともない放送局がお目見えしている。突然、変わってしまったのだよ、チャンネルが!!! 今朝はなんともなかったと思うんだけど・・・なんなの?これ? 楽天だって、日記書き込もうと思ったら、昨日までと違ってるじゃないの?なんなの?みんな。 今日は、特に何にもなかったわ~ってくらい、平凡な一日だと思ったのに。ま、チャンネルくらい、どってことないんだけど。。。でも、NHKが映らないって、ちょっとショックだわ。なんでかしら?日本にいた頃、受信料払ってなかったのが、ばれたのかしら?・・・あ、はんらさんからのコメントです。はんらさんちでもあったのね~、こういうことが!!!ショックよね~~~。あ~そうそう!さっき、出稼ぎのパンダから電話があって、なんか言わなきゃ、なんか言いたいことがあったはず・・・って思いながら、思い出せなかったんだ。このことよ!このこと!!! ちょっと、今から電話してみるわ。あ~鬱陶しい奥さんだよね。「さっき、何か言わなきゃ、と思って忘れてたんだけど、今日から突然NHKが映らなくなったの!」「・・・・・」「ごめんね、パンダに言っても、どうにもならないんだけど、あはは。でも、映らないの。」「・・・そんなことあるはずないだろ?・・・」「ほんとなの、ほんとなの。パンダの好きな囲碁TVも、52番から64番に変わってるの!」(どってことない問題だけど)「わかったよ。明日、電話してみるよ。」「ありがとう~~~ごめんね、おやすみ~~~。」わたしが男なら、こんな奥さんはイヤだ。でも、パンダは、わたしのどこがよくて結婚したかって、それは「健康でよく食べるところ」だったので、こうして、調子に乗って、食べ続けてるし、わがまま言い続けてる。(笑)結婚前に、父とサザエ姉ちゃんと、初めて韓国に来て、最後にホテルで朝食とりながらサザエ姉ちゃんが、パンダに「一体、妹のどこがよくて、結婚したいんですか?」と聞いたことがあった。おい、おい、失礼だな、姉ちゃん。そしたら、パンダ、真剣な面持ちで、じ~~~っと考え込んでるので、わたしゃ(あんた、そんなに考え込まないと、ないんかい?!)と、ちょっといらいらしたのだけど、待った挙句に、出た台詞が「健康で、よく食べるところです。」これには、姉妹揃って、絶句。考えに、考え抜いて、それしかないのか?でも姉は、こんな人二度と現れない、と、とっても応援してくれた。そうだよね、ははは。 そんなこんなで、来月は5回目の結婚記念日がやってくる。5年は、木婚式って言うんだって。木だと、火がついたら燃えちゃうからね、まだまだ気をつけないとね。・・・またまた、はんらさんからのコメントです。いえ、熱いとかじゃなくて、わたしが火を噴くから、危ないのよ~~~
2006年04月06日
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今日は、ピンクな話なので、アンチピンクな方は次の日の日記に、飛んでくださいね。子パンダが、新しい幼稚園に通うようになって、もうすぐ1ヶ月。今までの保育園のバスは、自宅からの送迎で、雨の日も雪の日も楽だったのだけど、今のところは、歩いて5分ほどの大通りまで行って、そこでバスを待たねばならないのよ。それはいいのよ、5分のことだし、わたしの運動にもなるし。でも、そのバス乗り場までの道がね~。ピンク通りなんだよね~。わたしの街には、国内でも有数のエロ街があるらしい。結婚式のときに、韓国のあちこちからパンダの友達が来てくれたんだけど、せっかくパンダの街に来たんだから、ちょっと見物してみたい、という声が続出。当時は駅の近くにあった、そのエロ街が、駅前ではどうも市の印象が悪いとかで、ちょっと離れたとこに、移転させられたんだよね。はじめは、どの店も、駅前じゃないと、お客さん来ないとか言って、反対してたらしいけど、1軒引越して、まあまあ商売うまくいったら、また1軒、もう1軒・・・結局、パンダ家から歩いて3,4分のとこに、ぶわ~っとかたまってるのよ。こんな感じ。 ちょっと奥に引っ込んだお店もあるし、角曲がっても、まだある。 看板や、店のドアは、どこも派手なピンクか赤。なんかやけに、派手な通りだなあと思ったら、パンダが「奥さん、ここら辺、みんなエッチなお店です。」でも、どの看板にも、とってつけたように「食堂」とか「一般飲食店」って書いてある。それで、申請したら、通るようになってるんだよね、きっと。店のドアにでかでかと マークがあるんだけど、どう見たって、食堂のわけないよね、ははは。で、信じられないのが、そういう店の2階とかが、普通の税務士の事務所だったり、不動産屋の事務所だったりするのよ。「こんなエッチな店に、店舗貸さなきゃいいじゃないの?!」「家賃さえはらってくれたら、それでいいんじゃないの~?」そんなもんなのかな~~~。店の名前も「女人天下」「梅の香」「かぼちゃ村」「チャ・チャ・チャ」・・・焼肉屋にはつけない、名前だよね。。。たまにドアが開いてて、ドキドキするけど、分厚いベルベットのカーテンにさえぎられていて、中は見えない。見えても困るけど。そうそう、それから、今日は水曜日で、1年生の授業があった。相変わらずみんな、可愛いけど、勉強はしない~。ひとり、2回欠席、2回遅刻の子がいて、多分まだひらがな読み書きできないと思われるので、子パンダがお土産にもらった、アンパンマンのあいうえお表を渡しておいた。「覚えてきます!!!」って、返事はいいんだよね~・・・。授業が終わって、学科長の部屋に寄ったら、2年生のパク君たちもいて、学科長(女性・新婚さん)と、男先生(男性・30代)と雑談中。パク君「今朝さ~、歯磨きしてたら、 歯磨き粉が、歯ブラシから落っこっちゃってさ~!!!」みんな「それで?」パク君「気持ち良かった~~~」ぎゃはははは~、と、学生たちがウケている。何の話なんだ?なんでそんなに可笑しいんだ??わたしが聞き取れてないのか???と、思ってたら、男先生が、わたしと学科長をちら見して「おいおい、そんな話を、女の人がいるとこでするなよ~。」みたいな事を言ったので、よせばいいのに、学科長が「え?何?パク君、もう一回話してよ。」これまた、よせばいいのに、また繰り返すパク君。パク君「朝、歯磨きしてたんですよ~。 そしたら、歯磨き粉が、歯ブラシから落っこちたんですよ~。」学科長「どこに?」パク君「ちんこ」パク君、「どこに?」と聞かれて、学科長にわからないように、とっさに、日本語で答えてしまっていました。おばかちゃんね~。わたしの顔みて「あああああああああ!!!日本語の先生がぁ~~~!!!!」と、うろたえていた。パク君。動詞の過去形は覚えられなくても、そういうのは、覚えちゃうんだな・・・ちょっと授業計画、練り直しとくよ。
2006年03月29日
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パンダ母が、怪しげな売り場に足しげく通っていたことは、今まで、日記に何度か書いてきたけれど、(こんな日とか)・(あんな日とか)ああいう、集団催眠商法っぽい会場は、長くても半年でお引越し。引越しの前には、会場のおばちゃんたちに、お昼ご飯をごちそうして、「あの人たち、楽しくていい人たちだったわ~」みたいな印象を残して去っていく。それで、高いもの、要らんものを買わされた記憶がチャラになる、って感じかしら?この頃、パンダ母、外出はするけれど、別に景品や商品らしきものは、お持ち帰りしないのでてっきり、売り場もなくなったものと思っていたのよ。そしたら、一昨日、パンダと外出中、以前売り場があったビルから大量のおばさんたちが、わらわら出てくるのを見かけたの!みんなひとりずつ、卵1パック持ってるんだよ。あ、ちなみに、韓国の卵1パックっていったら、5×6=30個入り。もしや・・・と思ったら、案の定、帰宅したら、パンダ母が「今日、卵もらってきたよ。」あ~ら、また売り場通いが始まったのね?いえ、いいのよ、高い要らない物さえ買わないでおいてくれたら。わたしさえ、会場に誘ってくれないでおいたら。ところが、今朝、子パンダもパンダも送り出した後、パンダ母がそわそわしてるんだよね。「奥さん、今日、忙しいの?なんかやることあるの?」「え?え・・・特にないですけど・・・あ、ちょっと授業の準備はあるけど・・・。」「じゃあさ、今日、一緒に行かない?新しい人紹介したら、紹介した人にも、新しい人にも、卵1パックずつもらえるの!」「・・・はぁ・・・・。」え?でもさ、今日また卵もらったら、合計90個になっちゃうんだけど。2階で忙しそうにしてたら、一人で行ってくれるかしら?と、甘い期待をしながら、ちょっと忙しそうなふりする奥さん。ドスドスドスドスドスガチャッ「行くよ~~~!!!」あ、、、、あ、、、はい、、、、行くんですね、やっぱり。「名前は適当に、こっちの名前言っとくんだよ!」「はぁ。」どきどきしながら、受付で名前を告げると、すぐに会員カードをくれた。それから、卵30個も。会場は、以前と変わらず、サテンのカーテンで四方八方窓やドアは見えなくなっていて、ガンガンのディスコメドレーやポンチャック演歌が流れている。会社や社員は変わっても、芸風(笑)は変わらないのだ。そして、課長クラスの社員がメイン司会。梅沢登美男風な、キム課長がまず2曲歌う。それから、前に勤めてた会社の開発課長を彷彿させる、パク課長。大地康雄と、西田敏行を足したような(2で割らないのか?)なんとも愛嬌のあるおじさんだよ。その、パク課長って人が、どえらいオンチ(笑)でも、韓国って、ほんと普通の人でも、めっちゃくちゃ歌上手いんだよね。だから、かえってオンチがウケるの。歌ヘタな人がいないから、カラオケにもひっぱりダコなんだって、パンダが言ってた。その通り、パク課長が音はずすたんびに、おばちゃんたちキャーキャー大喜び。そして、この2人の課長の次に出てきた若手社員に、おばちゃんたち再びメロメロ。一人は入社1週間の新人さん、26歳。野球部出身?みたいな感じのスポーツマンタイプ。この売り場に就職してから、おばちゃんたちに喜んでもらえるように毎日カラオケで練習しました~!!!と、梅沢が紹介すると、なんと、歌ってる新人社員のところに、1万ウォン札を持ったおばちゃんが、ふらふら~っと寄ってきて、手に握らせて帰っていった!そしたら、また別のおばちゃんが、ふらふら~っとやってきて、新人のスーツのポケットに、1万ウォン札・・・ホストクラブかいな?梅沢が嫉妬して、くやしがっているところに、満を持して、イッセー尾形風の支店長が登場して、梅沢をなだめる。よくできた芝居を観ているようだ。それからイッセー尾形が、もう一人の新人を紹介し、また彼が歌う。「小学生の頃、お父さんが亡くなって、苦労した」というプロフィールと、新人のちょっと幼いような笑顔に参ったのか、また、さっきの新人の時以上に、おばちゃんたちがわらわらと、1万ウォン札を持って湧いてくる。そして、また嫉妬して、新人を舞台後ろのカーテンにひきずりこむ梅沢。「ああっ!!!」「うわぁぁぁぁっ!!!」と叫び声が聞こえたかと思ったら、しばらくしてカーテンから三角巾で腕をつった新人と、満足そうな梅沢が現れる。おばちゃん大喜び。と、ほんとに、梅沢劇団みたいなのだよ。それから、お笑いだけでは劇団が軽く見られてしまうので、しめるところはイッセー尾形が、ちょっとまじめな話をしたりして、しめている。役者がそろってるんだよね。「ここでは、みなさんに、思い切って笑ってもらって、いやなこと忘れてもらいたいんです!!!昨日旦那と喧嘩したことも、嫁に腹立ったことも、ここで発散させて帰ってください!!!」尾形がマイクで叫ぶと、音楽は一段と激しいリズムの曲に変わり、会場は異様な熱気に包まれたまま、おばさんディスコ大会と化す。わたしは、一番後ろの場所で、軽く肩なんかを動かしてただけなんだけど、おばちゃんたち、まあ、ぐるぐる踊る、踊る。それが、まあ見事に、全員パンチパーマだし、ほんと、できることなら写真撮って、画像、できれば動画でお届けしたいんだけど、ちょっと撮る勇気がなかったよ・・・「昼からは、ラーメン1箱ですからね~!!!はい、帰りに麦もらって帰ってね~!!!」というわけで、わたしも麦、もらって帰ったよ。「奥さん、昼からもどう?」 と、パンダ母。「あ、でも、ほら、子パンダが・・・」「あ~~~!そっか、2時に帰ってくるもんね。じゃ、お母さん一人で行ってくるね。」と、お昼ご飯をそそくさと食べて、またパンダ母は午後の部にでかけていった。パンダ家の外階段。天然の冷蔵庫代わりに使ってるんだけど。今、卵90個在庫あり。主食ゆで卵、おかず茶碗蒸し、デザートプリン・・・いろいろ使えそうだ。。。。。
2006年03月23日
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パンダは、今月から水・木・金とあちこち掛け持ちの授業が入っている。学校も、ソウルや水原、テジョンやチンジュと、ばらばらなので、朝から夜中まで忙しそうだよ。でも、今までさんざん学生生活を満喫してたんだから、頑張って働こうね。パンダくらいのお年頃なら、みなさん働き盛りで、大変なんだよ。冷たいですか、わたし?さて、そういうわけで、月・火は休みなの。だけど、昨日の午前中「水原で昼飯食べてくる。」と、言って、出かけていったパンダ。次に電話がかかってきたのが、「ごめん、夕飯も食べて帰る。」その次の電話は「もう終電がないみたい。帰れないみたい。」みたい、みたいって、他人事みたいに言うの、やめようよ、パンダ。わたしが「もう少し、早く電話してください。もう、さようなら。」と、最近やっと打ち方を覚えた(遅っ!)文字メールで送信すると、すぐさまパ:「ゴメナサイ」奥:「ごめん、もう我慢できません。明日日本に帰ります。」パ:「申シ訳マセン。オヤスミナサイ。」奥:「申し訳ません、って何?申し訳ありません、でしょ?今夜は、なむれません。」(ぎゃはは、奥さんったら、なむれません、だって。自分も間違ってるだろ?!)パ:「申シ訳アリマセン。ワタシコト、リカイシテクダサイ。」奥:「がっかりです。」というような、メールのやりとりの後、わたしはなむれずに眠れずに悶々としていた。翌朝も、朝一番くらいの電車で帰ってくるなら、わたしの怒りもおさまったのだけど、9時を過ぎても、10時を過ぎてもまだ帰ってこない。頭にきて、「パンダさんへお義母さんにはモギョクタン(銭湯)行くと言ってありますが、うそです。インチョン(仁川)空港です。」と、置手紙して、銭湯に出かけた。いやっちゅーくらい、あかすりして、チムジルパン(サウナよりも熱くないゴロゴロ部屋)でゴーゴー寝て、昼を回ったので、そろそろ帰ろうかな~、と、こっそり2階のドアノブを回すが、開かない!!!静かに鍵を開け、中に入ったけど、パンダがいない。!!!ひょっとしてまだ帰ってないの?!なんなのよ~?!置手紙した意味ないじゃないの!!!腹立つので、携帯の文字メールで、ひと言送信。「今、どこ?」速攻で電話がかかってきた。パ:「奥さん、今どこ?!」奥:「今、空港にいます。インチョンです。」パ:「オレ、もう家。3階で寝てた。」奥:「ふぅ~ん。」パ:「奥さん銭湯にいるの?」奥:「・・・・・家。」ドタドタドタドタドタ~~~~~ドンドンドンドンドン~~~~~「奥さん~、開けてぇ~~~!!!奥さん~~~!!!」ガチャ。ドア開けて、布団の中にもぐりこみ、ふて寝の奥さん。可笑しいやら情けないやらで、泣く。(笑)パ:「わたしが、悪かった。の?」その、末尾に「の」つけて疑問型にするの、やめなさいっちゅーの!!!奥:「そうよ!!!」パ:「だって、ほんとに、どうしても帰れなかったんだよ。」奥:「そうだよね~、韓国だもんね~。お酒のつきあい大事だもんね~。」パ:「昨日はほんとに、断れなかったんだよ。」奥:「はいはい、昨日断れなかった人が、今日も明日も断れるはずないよね~。」はぁ~、なんて嫌な奥さんなんだ。奥:「あたしはさ~、もう年も年だし、子供ほしいのよ。それなのに、あなた、学科長ととっとと日本語講師の話決めてくるし、イヤでイヤで仕方なかったの。でも、勤め始めたら、学生たち可愛いから、ああ、もしかして、子供できない代わりに、この子たちのこと可愛がりなさいって、天の采配かな?って思い始めたのよ。それがさ~、人がちょっとやる気になった途端に、やれ時給が少ないだの、学生のレベルが低いだの、社会経験と思って1年くらいで辞めればいいだの、言い出してさ~、あたしがどんな気持ちで、もういいや、って吹っ切ったと思ってんのよ?!それにさ、朝のお義母さんの祈祷だって続いてるしさ~、あれ聞きながら、あたしがどんな思いで、不味い食事してると思ってんのよ?!あたしだって、子パンダ可愛いし、子供は授かるもんなら、何人でも欲しいわよ。でも、この年になって、あと2人、3人ってわけにはいかないし、もう最後の年かなあって、思うじゃない。パンダだって、仕事忙しくて、週に1回はお泊りだし、休みの日まで、飲み会でサウナでお泊りなんてしてたら、子供なんかできるわけないじゃん。」パ:「努力したけど、できなかったじゃないか。それで、ずっと家にいるよりは、ちょっと外に出たほうが、気もは晴れるかな、って思ったんだよ。」奥:「努力したけど、っていうけど、何にも努力なんかしてないじゃないの。それに、子供ほしいね、って言ってからまだ半年しか経ってないし。パンダさ~、奥さんいつ子供ができやすい日かって、そんなことも知らないんじゃないの?だから、昨日みたいに、平気で酔っ払ってサウナに泊まって来られるんだよ。あなた、子パンダの妹や弟ほしいと思わないの~?それならそれで、はっきり言いなよ~。」パ:「オレだって、子パンダの妹や弟、欲しいよ。でも、昨日はほんとに、断れなかったんだってば。」奥:「はい、はい。そうでしょうね、つきあいも大事だもんね。でも一番大事なのは家庭じゃないの~?あなた、芸術家ってのは、周りの人を幸せにする職業だよ。奥さん一人幸せにできないで、芸術家が一体誰を幸せにできるのよ~??奥さんが幸せじゃないってことは、子供のママが幸せじゃないってことよ?え~?韓国人ってさ、『子供まだなのか?』とか『早く男の子産め』とかさ、人のプライベートな微妙な問題にまで、ズカズカ入ってくるんなら、じゃ、『あ~、パンダさんち子供欲しいんだって、じゃ、早く帰れよ、この~~~。』『あ、○○君ちは新婚さんだよな、じゃ2次会はパスね。』とか、ちったぁ、気を遣えっちゅーの!それができないんなら、人の暮らしはほっとけっちゅーの!!!」わたしも泣いたけど、パンダのことも、泣かせてしまった。ははは。小さい頃いたよね、口で男の子負かしちゃう女の子。おしまいはいつもの通り(笑)パ:「奥さん、ごめん。わたしが何にもわかってなかった。」こうして、ホワイドデーに、春の嵐は吹き荒れた。前日の日記は、ロブロブの鬱陶しいくらい熱い日記だったが、今日の日記は、鼻毛も凍るくらいの寒い日記となってしまった。けれど、春だって、いっぺんには来ないのだ。夫婦だって、三寒四温を繰り返しながら、温かな夫婦になっていけばいいのだと思うよ。一日の終わりに、パンダが、買いに走ってくれたケーキ。いや、買いに走らされた、というべきか・・・「バタークリームじゃなくて、そんなに甘くなくて、ほんとに美味しいケーキがいい!!!」 モカケーキ。美味しかった。ありがと、パンダ。ごめんね~。(なんて勝手な女なんだ)
2006年03月14日
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ほんとにねえ、この日が来てしまったよ。わたしがもし、韓国人学生で、日本語の授業があるなら、ほしそら先生やコモ先生、悪妻先生に習いたいものだよ。今日は、初授業。パンダもあちこちで講師やってるから「奥さん、初めての日は、自己紹介とか知ってる日本人とか日本語とか、学生に発言してもらってたら、あっという間に1時間半くらい過ぎるよ。初めての日に、長々授業すると嫌われるから、1時間半くらいで切り上げていいよ。」ほんとか?ほんとか??「ねぇ、ねぇ、知ってる日本人誰がいる~?とか聞いたら、学生たち、ちゃんと反応して答えてくれるもんなの??ほら、日本の子みたいに、知ってるのに、恥ずかしがって答えないとか、そんなのないの??」「今の子たちは、みんなハキハキ答えるよ~。カラオケが入ってきて以来、みんな目立ちたがり屋になったから。」ほんとか?ほんとか???「奥さんも、3,4回授業やってみたら、わかるよ。教案も作っていかなくてもよくなるよ。」それはウソだと思うよ~~~。かなりお気楽なパンダに励まされ、電車の中で爆睡しているうちにソウルに着いた。学科長と、前任の日本語の先生と3人でお昼を済ませ、いざ、授業~~~。学科長からは、授業は全部日本語でやってくれと言われたので、日本語のみで話し始め、「みんな、知ってる日本の映画や漫画や歌あったら教えて~」と、わたしが、教室でのみ発する、ハイテンションな声で学生に質問してみたら、あなた。シ~~~~~~~~~~~ン・・・・・ちょっと、ちょっと、パンダ!話が違うじゃないのよう!!!ははは。確かここは「ごくせん」「ラブレター」「ぽっぽや」「ショムニ」「リング」「ハウルの動く城」「千と千尋の神隠し」・・・と、ごろごろ出てきて「はい、はい、順番、順番。待ってね~、黒板に書くね~」と、10分くらい板書する予定だったのだ。はい、10分短縮。それから「日本に行ったことある人~?」クラスに一人、二人はいるはずだから、その学生に、日本の印象とか感想とか話してもらえ!何食べたのか聞いてみろ!(by パンダ)これもあえなく撃沈・・・はい、10分短縮。と、この調子で、どんどこ時間短縮に拍車がかかり、なんと、30分後には(はて~、何しよっかな~~~)仕方ないから、次週から始めるつもりだった、教科書に突入。「子供ら、聞き取れても聞き取れなくても、とにかく日本語でやってください。」の、学科長の言葉通り、日本語だけのわたしと、全く日本語おはつ~の学生19人。高校の第二外国語で日本語選択してた学生3人。どうなってゆくのか~~~~~?!案の定、授業後、学科長の部屋に行くと「来週から、韓国語も混ぜて授業してくださいな。」と言われ、その後学科長の「お~い、2年生~!何でもいいから聞きたいことや、話したいことがあったら、今からフリートーキング~!!!」の一声で、2年生の子たちがなぜか、わたしの前に順番に並んで、なぜか、なぜか、なんなの?なんなの?進路相談みたいなのが始まっちゃってね。2年生は、軍隊行ってる男子がいるとかで、9人だけのアットホームなクラスなんだけど、女子はみんな口を揃えて「空港免税店で働きたいです」と、免税店人気高し。「ソラちゃんが一番日本語できるんだけどさ~、ちょっと話し聞いてやってください~。」と、学科長の期待の星みたいだ、ソラちゃん。ソラちゃんも、免税店希望。日本語は塾に週5日通ってるそうだ。すごい熱心だよね、週5日だよ?!で、去年の日本語能力試験は、3級すべっちゃったらしいけど、今年はその3級すっとばして、2級を狙うらしい・・・あわてんぼさんだこと・・・とほほ・・・。他の子も、みんな塾に通ってて、一生懸命日本語勉強してるのよ。でも、これまた口を揃えて「ひらがなは読めます、書けます。でも漢字は読めません。」ぶひぃ~おちちけ、奥さん。男子はどうだ?男子は?「はい、パク君は?ここ卒業したらどういうとこで、仕事したいの?」「リゾートです。」「リゾートって言っても、山とか海とか色々あるだろうけど。山?海?」「海です。」「おお~~~!じゃ、スキューバダイビングのダイバーのためのリゾートとか?!」「はい。」わ~~~、それなら早く言いなよ~!「わ~、済州島に、わたしのお友達ご夫婦が、リゾートやってらっしゃるわよ。」あ、はあちゃんママさんちのことね。もし、パク君が気骨のある青年だったら、卒業後、はあちゃんママさんとこに送り込むわ!などと、思っていたら、「バリです。」「え?」「済州島じゃなくて、バリのリゾートで働きたいんです。」「あ?あ?あ、そう?そうね、バリも日本人観光客が多いから、日本語はできたらいいよね。英語は?英語はどっか教室とか通ってるのかしら?」「アメリカに知り合いがいるから、アメリカ行って英語勉強します。」あ~~~、ありがちだよね、韓国って。。。「そっか、じゃあ、頑張らないとね。あ、あのさ、ダイビング、もう長いの?」「?」「いつからダイビングやってるの?」「やったことないです。」「へ?!え?ダイビングやったことあるから、リゾート希望なんじゃないの?」「だから、今からダイビングやるんです。」「???そ、そっか。頑張ろうね~~~。」2年生男子終了。こんな感じで、一人一人面談してるうちに(ちゅーか、わたしがやっていいのか?!)どんどん時間は過ぎ、電車に乗ったのが5時。座れるはずもなく、半分くらいずっと立ってた。駅に着いて、猛ダッシュで帰宅。「遅れてごめんね~~~!!!」と、子パンダに抱きつくと、子パンダうるうるで「お母さん~~~、もうお仕事行かないで~~~~~」しばらくしたら落ち着いたけど「お母さん、ほんとは離れてほしくなかったの。」「お母さんが一番いいの」と、甘えに甘えてきた。パンダ母によると、5時ごろ、そろそろ帰る時間かなあと、2人で駅まで来てくれたそうだ。でも、いくら待っても、わたしが出てこないので、子パンダが「おばあちゃん!いっぱい人がいるのに、なんでお母さんがいないの?!」と、地団駄踏んでくやしがって、むくれたそうな。。。仕方なく、またパンダ母、子パンダおんぶして帰宅。市場行ったり、公園行ったり。。。ありがたいことだよ。かなりお疲れだと思うよ。それなのに、わたしが食卓につくと、もうご飯も味噌汁も準備してくれて「いっぱい食べな~、おなか空いただろう?」と、気遣ってくれるので、ただただ感謝だった。今後の授業のことを思うと、ちょっと気が重いけど、こうして、週に2度、外の空気を吸って、こんなに優しい気持ちや感謝の気持ちが湧くなら、なんとか頑張ってみようと思う。子パンダも、初日だからなかなか、おばあちゃん守りにも慣れなかったのだろうけど、これからは、すこしずつ慣れてってくれることを祈ろう夜中に帰ってきたパンダに、どうだった?と聞かれ、授業のことや、ソラちゃんやパク君の話をしたら、パンダ、腹抱えて笑ってたよ。ま、いいけどさ。
2006年03月08日
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誰にでも「初めて」という日はある。今日は、わたしの韓国でのお勤めの初日。「初めて」の日なのよ。すんごい緊張。この何年か、ぼけぼけぐうたらした毎日をこよなく愛してたわたし。「家にばっかりいるよりは、ちょっと外の空気吸ったほうが、楽しいでしょ?」と言われても、結構24時間主婦が気に入っていたの。あ~~~、ダイエットも間に合わなかった。(してたのか?!)日本でお勤めしてた頃にも、使ったことなかったような、ギューギューのガードルで、お腹ぽっこりやお尻でっぷりを押し込み、お化粧もして、なるべくアジュンマに見えないように念入りに。でも、薄化粧に見えるように(笑)あいにく、子パンダの幼稚園の入園式も重なってたんだけど、そっちはパンダ母が連れてってくれることになった。パンダも前日から出勤してしまってる。携帯よし、教材よ~し。電車にも一人で乗った。学校に着くまで1時間以上あるから、ぐっすり眠った。前の晩は、どきどきしてあまり眠れなかったのよ。わたしは、こう見えても、小心者だし、新しい環境ってのはとっても苦手。ましてや、自分が望んで選んだことじゃない事というのは、なんでこんなに気持ちが重いのだろうか。身体が重いからか?ああ~、日本で会社員やってた頃も、たまに出勤するのが億劫で(次の信号が赤だったら、休んじゃおうかな・・・)って思ったことはあったけど、これほどではなかったよ。今日は(あ~~~、このまま、ストで電車が来なければラッキー♪)と、願っていたけど、そうもいかなかった。グーグー寝てる間に、龍山(ヨンサン)に着いちゃったわ。それから、乗り継ぎの電車が来てびっくり。乗車率200%くらいのとこに、わたしの後からもアジュンマがギューギュー押してくるんだよ。わたしって、田舎育ちだし、こんな風な満員電車通勤ってしたことないんだよね。「あああああ~~~!!!降ります!!!降ります!!!降りるんです~!!!」と、絶叫しながら、ようやく降りて、駅から歩いて3分ほどで学校に着いた。重い足取りで、エレベーターに乗り、学科長の先生の部屋のドアを開けた。え?って顔の学科長。「なんでいらっしゃったんですか?」え?あ?「ひょっとして、来週から?8日から?水曜から???」「え~~~、パンダさんにそう聞きませんでしたか~?」「あ、あは、あは、あはは・・・」「電話くれたらよかったのにぃ~」「ああ、、、昨日メールはしたんだけど。明日からよろしくって。」「メール?ごめんね、見てない。忙しくって、もう~~~。」あ、いや、いいんだけど、わたしゃ。。。「ごめんなさいね~、んま~どうしましょう。お昼一緒にどうですか?」「あ、じゃ、今日は他に行くとこあるし、これで失礼します~。」それなら、それでいいのよ、えなちゃんとこのおひな祭り行きたいし。と、速攻来た道を引き返し、電車の駅に行こうと思ったら、駅のそばのお店で、店じまいセールやってるの見つけて、春物何点か買っちゃった。あはは、まだ初給料もいただいてないのに、わたしったらね~。それから駅で、「水原まで1枚!!!」と、威勢良く言ったら、駅員さん、なんとも情けない顔して「そっち方面、動いてないんだよね~。バス使ってくんない??」そうだった。今、ストの真っ最中。。。「バス・・・?じゃ、バスのターミナルはどこなんですか???」「そこ出て、・・・う~ん・・・よくわからんけど、そこ出てみて。」どうなっとんじゃい?!とりあえず、おじさんの言う、そこ、を出て、適当に歩いて大通りに出たら、ソウル行きのバスが通りかかった。でも、どこから乗るのかわからないよ・・・あ、だけどソウル駅まで1.5kmだって、近いじゃないの。天気もいいし、歩こうかな。と、歩き出したら、途中で4号線の地下鉄の入り口を発見。パンダに電話したら、忠武路(チュンムロ)で乗り換えて、3号線のバスターミナル駅まで行けと言う。1.5km歩こう!という思いは、スントゥブのように崩れ去り、とっとと地下鉄に乗る。ついでだから、「交通カード」と呼ばれる、近鉄でいう「イコカでいこか」みたいなカードを買ったよ。「あの・・・おいくらですか?」「2500ウォンね!」(260円くらい)え?そんな安いの??確かパンダは2万5千ウォン(2600円くらい)払ったって言ってたけど、ケタ一つ聞き間違えたかな?2500ウォン払って、どうも~、と立ち去ろうとしたら、窓口の駅員さんが「あんた、お金は?!」「あ?今払いましたけど~。」「それは、このカードのお金でしょ?このカードには、まだお金入ってないの!それでどうやって地下鉄乗るの~???」あ、そういうことね。はい、はい。そうだろうよ、2500ウォンで、地下鉄乗り放題っておかしいと思ったんだよ~。バスターミナルってのも、高速バスターミナルって駅と、南部バスターミナルって駅があるので、またパンダに電話。いや~、携帯持っててよかった。。。それから、ターミナルで水原行きのバスの時刻表を見たら、なんとまあ、40分間隔だって。そんで、所要時間が1時間40分。・・・それからまたバスに乗って。。。と指折って数えたら、到着時間が5時過ぎるので、あきらめた。。。わたしの街までのバスは10~20分間隔であるらしく、所要時間も1時間。4時過ぎにわたしの街に着くんだけど、なんかもったいなくない?せっかくソウルに出てきたってのに・・・けど、来週から毎週通うのだから、まあいいか。子パンダも帰ってるだろうし。。。と、あっさりP市行きのバスに乗り、ターミナルに着いてから、パンダにまた電話。いるんだよね~、携帯持ったとたんに、かけたがる人(笑)「あ、あたし、あたし。もう着いたの。ターミナルだよ。」「そう?じゃ、待ってて。そこで座ってて。」???迎えに来てくれるのかな?と思ったら、2分もしないうちに、パンダも他のバスから降りてきたよ。いやん、なんだか会社帰りに、待ち合わせたカップルのようだわ♪ちょっと新鮮かも。家に着くと、子パンダの制服が脱ぎ散らかしてあり、パンダ母も子パンダも姿が見えない。「お義父さん~、お義母さんと子パンダ、どこ行ったんですか~?」「ぅあぁ~~?公民館行った~。」へ?金曜日って、パンダ母が、公民館で英語習ってる日なんだよね。そこに子パンダもついてったんだね。へぇ~、子パンダ、結構おばあちゃんに懐いてくれてるじゃないの!しばらくして、二人が帰ってきた。「あっ!お父さ~~~ん!!!」と、パンダに飛びつく子パンダ。「お母さんもいるよぉ~~~~!!!」と、パンダの後ろから声をかけると、「お母さ~~~ん!!!!」と、わたしにも飛びついてくれた。ほっ。パンダ母が「そんなにパパママがいいもんかねぇ~~~???」と、あきれるくらい、子パンダははしゃいでいたし、わたしもいつものツノを出さずに済んで、なんだか嬉しかった。思いがけず早く帰れたおかげで、ちらし寿司とお吸い物もできたし。そ、それはいいんだけど、わたしね、子パンダがわたしより早く帰ってくるだろうと思って、着替えとか、スケッチブックとか、お人形とか、ダンボール箱に入れて、お手紙も貼り付けて、3階に置いといたのよ。そうすれば、パンダ母に2階のしっちゃかめっちゃかな部屋、見られないで済むと思って。そしたら、まあ、パンダ母、子パンダの着替え探したらしく、2階の奥の物置と化した寝室まで、開けっ放しになってて、電気もつけっぱなしだったよ・・・泥棒も片付けたくなるような、あの部屋・・・あの部屋を・・・見られた。。。。。。
2006年03月03日
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このところ、そう、忙しい~~~!!!ってほどでもないのに、楽天日記更新しない日が続いてました。もちろん、ネタはてんこ盛りな毎日で、体調も良いのだけど。気分と身体だけが重い・・・せめてどっちかだけでも、軽くなりたいよね。ははは。楽天仲間のみなさんからも、お元気ですか~?ってメールをいただき、昨日はちょっと愚痴らせてもらって、ありがとうございました。すっきりしたのか、今朝は、前にいた会社の先輩てるちゃんに「あら~、同居も大変だけど、最近は日本人の友達もいるみたいだし、少し安心して読んでるよ。」と、励ましてもらう夢を見たよ。夢の中でわたしは(あ~、てるちゃんも同居経験あるもんね~。わかってるのね~。)などと喜んでたのだけど、そこはさすがに夢。わたしが励まされてた場所というのが、雪に埋もれた実家の蔵の玄関先。しかも、座ってるのは、縁側とかソファじゃなくて、アヒルのおまる。おまるに座ってるわたしに、てるちゃんは「○○っ!そこでおしっこしちゃだめだよ!水流しても、雪ですぐ逆流なんだよ!!!」と、教えてくれたが、わたしはすでに、水を流した後で、てるちゃんの言葉通り、水は玄関前の溝に流れたかと思ったら、雪のため、おまるに逆流してきた。あああああああああ!!!!!というところで、目が覚めたよ。幸い、おもらしはしてなかった。ほっ。と、目覚めもよく(いいのか?)今朝は久しぶりに朝から日記更新してるとこです。実は、3月から週2回だけソウルに出稼ぎに出ることになったわたし。ついに携帯を買ったのだよ。かけるのは、家族くらいしかないし、通話時間も1時間くらいの設定で料金設定してもらって。それに、4月になったら、子パンダが満4歳になるから、そうなると子供名義で学生お得割引コースみたいなのに、変更できるらしい。それだと、携帯本体の価格(無利子24ヶ月払い)+基本料+通話料=2万3千ウォンくらいで済むようだよ。まあ、そんなこんなで携帯持つようになって、今のとこ、かかってくるのはパンダと間違い電話だけなんだけど、2,3日前に、「パンダさんの携帯ですね?」と、名指しで電話がかかってきた。「はい。」「こちら○○の○○ですけど、新規顧客の方に、新しい携帯の*&^%$#@#$(((&%$##$)))・・・・ですから、*****の番号を教えてくださいませんか?」じっくり聞いて、「すいません。もう一度おっしゃってくださいな。」同じこと繰り返してもらったけど、やっぱり最後の*****の番号のとこが聞き取れない。「あの~、何の番号ですって?」「だから~、*****の*****なんです!!!」「すんません、ちょっと代わります。」どてっ。後は、パンダ母に代わってもらって、奥さん知らんぷり。電話を切った後、「お義母さん、何だったんですか?」と、聞くと「あ~、なんかよくわからないけど、なんかの入力間違ったんだって。そんでね、電話番号教えてくれって言うのよ。そんな大事なこと、どこの誰かわからない人に教えられないでしょ?電話じゃ。だから、直接、お店に行きます、って言ったの。さ、今から行くよ!!!」え?え?え?そんな電話だったんですか???わたしも子パンダも、とっととコートをはおり、パンダ母に続く。携帯電話の代理店は、歩いて2分ほどのとこにある。「全くね、怖いんだよ、そういうの教えるのは!いつだったか、電話番号教えたために、国際電話かけまくられて、何百万も使われて、困った息子が自殺したってこともあるんだから!」あの、、、お義母さん、それ、色んなニュースがごっちゃになってませんか?電話番号じゃなくて、住民登録カードの番号とかじゃないですか?「あ~、でもちょうどよかった、お母さんも、そこの店に行こうと思ってたんだよ。家族で同じ携帯使ったら割引してやる、ってそこのおじさんが言ってたんだよ。」へぇ~、韓国でも家族割引があるのね~~~?ガチャ。「ちょっと~!今うちの嫁に、携帯の電話番号教えてくれって、電話があったんだけど~!!なんか、入力間違えたとかで!!!」え?待ってください、お義母さん。携帯に、携帯の番号教えてくれって電話があったんですか?あ、でも、携帯の番号知ってるから、携帯にかかってきたんじゃ・・・?「あたしゃ、そんな大切なこと電話じゃ教えられないから、店に直接行きますって切ったの!!!」お店の人も、きょとん?????窓口の2人も電話してないって言うし、わたしに携帯販売した営業マンが呼び戻された。その営業マンにも同じことを繰り返すパンダ母。「いえね、うちの嫁外国人だから、よく聞き取れないっていうから、あたしが代わったの! そしたらなんかの入力ミスしたから、もう一度、携帯の番号教えてくれって言うじゃない?!そんな大切なこと電話じゃ怖くて教えられないでしょ?だから直接来たの!!!」多分、わたしと同じ疑問と笑いが、店にいる店員さん全員の頭に湧いたと思う。窓口の店長みたいな人が、本社に電話して確認し、ようやく、単なる新規顧客への簡単な調査だったことがわかった。お客様満足度調査みたいな感じかしら?営業マンはにっこり笑って、「これからそういう電話があっても、とらなくていいですよ。知らない番号だったら。」「はい^^;」それではい、さよなら、だったのだが、帰り際にパンダ母。「あ!そうだ!!!前にさ、家族で携帯持ったら、割引してくれるって言ったよね?!」と、またカウンターに逆戻り。即「おかあさん、これうちの会社の携帯じゃありませんよ。」「へっ?!同じ会社の携帯じゃないとダメなの?!」「はい~。。。」「でも、あたしゃ、ここで買ったんだよ?!」「あ、そこの角に引越したんですよね。」※韓国ってお店や会社、すぐにオープンしたかと思ったら、店じまいしたり引っ越したりが、激しい。「・・・そっ?!じゃあね!!!」と、ばばママ孫、女3代何しに行ったのか、さっぱりわからん出来事がありました。こうして、元気で明るいパンダ母、わけのわからんパンダ父、とパンダ親子の暮らしはまだまだ続きますが、みなさんに励ましてもらって、今日はどうやら5万人目のお客様を、迎えることができそうです。いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
2006年02月27日
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行く度に、ネタ満載の沐浴湯(銭湯)子パンダ誘っても、行かない、というので、今日はわたし一人、ゆっくりしたかったのだけど、夕食の準備もあるし、1時間ちょっとしかいられなかった。が、入った瞬間、カメラ!カメラ!!!あ゛~~~、撮りたい!!!と、身もだえしたよ。広い脱衣場に(床暖房だから、みんなごろごろしている)、でっかいカバンを3つも4つも広げて、なんと、一人のアジュンマ(おばさん)が、店開き。かばんは、下着やパジャマ、靴下などでギューギュー詰め。その周りに、裸や、半分裸のアジュンマ達が、群がっている。そして、一人のアジュンマ「え~、もっと他の色ないのぉ~?!」見ると、あら、ブラジャーとパンツのセットを試着しちゃってるよ。いや、下着の試着なんてさ、つけたらもう、買うしかないと思うんだけど・・・と、思って、よく見たら、そのおばさん、自分のでかいパンツの上に、試着してるよ。はみパンだよ~~~。ブラは自分のお胸に。そして、ぐいぐい、脇のお肉を、寄せて上げて、寄せて上げて・・・そしたら、周りから「Bカップにしなよ!Bカップに~!!!」「そうだよ、Bだよ!B~!!!」と、盛り上がる裸のアジュンマ達。他にも、ネグリジェ着てる人、パジャマ着てる人、色々いて、それにもれなく、色がよくないだの、小さいだの、大きいだのファッションチェックするおばさんがくっついてるのでんま~、喧しいったらありゃしないよ。気にはなるけど、風呂場に進む。夕方のご飯時だからか、とっても空いてる。初めてじゃないかなあ、こんなガラガラなの。これじゃあ、銭湯ウォッチングもつまんないなあ・・・と、おとなしく普通に髪や体を洗っていたら、おとなりに一人の初老のおばさんが座った。丁寧に、石鹸でイスもタライも洗ってから座ってる。そして、頭もタオルで巻いている。なんか、韓国人ぽくないなあ。。。え?タオルをぬらして、石鹸つけ始めたよ。タオルで体洗ってるよ~~~。なんで?なんで?なんであかすりタオルとか、あかすりミトンでこすらないの?へぇ~、珍しいなあ~。みんな、親の仇みたいに、ごしごしあかすりしてるのになあ。ここで、わたしは、思いついた。ひょっとして、このおばさん、日本人~?!いや、待てよ。わたしが、まだ韓国に上陸したばかりの頃、日本人奥さんを探してた時、パンダ母が、市場で食堂やってるおばさんで、百合子さんって日本人がいるって、話してくれたことがあったよ。ひょっとして、この人が、その百合子さん~?!わたしが、心の中で百合子さんと呼ぶ(すでに)そのおばさんは、髪と体を洗い終わって、湯船に向かった。洗い終わった髪は、タオルで巻いている。わたしも、後に続いた。広い湯船に、百合子さんとわたしの二人だけ。韓国アジュンマのように、いや、うちのパンダ母のように広いからといって、はしゃいで平泳ぎするわけでもなく背筋を伸ばして、浸かっている。日本人じゃないのかなあ?肩まで浸かってないよ、百合子さん。と、思ったら、最後に、百合子さんは、肩までじっくり浸かっていた。やっぱり日本人は、肩まで浸かって、10数えなきゃね。そして、百合子さんは、ざば~っと湯船からあがって、なんと!!!脇に置いていたタオルを、さっと広げて、胸から下を隠して去っていった。間違いないよ!百合子さんだよ~~~!!!韓国アジュンマで、前隠して歩いてる人なんか、見たことないよ~。湯に浸かったままで、わたしはまだ百合子さんを、目で追っていた。出入り口付近で、百合子さんは、タオルをギュ~ッと絞って、それから全身の湯を拭き取っていた。日本人だよ、日本人。きっと、日本人だよ。。。未確認ですが、日本人・百合子さんだと思われます。それから、まだしつこく湯船に浸かっていたら、別のおばさんがやってきた。ざぶぅ~ん!わたしは、湯船のへりにつかまって、ちょっと水中ストレッチみたいなことをやっていたら、おばさんは、すぐに真似っこしてきた。わたしが軽くバタ足をしていたら、といっても、水がはねると迷惑だから、水中でおとなしくね。そしたら、隣のおばさんは、バタ足どころか半魚人並みのバタフライで、豪快なストロークを見せてくれ、お湯が、ザッバンザッバン流れ出していた。そうだよね~、これが韓国アジュンマのスタンダードタイプだよね~。。。あ~、でもやっぱり今日はお客さんが少なかったから、そう変てこな人も見かけなかったなあ。。。1時間ちょいで、風呂を出ると、さっきのパンツ売りのおばさんがまだいる。客もひっきりなしに冷やかしたり、試着したりしていた。まあ、確かに銭湯でパンツってのは、売れるかも。。。。。売れるのか?
2006年02月09日
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週末は(週末だけじゃないけど)朝寝をこいている、パンダ親子。昨日の朝も、ぬくぬくの布団から、出られないまま、8時をまわり、このまま二度寝したら、きっと、10時???と、思いながらうとうとしてたら、「@#$%*&^%★◎△□$#@!!!!!」何語かわからない叫び声で目が覚めた。パンダ母がドンドンドアを叩いている。「火事だ!!!」えええ?!窓を開けると、いつも行ってる農協マートの向かいから、ものすごい煙が立っている。火事だよ、火事!!!どこだろう?火元は?と、3階に上って、ソファの上に立って、パンダがまた窓を開けた。確認する間もなく、パンダ母が「農協のお米の倉庫から火が出たんだって!」さすが、早耳。すごいネットワークだよ。。。と、関心してたら、違っていた。パンダ母は、ついさっき、農協のマートに買い物に行っていたのだよ。そしたら、買い物途中で、突然、店員さんが「農協から出火しました!!!」と、大声でお客さんに教えてくれて、うわ~~~、どうしよう、どこから逃げたらいいんだろう?!と、さすがのパンダ母も一瞬パニックに陥ったそうだ。結局しばらくしてから、農協マートではなくて、その向かいの倉庫だとわかって、帰宅して、わたしたちを起こしてくれたと、いう訳だ。。。消防車のサイレンもけたたましい。「消防車3台、来たんだよ。それがさ、凍ってて、水が出ないの!!!」えええ?!そういえば、かなり冷え込んだもんなあ。マイナス10℃以下?でも、水が出ないって、それ困ったもんだよねえ・・・煙もひどいし、怖いので、「ねえ、もう窓閉めてよ。子パンダにあんまり見せたくないしさ~。」と、わたしが言うと、ようやくパンダもソファから下りて、窓を閉めた。それからまもなくして、鎮火したようだ。焼け焦げたのが、お米だけで、よかったよ・・・「あ゛~~~、今日ほんとは、お寺に参る予定だったのに!朝からこんな不浄なモノ見ちゃったから、行けないよっ!!!」と、パンダ母はご立腹だった。いえ、だからこそ、清められに行ってらして下さい、お義母さん!!!と、心の中で、勧めてみたが、もちろんパンダ母には届かなかった。夕方、ニュースで流れるかね?と、ニュース番組を見ていたが、特に大きな火事でもなかったので、報道された様子はなかった。その代わり、ほかの都市や地方で起こった火災事故のニュースが2,3件立て続けに放送された。「うわ~、怖いねえ~。火だけは出さないようにしなきゃね~。」と、わたしは子パンダを膝に抱えながら、そう言うと、子パンダも神妙にうん、うん、とうなづいていた。それから、別のニュースになったとたん、くるりとわたしの方を向いた子パンダ。「お母さん~、もう火事はないの~?もっと火事ぃ~~~!!!」え・・・?あんた、あんなもん、見たいのかい?!へ?そういえば、子パンダって、午年生まれ。。。ひょっとして、すごい野次馬になっちゃうのでは?!
2006年02月05日
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昨日日記で、パンダが「男の10ヶ条」を壁に貼っている。と、書いたところ、みなさまからのコメントで、それはどのような10ヶ条なのか?とかうちの旦那にも!と、書き込みをいただきましたので、紹介しますね。男の10ヶ条1.結婚前や新婚の頃の、関心や愛が、変わらぬように、いつも努力しろ。 (無理かも・・・)2.結婚記念日と妻の誕生日は、死んでも忘れるな。 (殺されます)3.普段、妻の身なりとか姿に、関心を見せろ。 夫というのは、妻の可愛らしさを掘り起こす、庭師だと思え。 (う~ん、旦那に掘り起こされる、妻の可愛さって・・・?)4.妻が作る料理には、言葉や行動で、感謝を示せ。5.なんでも、妻と話し合って決める習慣を育てろ。 結婚の幸せ、というのは、夫婦間の愛情よりも、 普段、二人がどのくらい話し合っているか、によるものだ。 (おお、断言しちゃってるよ。わたしに言われてもねえ~...ってことも多々ありそうですけどね。)6.妻の気持ちを傷つける言葉や行動は、つつしめ。7.家庭不和かも?って時は、夫が妻に一歩譲歩しろ。 妻の魅力が可愛さ、だとしたら、夫の魅力は、寛大さだ。 (この人、可愛さにこだわるなあ・・・)8.家計は、妻に任せてこそ、妻もやりがいがあるというものだ。 (それはどうかなあ?わたしは任せてもらっても困るというものだ。)9.妻の個性や趣味を尊重し、それを育てるくらい努力しろ。 (庭師ですからね・・・)10.一日に2回以上妻のいいとこを見つけ、すぐにそれを妻に教えて、喜んでもらう。という習慣を育てろ。あははは、だんだん、書いてて、イヤになってきました(笑)わたしが旦那だったら、ちゃぶ台ひっくり返してますな。鬱陶しいよね、10番目なんか実行されたひにゃ。これ書いた人、自分が妻にこうしなきゃ!っていうよりも、自分が妻にこうしてほしいから、書いちゃったんじゃないの?って、わたし、深読みしすぎですか?日常生活なら、せいぜい2,4,6くらいで、充分だと思うんだけどなあ。旦那が庭師で、妻の可愛さ掘り起こす、とか、妻の個性はオレが育てる、っていうのも余計なお世話だと思うよ。あはは、そんなら、書くなよ、わたしも~~~。いえ、いつも壁に貼ってあって、まともに訳したことがなかったので、今、読んでびっくりだったのよ。ごめんなさい、あんまり参考になりませんでした~~~。流してください、軽く。。。
2006年01月31日
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年末年始。旧正月で祝う韓国の一月一日は、味もそっけもない。街角ではまだまだ、クリスマスのイルミネーションが輝き、踊るサンタが踊っているよ。大晦日はわたしは餃子を200個ほど包んだ。餃子だけはちょっと得意なのよ。(ちょっとサザエ姉ちゃんぽい?)いや、ほんと美味しいの!(ますますサザエ姉ちゃんっぽい??)ほんとに美味しかったので(いい加減にせんかい!)パンダ父が、焼酎片手に、大量に食べてくれた。かなりご機嫌で、紅白で歌ってた、藤あや子を、きれいだ、きれいだとほめていた。もちろん、パンダも子パンダも、いっぱい食べた。ところがだ。翌朝、寝正月で朝寝こいたあと、上にあがると、「いや~、昨日は大変だったよ!!!お父さんが!」と、パンダ母。餃子の食べすぎで、パンダ父が、行く年来る年、年をまたいで下痢だったというのだよ。「あんなにいっぱい食べさすから」「餃子が脂っこかったんじゃないの?」いや、そんなこと言われてもなあ。。。「お義父さん大丈夫ぅ~?」と、新年早々、布団から出てこられないパンダ父の顔をのぞいて、2度びっくり!一晩で、目が、目が、目がくぼんでる~~~!!!一体、どんだけ腹こわしたんじゃい?!パンダ母は薬局行って、薬とポカリスエット買ってきて、パンダ父は断食状態。翌日はおかゆを召し上がっていたが、まだ目がくぼんでいた。そして3日目、パンダ母が、またどこぞの売り場から帰ってきて「わかったよ、わかったよ!これ、この健康シーツのおかげだよ!」???パンダ母が怪しい売り場から買ってきたと思われる、派手なシーツを指差した。「このシーツのおかげで、体中の老廃物が全部出たんだよ。悪いもの全部出るんだよ!!!」はぁ~~~???まあ、いいんですけど、わたしの餃子はおとがめ無しで。。。と、そんなことがあったのだけど、なんと、今日の夜。パンダ夜のお勤めで不在のところ、子パンダを早々寝かせて、さあ、日記更新、と思っていたら、上から、パンダ母が狂ったようにわたしの名を呼んでいる。また、パンダ父がどうかしたのかしら?と恐る恐る3階に行くと、キッチン水びたし。パンダ母が原因といきさつを話してくれるのだが、興奮してるから、聞き取れない。なんかようわからんが、いつも使ってないほうの、流しの排水溝が詰まってて、詰まりの原因を取り除いたら、なんや知らん、シンク下のホースから水が溢れ出したらしい。詳しくは、明日、パンダに聞いてもらおう。もう、それから1時間ほど、パンダ母と二人で、雑巾で拭いては絞り、拭いては絞り、、、。10時半くらいまで、かかったのだけど、パンダ母が「大掃除だね。あ~、もう頭変になりそう。」と言って、ゲタゲタ笑い出した。パンダ母のこういうとこは、すごく好き。「こないだは、おとうさんが腸の大掃除してたし。ぎゃはははは!!!」と、自分で言って、めちゃウケてるパンダ母。わたしもつられて大笑いした。ようやく拭き終わったところに、パンダ父がぬお~っと起き出してきて、それでも雑巾やらバケツやら見たら、なにかあったのかな?くらい思うもんだと思うのだけど、さすがパンダ父。「飯にしようか。」パンダ母もわたしも絶句。「あんた、何言ってんですか?!今、子パンダママと水びたしで大変なとこ、やっと拭き終わったんだから!!!今の今まで、拭いてる最中は何にも顔出さないで!!!」「ふ~ん。でも飯、まだじゃないか。」「飯って、どの飯ですか?!」「夕飯だよ~。」「じゃあ、さっき焼きサバ食べた、あれは何の飯だったんですかっ?!」「ああ、あれが夕飯か。でも、なんか腹減ったんだよな。」ほとんどもう、「ばあさん、飯ゃまだかいな」の世界だよね。 でもサバ食べたことは覚えててくれてよかった。韓国って旧正月だから、年末年始っていっても、大掃除がないから、楽ちんだわ~って思ってたら、甘かった。年が明けて、5日か。なんか今年もすでに色々ありすぎじゃない???気のせい・・・?
2006年01月05日
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クリスマス。始まらないのに終わったような気がして日記を書く元気もないんだけど、もるさんが、PCの前でおあずけ状態かもしれないので、今朝の出来事を書いときますね。さて、イブになってから、ばたばたとプレゼントを買いに走ったパンダ夫婦。イブなのにサムゲタンが登場したので、クリスマス料理も準備せず、これといってクリスマスムードが高まらないパンダ一家。しかし、朝一番のパンダのヘタな演技のおかげでサンタさんがやってきた!!!と、大喜びの子パンダ。わしゃわしゃ、早速ラッピングをはがそうとするので、わたしが「あ、あのさ~、一応、じいちゃんばあちゃんにも見せてあげようよ!びっくりするよ、きっと!!!」と気を遣ってみたりしたの。それが、まあほんと、やめときゃよかった(笑)だ~っと勢い良く、上にあがって「ハルモニ~(おばあちゃん)!!サンタさんが来てくれたの~!プレゼントもらったの~!!!」と子パンダが叫んだ。わたしも朝からにこにこよ。ところが!次に信じられない言葉がパンダ母の口からあんにょんはせよ。「ふんっ!ウリナラ(韓国のことね)で何でサンタなんか信じてるんだい?」みたいなことを言われちまって、外はホワイトクリスマスなのに、ブル~なクリスマスだこと!!!!!!! パンダに恐る恐る 「ねえ、もしかして、今までクリスマスだからって、 クリスマス料理だとか、プレゼントだとか、ケーキだとかって そんな風に過ごしたことなかったの?」 と聞いてみた。 答えは イエスだった。クリスマスだからね。イエスだよ。イエス! ・ ・ ・ジーザス!! ・ ・ ・お~まいがぁ~~~~~~っ!!!というわけで、昼前からさっきまで、パンダ父とパンダは、寝正月ならぬ、寝クリスマス。パンダ母とわたしと子パンダは、銭湯いってゴロゴロしてました。こんなクリスマスがあっていいんでしょうか?
2005年12月25日
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さて、頭パパイヤ鈴木から吉永小百合に落ち着いたところで近所のブペ(食べ放題のお店)で、パンダ母の70歳古稀お祝いのパーティーが始まった。けれど、あいにくの寒さと雪で、お客さんの出足も不調。ちょっと司会者がいらいらした面持ちで「もう始めましょう!」一体何を始めるのかなあ?と思っていたら、まず、パンダのお兄さん夫婦から順にチョレという、最敬礼を両親に対して行い、杯のお酒を飲んだのだよ。こんなん結婚式以来で、どうしていいかわからないのだけど、横で司会者がああして、こうして、と教えてくれるのでその通りやってたら、パンダ母じゃなくて、パンダ父が感激して、いつもの5割増しくらいで号泣していた。。。。。それから、孫達も続いて、その後は、子供ら家族が全員会場のお客様に向かってお辞儀して、それでなんとなく開幕式終わり、みたいな感じだった。さ、食べなくちゃ!食べ放題なんだから、食べなくっちゃ!と、子パンダの分とわたしの分、お皿山盛りにして食べていたら、2人のお義姉さんがわたしのとこに来て、「入り口のとこでお客様迎えて、あいさつしないと~」と呼びにきてくれてしまい、泣く泣く受付へ。そこは暖房効いてなくて、チマチョゴリだけでは寒すぎたのだけど、お客さんは、ぱらぱら、ぱらぱらまばらだけど、途切れなくいらっしゃるしなかなか食べ放題のところには戻れない。しかし、さすがソウルの兄嫁さんは違うよ。いや、ほんと、わたしより食べる女の人はそう多くないけど、兄嫁さんにはわたしも負けます。白旗です。お皿も(え?ここ回転寿司?!)ってくらい積んであるよ。近寄り難い雰囲気すら漂っている。TVチャンピョンの決勝みたいだからかな?でも、そこへパンダのお姉さん2人が乗り込み「食べてばっかいないで、入り口であいさつしてよぉ~。」と兄嫁さんを連れ出した。すごいわあ。どちらも。で、受付にきてくれた兄嫁さん。なんと寒いからって、綺麗なチマチョゴリの上に、コートを羽織ってるよ。「それ脱ぎなさいよぉ~。」「え~、だって寒いんだもぉ~ん。」ひぃ~~~!!!なんだか、弟嫁のわたしはドキドキしながらそのやりとりを見ていたよ。結局、兄嫁さんはコートを脱いだんだけど、そのせいで風邪ひいたっていって、パーティーが終わったあと、家で2次会やってたときも、ずっと寝込んでいたのよ。。。さ、その開会式みたいなのが済んだら、もう後は即、無礼講踊る踊る。中でもびっくりしたのが、大きいお義姉さんの旦那さんのお母様。まだ2,3回しかお会いしたことがなかったのだけど、韓国のおばあちゃんにはありえないくらい、上品な人なのよ。髪がね、パンチパーマじゃないの。ゆるいウェーブなの。しかも銀髪なのよ?!染めてないの。そんな人が韓国にいる?いないよね。だから、ほんと、ほっとするの、お母様にお会いすると。ところが。ところが。ダンスタイムが勝手に始まって、激しいポンチャック(ディスコ調の演歌)の生演奏が始まったら、あ~ら、びっくり、そのお母様がふらふらふら~~~~っとまるで、青い蛍光灯に吸い寄せられる虫のように食い放題のお皿を置いて、前のフロアへ躍り出てきたのよ。そして踊る踊る!!!激しい~~~~!!! それと同じくらいに激しいのは、司会の女の人。この人、歌って踊ってだからかなり体力消耗してるはず。日本で結婚式とかあっても、司会が歌って踊るなんて聞いた事ないよね(笑)若く見えるけど、この道20年って言ってたので、みんな唖然。と、ひとごと見たいに観察してたら、あ~ら大変。パンダ母の妹さんが、わたしの手をひっぱって、フロアに。そして手を握ったまま踊り出して、離してくれないのよ!!!しまった、もっと焼酎飲んどくんだった。めっちゃ恥ずかしいんですけど。。。で、もじもじさんのわたしに、さっきの司会者がまたやってきて、わたしの目の前で「わたしの真似をおしっ!!!」って感じで踊り出したよ、どうしよう~。仕方ないから、適当にそれにあわせて体動かしていたら、司会者もおばさんも、大満足って感じで嬉しそうにしてくれたけどわたしはちっとも嬉しくなくって、ああ、ここに楽天仲間の日本人奥さんが一人もいなくてよかった、と、それだけを考えていた。 踊る司会者が主役よりも派手だった 司会者の歌が済んだら、カラオケタイムになって、そこからは司会者は一休みで、変わりにお義姉さんの旦那さんが司会進行みたいになっちゃったよ。で、やっぱり歌ってるんだよね。すごいシャウトだなあ、誰?と思ってステージ見たら、お義姉さんの旦那さんだったから、もう腰が抜けるほど驚いたよ。だって、いつもはきっちりした公務員タイプだからねえ~。さすが、あの踊り狂ってたお母様にこの子あり。で、お義姉さんの旦那さん、珍しく酔ってるのか、まだステージで歌ってない親族を呼び出し始めたよ。「長男!!!長男の嫁さん!!!早く歌わんと、戸籍抹消するぞ!!!」おいおい。でも、お兄さん夫婦がマイク持って歌いだしたよ。ってことは次わたしたちじゃないの?あ、そんな。。。勘弁して。。。でも、あの勢いだと、きっと回ってくるよ。しらふじゃ絶対無理!!!ちょっと飲んじゃえ。ぐびぐびぐび。そして、司会者が「曲は?曲は?」旦那さんが日本の曲ある?と聞くと、司会者ったら「ギンギラギンですかぁ?」なんでそんなに、すっと日本の歌が出てくるの?!「ブルライトぉヨコハマぁですかぁ?」なんで司会者急に日本語になってんの?!!!「あの、、、じゃ、ギンギラギンを」わたしもリクエストするなよ、パスしろよ!!!そして、カラオケとおじさんの生キーボードで、「ギンギラギンにさりげなく」のイントロが流れ出した。フロアのお客さんやおばさんたちは大興奮の坩堝だった。わたしももうやけくそで歌っていたら、パンダのお兄さんがふらふらと寄ってきて、マイクをつかむので、え?代わってくれるの?と期待したら、ちょっとサビのとこだけ練習したかったらしい(笑)なぜ司会者が、「ギンギラギンにさりげなく」を知っていたのかは謎だが、ああいうノリのいい曲というのは、ポンチャック好きな韓国人には好まれるのかもしれないね。そんなのが延々と続き、やっと午後4時くらいに閉幕式みたいなのが始まった。最後にステージに座ってる、パンダ父母に、子供、孫たちが一人一人ぎゅっとハグして、一言ずつ「長生きしてください」とか「今までお疲れ様でした」とかありがとうの言葉をかけていった。わたしもパンダ父とパンダ母を抱きしめながら、いつも色々あってもやっぱり元気で長生きしてほしいと思った。二人とも涙、涙だった。で、司会者がうまいこと閉会の辞でしめてくれて、やれやれ、と思ったのもつかの間なぜかパンダ母の弟が、猛ダッシュで前に走ってきて、カラオケのボタンを押して、絶唱。あんぐり・・・・・これって普通なのかな?と思っていたら、さすがに大きいお義姉さんが怒ってて、「歌ってくれってお願いしてる時には歌わないくせに、終わってからなによ、あれ?!」わからないけど、よほど歌いたかったみたいだ。家で二次会やってる時も、向かいのカラオケ屋に、みんなを引き連れて行ってしまった。それも終わり、遠くから来てくれた親戚のおじさんやおばさんが帰ってしまった後、9時にはソウルのお兄さんも帰ってしまい、家の中はがらんとして、静かになった。お兄さんは気に入ったのか、別れ際も「○○(わたし)アンニョ~ン!ギンギラギンです~、ギンギラギン~!」と、ご機嫌さんだった。多分、次回会ったときは、レパートリーに入ってるはず...なんだか長い一日だった。あいにくの悪天候で、予定していたよりも、ずっと少ないお客さんで、200人くらいだったから赤字で、ふところは寒かったのだけど、とても熱いパンダ一家のお祝いだった。
2005年12月19日
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ついにこの日がやってきたよ。パンダ母のチルスンチャンチ(70歳古稀お祝い)の日が。ところが。ところが。この冬一番の寒さにくわえて、朝から雪が降っている。ああ、寒い。。。でもパンダ母に連れられて、韓服のお店にチマチョゴリ借りに行って、その後、美容室に髪をセットしに行ったよ。結婚式のときに来たチマチョゴリがあるのだけど、今回は、姉妹は姉妹、兄弟は兄弟、嫁は嫁、で同じのを着たほうがいい、ってことになったのよ。で、兄嫁さんのチマチョゴリと同じようなのを選んでもらった。美容院、どうするのかな?って思ってたら、兄嫁さんは「自分でドライヤー使ってセットするから行かない。それより銭湯行きたい。」と、なんと朝風呂に行ってしまった。さすが、いつもながらのゴーイング兄嫁の道。わたしはパンダ母とともに、近所の美容室へ。前に行った美容室よりは、美容室っぽい店だったけど、パンダ母をみてびっくり。え?なんか、それ、鉄を打つときに使うみたいなやつで、セットしてるけどめちゃ熱そう。いや実際熱いんだよ。髪から煙出てない?ね?ね?でも、いつもちりちりパーマのパンダ母の髪が、みるみる伸びて、いい感じのカールになっている。(いつもそれくらいのウェーブにしてたらいいのに。。。)と思ってみてたら、おもむろに美容師のおばさんは、シャッシャッシャッシャッシャ!!!と細かい櫛で、逆毛を立て始めた。うひゃ~!めっちゃ髪傷みそう。。。。。それからどんどこUピンを使って、短い髪を上げに上げて、ピンを刺す刺す。「こんなんでどうですか~?」「ああ、結構よ。」いいんですか~~~?!え?じゃ、なに?わたしもあの熱いコテで、髪巻かれちゃうの?え?ね?ね?ちょっと~~~~~!!!おばさんの素晴らしい技術で、耳やおでこを火傷することはなかったけど、やっぱり手順はパンダ母と同じだったらしく、途中で勇気を出して、顔を上げたら、鏡の中にはパパイヤ鈴木がいた。いったいどうすんだ~?!と思ったら、またおばさんは大量のピンを使って、最終的には、吉永小百合あたりに仕上げてくれた。いや、美人に仕上げてくれたっていうんじゃないよ。それくらいクラッシックな頭だったってことなの。なんだか、気分も沈みがちに家に戻ると、パンダの2人のお姉さんが別の美容院から帰ってきたところで、「あ~もう!あの美容院、二度と行かないわ!」「なんなの?これで3万ウォンもとったのよ?」「ソウルの兄嫁さんにしてもらえばよかった!」と、わたし同様髪型に不満爆発のようだった。だが、わたしを見るなり「○○~!それどこでしたの~?いいじゃ~ん!」「あそこたいしたことないって思ってたけど、今度からはそこにするわ~!」「○○が一番可愛いよ~!」と奇跡のような反応だったので、わたしも今日は吉永小百合路線でいってもいい、とようやく思った。それからバタバタとチマチョゴリを着たり、子パンダに着替えさせたりしてるうちにあっという間に開場予定の30分前になり、家族兄弟そろって会場に移動。1歳のお祝いには何度か出席したことがあるが、自分たちがお招きするのはわたし初めてのことなんだよね、韓国では。どきどきどきどき。
2005年12月19日
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クリスマスムード高まる街角。外はつるつるで、へっぴり腰のわたし。歩く時は、真剣だ。息もしてないかも。しかし、そんなわたしが、今日思わず、吹き出してしまった、パンダが口ずさんだ『サンタハラボジの歌』サンタハラボジ、ってのは、サンタおじいさん。ってことね。日本じゃ、サンタのおじさん。だけど、まあ中国でもサンタは聖誕老人だから、まあ、おじいさんってのが、しっくりくるのかも。それはいいんだけど、もともとはアメリカかしら?日本だと♪わたしからメリークリスマス♪♪あなたからメリークリスマス♪♪サンタクロース イズ カミング トゥ タウン~♪あ、そっか『サンタが街にやってくる』って歌です。それ!それを、パンダが歌ってたのは、同じメロディなのだけど、♪ウルミョンアンデ ウルミョンアンデ♪♪サンタハラボジ ヌン ウヌン アイエゲ♪♪ソンムル アンジュシンデ~♪訳しますと♪泣いちゃだめ 泣いちゃだめ♪♪サンタのおじいさんは 泣いてる子に♪♪プレゼント くださらないんだって~♪んぎゃ~。これじゃ、韓国の子供たちは、喧嘩したって、転んだって、クリスマス前には、泣けないではないか~~~。「サンタさん、プレゼントくれないよ。」「サンタさん来ないよ。」これほど、子供に効く台詞も他にないよね。でも、それはやんちゃな子に親が言う時に使うものだと思ってたけど、歌になってるだなんて・・・ところ変わればだなあ~、と笑って聞いていたのよ。しかも、さすが韓国、年上のサンタさんには、ちゃんと敬語だよ。と、感心すらしていたのだ。しかし!今朝!そのパンダの歌う『サンタハラボジの歌』以上に衝撃的な歌を今度は子パンダが口ずさんでいた。歌、と言えるのかどうかはわからない。メロディもはっきりしないし。日本でいったら『お話ゆびさん』だよ。♪この指パパ、太っちょパパ、やあやあやあやあ、わははははお話する♪♪この指ママ、兄さん、姉さん、赤ちゃん・・・♪って、とても可愛い歌だよね。そんな感じで、子パンダも可愛い指を一本一本指しながら、♪おとうさん指~野球観にいく、カキーン、カキーン♪♪おかあさん指 郵便局に行く、ピンポーン、ピンポーン♪わ~、やっぱり、お隣の国、指の歌があるんだ、やっぱり、親指がおとうさん、で、人差し指がおかあさんなんだ^^と、微笑みながら聞いていたわたし。子パンダの歌は続く。♪おにいさん指 テコンドーに行く。テッコーン!テッコーン!♪ははは、さすが、テコンドーの国。テッコーン、テッコーンだって、ははは。と、笑えたのは、そこまでだった。次のおねえさん指の登場で、わたしは耳を疑って、何度も、何度も子パンダに繰り返し歌わせた。が、何度聞いても、子パンダは同じ歌詞で歌った。♪おねえさん指~彼氏に会いに行く。「あなた~愛してるぅ~」♪(原詞 ♪オンニソンカラッ ナムジャチング ポロカンダ 『チャギヤ~、サランへ~!』♪)え?子パンダ3歳。おねえさん指、彼氏のとこ行っちゃっていいのか?「あなた~愛してるぅ~」のとこなんか、はあとマークまでつけちゃうんだぞ?!「子パンダ、それ保育園で教えてくれるの?えっと、子パンダのクラスの先生?大きい子のクラスの先生?」「うんと、英語の先生。」あ、言っときますが、英語の先生っていっても、韓国人の先生です。若い、女の先生。「・・・ふ~ん・・・。あ、じゃ、小指は?あかちゃん指は?どこ行くの?」「♪あかちゃん指 トイレに行く。『うぅぅん!うぅぅん!はぁぁぁぁぁあ=3』」なんと、あかちゃん指は、トイレに行って、うん○きばっちゃってるのだ。そして、『はぁぁぁぁぁあ=3』と、無事出るモノが出て、ほっとしちゃってるのだ!!!どういう家族?!日本の『お話ゆびさん』のおねえさん指は♪この指ねえさん、おしゃれなねえさん、あらあらあらあら、うふふふふふ♪なんだが、韓国のおねえさん指はこれでいいのか?いや、いいんだろうけど、それを保育園で教えてもらっていい歌なのか?!!ただでさえ、変てこ演歌を踊り付きで歌ってる子パンダ。この長い冬を越したら、新しい保育園を探したほうがいいのではないだろうか?そんなことを考えた朝だった。
2005年12月06日
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つるつるだ。つるつるなんだよ!昨日の雪が、そっくりそのまま凍ってて!!!アイスリンクだよ、外。え?わたしは雪道には強い女だけど、氷にゃ弱いの。スタッドレスタイヤにも替えてないし、靴底。でも、子パンダの風邪がなかなかしつこいから、今朝も病院連れてくのに、自宅前の道、歩きましたよ~~~。「お、お願い、子パンダの手つないでやって!」と、パンダにお願いして、わたしは2,3m遅れて、一人でよちよち歩き。北極のペンギンの赤ちゃん。というと、可愛いすぎるわ。北極においてかれた、パンダ。って感じかしら?そんじょそこらのおじいちゃん、おばあちゃんよりも、腰は引け、路上駐車の車の、ドアミラーとかトラックの荷台とかに、へろへろとすがりながら歩いているわたしを、地元のおばさんたちが、小走りに追い越していく。さぞかし、わたしの姿はこっけいだったろうよ。。。中には、ハイヒールの人もいた。つわものぞろいだ。50mほど行って、日が当たる大通りに出たら、ようやく乾いた路面が見えてきた。ふぅ~~~~~。わたしが唯一信頼している、キム耳鼻咽喉科。そこに行けば、子パンダも一発で治ると思うんだけど、子パンダはそこが大の苦手。なぜ嫌いなのかわからないが、怖い、怖いと、大泣きなのだよ。で、いつも保育園近くの小児科に行ってるんだけど、ここが治らないったらありゃしない!!!それに、いつもお決まりの「じゃ、また明後日来てね。」2日に1回、これで何度通ったか。こないだは、中耳炎っぽい、耳の熱だ、と、中耳炎の薬をくれた。しかし、子パンダの風邪は、喉の風邪なの。タンもからんで苦しいの。昨日は、おなかも下してて、中耳炎じゃないと思うの!!! と、言うだけ言ったら、ようやく「じゃ、薬変えますね。また明後日。」あほか。そんな診察ならわしでもできるぞ。そんなんなら、医者はいらないではないか。薬局さえあれば。「んも~~~!!!もうあの病院替えようよ~!!!」今日はパンダもわたしの意見に同意した。市内や近所には、たくさんの小児科があるけれど、なかなかここ!というよいお医者さんに、まだめぐりあえない。韓国に上陸して半年たつけど、環境や食生活が変わったせいか、わたしも子パンダも風邪引きやすくなったし、治りにくい。全体的に抵抗力が落ちた気がする。はじめの1年間はそうだったよ、ってコメントくれた在韓奥さんもいる。わたしも多分そうなんだと思う。せめて気持ちは明るく強く持たなきゃ!!!いや~ん、そんなことを思っていたら、郵便やさんが、済州島のはあちゃんママさんからの、小包を届けてくれたわ。!!!!!わ~~~~ビタミンCです。済州島のみかんだよ~~~~!!!うるるっ。。。ありがとうございます。図々しいわたしは、電話で、はあちゃんママさんが「漫画なんか読みます?」って聞いてくれた時に、「読みます、読みます!」と返事したから、漫画も送ってくれました。重いのにごめんね。は~、早く子パンダにも食べさせたいな^^風邪も飛んでくといいな。あ、ちょっと、がんばって、初めての冬を乗り切ろうって気分になってきた。じゃ、今から、家族みんなでいただきます。韓国来て、初めてのみかんが、済州島のみかん畑のみかんだなんて、幸せ者です。
2005年12月05日
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今日から12月。気ぜわしい師走ですね。でも、なんにもしてないんですけど。年賀状とか大掃除とか忘年会とか。。。昨日、編みかけてた、クリスマスツリーに、綿入れてみました。クッション枕の中身取り出して、それをいただきました。詰めてみたら、あ~ら、びっくり。思いもかけず、不細工(笑)どうしたもんかなあ。減らし目の仕方も間違ってたみたいで、穴ぼこから白い綿が丸見えでちょっと恥ずかしい感じです。え?すっかりやる気をなくしたついでにどうやら風邪をひいたようです。食欲もないし、なんかだるいなあと思ったんだけど風邪だと思います。昼からずっと調子悪くて、今、ようやく風邪だと気がつきました。にぶすぎますね。
2005年12月01日
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誕生会ではない。誕生日なのよ。わたしの。一年に一度の。これから先、オリンピックに出るとか、芥川賞とるとか、そういうことはないと思うから、わたし自身のことで「おめでとう」って言われるのは、お誕生日しかないと思う。(断言)それなのに、パンダは忘れていた。わたしが生まれたのは、夜明け前の4時55分頃だったそうだ。これは、結婚前、占ってもらわねばならないから、とパンダにしつこく、生まれた時刻まで問われて、実家の母に、わたしが、これまたしつこく質問したのであった。だから、朝起きて「お誕生日おめでとう、あ、まだ生まれてない時間か。」ってことは、ないのだよ。パンダ。それなのに、パンダはいつもの朝と同じだった。ごろごろ8時過ぎても起きてこなくて、起きてご飯食べたと思ったらパンダ母に、キムチを日本に送ってしまえと言われ、ガラガラ、カートを引っぱって、郵便局へ。郵便局着いて、箱詰めしてから、そのすき間が気になったパンダ。「家帰って、海苔取って来る。」と、細かいことはよく気づくのに、なぜ妻の誕生日を忘れるのだ?!郵便局での用事を済ませ、それから、町内の市役所の出張所に行き、用を済ませたら、昼前になった。「奥さん、何が食べたいの?」え?それは、何?どこのレストランで、誕生日ランチを食べるか?って聞いてるの?!「何がいい?もう、ほとんど食べつくしたか。この辺。」え?ただの新規開拓?「・・・・にんにくと、とんがらし使ってない料理が食べたい。」思い切り不機嫌に答えると、別に、気にもとめないような明るさで、パンダは「えっ?!ってことは、うどん?!」なわきゃねーだろ。「じゃ、さっき、美味しそうって見てた、ベーグルのお店。」しっかり郵便局に行く途中、チェック済みのわたし。しかし、ベーグル食べたさに入ったその店でも「ベーグル、まだ準備できてないんですよ。トーストのサンドイッチなら出来ます!」 ベーグル出来てないなら、店開けるな!!!元気に明るくトースト勧めるな!そして、ベーコンのサンドイッチを食べたのだが、ソースはおたふくそーすを甘くしたようなソースで、しかもトンガラシの粉が入ってて、辛かった。「サンドイッチやらベーグルにまで、トンガラシを使うなよ!!!コーヒー不味くなるからっ!!!」恐ろしく荒れ狂って、パンダに八つ当たりしながら歩く街角。「奥さん、疲れたの?もう家帰る?」「ううん。ピザの店の近くに行こうよ。」偉そうに言ってても、わたしは、パンダがいないと、ピザの店の近くの化粧品屋にも行けないのだ。情けない。フェイスショップという、可愛くて、値段が高くないチェーン店にこの間、エッセンシャルオイルが置いてあるのを見つけたのだよ。「奥さん、何それ?」「エッセンシャルオイルだよ。」「何に使うの?」「あたしの気分を良くするのに必要なの!!!」パンダは叱られた小象のような目をしていた。が、奥さんは容赦なかった。ユーカリとローズマリーのオイルの瓶を、パンダの目の前に差し出し「んんん!!!」と、買えと催促すると、パンダは「くんくん、、、匂わないよ。」誰が匂いをかげって言ったよ?!「買って!!!」パンダがレジを済ませ、店員さんが、小さな化粧品のサンプルと、ポーチを紙袋に入れてくれた。さ、パンダ、最後のチャンスだよ。ここで、わたしに「お誕生日おめでとう。」って、その袋を渡してくれたら、許してあげるわ。「はい。」おい、おい、「はい。」だけかいな???わたしは、一緒に歩くのもイヤで、ずんがずんが一人先を歩き出した。しかも、前も見てない。顔は斜め上、そして右向き。。。「奥さ~~~ん。」パンダが追いついた。「奥さん、なんでこれ買ったの?お誕生日だから?」「・・・そうよ!!!あなた、今思い出したんでしょう?!!!」「ごめん。。。ごめん、奥さん~~~。」「あなた、楽天仲間のみなさんや昔の他の課の上司まで、おめでとうメールくれてるってのに、なんなの?!」「ごめん。ごめんね。」「ごめんじゃないでしょ?!『お誕生日おめでとう』でしょ?!」と、まるで子パンダに言うみたいに、説教すると、「お誕生日おめでとう。」もうあほらしくなってきた。「他に欲しいものないの?」「う~~~ん。毛糸。」と、二人で市場の中の毛糸屋さんに寄ったが、中は、毛糸を編んでいるアジュンマ(おばさん)たちの集会場のようになっていて、ちょっとドアを開けるのをためらった。が、パンダは平気な顔で入っていった。毛糸は恐ろしく高かった。それなのに、家に帰ってよくみたら、ウール100%ではなくて、アクリルが40%混ざっていた。「おかしくない?こんなに毛糸が高いわけないじゃない!こんなの日本じゃ1玉100円か200円か300円であるのよ?!売ってるセーターが安いのに、なんで毛糸がこんな高いのよ!!!」と、部屋で寝っころがって、わたしの八つ当たりは続いた。ちょっと、落ち着こうと思って、アロマのオイルを色々並べてみた。サザエ姉ちゃんや先輩がくれた、ラベンダーやイランイラン、オレンジのオイル。そして、さっき買ったばかりの、ユーカリとローズマリーのオイル。すると、パンダがまた、すりすりと寄ってきて、「奥さん、本当にごめんね。忘れてたんじゃないよ。」と、背中やら腰をマッサージし始めた。かなりの女王様扱いだ。ははは。女王様は言った。「忘れてたんじゃないなら、なんで朝一番におめでとう、って言えないのよ?!」「忘れてたんじゃないよぉ~。明日だと思ってたんだよぉ~!!!」女王様のご機嫌は直らない。夕方からは、お天気まで真似をして、荒れ狂っていた。明日は、日本海側、北陸が大荒れらしいよ。くわばら、くわばら・・・・
2005年11月28日
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忙しいったらありゃしない。日記更新してないのがもう5日も続いたわ。こんなのは初めてだよ。たいてい、夜中でも明け方でも、ば~っと書いて更新してたのだけど。もちろん、パンダ一家のことだから、書くネタがない。なんてことは、間違っても、ない。いえ、更新しなかったら、かえってネタ余っちゃって、困ります。わたしの体調?ベストではないけど、悪くはないの。それでも更新できないくらい、本当に忙しかった~~~。あ、まだ忙しい最中なのかも???今朝は、突然、もう一軒の家(パンダのお兄さんの家になるらしい)今はまだ、平屋で1階には2件のお店が入ってるのだけど、そこの2階を造るって言い出して、いや、わたしがしらないうちに、骨組みも枠組みもできてて、今日、棟上式だっていうのよ!!!神主さんがお祓いしたり、紅白餅まいたり、そんなのはないけど、現場で、棟梁や作業の人、それからご近所さんに、餅や焼酎をふるまうのは日本と同じようなものだと思った。が!!!さすが韓国、棟上式にも豚の頭が登場した。。。が、現場で撮影する勇気がなかったので、日本のみなさんはここをクリックしてみてくださいね。あ、画像が出たら、なにも押さずに帰ってきてくださいね、変なの押すと、豚の頭注文しちゃったことになって、大変です!そして、お決まりの、儀式。パンダ母が、笑ったようなブタの口に、1万ウォン札(1000円札)をくわえさせた。それから、東西南北に一礼して、ブタの頭が乗ってる祭壇にも礼をして現場の無事を祈った。(のだと思う。。。)わたしが続いて、礼をして、あとは、棟梁や作業の人がパンダ母がやったように、ブタの口にお札をはさんでいった。いや、今日は口だけだったけどさ~わたし、初めてこのブタの頭見たの、ソウルの知り合いのお店で開業式するときだったんだけど、もうショックでね~~~!!!だって、ブタの頭ったらでかいんだよ!そのブタの口にお札詰めてくんだよ?そのお店なんて、口だけじゃなくて、ブタの鼻にもお札丸めて、詰めてたし耳にもお札がはさまってたよ?!まあ、ブタは中国でも韓国でも縁起のいい動物だから、開店開業や棟上には、かかせないんだろうね。そして、えんえんと、2階で飲み食いが続いた。2階といっても、まだ屋根も壁もできてないから、屋上で飲み食いしてるようなもんなんだけど。色んな人が来ては食べて、帰る。来ては食べて、帰る。というのは、結婚式と同じだが、その合間にも、パンダ母はあずきがまぶさった餅を、近所に届けていて、とても忙しそうだった。わたしも、あれがない、これがない、と家と店を往復したり、買出しに出たりしてとっても疲れた。昼過ぎに、子パンダが帰ってくるから、とわたし一人、家に帰って、ちょっとの間だけ息抜きできた。パンダはいい時に、仕事が入ったよなあ・・・。さっき帰ってきて、ようやくお昼ご飯を食べた。パンダ母は、「あの、大工の棟梁が、知らないうちに、帰る前に、ブタの口から4万ウォン抜き取って帰った!!!」とかなり、怒っていた。ブタの頭は、我が家に持ち帰った。黒いポリ袋に入っているが、形がもうブタの頭だ。怖い・・・。「お、お義母さん?あの、ブタの頭はどうするんですか?」「んあ?ああ、スライスしてゆでるんだよ。」「!!!家でですか?」「うん。やってくれる店もあるけど、お金かかるからね。」ぶひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!「日本じゃブタの頭食べないだろ?」と、珍しくパンダ父がまとな発言をした。「まさかぁ~~~!!!」と、パンダ母が驚いて、わたしの顔を見て「本当かい?食べないの?!」と聞いた。「食べませんよ。売ってませんよ。わたし、韓国来て初めて見たんですから。」と答えると、パンダ母はなぜか、ぎゃはははは、とウケていたよ。それから真面目な顔で「ブタの頭も冷蔵庫入れとかないといけないねえ。でも入る場所ないから、2階のあんた達の冷蔵庫に入れといてくれる?」え゛?!そりゃ、やぶさかではありませんが・・・そりゃ、やぶさかではありませんが・・・あぁ~~~~~。でも、今日はやっと時間がとれたので、今から昨日の日記を書こうと思ってるのよ。だって、昨日ほど衝撃的な一日も珍しいので、書かねば書かねばねばねばねば・・・
2005年11月12日
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「へえ~、そうですか。。。」「ねえ、今日やってる日だから、行ってみる?お母さんも、ひざに鍼うってもらうから。そうだ、パンダも連れていかなきゃ。」「パンダもですか?」「うん。あの子もほら、しょっちゅう鼻づまりだろ?ちっちゃい頃、事故で鼻が曲がっちゃってるから。」パンダは、小さい頃、バイクとチャリとぶつかって、ふっとばされたけど、ピンピンしてた、って過去をもつ男。でも、鼻が左に曲がっているので、鼻はつまりがち。パンダ母は、パンダもどうしても連れて行きたいのだ。パンダに言ったら、えええ~?!奥さん行きたいの~?!あたしだって、行きたい訳じゃないけど・・・どうする、どうする?どうする、どうする?こういうとき、末っ子同士のパンダ夫婦は、本当になにも決まらなくて結局パンダ母に引きずられることになる。。。まずは、バスで安城(アンソン)という街まで行って、そこからヨンイン行きのバスに乗り換えた。ヨンインと言っても、賑やかな市街地ではなく、とってもとっても田舎だった。田んぼの中に、一軒家がぽつん。それが、鍼の先生のお宅だった。なかなか繁盛してるようで、2階建ての住宅には、部屋がいくつもあってバストイレも3つあった。2階に上がると、おじいちゃん先生は食事中だった。TVを見ながら待ってる間にも、若い女の子2人連れがやってきた。こんな若い子が、なんで鍼なのかしら?と思ったら、立ち仕事で、腰が痛いらしい。ここに来るのは、4回目で、かなりよくなったと話していた。ちょっとほっとした。栄養注射よりも、いい感じ。ご飯を済ませたおじいちゃん先生が「誰から始める?どうしたの?」と聞くので、パンダ母が「この二人ちくのうなんです!この子は、小さい時、事故で鼻が曲がって、それで、親にも言わず、痛いの我慢してて、わたしを煩わせない子で・・・」と、聞いてもいないのに、息子自慢が7割を占めてしまっていた。そのせいかどうかわからないが、おじいちゃん先生は話を聞くだけ聞いて、パンダ母に背中を向けると、まず、若い女の子から治療を始めてしまった。「あっ・・・っっっ・・・いてててて・・・」鍼って痛くないんじゃないの?!え?!痛いの?!!!「ちょっとは痛いよ、我慢、我慢!!!」えええ?ちょっと、痛そうだよ~~~?!女の子の治療は、10分くらいで終わって、次はわたしの番となった。おじいちゃん先生は、くずかごをわたしにくれて、中に、新聞紙とトイレットペーパーを敷いた。「これを胸のとこに抱えてて。わたしが鍼で鼻をつつくから、こそばゆくなって、くしゃみがでそうになったら、くしゃみはすればいいよ。でも、このくずかごにね。わたしには、くしゃみ飛ばさないでね。」ああ、そういうことか。おじいちゃん先生は、クッションを2枚重ねた上に、新聞紙を敷き詰めて、そこに腰掛けた。開始だ。こしょ、こしょこしょこしょ・・・ちょっと痛かゆい。「むへ、むへっ・・・へっくしょ~ん!!!」ぎゃははははは!!!!めちゃウケてるパンダ母。「朝寝起きにくしゃみ出る?」「いいえ。」「じゃ、鼻炎じゃなくて、ちくのうだな。。。」とつぶやいて、おじいちゃん先生は、も少し奥の方を、こしょこしょ始めた。もう、くしゃみは出ないが、今度は痛くなってきた。鍼が奥につかえると、プールで鼻に水が入ったときのような、つ~んとした痛みが走る。思わず、頭がおじいちゃんから遠ざかる。すると、すかさず、「頭前に!姿勢良く!」と怒られる。横でパンダも、「前に、前に」とささやいている。痛い!痛い!!痛い!!!鼻からは、鼻水ではなく、鼻汁がたれまくりで、鼻で息ができないので口を半開きにしてると、「口閉じて!口!目は開けてていいの!!!」できません!!!できませんって!「痛かったら、『あ』ってだけ言って。『あ』って。」韓国語で痛いは、『アッポ~!!!』あんまり痛いので、わたしが思わず「あっぽぉ~~~っ!!!」と叫んだら、温厚そうなおじいちゃん先生が激怒した。「『アッポ!』じゃなくて『あ』って言えって言ったろうが!!!」なぜそんなに怒ったんだろうか?さして変わりはないだろうに?「ほらぁ~!『アッポ!』って言うと、わしのとこまで飛んでくるの!!!」うっすら目を開けて、わたしは気絶しそうになった。自分の鼻から垂れているものが、鼻汁だとばかり思っていたら、鼻血だったからだ。わたしが『アッポ!』と叫んだために、垂れた鼻血が、『ポ』の息で吹き飛ばされて、おじいちゃん先生の足元に飛んだのだった。なんだこりゃ~~~?!「はい、はい、ちょっと我慢ね。」おじいちゃん先生が、わたしの鼻のつけ根のあたりから、揉むようにして、鼻をつまんだ。と同時に、なにか、にゅるるるっと、飛び出して、抱えていた、くずかごに、ぼとっと落ちたのが感じられた。「わ~!!!出た出た!!!かたまりが出た~!!!」パンダもパンダ母も感嘆の声をあげた。「こんなかたまりは、なん百回鼻かんだって、出てきっこないの。」「うわぁぁぁぁぁぁぁ。」それはいいけど、もうわたしはへろへろで、たぶん、もうこんな感じだったと思うよ。もるさん、画像お借りします。目は白目、鼻からは鼻血・・・右の鼻が終わって、左の鼻に移った。パンダは相変わらず、横にいて、「頭前に!動かないで。」と指示しているが、次あなたの番だよ。絶対頭引いちゃうから!!!「お?左のほうが重症だね。」左は右より念入りだった分、時間も長く、痛かった。そして、そのせいか、また、にゅるるるっと、かたまりが出てきたが右よりでかく、2回も出てきたので、パンダとパンダ母は、またしても「わぁぁぁぁぁ~~~~!!!!」と、北朝鮮のマスゲームでも見たかのように、驚きの声をあげた。立ち上がって拍手しそうなくらいだったので、わたし自身も見てみたかったが、恐ろしくて、目を開けられなかった。口は半開きだったけど...ようやく、長い(ほんとは短かったのかもしれないけど)痛い治療が済み、次はパンダの番だ。さっきの説明では足りないのか、またパンダ母が、「この子、わたしを心配させまいとして、痛いとも骨折れたとも言わなくて、それでいつの間にか、こんなに鼻が曲がっちゃったんです。」みたいなことを言っていたが、治療の参考にもなにもなってなかった。パンダはちょっと鍼でつつかれては「ひぇっ、ひぇっ、、、、ひぇっくしょ~~~ん!!!」と、わたし以上にくしゃみを連発させていて、鍼がなかなか奥に通せない。「鼻炎なのかなあ?」おじいちゃん先生も首をかしげながら、すこしずつ鍼を進める。やがて、わたしと同じように、でてくる鼻水で鼻がつまったパンダも口が半開き、そして目は白目状態になってきた。こんな情けない顔をお互い見られてしまったのか、とわたしは来たことを激しく後悔した。それから、さっきパンダたちが感嘆の声をあげていた瞬間に、わたしも立ち会った。どろろろろ~~~~~「うっわ~~~!!!出た!出た!出た~~~!」とわたしがその瞬間だけ、はしゃいだ声を出すと、パンダ母が「あんたのもっとすごかったよ。」その一言で、またわたしは情けなくなった。。。パンダも右が終わって、左の鼻の治療になった。が、鼻の骨が、左のほうに曲がっていて、鍼がまっすぐに進まないのだよ。ちょっと刺しては骨にぶつかって「あいたたたたた!!!」と、パンダが痛がるので、結局左は、治療なしで、もし、鼻づまりや鼻水がひどいようなら、まずは病院で鼻の骨の手術をしたほうがいい、と言われた。最後に、パンダ母の膝に鍼がうたれ、それからまもなく全員の治療が終了した。「また何度か来ないといけないですか?」とパンダ母がおじいちゃん先生に尋ねていた。わたしはもうごめんだ。「そうだねえ。またひどかったら、おいで。でも軽いうちに来てよかったよ。前なんかすごい人が来たからねえ。。。」そうでしたか。。。帰りのバスを待っている間、パンダとわたしは標識の土台のコンクリートに座っていた。パンダ母が、そこらの畑に飛び出していったかと思ったらネギを掘り起こしてきたよ。おい、おい。。。さすがのパンダも「お母さんやめてくれよぉ~~~!!!よその畑だよ~!!!」「何言ってんの!これ全部もう収穫後の残りモンだから、いいの!!!」そうなのか?「ネギくらい家にあるじゃないかぁ~!!!」「いいんだってば!!!」「あっ!バス!バス!!!」すると、パンダ母はひざが痛い人とは思えないくらい、全速力で畑を走りぬけ、ちょっと坂になった土手を、駆け上がった。帰りのバスの中は、パンダもわたしもぐったりで、熟睡した。乗り換えの安城に着いたら、鼻が両方ともすーすー通っていることに気がついた。すごいよ、おじいちゃん先生。でも、もう行かない。痛いし、遠いし、疲れるし。あんな顔、誰にも見られたくないし。。。次回、もし具合悪くなっても、誰にも言わず、こっそりお医者さん行ってこようっと。ほんと、健康第一だよ。つくづく。。。
2005年11月11日
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親子でおでかけだ。といっても、わたし達夫婦+パンダ母。パンダ父は留守番。という、もう聞いただけで、怪しい組み合わせだ。実は、このところ、鼻風邪が長引いていたわたし。体はだるくないし、他の症状もないから、ひょっとして花粉症デビューかしら?と思って、耳鼻咽喉科に行ってみた。それが2,3日前のこと。医者が「鼻風邪じゃなくて、ちくのうっぽいね。」ち、ち、ちくのう~~~?!またなんと、レトロな響きなんだろうか?今は副鼻腔炎って言うんだよ。副鼻腔炎って言って。お願い。「頭とか顔も痛いでしょ?」「はあ、そういえば。。。」「鼻汁も臭うでしょ?」「いや、それは...」それはないよ~~~!!!でも、ちくのうだと鼻汁が臭うのか...それはなんとしても避けたいな。とりあえず、3日分の薬をもらって帰った。帰ると、心配していたパンダ母が「どうだったの?!」とすぐさま聞くので、勢いに負けて、パンダが「軽いちくのうだって。」と口を滑らしてしまった。嗚呼・・・「ふん?ちくのうだって?!怖がることないよ!お母さんがいつも行ってる、鍼のとこ、そこ行ったら、あっという間に治るから!!!」始まったよ。。。もうさ~、おとなしく寝てるか、とっとと、医者に行きたいのよね。栄養注射とか、煎じ薬とかは、もういいんだってばぁ~。。。でも、今日も朝からずっと、ふ~ん!ふ~ん!と鼻をかんでるわたしの横で「そこ行ったら、ちくのうの人治してもらってるとこでね、んもう!鼻から全部出てくるの!そんでいっぺんに治ったの!!!」鼻から全部って、一体何が出てくるっていうんですか、お義母さん?!ちょっと面白そうではある。。。だめ!だめよ、わたし!!!
2005年11月11日
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いつも子育てと家事と韓国語の勉強にがんばってる、ヴァチカン鳩さんから、フェチバトンという恐ろしい物が回ってきました。フェチって何?う~ん。わたしは何かに執着してるかしら?!わたしもヴァチカン鳩さんと一緒で、これと言って無い様に思うんですが...でも今日の日記読んで、わたしの人間性が奥深くえぐられちゃって、リンクはずす人が続出・・・にならないことを願いつつ・・・Q1 あなたは何フェチ? なにフェチ~~?執着、とまではいかないけれど、人様のほくろから飛び出している毛を見ると、あれは、わざと残しておくんだろうか?ほくろ、だから、剃ったり抜いたりできないんだろうか?それとも、剃ったり抜いたりしてるんだけど、ほくろゆえ、そこだけ伸びるのが早いんだろうか?とか、気になります。あ、こういうのをフェチって言うんですか?Q2 異性を見るときまずどこを見る?まず目に入るのは顔ですが、わたしより小顔の異性は困りますなあ。肩とか腰とかが、わたしより、華奢でもちょっと...あ、別に好みの異性を聞かれてるわけじゃないんですね?はいはい。Q3 最近プッシュできる部位は?自分のですか?ありませんねぇ~、見事に。まあ、足の裏全体、土踏まずのあたりは、プッシュすると、気持ちいいですよね。 Q4 異性の好きな部位5つ1.部位ではありませんが、声が落ち着いててよく通る声は好き。 あ、これはヴァチカン鳩さんもそうでしたね^^2.手指 もちょっと気になるかなあ。わたしより白くて華奢だと焦るわ。3.肩 わたしより薄くて、なで肩だとイヤだわ。4.胸 胸板は厚めに、おなかは薄めに...パンダにお願い5.背中 お姫様だっこは無理でも、せめておんぶくらいはしてほしい(笑)Q5 フェチを感じる衣装は?ん~~~?とりあえず、韓国のアジュンマファッションには感じないことが、わかりました。看護婦さんは小さい頃あこがれましたけど。。。Q6 次にバトンを渡す人 イメージバトンと同じランナー、ラッキーデイさんお願いします。何が飛び出してくるか楽しみです~。と、バトンは回して、ほっとしましたが...昨日の夕方、パンダ母に呼ばれて、なにかと思ったら「イモ(お義母さんの妹さん)の家に行こう。道教えてあげるから。」ああ、そういえば、このところ、足が痛いといってるパンダ母。契(ケ)の集金に歩くのも、なかなか大変だから、叔母さんの家くらいならわたしが、という話をしていたのだよ。叔母さんちは、歩いて10分くらいの、いい散歩コースだ。小さなスーパーマーケットを経営していて、お駄賃にお菓子やジュースをくれたりもする。(子供か?!)早速二人で叔母さんち目指して、出発した。ところが叔母さんちに寄る前に、『オンマ ネ チプ』という、めちゃくちゃひなびた食堂に入っていくパンダ母。日本語だと『おふくろ食堂』みたいな感じかしら?いや、名前はいいとしてんまあ~、狭いの暗いの小汚いの、お客もいなけりゃ、店番もいないよ。すぐに出て、パンダ母に「この店は?」と聞くと、「ああ?契(ケ)のお金もらおうと思ってさ。」え?あ、あの~~~、叔母さんちだけじゃないんですかい??ま、まあ、いいか、どうせ途中にある店だし、ついでか。。。それからまた、てくてく歩いて、叔母さんちに着いた。店番は叔父さんで、レジの横から小さな手帳を出してきた。そこにカレンダーみたいに、日付が書いてあって、お金をもらったら、パンダ母がハンコを押すことになっている。「この家は毎日5万ウォン(5000円)だからね。」「はい~。」え?毎日5000円ってことは、ひと月で15万円?それって月に一度15万円を集金したのではダメなの~?よくはわからないけど、ダメだから毎日足を運ぶんだろうなあ...店番が叔母さんじゃなかったので、お駄賃もなくて、ちょっと寂しい帰り道。帰りに、また、おふくろ食堂に寄ってみたが、留守のままだったので、そのまま家に帰った。ところが、パンダ母は家には入らずに、時計を見て、「まだ子パンダ帰ってこないね。よし、もうちょっと行ってみよう!」「え?どこへ?」「集金!」へっ?!そして、パンダ母は、さっさと夕暮れの商店街にとけこんで行った。わたしがついて行くと、バリバリ韓国アジュンマファッションの店に入っていくよ。「今度から、わたしが集金できない時は、嫁が来るから、顔覚えてちょうだいね!!!」「あ~ら、お嫁さん~?!じゃ、おかあさん服の一つでも買ってあげなきゃ~!どれ?どれ好みなの?」あ、いえ、結構です、どれも好みじゃないので・・・「いいんだよ!この子、服はいっぱいあるから、買わなくていいんだって!!!」んぎゃ~!!!そんなこと言っても、今着てるのただのフリース。とても衣装持ちには見えない嫁。でも、パンダ母には、もうそれ以上店のおばさんに反論させない、何かがある。。。その店を出て、また隣の店でも同じように「うちの嫁だから、顔覚えてね~!あたしが来られなかったら、この子が来るから!」「ええ~?おかあさん、どっか海外旅行でも行くのぉ~?」「違うよ!足が痛いときとか、都合悪いとき!!!」「ん、んん~っ!海外行くんだ、1ヶ月くらい!!!」みたいな会話があって、なんかちょっと細木数子みたいなオーラが出てるパンダ母。婦人服の店2軒と、子供服の店1軒まわって、最後に見覚えのある店に入った。そうだ、わたしがパンダ母に服買ってもらった、おばさんブティック『ニューヨーカー』だよ。相変わらず、きんきら派手なおばさんが、恐い笑顔で迎えてくれた。そして、またパンダ母が嫁をよろしく、みたいにあいさつして別れた。まだパンダ母は回りたいような雰囲気だったが、子パンダの園のバスが来る時間が近づいていたので、「じゃ、先帰ってな。おかあさんまだ、何軒か回るから。」と、その店先で別れた。じゃあ、と、手を振って、何気なく、『ニューヨーカー』の看板を見てしまい、どっと落ち込んだ。ビッグサイズ専門店 ニューヨーカー集金や顔見せも疲れたが、その看板で、とどめをさされた。契(ケ)の集金・・・わたし大丈夫だろうか。帰り道屋台でおでんやらトッポッキ食べて、使い込まないだろうか?変な服買わされないだろうか?小心者のわたしは、やる前から色々心配する。もっと明るい風に考えてみよう。あちこち回るうちに、うんと韓国語が上達する。派手なママ友ができる。おふくろ食堂でキムチがもらえる。叔母さんのスーパーでえびせんをもらう。ああ、しょぼい、、、だめだ、思いつかない。。。
2005年11月03日
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先日、パンダが九州行ったときに、友人からお土産にもらったチューリップの球根を植えることにした、秋晴れの昼下がり。サザエ姉ちゃんがくれた、花の種も一緒に植えたよ。うまくいけば、来年の春は、チューリップの脇に、ノースポールとか、ネモフィラとか、忘れな草とか小さな花たちも、ふわふわ咲いてるはずよ。パンダ母に引っこ抜かれなければ。はっ、わたしったら、まだ、ねちねち恨み言?いやん、もう忘れてますよ。球根植える前に、パンダ母に「お義母さん、屋上の鉢、ひとつください。」「?誰に?」「え?わたし。。。あの、これチューリップです。」「ああ?それ植えたいってこと?そんな、ちょうだいなんて言わないでよ、全部あんたのモノばっかりなのよ。」そうなんですか~~~?!うれしい~~~~~~!!もう、うっきうきで、屋上に上がったんだけど、あるのは、ばかでかい、桶みたいな鉢ばっかり。どうしようかな。。。と物置を探してたら!ありました、ありました!!!ちょうど寄せ植えに良さそうな、渋い焼物の鉢!!!全部わたしの物、って言ってくれたよね。聞いたでしょ?聞いたよね~。じゃ、これ使わせてもらいます~~~♪一つじゃたりないから、大きさ違いのお揃いの鉢、もう一つにも蒔いたよ。るるるるるる~~~~~♪笑えたのは、使った土。ざくざくほぐして、掘り起こしてたら、中から、出るわ出るわ、貝殻、卵殻はもちろん、栗の皮、スモモの種、トンコツ(笑)・・・すごく豊かな土かも。。。パンダ母のおかげ?春が楽しみ...わたし、家事は苦手だけど、こういう作業は苦にならないんだよね。ついでに、物置にあった、タライやら花鉢皿やら洗ってて、気がついたら2時間くらい経ってた。下に下りたら、パンダ母が「こんな長いこと何してたの~?!」と驚いていたが、その後「お母さんが、ネギ植えた鉢は使わなかったろうね?」の一言で、わたしのほうがもっと驚いた。全部わたしの物、じゃないんかい?!「えええ?!ど、どの鉢ですかぁ?!わたし、物置にあった鉢を使ったんですがぁ~...」どうしよう、どうしよう、今度はわたしが引っこ抜いちゃったのか?!どきどきどきどき。。。「いいよ、いいよ。」と言いながらも、すでに屋上に向かっているパンダ母。幸い、ネギを植えた鉢ではなかったものの、なんと、わたしが花鉢だと思って球根やら種やらを植えたのは「あんた、これ、トック(餅)蒸すときに使う器だよ。」え゛え゛え゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!!!あの、、、底に穴もあいてましたが、あれは蒸気を通す穴・・・?「いいよ、いいよ、もうそのままで。」すんませ~ん...あ、こんなんです。ね?植木鉢だよね??? それから、ついでに物置をがさごそ見回ってたパンダ母。わたしが下で、くつろいでたら、なにやら壷を持ってきたよ。なんでも鑑定団かい?!「これ、見つけたよ!!!」「なんですか、お義母さん?花瓶ですか?壷ですか?」「違うよぉ~!ヨガンだよ~!!!」ヨガンって・・・何?・・・でもなんかその明るい笑顔に悪いヨガン・・・あ、予感・・・とりあえず、わかったふりして、会話をつなぐ。「へぇ~、何に使うんですか?」「何って、あんた、夜、おしっこ行きたい時に、ここにすりゃいいんだよ。」「!!!!!だ、誰がですか?!」「子パンダだよ~。もう寒いから、トイレに行くのかわいそうだろ?」「・・・は、はぁ~。」「どっかにあったはず、って思ってたんだ~。良かった、見つかって!!!」いや、これですよ?これ。きれいな模様まであるんだけど・・・ もう、韓国ったら...ほんと、使い方がわかりません!!!
2005年10月27日
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屋上の工事がほぼ終わり、秋晴れが続くので、早速洗濯物を干したいのだがまだ、塗料が乾いてないらしく、立ち入り禁止状態。昨日おとといは、トイレの便器や洗面台を取り替えたりでパンダ母はその監督で忙しそうだった。そして、もう終了かと思ったら、なんと、まだ工事は続行、工事のアジョッシも続投、なんせ監督のお気に入り。「地下1階のトイレと水周りの工事をやらなきゃ。あんな地下じゃ、お店もできないよ。」とアジョッシ(おじさん)に言われ、その気になったパンダ母。確かに、地下室の排水はめちゃくちゃだったらしい。雨が降るとすぐに、浸水だし、壁のひびもひどいようだ。「あんたの友達が、ちゃんとうまいことやってやる、って言う言葉を信じて、頼んだのに、なんだったの?!ええっ?!!!」あんた、というのは、言わずと知れた、パンダ父。パンダ父はいい人だけれど、信用できる人、ではない。あ、わたしったら、嫁の立場で言い切っちゃったわ。パンダ母はキャラは濃いが、信用できる人だ。類は友を呼ぶと言うが、パンダ父の友達だ。ちゃんとやる、って言ったって、この通りなのだ。。。「ええっ?!どういうことなのよ?!あたしが忙しいから、監督もできなくて、、、ずっと横で見てたら、こんなことには、ならなかったかもしれないけど。 でも、あたしが、『壁が湿ってる、汗かいてる』って言った時、あんたなんて言った?『夏だからだ』って言ったけど、夏も冬もそうだったの!!!」今度は、その当の本人、パンダ父の友達に電話したパンダ母。でもなあ、もうこの建物建ててから13年経ってしまってるんでしょう?その時に言わなきゃなあ。。。とにかく、地下室も、先日店子さんが出てった1階も、リフォームすることに決めたようだ。屋上のタンクを移動させるだけのつもりが、とんだ大工事になってしまったよ。でもさあ、そのアジョッシもちょっと怪しいんだけどね~。屋上みたら、塗料塗ったはいいけど、なんかぼこぼこのとこがあってクレーターみたいなんだよね。えええ?ここって月面~?!...みたいな...それでいいのか?そんなもんなの?それに、昨日、洗面台もって来たのはいいけど、横幅長すぎたでしょ?ありえないよね、はじめに測らんかいっ!!!そんで二度びっくりしたのは、その長すぎた部分を切るっていって別の業者2人を呼んで、んぎゅぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!!!!!って切らせたはいいけど、それの人件費が一人あたま30000ウォン(3000円)ってどういうことよ?!アジョッシが勝手に、長い洗面台間違って持ってきただけでしょうが?よく怒らないよね、パンダ母も。「ああ、アジョッシはああいうの(洗面台)切るのは、得意じゃないんだ。人それぞれ、得意な分野が違うからね~。」と、何事もなかったかのように、平然としている。怒りどころが違うのか?!!!いつものように、切れのいい、キレをみせてちょうだいよ~~~!!!地下室や1階のリフォームにしても、色んな業者をあたって、見積もり出してもらったり、評判聞いたりしてからでもいいんじゃないかしら???アジョッシなんか、見積もりもなにも、ひどいどんぶり勘定だよ。そんなもんなの?どこのおうちも?なんで、そんなアジョッシを気に入ってるのか、わたしにはさっぱりわからない。一日中タバコくわえっぱなしの、ヘビースモーカーだし。屋上引火したらどうすんのよ?もうアジョッシ自身が、火気厳禁、って感じだよ。工事が続くってことは、まだまだ、午前午後の休憩の時間にコーヒー出したり、チヂミ焼いたりしなきゃいけないってことだよ。パンダ母はいつ契(ケ)の集金に来てって電話かかかってくるかわからないから、家を空っぽにするわけにはいかないので、わたしだって外出できないし。わ~ん、来週の月曜は、お茶しましょうって約束してるのよぅ~。パンダ父はノータッチだし。あ~早くパンダが帰ってこないかな。あと、5泊6日だ。ふぁいと~!
2005年10月19日
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今朝は、4時すぎのバスに乗って、空港まで向かうパンダ。3時には起きて、ラーメンでも食べてくか~、と話していたら昨晩、パンダ母が「ちゃんとご飯食べていかなくちゃ!!!ラーメン一杯でどうすんの?!」と怒り出した。パンダはのほほんと、「じゃあ、2杯食ってくよ。」と、全くズレた返事をしてて、わたしは内心ぷっと、吹き出していたのだが、黙って、お米をといで、炊飯器のタイマーを2時に合わせておいた。「じゃあ、もう今日は寝られないね!」と、張り切っているパンダ母。 「なんでだよ~、お母さんは寝なよ~、オレらは起きてるから~。」パンダが、「オレら」(ウリ)って言ってくれたので、わたしはちょっとご機嫌さん♪「あっ、そ?!じゃ起きてなさいよ。わたしゃ寝るから。」と、パンダ母は言ったが、絶対徹夜だとわたしゃ思ったよ。徹夜、とまではいかなくても、3時前に「ご飯食べなさい」コールはあると思う。パンダはずっと、昨日からの日本語の練習を続けていたが、途中で飽きたらしく、途中TVを見たかと思ったら「奥さん!シルレア(室内履き)って英語でなんて言うか、知ってる?」と聞いてきた。「え~?...ルームシューズとか~?」「違いました~。答えは『エクスキューズ・ミー』です~。」「???」「シルレハムニダ~!」(失礼しま~す=エクスキューズミー)「...」「シルレアムニダ~!ね?室内履きでしょ?それでエクスキューズミ~♪」...気に入ったらしい。「今日の、それ、それに書いといて!!!」それ、というのは、わたしのブログのことよ。リクエストされちゃった。サザエ姉ちゃんから「載せるな!」というメールが来ることはあるけれど、「載せてくれ」ってのは、初めてだな、ははは。でも、パンダのご要望に応えて、載せとくね。みなさん、笑ってやって。(ネタじゃなくて、パンダ夫婦を???)さて、その後もパンダはあちこちのチャンネルに飛びながら、TVっ子になっていたようだ。夕方、3時間ほど寝たので、もうずっと起きてるらしい。わたしは12時をまわったところで、ちょっと仮眠。はっと、起きて「何時~~~?!」と聞くと「2時~~~!!!」それから、わたしも起きて、PCのぞいたりなんかして、パンダはまた日本語の練習。そして、わたしの予想通り3時前に、上からパンダ母の「ご飯食べなさ~~~い!!!」の声。昨日の晩ご飯のおかずのほかに、新しくワカメスープが加わっている。やはり徹夜だったのか?!いそいそと、キムチも切ってる。ホントはそれ、嫁の仕事なのか?!「奥さんは2階に行ってなよ、子パンダ起きたら大変だから。」「あ、あへぇ、ぇへぇへぇへ...」ご飯の後は、やることもなくて、忘れ物はないか、チェックして、またPCをのぞいた後着替えて、さあ、いってきます~。あんまり早くバスターミナルに着きすぎても、寒いからね。一応、3階にも顔出して「いってきま~す!」どすどすどすっ!!!とパンダ母の力強い足音が、2階のわたしにまで響いてきたよ。「あ~、もう出てこなくていいから、寝てて!!!」「@#$%*★凹△&%$#@~~~!!!」と親子のやりとりも聞こえるぞ。1階の玄関に下りて、じゃあね、気をつけてね~と、冷えた空気の中で別れを惜しむパンダ夫婦。(ほんとか?!)見送って、シャッターを下ろし、ドアに鍵をかけて、さあ、寝ましょ♪と思ったら、まあ、びっくりどすどすどすっ!!!パンダ母が、3階から下りてきたよ。暖かそうなの着込んでるなあ~。「もう行っちゃったの?!」「はい。」「バスターミナルだろ?」「え、ええ...」え?ええ??えええ???ついていっちゃったよ...すんご~~~~い!!!え?それもほんとは、嫁の仕事なんですか?!ま~さ~か~ね~~~。ありゃりゃ、寝ようと思ったけど、シャッターも鍵も開いてるし、待ってなきゃ...しっかし、韓国のオモニ(お母さん)はどこも、こんな感じですかい?考えられないよね、日本じゃ。特にうちの実家の母なんかは、淡白なほうだし、ありえな~い!!!待つこと40分(!)パンダ母が戻ってきた。あんまり遅いから、仁川空港、いや、日本までついてっちゃったかと、心配したよ。「バスが出るの見送ってきたよ。ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ...8人乗ってたよ!」はい、はい、それはお疲れ様でした。パンダ母、すごく満ち足りた表情だよ(笑)ランナーズ・ハイみたいな。「だって、ほら、一人歩きは、危ないだろ?!」ん~、お義母さんも帰りは一人歩きだったんじゃないですか?「パンダびっくりしてたよ。ひょいと後ろ向いたら、お母さんがいるから。」そりゃ、びっくりだと思うよ。「じゃ、もう寝な!!!」寝るつもりでしたが、ここに日記書いてからにします~。は~、やっと眠れます~。みなさん、おはようございます~。そしておやすみなさ~い☆
2005年10月17日
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今週に入って、ずっと屋上は工事中。作業するアジョッシ(おじさん)が、仕事も速いし、思ったとおりの事をしてくれる、と、パンダ母はとっても気に入ったようで、はじめは水のタンクを移動するだけのつもりが、あれよあれよという間に屋上の畑や花壇もなくなり、トンガラシのジャングルもなくなり地面はセメントを流し、囲いはペンキを塗っているところ。そして、なんと!今日からは、2階と1階のトイレの便器も新しいのに入れ替えだって。どうしたんだよ~~~~?!言っちゃあなんだが、パンダ母はとっても倹約家だ。けち、と3mmの差しかない。とわたしは思っている。しかたがない、戦中戦後、とっても苦労された世代の人だもの。実家の父ちゃんもそうだったよ。。。その、パンダ母が、調子にのって、そこまでリフォームを任せるというのはよほど、そのアジョッシを気に入り、信頼しているからだと思う。さて、そのアジョッシが昨日から、今日にかけて屋上の囲いを塗るのに持ってきた、塗料。一斗缶が5つくらいあったのだけど、その側面の注意書きがとってもわかりやすかったので、紹介します。 日本でも、カサのマークや、火のマークは良く見かけるけど。上左の人物は、え~っと、重いから持ち上げる時は、腰痛めないでね、ってこと?それから、そのお隣さんは、うっかり落っことしたら、足の指怪我するよ、って警告してくれてるのね?絵だけで、いずれも文字での説明がありません。見りゃわかるだろ?という、塗料会社の社長の荒い鼻息が聞こえてきそうです。しかし!!!下の段!!!その火、燃えすぎ!!!てっきり「火気厳禁」かと思ったら、注意書きのハングル...なに、なに...!!!「引火性物質」隣の×は何?!!!「有害物質」怖い骸骨マークは???!!!「生食毒性物質」???生でこれを食べる人はいないと思うけど。。。かといって、引火物質だから、火を通して食べるわけにもいかないし。。。なんだか危ない物がてんこ盛りって感じがするのだけど。。。でももう塗っちゃってるよ。ああ、塗る人は気をつけて、危険ですよ、ってことだよね?ね?ね?で、アジョッシさえ気をつけて、塗ってくれて、乾いたら、もう安心してね、ってことだよね?ね?ね?ああ~、それともわたしがハングル読めないだけで、その下に「な~んちゃって、上記のような危険な物質は使用していません。ごめんね、脅かして」とか書いてあるんじゃないかな?書いてあるんじゃないかな?書いてありますように。書いてあったらいいな。書いて...ないの?!ハングル読める方、どなたか、コメントください。
2005年10月14日
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今日もとっても良い天気。子パンダが描いた、世界地図の布団も、干した。お日様ありがとう~!子パンダ、お母さんは怒らないよ。お母さんだって、小学校3年生くらいまで、地図描くのは得意だったよ。さて、誰もいないし、PC三昧かしら~?と思っていたら、さっき、パンダ母がこ、これを...!!!大量のコチュ(とんがらし)!!!うっ!目がからい!!!(と韓国では言います)今から、これのてっぺん全部もいできます。今日の更新はこれでおしまいかも。。。ひぃ~~~~ん(涙)お日様のおかげで、布団も乾けば、コチュも乾く、というわけですね。。。 パンダ母、季節外れのサンタクロースみたいでしたよ。
2005年10月06日
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うちの目の前には24時間サウナがあって、結構大きいし、色んなお風呂もある。中にはゲームセンターや食堂、トレーニング器具もあって、一日中遊べそう。前まで5000ウォンだったが、お客さんの入りが悪いのか、この夏に3000ウォンに値下がりした。それはいいんだが、2日か3日に一度、でっかい石油タンクをつんだトレーナーがやって来るのだよ、給油に。それが、ぶおぉぉぉぉぉぉぉぉん、とでかい音と振動で、我が家に響いてくる。今日は、朝の5時半にやってきた。パンダも子パンダも熟睡だが、わたしはすぐに目が覚めてしまった。なんでこんな朝っぱらから給油なのだ?だいたい、給油のペースはわかるだろうに、なんで昼に入れとかないかな?わたしなんか小心者だから、もしも、もしもあのタンクが爆発しちゃったりしたらどうしよう~~~?!とか思ってて、目の前に24時間サウナが出来た時点で、寿命が3年くらい縮んでいるのだ。二度寝しようと思ったが、多分寝坊してしまうので、そのまま起きていた。雨の音と、給油の音とでうっとうしい朝だった。。。。。。。。。そして午後。パンダが「奥さん、久しぶりに外で食べようか?」と誘ってくれた。「何でもいいよ、トンカツでもピザでも。」なんてタイミングが悪いんだ?!さっきキッチンに行ったら、昨日の夜から、パンダ父にもパンダ母にも一口も箸をつけられていない気の毒なきんぴらゴボウがあったからご飯食べちゃったとこだったのよ!!!きんぴらだけ食べるつもりが、甘辛いのはだめねえ~~~~ご飯が、ご飯が進むくん!!!!!かろうじて、おかわりだけは、こらえたよ。「う、う~ん、、、あっさりしたのが食べたいな。冷麺とか。」「え~?!もっと、こってりのでもいいよ~。」「う~ん、、、じゃあ、カルグクス。(手打ち麺)」「そんなんでいいの?」「うん。」と、家の向かいの手打ち麺屋さんに行った。「カルグクスふたつ!ひとつは大盛りね!!」とパンダが注文した。そしてにっこり笑って「大盛りは奥さんのね^^♪」なんでこういうときに限って、妻を気遣ってくれるのかなあ?すんごいお腹いっぱいになった。かなり量が多かった。そりゃ麺好きのわたしだけど...なんかさっきからもう相撲取りみたいに食ってる。。。ごっちゃんです。さて、家に帰りましょ、と思ったら、家の前にドカッと、トラックが横付けですよ。荷台には、大量のチャメ!!!!!マクワ瓜ですよ、マクワ瓜!!!!家の中に入ろうとしたら、運転席からおじさんが降りてきた。「瓜買って~、瓜~~~!!!安いよ~。一袋5000ウォン!」見ると、ほんと大量の瓜が袋詰めされている。安いのは安いけど、、、誰が食べるんだこんないっぱい?「ええ~、安いけど、多すぎるよ。3000ウォン分でいいよ~!」「ああ、そんなこと言わずにさ~。美味しいからこれくらい、あっという間に食べちゃうよ~!!!」人のよいパンダは、おじさんと世間話した後に買っちゃってた。新聞紙の上に広げてみました。美味しそうでしょ?懐かしいよね。 食べてみたら、本当に甘くて美味しかった。(また食べたんかいな?!)「美味しいね~!パンダ、おじさんに『美味しかったです』って言ってきなよ!」「奥さんが言っておいでよ。あ、奥さんが売ったら?あのおじさんなまりがすごいから。大邱から来てるんだって!」「大邱のなまり?」「うん。でも可愛く聞こえるよ。あっちのほうの方言って。」「ふ~ん。」「うん、ソウルのお兄ちゃんがそうだったでしょ?兄嫁さんの話し方が可愛かったんだって。」「そういうのあるの?」「あるよ~~!!!八重歯の女の子がちょっとなまって、話してるのなんか可愛いじゃないか~~~!!!」「え?八重歯って日本じゃ可愛いって言われるけど、外国じゃ嫌われるんだよ。八重歯可愛いと思うの?パンダも?」「可愛いよ~!!!あ、可愛い子が八重歯なら可愛いけど、可愛くない子の八重歯は可愛くない。」あんた昼間っから何わけわからんこと言ってるのよ?!なんだか、不機嫌になったわたしはPCに向かい、今日の日記を書き始めるのであった。パンダはなぜ奥さんが不機嫌になったのか、よくわからないらしく、自分も机に向かって作業を始めた。外にはまだチャメ売りのおじさんがいる。「チャメ~~~、チャメが3000ウォン~~~!!!5000ウォン~~~!!!」あれ?さっき、3000ウォンのなんてなかったじゃないの、おじさん!!!わたし達が、多すぎて食べられないよ、って言ったから、あわてて小袋のも作ったのね、きっと。あれ、売り切らないと、大邱に帰れないんだろうか?ここから4時間近くかかるんだって。石油タンクとかチャメ売りとか我が家の前って色々やってくる。おじさん、いつ帰れるんだろう?
2005年09月30日
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