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2013.06.30
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今回は、
キラキラ光るうろこがキレイな世界的大ベストセラー、
だけどちょっとメッセージの捉え方が様々な絵本をご紹介

にじいろのさかなブック
「にじいろのさかな」
作:マーカス・フィスター 訳:谷川俊太郎
本体価格1800円
講談社 1995年11月発行

虹色に輝くうろこを全身にまとった魚 にじうおがいました。
その美しさは みんなの憧れの的。

ある日 一匹の あおい魚が
ひとつでいいから、そのキレイなうろこをちょうだい!
とお願いにきます。
でも、にじうおは あげませんでした。
その噂は一気に広まり、
にじうおは 嫌な奴だと、
みんなから完全にそっぽを向かれてしまいます。
ひとりぼっちで寂しくなった にじうおは、
海で一番賢いといわれている タコに相談にいくのですが…
というお話

にじうおの自慢のうろこがキラキラ光って美しい

世界で2000万部も売れている大大ベストセラー絵本!

とても有名なこの絵本ですが、
賛否両論の声をよく耳にする絵本でもあります

それは…
にじうおが自分の美しいうろこを

みんなと仲良くなれたという結末にあるようです

欲しがってる人がいるからといって、
短絡的にあげればいいというのはどうか…、
物で問題を解決しているんじゃないか…、
などというのが否定派の意見

たしかに…
そう感じてしまう気持ちも分かります。

でも、
この絵本が伝えたいのは

外見の美しさではなく、内面の美しさにある。

ということだと私は解釈しています

にじうおが、
“どうしてみんなは自分を好きになってくれないのか…”
と思い悩むシーンが描かれているところがポイント

この絵本では、
鼻高々で高慢な性格だった にじうおが、
他人を思いやることで得る喜びや幸せを知り、
大切な仲間を作っていく。
という成長を描くことで、
読者にメッセージを伝えているのだと思います

そこがお子さんにちゃんと伝われば
とても素晴らしい絵本なのですが、
誤解されやすいストーリーであることは否めません
ここが難しいところなので、
定番カテゴリーには入れませんでした…

絵本に限らず、
本や芸術というジャンルは、
人それぞれ解釈が違ったりするものなので
いろんな感想があってもいいでしょうね

でも!

人の物をいつまでも欲しがり、
もらえなかったからといって
それを周りにいいふらす あおい魚は
かなりの問題児だというのは間違いありません!
この魚の行動を子どもと話し合うのも
この絵本の大切なポイントでしょうね

出版社推奨対象年齢は、
読み聞かせなら3才から、
ひとりで読むなら6才から、になっています。

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Last updated  2013.07.02 00:00:18
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